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/*
ちょっとこのアジトの方にも、
共存派の居場所見つかったぜ!!! みたいな騒ぎを(このあと深夜軸のソロールで)持ち込もうかと思うんですが、
高尾さん大丈夫でしょうか……!
(おそらく今後影響が出るのが高尾さんお一人なので……)
*/
/*
ちょ、6秒差!ご、ごめんなさい!
とりあえずこちら絞めさせていただきました!
深夜軸であれば戻ってると思うので問題ないです!お願い致します!
*/
>>70歯
――知ってる。
いなくなるまで、見てた、から。
だからだよ!今までりっちゃんがくれた分!
おれらが幸せになるんだよ!
[もう言い淀みはしなかった。まっすぐにあなたへ向かおうとしたが]
う お。
[黒球を避けようと、膝をつきかがむ。黒球が当たっても避けられなくても、黒球の隙間を縫い進みあなたに近づこうと腕を伸ばし続ける。]
>>=105猫
[でしょう、と言いたげに首を傾げた。]
[子供から大人になった以上に、妖怪となったあとは、その在り方や役目なんかに自分をはめ込むみたいに、立ち振る舞いなんかも変化をしたけれど。
その中身は間違いなくあのこの延長線上だったし、あなたと話す時だけは記憶の中のあのこが言動に顔を出すのだった。それは幸せを願ってくれているあなたへの甘えなのかもしれない。
でも、あのこだった頃にあなたが「自分の物」だったからこそ、あなたが「あなたのもの」となった今は、あなたの意志を考えて口にできないこともしないことも増えた。
あなたの世界は小さな家ではなくなったから。]
……そうよ、気を付けて。
腹巻の圧でぺちゃんこにならないといいけど。お腹がぺちゃんこは結構なホラーよ。
[人に使われる道具が、愛情を向けられていた道具が、そんな“感情”を持つ必要なんてない。
必要とされている“感情”は、きっと主の役にたって、主のことを思うことで、機能を保全して、機能を発揮して、使えなくなったらはいオシマイ。
それが悪いなんて思わない。誇りにすら思っている。
あのこの幸せを願うだけで、綿の詰まった胸が暖かくなって、幸せに思えるくらいに。この手足が、綿の詰まったこの身体が、あのこの役に立てるかもしれないとそう思うだけで、震えるほどに嬉しくなるくらいに。
だけど、それでも──自分に他の、“感情”があっても構わない。
……構わないと、そう思えたのだ。]
/*
あっ、いえ、先に確認しようと思っただけなのでお気になさらず!! こちらこそRP中にごめんなさい!
わりと遅い時間帯に落としてしまうことになると思いますので、
置きレス……というよりは、状況提示ーみたいな感じで受け取っていただけると幸いです……!
そして〆お疲れ様です、こちらも次の返しで〆させていただきますねー!
*/
>>72天
っ、だから、私は――!
[あの子を失ったからこそ、止まるなんて出来ないと思った。あの子のため、なんて言いたいわけではなくて、自分への一つのけじめとして]
[闇の塊はあなたの手足を吸い込み、捻ろうとするだろう。でもそれを避け、あるいは抗うなら、]
――あ、
[手は届く。それに怯えるかのように、女は自らの手の中に、闇色の短刀を生み出した]
/*
かしこまりました!
そろそろ落ちますので、おそらく確認は朝になると思いますが…!よろしくお願い致します!
*/
>>=107狐
[うむ、と頷いた。]
[ときおり覗くあのこの言動ばかりに構うことは、なかった。あのこの言動を無意識に求めることも──ないとは言わないけれど──多くはない。
今も昔も、あのこはあなたで、あなたはあのこだ。
甘えられても、叱られても、それでいい。
ぬいぐるみはあなたも、あなたの中のあのこも、ぎゅうと抱きしめる。
それはまちがいなく、幸せなのだ。
自分が自分のものと言うには、まだ──綿か、経験か、自覚か、何かが足りていない。
やっとそれに手を伸ばしはじめた所で、あなたがそれをどう思っているかは、知らない。]
ウン。
……あー。でもまた開腹手術ってめんどくない?
まあ、なんか、考えとく……ともかく綿は買っとくけど、[お腹をさする。]どれくらい要りそうだった?
/*
とりあえずもろもろの事情で(高尾とのやりとりでねね殺すわけにいかなくなった)ねねにぶつけられなかった分をモノローグで表だしした
/*
おつかれさまです!お相手ありがとうございました!
私も明日日中なら反応できると思いますので!
*/
[だから、もう一度、]
……、気張れ。歩き出さなきゃ、どこにも行けねえ。
[もう俯くのはやめて、顔を上げた。
見下ろした街は漆黒の闇に包まれはじめている。
黒いドレスも、黒い烏も、いかなる隙間も駆け抜ける鼠も、この闇の中に確かにいるのだ。
──この街に。街の中に。]
[その街を、じっと見つめていた。ガラスの光彩に焼き付けるように。]
[腰を上げるのは、もう少し先だ。**]
>>74歯
!
ぐ、ぐぐぐっ……。
[無防備な手足はあっさりと闇の塊に吸い込まれる。
捻られそうになった手足に力を入れると――メリリ。子供の細腕から筋張った筋肉が盛り上がりる。乱暴に手足を振るい闇の塊を放り投げようとして、抵抗する。抜けられたかの可否に関わらず、手を伸ばし続ける。]
ぐうううざ、さ――沙霧サン!
[手を力強く握りこちら側へと引っ張ろうとする。
だが、闇の塊へ意識がいっていて、短刀に気付けていない。「早く、こちら側へ」その意識のあまり、腕の力も方向も調節があまりなされていない。]
/*殺さなきゃっていうのもあるけどバトル的描写が難しい……語彙がないよう……*/
>>76天
[あなたのことを、か弱い小鬼だと思っていた。けれども、小さくても鬼は鬼であると、初めて見せつけられた事実に目を見開く。その間に腕を取られて、強く引かれて、]
は、離して!
[短刀を振ってがむしゃらに抵抗する。このままこの腕に収まってしまったら、決意だとか何だとかが、全て吹き飛ばされそうな気がして――]
/*一平ちゃんが漢や……そしてトキワとあきらくんは同じ陣営でよかったなぁ……と思うんだけど……あきらくんは裏切ったりしないよね……?(震え声*/
>>=108猫
[一度死んでも記憶を持つ一続きの自分の幸せを願って、それに幸せを感じてくれているあなたも、それはあなたの付喪神としての在り方だと思うし否定したい訳ではないのだけれど。
他人に依存しない何かとか、あなたがあなたのものであるといえる何かとか、そういったのを持ってほしいのも事実なのだ。]
ないよ。面倒がるわけないでしょ。
……これ位。[あなたの戻った右腕を指さした……。]まぁ、右も元のやつで量増やしてるし……私が買った方が早くない?
