1976 人知の村
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未亡人 アレス は、事務職 ヘルメス に愛の言葉を囁いた。
麻薬中毒 ディオニュソス は、奇術師 アフロディーテ を占った。
次の日の朝、暴食 アウラ が無残な姿で発見された。
傲慢 アイリス は立ち去りました。
《★占》 奇術師 アフロディーテ は 人間 のようだ。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、奇術師 アフロディーテ、クルチザンヌ ヘスティア、事務職 ヘルメス、麻薬中毒 ディオニュソス、‘‘慈善家‘‘ ハデス、放浪の神官 アテナ、綺麗好き ポセイドン、ディナーショー ヒュプノス、いかれ修道女 アルテミス、箱入り ヘパイストス、やくざいし デメテル、未亡人 アレス、こどく ペルセポネ、主婦 ヘラ の 14 名。
（村建て人）
──眷属であるアウラは、儀式のために地下にて断食をし、祈りを捧げ始める。
その守護の任に、神官であるアイリスはついた。
これより、本格的な儀式が幕を開けることとなる。
【独】 事務職 ヘルメス
前回の見たらさぁ…求婚者勝って欲しいんだよね
でもなあハデスもヘスティアも好きだしなあ
というか前回ヘスティアが可哀想すぎて報われてほしいんだが
えええええ
（村建て人）
明朝、広間へと辿り着いた者は気付く。
昨日はなかった大きな大理石のテーブルには洋食がズラリと並んでいる事に。
どれも出来たてほやほやで、どんなに時間が経っても冷める事はなかった。まさに、魔法の所業だ。
目にした者はメジャーな洋食、それも出来たての料理の数々に生唾を飲み込みざるを得ない。
この誘惑に勝てる者は早々にいないだろう。
しかし、かの悪徳の女神のことだ。頬張ってみるなら料理に仕込まれた毒に当たる可能性がある。
死にはしない。だが、痙攣、吐き気、眩暈……と体調を崩す事必須だ。人間の範疇を超えた生き物は儀式の参加者にはいないのだから。
数時間か、はたまた数十分か、それは個体差にもよるだろう。
【墓】 傲慢 アイリス
しん、と静まり返る地下にてアウラの守護にあたる。
今日、地下送りになった人物はいなかったらしい。
先日からやけに賑やかだったので、こうして静かなのは大変都合がよく感じた。アウラは祈りのために言葉を発することもなし。
今日はこの静寂を存分に堪能できるな、と少し張り詰めた気をやわらげた。
麻薬中毒 ディオニュソス
やれやれ、つまらないな。
あのノームの姿も美女の姿もないし、世の中つまらないことだらけだ。
なあ、ベイビー。お前には私だけだよ。
クルチザンヌ ヘスティアは、ディナーショー ヒュプノス を投票先に選びました。
麻薬中毒 ディオニュソス
あとで豊穣の園に行って、面白い植物がないか物色して……これはこれは。
美味そうな料理だ。何か裏がありそうな気配がぷんぷんするね。
[私はチキンに手を伸ばして、齧り付いた。]
1(50)
【赤】 事務職 ヘルメス
この島には四季と言うものがあるのかどうかはわからない。暑くも寒くもないところだが、明け方はやはり冷える
寒さに身を震わせながら身を覚ますと、昨日戦った景色のままで周りには誰もいなかった。
（誰も手当てなんてしてくれていないとは思っていたが、流石だな）
自虐的に鼻で笑いながら起き上がると身体中がバキバキと悲鳴をあげた。
昨日意識を手放す直前に聞こえた>>*1:74は夢か現実か。現実だったらいいなあと思いながら二人に話しかける
「おはようリリス、イザヤ。とても"良い"朝だな。残念なことに俺は占われて無かったようだ…あれだけ目立っていたつもりだったんだがな。今日から本格的な儀式だろう、よろしく頼むよ」
事務職 ヘルメス
目を覚ますと空が青かった。
昨日とは違いフカフカなベットで寝られなかったことに少しだけ損をしたような気がする。儀式が続いている限りは出来るだけあの上等な布団で寝ておくべきだっただろうに
起き上がると左眼がゴロリと存在を主張したが痛みはない。昨日のデメテルの薬の効果なのだろうか。２日続けてルーティーンをしないのは違和感があるが、自分に害がなければ省略する方が楽なのだ
