勝負師 レオナルドは、黒クイーンを白キングの前へと動かした。

勝負師 レオナルドは、メモを貼った。

不機嫌 エイミーは、メモを貼った。

勝負師 レオナルドは、不機嫌 エイミーの髪を一梳きして、笑いながら自室へと。*

不機嫌 エイミーは、何するのよ…と言いたげに振り返ったが、何も言わずにレオナルドを見送った。

元気少女 シノは、不機嫌 エイミーに笑いかけた。「エイミちゃんはチェスわかるの？」

不機嫌 エイミーは、元気少女 シノに向かって首を小さく横に振った。「名前くらいしか知らないわ。」

元気少女 シノは、メモを貼った。

宿の主人 ローヴィンは、コーヒーとミルクを注いだ。

元気少女 シノは、宿の主人 ローヴィンのほうをきらきらとした目で見つめた。「ヴィンくんヴィンくん、そのミルクって僕に？」

元気少女 シノは、不機嫌 エイミーに手を振った。「おやすみなさーい♪」

宿の主人 ローヴィンは、メモを貼った。

宿の主人 ローヴィンは、エイミーに向かってひらひらと手を振った。

元気少女 シノは、宿の主人 ローヴィンに「僕ミルク好きー♪でも果物も好きだな♪♪」

宿の主人 ローヴィンは、舌打ちをしつつ、リンゴを剥き始めた。

元気少女 シノは、リンゴが剥かれるのをうきうきと見つめている「りんごさん、りんごさん♪」

絵本作家 ミルトは、メモを貼った。

宿の主人 ローヴィンは、砂糖の壷とミルクをミルトの前に置いた。

宿の主人 ローヴィンは、暖炉に薪をくべた。

絵本作家 ミルトは、無言でコーヒーに砂糖を何杯も入れている。

絵本作家 ミルトは、更にコーヒーが真っ白になるまでミルクを注いだ。

元気少女 シノは、絵本作家 ミルトのコーヒー（？）を見つめた。

元気少女 シノは、絵本作家 ミルトに「ミルくん甘党さんだー」

絵本作家 ミルトは、元気少女 シノの言葉に恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながら「そ、そんなことはないよ？」

元気少女 シノは、宿の主人 ローヴィンに「ヴィンくんナイスツッコミーGJ−」と拍手している。

元気少女 シノは、絵本作家 ミルトに「絶対そんなことあると思うなーミルくんかわいいー♪」

宿の主人 ローヴィンは、チーズケーキを二人分切り分けた。

元気少女 シノは、チーズケーキに目を輝かせた。「いいな、いいなっ」

絵本作家 ミルトは、元気少女 シノの言葉に、口に運びかけていたチーズケーキを皿に戻し「そういえば、2人分しかないね…」

宿の主人 ローヴィンは、ケーキの乗った皿を下げるフリをした。

絵本作家 ミルトは、宿の主人 ローヴィンから慌ててケーキの乗ったお皿を取り返した。

宿の主人 ローヴィンは、ケーキを二人の前に並べた。

元気少女 シノは、ケーキをおいしそうに食べつつミルトに手を振った。「おやすみなさいー♪」

宿の主人 ローヴィンは、ミルトの背中を一瞥してから仕事に戻った。

宿の主人 ローヴィンは、テッドにタオルを渡した。