[ジェスチャーで示すか、売っている袋の大きさで示すかと両手が動きかけて、早々に諦めた]
お茶、入れてくるよ。少し、一息いれましょ。
[一仕事終えたし、と立ち上がって一度その部屋を出て行く。少しすれば二人分のお茶が入った急須と湯呑を二つ持ち帰るんだろうけれど**]
/*
修理RPありがとうございました……!ちょっと眠気がだいぶ来てますので、〆させて頂きました。すみません。
お先に失礼しますー。**
>>77歯
[額からは角が普段二重の目は赤黒く濁りつつある。子供のサイズであるが一見すれば鬼だと分かる程度には彼は妖怪の形を取っていた。]
やだい!沙霧サンは!んな暗いもん投げつけるやつじゃねーもん!
[抵抗するあなたに言い放つ。逃がしたくない。幼馴染のようにもう次会えないかも知れない。
短刀に気付けば武器を持っていたことに驚き、腕の力を緩めるだろう。]
>>78天
じゃあ、もう私はアンタの知ってる沙霧じゃないのよ!
だからもう――
[そこで腕の力がゆるんだ。その隙に振り上げた短刀で、あなたの腕へ切りつけようと]
/*
事故るのが難しくて長時間!!!申し訳なく!!!!
*/
>>=109狐
[あなたは気づいているかも知れない。
このぬいぐるみは、目覚めてから一度だって“自分を示す表現”を、したことがない。その言葉を、まだ持っていない。自分が“私”なのか“おれ”なのか“アタシ”なのかすら、わかり得ない。性別さえ、他人が投影するものに身を移し──
──そんな状態で「自分は自分のもの」なんて言えない。
だからまだ言わない。まだ、だと、それは言えるけれど。]
ありがたいけど、睡眠時間はちゃんととってね。
[もしかしたらそんな時間を過ごすことが、あなたの気が安らぐことかも知れないと思えば、それ以上は抵抗しなかった。]
……これくらい……? ちょっと余分に買っとこうか……ときわちゃんとこ置かせてくれる? あー、いや……じゃあ、一緒に行こうか。
[諦められたので、結局妥協点をそこに置いた。]
ありがと。少しでいいよー、綿の代わりにお茶入れるのもナンだし。
[出て行くあなたの背に声を掛けてから、借りていた裁縫箱を返しに、詰め直してもらった右手を動かすのだ。
戻ったあなたとまたしばし、緩やかな時を過ごすんだろう。**]
/*
お疲れさまでした! こちらこそありがとうございました……遅くまで……でも常盤さんとしゃべれていちゃついて嬉しかったんだ……。ありがとうございます、おやすみなさいませー
>>79歯
え――!
[向かってくる短刀を反射的に弾こうとして腕を振るった。防衛本能。その振るい方は大振りで、力加減がされていない。振るう手の爪は鬼のもので鋭い。あなたの腕を弾くか――それとも ]
/*>>天
表RPへ灰で叫び続けるお仕事を続けてしまいそうなのでお先に失礼します!また明日できましたら……
頑張ってくださいーー楽しみにしてます!*/
/*
事故るううううってのはRP的なアレじゃなくてあれです、命を刈り取る一打が発生してしまうううううわかってるけど発生してしまううううううって感じです 誤解招く表現だと思ったので補足。
/*>>猫>>狐
お二人ともお疲れ様でした!表優先しつつソッと見守っておりました…!明日も灰で呻く仕事が始まるお……。
おやすみなさいませ!*/
>>80天
[あなたの鬼の力は、女の細腕など易々と弾いた。否、弾いて尚余りある]
あ、っ
[だから。鋭い爪の勢いは、黒いドレスに包まれた胸元までも、簡単に刺し貫いたのだ]
/*一平ちゃん主人公、あきらくんその友達で戦闘経験的に先輩のやつ、常盤さんは見守りヒロインで、俺は料理屋です*/
>>81歯
[この小鬼は自分の立場の低さから北の国でも争いを避ける傾向にあった。故に力加減が身についていなかったのだろう。あなたを防ぐために必要な力は分かっていたつもりであった。だが、とっさの反応にまでは反映できなかった。]
あ、?
[さっくりと。突き刺さる爪。
どこに?
あなたを見てパチクリとまばたきをした。]
へ…?え?
[腕をひき爪を抜く。ぽっかりと空いた穴は闇色のドレスと一体化しているようだった。]
/*ブンクラさん(予想)PCを殴り殺したの二回目……?*/
/*あっすいません胸に穴開いてる確定しちゃってたけど、大丈夫かな…*/
【神社/朝】
[死者の道行きは静かなものだ。すれ違う人々にぶつかることもない。それでも敢えて人やものをよけながら進む。あまり死者の条理に慣れてしまうと、それだけで戻れなくなる気がした。]
……。
[神社に近づくにつれて、知らず、口数は少なくなる。あなたの手をぐいと引いた。異郷の神とはいえど神域に、死者が立ち入ることは憚られる。何か障りがないとも限らない。鳥居のあたりまでが、相応だろうと踏んだ。]
この辺で、待つとするか。
[そう立花に声をかけ、佇むうちに。現われる人影、しかしそれは神社の内側からでなく、階段を上がりやってくる。]]
>>82天
[あなたの爪に貫かれた本人もまた、何が起きたか完全に把握できていないかのように、目を丸くして己の胸を見ていた]
[爪が引き抜かれる。胸に、穴が開いている。黒い短刀が知らず手から滑り落ちる。黒く染まった指先を胸元に伸ばして、]
…………ああ、
そうなの。
[何かを理解したような呟きだった。河川敷の草の上、どこかゆっくりと、黒いドレス姿が崩れ落ちて]
明日の不在予定思い出したのが今日の夜だったのだよね!悲しみ!