バキバキと痛む身体をさすりながら広間へ向かう。そういえば今日から儀式だった
広間から食べ物の匂いがする。胃が「きゅう」っと音を鳴らした
クルチザンヌ ヘスティア
あれからどうやってだか部屋へ戻ると、シーツは綺麗に糊のきいたものになっていた。
もてなす気はあるのか？と思ったけど身体が呼ばれるまま倒れ込んだら、もう考えるのはどうでもよくなった。
同じ姿勢のまま朝を迎える。
「……無駄に寝心地いいから調子狂うな」
朝はあんまり強くない。のそのそと起き出して、湯を浴びてからやっと目が覚める。
欠伸の一つでも噛み殺しながら広間を目指せば、並んだ料理たちに驚き感嘆の声を上げただろう。
麻薬中毒 ディオニュソス
>>アレス
おはよう、クソ女。
昨日はお前のクソ熱烈なクソアプローチのおかげで名乗れていなかったな。
私の名前はディオニュソスだ。医者をやっていてね。
儀式の再演を終えて街に戻ったら、今度からお前みたいなクソ女は片っ端から毒殺することにした。
よろしく頼むよ。
【恋文】 未亡人 アレス
「聞こえるかしら？
ご機嫌よう、ヘルメス。
昨日水鏡で見ていてね、貴方に一番興味が湧いたの。ふふっ。
すぐに私を受け入れて欲しいなんて言わないから、どうか私に貴方との秘密の一時をくださらない？」
事務職 ヘルメス
広間には見たことの無いような食べ物がずらりと並んでいた。口の中に唾液が溢れる
唯一広間にいた女を見やると肉にかぶりついていた。美味しそうに食べているので毒なども無いのだろう
毒見役を探す必要も無いな。そう考えてテーブルの上を確認する。
焼きたてのパン、湯気を立たせているチキン、温野菜も柔らかそうだ。今まで見たこともないような可愛らしい装飾が施されているカップもある。きっとこれは何かのデザートなのだろう。
早速ローストビーフを一皿抱えて口に入れる。昨日食べたのはとてもおいしかった
3(50)
いかれ修道女 アルテミス
>>1:493,493 ハデス
｢棄てんな棄てんなです。
…人は皆心理的にストーカーなんだよ、です。｣
｢うるせえーーーです！！｣
>>1:427 アテナ
ハデスが立ち去ったあと、しばらくそのまま下腹部に残る余韻を味わっていると、見知った男が話しかけてくる。
｢し……アテナですね。間違ってねえです。
マニアック…そう、あの子も相当な変態だったです。｣
デメテルの置き去った水差しを転がしながら言う。
｢……ろくな奴がいねえです…なんの期待もしてねえですけど。｣
クルチザンヌ ヘスティア
「……何だよ、ちゃんと食わせる気があったのか。
だったら初めからそうしてろよな」
憎まれ口を叩きながらも、空っぽの胃を携えた身体は吸い寄せられるようにテーブルへと向かった。
いつかの酔っ払い女が肉を齧っている。味も良いらしい。
「ゼウス様のいる島だもんな、当然か」
鍋の蓋を開けると、濃いオレンジ色のスープが湯気を立てる。
サイコロ状に刻まれた肉と野菜と豆がたっぷり入っていていかにも栄養満点、という感じだった。
添えられていた器によそうといそいそと卓につく。
香りを嗅いでから、勢いよく一口めを口にしてみた。
31(50)
【赤】 クルチザンヌ ヘスティア
「おはよ。もしかしてぶっ倒れてそのまま寝たのか？
頑丈なヤツ」
ふ、と笑う。
「まあ良いだろ、これから先役に立つ時が来るさ。
俺とイザヤも占われてないと良いんだけど」
クルチザンヌ ヘスティア
「…………」
端的に言ってそれはかなり美味かった。
無言でスープを口に運び続ける。
終いには皿に口をつけて最後の一滴まで飲み干しただろう。
麻薬中毒 ディオニュソス
>>7 ヘスティア
久々に顔を見た気がするな。
ええと……あ？ そういえば名前を聞いていなかったな。
朝食のチョイスが健康路線だから、ヘルシーちゃんでいいか。
クルチザンヌ ヘスティア
スープを飲み干してふう、と息をつくと同じ卓についていた者から声がかかった。ああアンタか。
今はご機嫌だから、きちんと笑顔を向けてやれるぜ。
>>10 ディオニュソス
「おはようお姉さん、体調は良いみたいだね。
アハハ、ヘルシーちゃんだって。ちょっと惜しいかも。