(>>4 鼠 から 一連の狐とのやりとり)
(ねね……か)
[こちらに気づく様子は、ない。そしてこちらからできることもない。襲撃か、と身構えたが、しかし旧知の鼠は、自分たちと同じように、鳥居をくぐることはない。]
[玉砂利を真っ直ぐに、奥。聞きなれた、けれどひどく研ぎ澄まされた声がした。常盤。青白い顔の中で、瞳だけが痛いほど強く、]
……俺が死んだのも、リッカが死んだのも、別にお前のせいでもなんでもねーのに。
なんだってトキワ、お前、そんな顔すんだよ。
[ぼそりと呟いて。2人の友人の間で交わされる、張り詰めた会話を眺めることしかできない。隣にいる立花のことは、手だけ離さないようにしながらも、気遣う余裕はない。]
ねねのやつも、何も、わざわざトキワに会うこと、ないだろ。
なんでこう……くそ[舌打ちして、罵倒を飲み込む。]
/*2日目共鳴での常盤さんとのロールがすごいリッカちゃんの話を巡ってめちゃんこ擬似夫婦み出ててありがてえ〜〜〜〜ナルギレは爆発〜〜〜あっ死んでた を繰り返してるんだけど、でもナルギレは動かせば動かすほど小学5年生に見えてくるんだ しかたないね*/
>>83歯
[倒れたあなたを見てようやくこの小鬼が自身が何をしてしまったのか理解した。]
――ああ…ぁぁあああっ!
[倒れるあなたの元に駆け寄ろうとしたのに。膝から崩れ落ちその場に座り込んでしまった。
その鬼のものの目からは涙がポロポロと溢れ出る。涙が溢れると共に、盛り上がった腕も、赤く濁った目も、人の子供のもののように戻っていく。]
いやだ……。いやだよ……!
[少年の見る方角に倒れるあなたがいなければ駄々をこねる子供のようにも見えただろう。草原の向こう、夕日を浴びて川は穏やかに流れていた。]**
/*常盤さんは大事、ねねさんは悪友、あきらくんと一平ちゃんは個人として認めつつも弟分、リッカは妹か娘みたいな気持ちだよ 俺をパパにするんだよ
高尾さんはなんか敵対しちゃったけど全部片付いて平和なエピだったら仲直りしたい そんで男友達ほしい ナルギレは友達が少ない
沙霧さんあんまり絡めてなくて悲しいので墓下でな!なんとかな!するぞ!!(決意)
/*コピペ用
◆墓下設定
・浮遊霊のように好きなところに移動できる
・墓下同士なら触れ合えるが、地上のものには干渉できない
・いわゆる「あの世・黄泉の国」からの引力、誘惑のようなものを感じている。感じ方は人それぞれ(成桐は足元の穴、立花はふわふわした光)
/*うーん、どう前向きにさせたもんかなあ。
最終的にはぺいはあきらがいれば大丈夫な感じだけど。常盤さんに頼れるようになればもっと大丈夫そう。*/
/*まあ正直どこが死んでどこが残ってもPC視点しんどいんだけど……。予想より修羅い。
こいつが残っても大丈夫?みたいな…心配が…。自分以外の方が面白くないんじゃ……みたいな……不安が……。今日長くお付き合いさせてしまったせいかその反動でこう……。
でもこいつが死ぬとあきらと常盤さんがしんどくなるんだよーーー*/
/*全然関係ないこと言い出したので、立花ちゃん立会い時に書き溜めておいたけどバタバタして使わなかったやつ供養して寝よ。
【秘密基地/深夜】
[人のいない商店街を抜け、転々とした灯りを辿れば、秘密基地に着く。
どうしても屋敷にいられる気分でなかった。
ーー沙霧は主人殺しの犯人である。
いずれ結婚する相手、それは遠い未来で現実感は薄く。相手に正しい態度を取っていたか、自信はなかったらしいが。
他の誰かと共に生きる約束。それに楽しさを見ていたからーー余計に理解しがたかった。だが受け入れずに駄々をこねるほど開き直れもしなかった。せめて今晩だけは遠のこうと、立花始め子供達との思い出がある、自然とこの空きビルに来てしまったのか、それとも。]*/
[この雌ネズミは駆けまわっていた。自らもが伝達ネズミとなったように方々を駆け、共有派の潜む先を暴くべく注力していた。それは他のネズミ達も同様で、故に、悪友の最期も、知りえなかった。]
【結界前:深夜】
[それは努力の結果というより、まったくの偶然であったといい。その微かな揺らぎに気付けたのは、あるいは神社をねぐらとした日々の、皮肉な賜物であったのかもしれない。]
(……やっと。見つけた。)
[触れれば、風景は水面のように揺らいだ。数が集まれば。妖力が集えば、おそらく突破はなるだろう。数は小妖怪どもが力を増すための、最も単純な理(コトワリ)だ。故に、この雌ネズミは、一斉に伝達を走らせた。"こちらの群れ"の全てを、呼び寄せる為に。]
【某廃ビル:深夜】
[連絡ネズミが。連絡ネズミ達が。
廃ビルに次から次へ駆け込んでくる。
部屋に、よく親しんだ姿があったかは知れない。
ビル内に、馴染みの姿がいたかは知れない。
ただ、連絡ネズミ達はよく働いた。
廃ビルに屯する数多の妖の内、ネズミ達の言葉を解するものが、さらに声を張り上げた。]
[「共存派どもの巣が見つかった!」]
[支配派の妖どもはにわかに色めき立つ。飛び出すもの、伝播に回るもの、この後に及んで尻込みするもの、それを咎めるもの、様々が入り乱れ、動きに動き、揺れに揺れ、廃ビルそのものが蘇ったかのように、喧騒に満たされた。]
[――連絡ネズミ達はよく働いた。錆ドアの一室に駆け込んだネズミは、一枚の紙を咥えていた。
雌ネズミ"ねね"と、その悪友と、昔馴染みと、愛らしく懐いていた少女が、屯していた一室で、埃だらけのテーブルに駆け上った連絡ネズミは、咥えた紙が部屋の住人の手に渡るのをじっと待った。紙には、太く輪郭の乱れた、汚い字で、こうある。]
[ 「"さきにいく"」 ]
[署名はない。字の部分はところどころ破れかけていて、まるで小石か何かでなすったようだった。この一室でこの連絡ネズミが待ち続けることだけが、唯一、発信者の手がかりだった。**]
[先に集った妖どもは、見る目に脆弱であった。ただ、数だけは、ぐんぐんと増え、やがて攻め込むに至る、一応の力を得た。]
[伝達ネズミの意を一早く解した妖獣の類、どの物陰にも潜む小妖ども、意志持つ蟲の類、そして、最も多数の妖鼠どもが、この群がりの大半を占めていた。ちらほらと力あるものも見られたが、そのようなものは皆、昨晩からの争いに逸っていた。
[故に、事は簡単に済んだ。
"こちらの群れ"の集結を、一度は待とうとした連中に、「驚かせてやりましょうよ」と、声をかけただけだ。
それだけで、侵攻は始まった。]
[とかく、急いていた。探り当てたことを知ったであろう相手に、また身を隠されるわけにはいかなかった。報を受けた"こちらの群れ"は集い、続々と数と力を増すだろう。それで構わない。ただの時間の問題だ。群れはこの先行隊の足跡を通り、必ず事を成すだろう――。]
【東亰の主の屋敷付近:深夜】
[結界を突き破った"群れ"が、屋敷目掛けて蠢き進む。]
――――。――――――――。
[高周波。駆けながら、うねるように、響かせ続ける高周波。それは、周囲を濁流のように往く、数多の妖鼠達への鼓舞だ。一体一体の力は弱く、ただの賢いネズミとされてもおかしくないそれらは、その数を力として、意志持つ力強き一塊となって突き進む。]
[
この東景に。どれだけのアタシ"達"がいるか。
人間どもより先に、知らしめてあげる。
アタシ達の"トモダチ"が、同胞が、仔が。"子"どもが。
どれほど、この都の暗がりに息づいていることか。
どれほど、畏れの再来を望んだか。
どれほど、人間どもの無知を食ってやりたいと騒いでいるか。
全部、全部。忘れられないように。
片っ端から、刻み付けてやりましょう。
]
(そうして、この諍いは、もうすぐにオシマイ。)
(そうやって、隠れて、長引かせたから。)
(こうして、無理にでも、攻め入らなかったから。)
(皆が皆、血みどろになんてなるんでしょう。)
["止めるなら早く、傷が浅いうちの方が良い。"]
(その通りね、常盤。)
(止めてあげる。――"こちらの群れ"が、事を成して!)
[駆ける。屋敷がぐんぐんと近づく。先頭を行ったものどもと、まだ遠くどよめく"向こうの群れ"とがついに衝突するかという瀬戸際、小妖どもの群れが、にわかに惑う様子を視認する。恐らくは術の類、あるいは第二の結界か。]
(時間稼ぎ? そんなの、)
[駆ける。駆ける。人の脚など、最早遅い。地を蹴り、手を前に突き出すようにして前へと跳ぶ。手が地に着けば指は鉤爪持つそれと化し、腕が、身体が、頭部が、ぶわりと膨らみ、波打つ。次の瞬間には、脚まですっかりと毛皮に覆われている。その姿は縮むことなく、一頭の獣と化す。
鉤爪が土を抉り、いよいよに速度を増して、跳ねるように駆けるこの獣こそ、高さ三尺に至る大鼠。"ねね"の正体だ。]
(今更がすぎるわ!)
[前方へと躍り出る。蛇を思わせる太尾を引き連れて。"敵方"の一群を目掛け、立ちはだかる全てを食い破らんと、群れと共に駆け迫る――。*]
/*
……という形にさせていただきました(土下座)
何かここどうにかしてよとかありましたら是非遠慮なく伝えてください……!
*/
/*
確率計算が恐ろしく苦手なんですけど(計算方法完全に忘れた)1D4、1d6の一発振りでいいのか? って顔してるんですよ
/*
要は一定値まで伸びちゃうと、逆転とか動きの変化がでなくなるんじゃない? みたいな……。
1d2、1d4の最大になるのは1/2*1/4=1/6、1d6で最大になるのも1/6だから大丈夫では? となったんだけども、逆転自体は発生しなくなるよな? って……
取り返しがつくのは今日までなので、うーん? って顔してるんだけどさ
/*
で、1d2*日数の繰り返し〜を考えたんですけど、計算がわかんなくなってスプレッドシート放り投げた顔してる
感覚的に振ったサイコロの合計であれば、でうる値の真ん中(つまり0か?)を中心に山なりの確率を描くと認識してるんだけど、そうなるとこっちの方が逆転も動きも発生しうるんじゃないか? って
/*
1d2、1d2+1d2の場合、最大値の6になるのは……えっと……1/2*1/2*1/2で1/8
あれ? やっぱり逆転は発生しない?
2回目の時点で「最後の逆転が発生しない」ことが確定する確率の問題か?
それならこっちの方が真ん中による分動きが出る?
もうわかんねえ
/*
あ、そうか、-+がさらに加わるから、おっぱいみたいな確率を描くのか?
1d2を1つふってる&もう1個1d2してプラマイ決めてるならどの値も1/4
1d4を1つふって&もう1個1d2してプラマイ決めるならどの値も1/8
1d2を2つふって合計&もう1個1d2してプラマイ決めるなら、和の部分、つまり絶対値は3が5割、1と4が2.5割で、プラマイ分が反対側にミラーされて多分おっぱいだよね?
/*
1d6を一つふって〜 なら、どの確率も1/12=8.3%
1d2を3回ふって合計〜なら、和部分が3と6が12.5%、4と5が37.5%だから、プラマイ分を会わせたら多分6.5%、18.75%辺りに落ち着くのか? なんにせよおっぱいだと思うんだ
/*
あ、そういえば最終日二人についても、望むなら死亡でEPするのもどうぞってかんじだ
吊り噛み調整すれば可能なので
ただそうするとエピ予想ができないので、展開影響についてはあくまで当初の想定通り、カワタレテレビが吊られた展開で計算する
/*
双方生存→カワタレ吊り
1生1死→死亡者吊り、意図的襲撃失敗
双方死亡→どっちでもいいから吊ってどっちでもいいから噛む
/*
村建ていぷに確率計算のコピペしたら「おっぱいとは」って聞かれたんですけど、確率をグラフにしたときの線の話でず
/*
それまでだって死にたいのに生きてたり、いきたいのに死んでた面々はいたはずだ
それが最後だけ自分の好きにしていいってのは何か違う気がするぞ
/*
ちょっと考えたけど、やっぱり「ランダムで決められたその日の生存/死亡にむけてRPしていく」っていう流れで動かしてきた以上、最後だけ「自分の任意で生存/死亡を決めてよい」っていうのは、公平じゃない気がするよ
/*/*さらに中の人でいうけど、「ずるくない?」ってのはそこに自分が混じってるから出た表現だよねえええ
/*
これを相談したら、コイントスで生存/死亡を決めるってのも村建ていぷで出たけど、それなら最初から開示してるとおり、「最終日はカワタレテレビ吊り」でいいんじゃない? 最初から開示してるんだから
/*
そうだ、思い出した
ランダ村故に「殺したいけど殺せない」ってものはきっと発生してたんじゃないかと思うんだよ
ランダムで決まった生死は、本人だけじゃなくて、本人にからんでRPする他のメンツにも影響してたハズなんだ
それを崩すのは違うんじゃないかな、と思ったっていうアレ
/*
確率の件は村建ていぷに相談投げてるけど、私の勘違いや見落としがなければ、1d2の和の方で考えてる
そっちの方が安定して動くのかな? って
/*
一発ぶりなら、2回目(1d4)の時点で、1/6の確率で「逆転は発生せず、あっても引き分け」が確定するよね?