僕の名前はヘスティアだよ、ここではね。
覚えてくれると嬉しいな？」
【恋文】 未亡人 アレス
「ええ、ええ、勿論よ。
とっても嬉しい！
そうね、まずは貴方のことを教えてくださらない？
どんなお仕事をされてるのか、好きなものは何か、貴方のことならなんでも良いわ」
【赤】 ‘‘慈善家‘‘ ハデス
「おっはようおっねむ〜
誰がいいだろうね！残り数少ない起床時間までのファイブミニッツを二度寝に使用するから考えといておやすみ！」
【赤】 クルチザンヌ ヘスティア
>>*2 ボルト
「良くやるよホント。せめて栄養くらいしっかり取っとけ」
けふ、と小さく息を吐きながら満ちた腹をさする。
「あー、そうだな？まあ一番はイザヤがやりやすいようにやるべきだとは思うけど。
とりあえず誰か村側だったっていうのが安パイか？
俺はちょっとスリリングなのも好きだから、誰か適当にこいつは共有者以外だって賭けてみて、狼でしたーって言うのも楽しそうだと思うけどな」
麻薬中毒 ディオニュソス
>>11 ヘルメス
ハハ、そう怒るなよメガネ。
言いたいことは分かるとも。まだ料理は腐るほどあるのだからそっちに行けと言いたいんだろう。
でも、人の物だからこそ欲しくなる。これだって共感を得られると思うんだがな。
麻薬中毒 ディオニュソス
>>12 ヘスティア
ああ、すこぶる良い。
神の園の花のおかげで、いつもより夢見心地なんだ。それにしても顔がクソいいな、お前。
顔が綺麗な男は好きだ。もちろん女もな。
特別にお前が体調を崩したら、私が気持ちよくなれる注射を打ってやろう。
ヘスティア……ヘスちゃんでいいか。
やくざいし デメテル
「食事か……」
散策を終えて戻ってくれば数名がテーブルについていた。
昨日は豊かな実りを目の前に食事らしい食事は忘れたが、テーブルを埋め尽くす豪華な料理の数々に思わず生唾を飲む。
「朝は王様のように、昼は女王のように、か。」
思わずエビとオリーブの散らされたアボカドのサラダとハーブティーに手が伸びる。
30(50)
嫉妬 アラクネ
良い香りが漂うそこに顔を出す。
───じっ、と見渡して、
「なぁんだ。"まだ"いないか」
肉、魚、手ずから摘んだハーブや野菜。
…そういえば、果実が勝手にもがれていたな。何がどれだかも知らないくせに、勇気のある人間だ。それは後のお楽しみにして、当たりは人それぞれ、恣意的に入っているわけでもなく、ある者が当たる料理が琴線に触れないこともあるだろう。
その瞬間を楽しみにしようと、静かに食事の様子を見守った。
やくざいし デメテル
普段食べつけない豪華な食事に腹が驚かないよう胃に優しいものを選んだが、それを思わず後悔したほどには美味かった。
ゆっくり食べようと腰を落ち着けたところで"盾"が話しかけてきたようだ。
わかりにくい伝言に律儀なことだ……とひとりごちる。
隣を促すように招き寄せ、小声で話しかけた。
>>14 盾
「おはよう。なに、ただの四方山話だ。
夜中に酒でも持ってくるかと思ったが……話が早くて助かる。
お前、何年"生きている"？
……死んでいないと言った方がいいのだろうか。」
兜の中から聞こえる声は若い。
しかしこの男は太古を知るらしい。単刀直入に聞いても切り掛かってくるようなことはしないだろうと踏んで不躾に言い放った。
【削除】 クルチザンヌ ヘスティア
>>16 ディオニュソス
「夢見心地ねえ？それは良かった」
何ジャンキーなんだこいつは？
怪訝な表情にならないよう一層微笑みを頑なにする。
それが相手にも伝わったかは分からないけれど。
「ありがとう。お姉さんに褒めてもらえるなら、頑張ってる甲斐もあったってものだよ。
好きに呼んでくれて構わないけど、注射は勘弁願いたいなあ。跡残っちゃうでしょ？
それにそういう薬って、中毒性あったりするじゃないか」
クルチザンヌ ヘスティア
>16 ディオニュソス
「夢見心地ねえ？それは良かった」
何ジャンキーなんだこいつは？
怪訝な表情にならないよう一層微笑みを頑なにする。
それが相手にも伝わったかは分からないけれど。
「ありがとう。お姉さんに褒めてもらえるなら、頑張ってきた甲斐もあるってものだよ。