1d2の合計なら、2回目(1d2+1d2)の時点で、「逆転は発生せず、あっても引き分け」の確率は1/8でしかないから、こっちのほうがいいのかな?って
/*
多分進行中で一番忙しい日なので置きレスすらままならないやつ
やりたい事
・対ねね:今の強襲への反応〜〜〜でもこれ他の二人の反応待ちだな…
・対高尾:CDブァーばらまいて「お前の取り巻きはこれで来れないな!ハッハァー!」→光が反射して「まぶしい…(目しょぼしょぼ)」
/*
ソロールお疲れ様です!ありがとうございます!
状況把握致しました!
高尾としては、昼間に出かけた後は捜索と食事(意味深)をして夜に戻る感じかなと思ってます。
タイミング的には屋敷にいくのは第2波以降かなという感じです(ふんわり)
>>歯
沙霧さんの死亡について、こちら把握しても良いでしょうか?
カラスの報告とかそんな感じで…不都合あれば遠慮なく!
*/
/* http://newstyle.link/category3... これ読んでほあ〜〜〜ってなってるのでもうナルの性格はこれでいいです(後付け
【神社/朝】
>>+16水
[早朝と比べて人が多い朝。若干前を歩く彼が生前と同じように人やものを避けながら進むのに立花はなぜそうしているかわからないが、とりあえず真似をするよう人やものを避けながら歩いていた。たまに避けきれず、そにまますり抜けてしまう事があったが。]
[神社の鳥居に着くとふと、彼を見る。神社に近づくにつれ口数も少なくなる上に自分と繋ぐ手も引く力が少し強くなっている事に立花は変な感じだなぁと不思議に思う。だからか、彼の待つという声かけも無言で頷くしかしなかった。]
[そうして待っていると神社からではなくその反対側の階段から見える人影。それは目的の人物ではなく、自分がよく見知っている相手だった。立花はその人物を見てパァと顔が明るくなる。]
ねね姉ちゃん!!!
>>+17 >>+18水 (>>4以降の鼠と狐のやりとり)
[見知った人に会えた嬉しさで思わず彼女に駆け寄ろうとするが彼と手を繋いでいたことを思い出し、一歩踏みとどまった。そして気づく。神社の方からも自分を最後まで心配してくれた常盤が現れたのを、ねねの表情が生前最後にあった時と比べて一転していたのを、そして常盤も隣の彼を呆れ睨むそれと自分を怒る時の怖いそれと全く違う表情をしていたことを。]
っ!…だめだよっ!もうやめようよっ!
敵だからって理由で大切な人を殺さなきゃいけないなんてっ…おかしいよ…
立花も迅兄ちゃんも何とかして、生き返るからっ!だからこれ以上争うのは、そんな悲しい顔するのはやめてよっ!
ねね姉ちゃん!常盤さん!!
[二人のそんな雰囲気に何か既視感を感じたのか、叫ぶ立花。でもその叫びを聞くのは隣で歯噛みしている彼だけで、肝心の二人には届かない。悲しすぎる現実に涙を流す。それから少し経ち立花が話を聞けるようになるまで待ってくれた彼が宣言する]
っ…うんっ!!
[彼の宣言に大きく頷き同意する。立花も彼と同じように何もしないよりかは少しでも何かできることをしていきたい。そういうタイプなのだから。**]
【河川敷/夕方】
[ここへきたのはなんとなく、だった。さきほどの見知った二人のやりとりのあと隣にいる彼と町をうろついていた。町全体の雰囲気は昨日と比べると確実に悪く、暗い方へと落ちていた。そうなるきっかけを少なくともつくったのは自分だと立花は思い知らされているようでつらそうな顔をし繋いでいる彼の手をいっそうぎゅっと握った。]
[だからこそ、残していった幼馴染の彼が気がかりだった。彼がよく話してくれた自分も慕っている女性の妖怪は彼と敵対している。朝のねねと常盤のような悲しい事になってなきゃいいと案じていた。大丈夫だと、言い、きかせていた。]
[それなのに、不幸にも、立花は見つけてしまうのだ。幼馴染の彼と自分が姉のように慕う、彼女との、やりとりをーーー]
(>>70以降の歯と天のやりとり)
[二人を見かけた瞬間、立花は思わず隣いる彼の手を離し、一心不乱に駆け出した。突然の行動に隣の彼は驚くだろう。呼び止めるかもしれないが立花は聞こえずただただ二人を止めなければと近づいた。]
[近づくにつれ状況が見えてきた。凄くきれいだった彼女の黒い両手、短刀、力。その全てふいに昨日の自分を似ている感じがした。そして聞こえる二人の会話、でてくる自分の名前。自分と同じにならないように必死に手を伸ばす幼馴染、それを抵抗する彼女。立花は二人にかけより大声で叫んだ]
沙霧姉ちゃんっ!!!いっくんっ!!!やめてええ!!!!!
[そう叫んだのと同時だろうか、彼の爪が彼女の胸に突き刺さったのは。]
>>+22続き
あっ……あぁぁ……
[引き抜かれた爪、ゆっくりと倒れる彼女、滑り落ちる短刀、崩れ落ちた彼、目から落ちる涙。その全てがゆっくりとスローモーションのように、だが一瞬にして、立花の目の前で流れた。立花はただただ立ち尽くすしかできなかった。ショックが大きすぎて涙も出てこないらしい。]
[そして今まで追いついた迅は目の前の光景を見て驚くと同時にさすがにわかってしまうだろう。ここで何があったのか、目の前の少女が何を見てしまったのか。彼は今だにポツンと立ち尽くしている立花に近づき、頭をぽんと叩いてくれるだろうか。]
[そこでやっと現実に戻った立花は振り向き、迅を見た。そして、立花は時が動き始めたのか。目からボロボロと涙を流し、迅に抱きつき号泣した]
[大声をあげ、まるで子供のように。]
[その間にも、幼馴染の彼はどこかへ行き、倒れた彼女はそのままーーー**]
/*
>>C85
ソロールお疲れ様です!状況把握しました!(死んだけど)
>>C86
あ、はい、OKです!
適当なカラスちゃんに看取って頂こう
*/
>>84天
[悟ったのは自らの終わりだ。遅れてやってきた痛みと、胸に開いた穴からどろりと流れ落ちる黒い血の感触に、徐々に意識は遠ざかる。ぼんやりとした頭に、あなたの泣き声だけが聞こえた]
泣いてんじゃ――ないわよ。
(誇りなさいよ)(アンタは、東景の主の仇を討ち取った)
[……そんなこと言ったところで、小鬼の慰めにならないことなんて、わかっていた。故に女は口を閉ざす]
[アンタなら良いとか、悪くない最期だとか、そんな綺麗な気持ちも湧いてこない。胸の傷は酷く痛んで不快だし、死ぬのは怖いに決まっている。けれども、「仕方がない」とは思った。殺した者が殺される、成したことが返ってきただけだ]
[腕はもはや持ち上がらない。泣いているあなたの涙を拭えないことが、少しだけ悲しいと思った]
[焦点の定まらない視線が河川敷を泳ぐ。悪友の従える鼠の姿は、少なくともこの川の付近には無いようで。最期の言葉も伝えられないということは、素直に――彼女絡みのことに対しては、初めて素直に寂しかった]
[視界は回る。その端に、黒い染みのような何かが居る。河原の草の間から、微動だにせずこちらを見るのは、一羽のカラスだ。恐らくは、彼の目であり、耳である]
(ごめんね)
[だからそのカラスへ向けて、声にもならぬ声で告げる]
[それが最期だ。女の瞼は永遠に閉ざされ、冷たい一つのモノとして、ただ土の上に横たわるだけ**]
[焦点の定まらない視線が河川敷を泳ぐ。悪友の従える鼠の姿は、少なくともこの川の付近には無いようで。最期の言葉も伝えられないということは、素直に――彼女絡みのことに対しては、初めて素直に寂しかった]
[視界は回る。その端に、黒い染みのような何かが居る。河原の草の間から、微動だにせずこちらを見るのは、一羽のカラスだ。恐らくは、仲間たる彼の目であり、耳である]
(ごめんね)
[だからそのカラスへ向けて、声にもならぬ声で告げる]
[それが最期だ]
[女の瞼は永遠に閉ざされ、冷たい一つのモノとして、ただ土の上に横たわるだけ**]
/*さぎりしゃあああ;;;*/
【河川敷/夕方過ぎ】
[夕日はまだ落ちていない。照らしてくる夕日が朝日のようで一晩泣き明かしたようにも思えた。
その間烏が見ていても飛び立っても気付けないだろう。]
[彼女を置いていくことはできなかった。現実問題、主殺しの犯人の死亡を共存派に伝えなければならない。
そろそろと彼女だったモノ近づく。顔を見ることができない。目をくしゃりとつむり視線をそらした。]
[自分の背より大きいモノをかつぐのには少々難儀したが、力は鬼のものであるので背負うこと自体は苦ではない。そのはずなのだが、背負ったものはずしりと重く、自分が歩く事を否定されているように感じた。黒いドレスの裾を引きずり、歩き出す。
人通りの少ない道を選び、河川敷を後にした。]**
/*沙霧さん屋敷に持って帰っちゃってもいいですか?*/
/*どうぞ*/
/*どうもー。*/
【河川敷/夕方】
[見張る、とは言ったものの、身を隠して動くことにおいて、鼠たちに勝てる道理はない。ねねの姿は見失った。とあれば、常盤を見守るのみだったが。彼女がほとんど屋敷で過ごすことを考え、一旦は目を離しても平気だと考えた。あの屋敷の結界は立花を弾くだろうし、何より今の常盤を見ているのはつらかった。]
[時折とりとめもないことを話しながら、街の中を歩いた。ここがよく遊ぶ公園、こっちは良いものが見つかるごみ捨て場。立花の案内で歩く街は、ほとんど毎日を店の中で過ごしていた成桐には新鮮なものだった。]
[こうして存在できているからか、死、というものに感慨は湧かない。立花がそうなってしまったことも、自分の意識が落ちている間に起こったことだからか、どうにも感情が動かない。しかし、あの瞬間の焼き切れるような冷たさを、常盤やアキラに一平、ねねにも味わってほしくはなかった。]
>>+22 >>+23 花
[さて、河川敷ーー立花によると、ここは一平がよく来るところらしいーーが近づいてきた頃。ふと、羽音に顔を上げた。空を1羽、カラスが旋回している。こちらが見えるはずもないが、思わず空を見たまま身構えた、その時だった。立花が驚くほどの勢いで自身の手を振り払い、駆け出したのは。]
……っおい、待てリッカ!止まれ!!
[鋭く叫ぶが、彼女は止まらない。彼女の視線の先を、遅れて把握する。一平と、あれは黒い服の女が、戦っている?]
くそっ……リッカ見るんじゃねえ!
[自身の叫びに立花の悲鳴が重なる。舌打ちをして、ただ移動する。]
[あなたは立ち尽くしている。目を見開いて、目の前の光景を見ている。後ろから追いついて、ため息をつく。どうにも、うまくいかないことばかりだ。一歩進むごとに、空を切るような感覚、足元の奈落を無視して。]
……おい。もう見なくていい。
[肩をぐいと、掴んで一度揺する。あなたが振り返って、やがて自身に取りすがって泣き出すのを、ただ黙って受け入れている。もう彼女が抱きつけるものが自分しかいないことを知っているから。]
最初は攻撃とか全然考えて無くて、主殺すわーっつったあとに、ぺちゃんこ→重力系→未練=思い=重い→怨念で重力球やろ!!!
って連想ゲームしたのはなかなか自分で気に入ってますってゆったっけ
>>+25 続き
おう泣け、泣いとけ。お前くらいしか泣いてやれるやついないだろ、今。
[そんなことを肩に手を置いて言いながら、視線は一平と倒れている女の方へ向ける。]
(バカ野郎、お前は戦いになんて出るべきじゃなかった。そんなことはもっと図太い連中に任せときゃよかったんだ。お前、もう、どうせ俺たちのことまで背負ってるんだろう。……アキラとトキワに、少しでも、背負ってもらえよ)
[知っている中でも、彼はとりわけ心根がすなおで、その分繊細だったと思う。誰かの死を、しかもその原因を担うには、まだ小さすぎるのに。]
(……そして。沙霧って、リッカは言ったな。)
[見やる。倒れた女の服は見知らぬものだったが、顔には見覚えがあった。集会に顔を出した時、妙に話が弾んだ女。ヨソモノであることを殊更意識してしまうあの場所で、何も詮索しない彼女との会話は、随分と気晴らしになった、のに。]
(……お前かよ。)
(俺、お前のことほとんど知らなかったけど……こんなこと、するやつ、だったっけ?)
[もやもやとした、重たいものが胸に溜まるような感情。やるせなかった。なんで、こんなことになるんだろうと、ようやく、ようやく思った。]
【某廃ビル/深夜】
[昼前に集会所を出てから、戻ったのはいつごろだったろうか。
男は廃ビルの屋上から外を見ている。]
[2人は戻っていない。
1人は、もう戻ってこれない事を、烏が夕方に男に告げた。
相手は向こうの天邪鬼か、小鬼か、いつか会ったあの少年ということらしい。
主を殺った彼女を──。
あの少年にそれほどの力があったのか]
[止めるべきだったか?
いや、彼女と会ってから数日しか経っていないが、きっと彼女もこちら側に来たからにはなすべきことがあったのだろう。
ふる、と1つ首を振った]
[廃ビルに戻ってきても、もう一人には会えなかった。彼女の悪友について、連絡を飛ばそうとしたが、見つけることも出来なかった。
どこかでまだ向こうの居場所を探しているのだろう。
ねずみの得意な場所は、カラスには探れない]
──ちっ。
[成果は上がっていなかった。
相手の場所がわからなければ、仕掛けようもない。
せいぜい群れから離れた者を捕食することくらいだ。]
─っ。
[直後、鼠がビルに駆け込んでくるのが見え、部屋に戻ろうと階段をかけ降りる。]
[廃ビルが喧騒に包まれ、何事か把握するのに、そう時間はかからなかった。
その言葉を解する者が、声を張り上げる。
向こうの巣が見つかった、と]
……わかった、すぐに準備をする。
[足早に部屋に戻る─誰もいない。
いや、そこにはテーブルの上でじっと何かを咥えて待つ鼠の姿が見えた]
…貸してくれ。
[鼠の口から紙を掴みそれを広げる。この部屋に、連絡を寄越す鼠の心当たりは一つしかない。
その、なすった様な文字を読むと
くしゃり、と握り込んだ。]
[場所は喧騒の中で聞いた、ならばこちら側にいる者がすることは一つだ。
窓から1羽の烏が飛んでいく**]
/*
とりあえず鳩つきました日中何も出来ずすみません…!
>>c87/**/
了承ありがとうございます!把握させていただきました!
死亡お疲れ様です!
>>c88
状況改めてありがとうございました!
到着タイミングは死亡後くらいがいいのかなーと思いつつ、状況見て動きます!
死亡頑張ってください!
*/
【東景の主の屋敷:深夜】
[人間社会で暮らす妖怪たちは夜に休息をとるものも多い。勿論、妖怪の時間は夜だという者たちもいるだろうが、殺された者たちも出ているなか、どんちゃん騒ぎをやるような場合でもない。屋敷は、静かだ。]
(……、今のは、)
[静けさの中、ふと身じろいで起き上がる。眠る意識の水面に何かが触れて波紋を作ったような、そんな感覚。
屋敷は、まだ静かだ。静かだ、けれど。
見回せば、起き上がっているのは共に結界の類を施した者たちばかりだろうか。一瞬、視線を交わせば動き出す。一挙に屋敷はあわただしくなった。
力の弱い物や子供たちから逃げる手立てを取り、そちらを守るものと屋敷の前で敵と相対するものとに分かれて走り出す。]
[そんな中、千里を見通す目を持った妖怪たちからの報告が聞こえた。
「妖鼠を中心とした小妖の大群だ」「波のようにこちらへと向かっている」]
――、
[遠方からの術での時間稼ぎや、子供たちのカバーへと動こうとしていたのを一転、結界へと触れた気配があった方角へと駆けだした。]
[結界が突き破られる気配がする。濁流のような鼠たちの轟音が遠くから髪の間突き出た狐の耳へと届く。
「――殺すだなんて。常盤。あなたにできるの?」。轟音があの時の彼女の声を頭に響かせる。
そう、この狐は虫をも殺さぬ、とは言い過ぎだけれど、暴力沙汰はもとより、小動物を駆除するのさえもどこか苦手としていたけれど、]
(馬鹿にしてんのかい。それとも馬鹿なのかい。)
(このまま続けるつもりなら、そういったのに、)
[時間稼ぎの術に惑う小妖たちが見えた。屋敷の前に集う屋敷の者たちを通り抜け、敵の群れへと駆ける。後ろから、呼び止められる声がしたけれど、無視して駆けた。深夜の暗闇、取り巻く狐火が姿を照らす。
敵の群れの中、前方へと踊りでた一度か二度見たっきりの大鼠。
けれど、その姿や駆ける様子は間違いようもない。]
取り返しのつかない傷をつけられたいのかい!!ねね!!
[駆けたそのまま真正面から挙げた声と同時、あなたや周囲の小妖へと大きな炎の塊が走った。*]
/*
ロールしても良いのよ……。あきらくんならきっとばっちり子供を守ってくれる……
/*
ふみゅ……
いや、表でやると@2時間弱で死なないといけないねねの邪魔にならんかと思って……
ちょっと考えてみましゅ
>>94 狐
[荒れ狂った川、あるいは時化の海原に似て、轟々と鼠達は流れ往く。その行き先に立つもの全てを呑み込まんとして! その濁流の中、小島のようにあり、自らも一つの波であった大鼠は、ぽう、と前方に浮かび上がった火種を視界に捉える。]
[火妖の類か、いや。あの火に照らされた姿は間違いなく――、]
――――ヂィィッ!!
[周囲への警笛を発しながら、迸る炎の塊を高く跳び越えんと身体を跳ね上げる。周囲をひしめく小妖どもは、その密度故にかわしきれるはずもなく、走る炎に呑まれ、炎の軌跡となる。この大鼠も、身体に遅れた尾が炙られ、ギュリ、と歯を軋ませた。勢いを殺されながらも、なおも前へ、正面には、]
(常盤、)
[声を張り上げた後、狐火の灯に照らされ、世闇に浮かび上がるように立つ、よく知る姿。]
できるものなら! やってみなさいよ!!
[大鼠の姿と言えど、まったく変わらぬ声を投げながら、あなたへ向かってひた走る。それは、原始的な体当たり。この身体そのものとスピードを持って、取り巻く狐火ごとあなたを弾き飛ばさんと。]
>>96鼠
[炎を放って立ち止まる。自らの放った炎に鼠や虫といった小妖たちが呑まれていく。小さな虫たちは特にその中で灰と化してしまっているだろう。
ぎゅっと一度だけ唇を噛みしめる。けれど、炎を高く飛び越え、こちらへと走る大鼠の姿に、その表情は睨み付けるように鋭いものとなった。]
やらせるなって、
[世闇の中、大鼠が迫る。耳と尾を晒した女はその場から逃げようとすることなく、体当たりを仕掛けるあなたを防ぐように、両の腕を十字にして体を庇った。]
っぐ、う
[重さとスピードを伴った体当たりに弾き飛ばされて呻き声を上げる。周囲の狐火が火の粉を上げてはじけ飛び、薄い一瞬体が浮いた。
かろうじて両足で地面についたものの、数メートルの距離を押されて地面に擦れた後を作った。]
[そんな強い衝撃を受けた刹那、弾き飛ばされながらも、片方の腕を伸ばしてあなたの耳を掴もうとして、]
―――、っやらせるなって、言ってんだろ!!!
[霧散した炎が再び集う。耳は掴めているか、つかめたとしても、力はさほどない。掴んだままでいられているだろうか。
至近距離で、狐火を胴体めがけて放とうとしている。]
/*
>>猫 あ、分かり難くてすみません。
ですです。避難組へのフォローをやめて最前線にGO
/*
>>狐
はーい、ありがとうございます! こっちはこっちでソロバトルするね!(戦闘狂PL)
/*
>>猫 わー!!頑張って!!カッコいいとこ見たい!!(場所的に見れない)
[昼間に直してもらった右腕の分と同じだけの綿を、夕方には買い込んでいた。
ここ2日、リサイクル品の売りつけもできていなくて、元から薄い財布はすっからかん。とはいえ、今はそんなことを言っている場合ではない。
今を越えなければ明日は来ない。]
【東景の主の屋敷・深夜】
[本来、ぬいぐるみに睡眠は必要ない。それでも昼間の痛みや思案は、綿に休息を要求する。だから大人しく目をつむっていた。
すぐそばで身じろぐ気配に目を開けた。何が起きたのかはわからねど、見上げた強ばった表情に暗闇の中で唇を尖らせた。
──
慌ただしくなる屋敷の隅に集まった、厨房に働くだけの女妖、まだ幼いもの、老いて力を失ったもの、ただそっと佇むだけで満足するような非力なもの──彼らに、しぃ、と唇の前に指を立てて見せた。
そんな仕草で注意を引けば、]
大丈夫。
押さない、離れない、しゃべらない、戻らない。
──さ、こっちにおいで。
[人の世に伝えられる言葉を、ささやくような声で知らしめた。
守るに長けたあやかしたちで彼らを囲み、屋敷の裏、わずかに伸び始めた結界へと走り出す。]
[あらかじめ聞いていた、こことは異なる“結界地”の候補へとそっと伸ばされた、避難の経路を駆ける。
急ぎすぎて足がもつれた小妖の手を、引く。もたもたしてはいられない──今はその道も結界の残滓が守ってくれているけれど、一刻もはやく、その余力を彼女に返さねばならない。]
──ッ、……?
[なんの異変が起きたか、周囲の音が変わった。その気配を察したか、手を繋いだ小妖がそのくりくりとした目を不安に彩らせて、こちらを見上げる。
周囲を覆う、“護り”の気配が消える──大丈夫、ともう一度伝えるようにぎゅっとその手を握った、その瞬間。]
[布の耳が、空気を切り裂く音をとらえた。ぎゅっと握った小妖の手をぐいと引き、]
受け取れッ── っふ、
[前方を駆ける、守りのあやかしへと叫ぶ。引いた勢いを殺さず、身を反転させて彼へ小妖を放り投げた。
反転の勢いもまた殺さず──ふわと浮かせ回し上げたかかとが、飛来した目玉のあやかしを叩きつぶす。
身体の回転の勢いを殺しきれずに、ト、トと後ろに下がり、真闇の空を見上げる。ただの一打で地に落ちるようなその目玉は、けれど先手の一匹で、闇を切り裂いていくつものあやかしが──身体を傾けて、
[あらかじめ聞いていた、こことは異なる“結界地”の候補へとそっと伸ばされた、避難の経路を駆ける。
急ぎすぎて足がもつれた小妖の手を、引く。もたもたしてはいられない──今はその道も結界の残滓が守ってくれているけれど、一刻もはやく、その余力を彼女に返さねばならない。]
──ッ、……?
[なんの異変が起きたか、周囲の音が変わった。その気配を察したか、手を繋いだ小妖がそのくりくりとした目を不安に彩らせて、こちらを見上げる。
周囲を覆う、“護り”の気配が消える──大丈夫、ともう一度伝えるようにぎゅっとその手を握った、その瞬間。]
[布の耳が、空気を切り裂く音をとらえた。ぎゅっと握った小妖の手をぐいと引き、]
受け取れッ── っふ、
[前方を駆ける、守りのあやかしへと叫ぶ。引いた勢いを殺さず、身を反転させて彼へ小妖を放り投げた。
反転の勢いもまた殺さず──ふわと浮かせ回し上げたかかとが、飛来した目玉のあやかしを叩きつぶす。]
[身体の回転の勢いを殺しきれずに、ト、トと後ろに下がり、真闇の空を見上げる。ただの一打で地に落ちるようなその目玉は、けれど先手の一匹で、闇を切り裂いていくつものあやかしが──身体を傾けて、羽織ったパーカーを急ぎ脱いだ。]
走って! まっすぐ、
[怯え足の止まった小妖へと、叫ぶ。雷を受けたように彼らは悲鳴を上げ、走り出した。こちらも残るつもりはない──追い来るあやかしへと視線を投げれば、自然しんがりとなるか。
同じくしんがりへと回った仲間と一度だけ、呼吸を合わせた。パーカーを掴んだままの右手に、ぐと力を入れる。]
……来るよ!
[薄くなった結界を突きぬけてくる者ども──それは先ほどと大して変わらぬような、力なき、数で押してくる者ども──へと、その身をむける。すぐ隣で足を止め、かかとを打ち合わせた仲間が、巨大な壁へと変わっていく。]
ッらぁ!!
[轟、力なくとも数があればそんな音までするものか──パーカーの布を広げ、仲間の取りこぼしたあやかしをたたき落とし、蹴り落とし、時には自身の綿へと食らいつかせ踏みつぶし──]
/*
かっこいいかどうかなんて知らない!!!!!!!!!!(やけ)
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