好きに呼んでくれて構わないけど、注射は勘弁願いたいなあ。跡残っちゃうでしょ？
それにそういう薬って、中毒性あったりしそうだしさ」
‘‘慈善家‘‘ ハデス
目を覚ます
シーツに広がっていた黒髪を柔く括り
脱ぎ捨てて薄着のみ晒していた肌へ上着を羽織り
妙に良い匂いが漂っている場へと足を運ぶ
「おーきた！
なにー？なんか豪勢なものたべてんね！」
そう言い、殊更美味な匂いを晒しているヘルメスの近くへと寄っていくだろう
>>15ディオニュソス
「おや。おねぇさん。もしかして簒奪者かい？
奇遇だね。ボクも今そんな気分なんだ」
【赤】 事務職 ヘルメス
「おー、イザヤ、リリスおはよう。また昼頃に顔出しに来るよ。
スリリングも良いけど、イザヤが占いに出ると霊能まで騙る余裕あるか？無難ならところに白打っておいた方が良いとも思うけどなあ」
【赤】 ‘‘慈善家‘‘ ハデス
「おっはようおーきた！
ボルトあの後結局地面で寝たの？運んであげなくてごめーんね！
結果の方はまぁ、ボクなら無難にペルセポネかなぁ？人間でしたって
ヘスティアの事を占った事にしてもいいよ？白いのつけといたら、もしこれから新しい皮を被るって時に違和感無いからね」
【赤】 クルチザンヌ ヘスティア
「イザヤもおはよ。
あー、そっか霊能者ってのもいるんだっけ」
「だったらやっぱり無難に村陣営見つけたことにした方がいいか。
俺でもいいけど、あんまり表で関わってないしなァ。ちょっと不自然じゃね？
上手い理由があるならいいぜ。
何にせよ、早めに言っといた方がいいかもな。ファーストインプレッションは何においても大事だし」
綺麗好き ポセイドン
--昨日の話--
>>0:410 ハデス
「おっちゃんの首も美味そうには見えねーけどな。何か、硬そうじゃんか！
大体の奴がそーだろ？他人に甘々だったら、あっという間に搾り取られて生きてねーもん」
続く質問には首を傾げる。
「掃除されたことねーの？それとも、痛い方が好みなのかー？
掃除されたいなら、有料な」
【赤】 ‘‘慈善家‘‘ ハデス
「んー、水見たけど、昨日リリス、ペルセポネにちょっかいかけてなかった？掛けられてたというか。それでいけるかなって
まぁ、議論っぽいのが始まってきたら様子見て言うよ〜」
綺麗好き ポセイドン
朝起きて、広間に向かえば豪華な食事が！
ここまでの物は、中々お目にかかれない。
くんくん、と鼻を鳴らして唾を飲む。
何か、あからさまに混ぜられているような匂いはしないけど。
おそるおそる、スープに口をつけた。
40(50)
【赤】 クルチザンヌ ヘスティア
「ああ……いや別にかけてないって。あれくらい通常営業だよ」
ニヤニヤ笑いが止まらない。
「何、もしかして嫉妬してんの？流石だなあ。
まさかと思うけど求婚されたりしてないだろうな」
「ちなみに俺はもちろんもらってませーん」
奇術師 アフロディーテ
起きて瞬間目に入ったのは昨日はなかった大理石のテーブル。それに整った食事たち。
「これ食べていいの？」
やったね☆と豪勢な料理に手を伸ばす。
シーフードドリアに手を付けた。
40(50)
奇術師 アフロディーテ
>>食事を取ってる人達
「いっけね、挨拶忘れてた。
おはようございます〜。」
シーフードドリアを飲み込んでからそう挨拶。
それから、ヘルメスが肉を取られてケラケラ笑っていた。(>>22)
だが、その時四発殴られた脳天がズキンと痛んで途端に笑うのを急にやめる。
麻薬中毒 ディオニュソス
>>21 ヘスティア
だったら吸引にするか？
それならお前のその肌に傷ひとつつかないぜ。
私もキメる時は注射じゃなくて吸うって決めているんだ。そっちの方が気持ちいいからな。
花ならいくらでもあの園にある。あれをすり潰して粉末にして、煙管に詰めこめばいい。
火をつけたらあら不思議、胸が快楽でいっぱいになるのさ。
[くく、と喉の奥で笑う。]
お前の意思が強いならやめられるさ。いつでも夢がみたくなったら言えよ、ヘスちゃん。
こどく ペルセポネ
今日を生きること。
時には鎧を見に纏い、武器を手にした男と。何十日も食事を与えられずに痩せ細り骨の浮いた獣と。
命の危険に次々と放り込まれながら、夜には夜の愉しみと。纏まりつくような視線と共に素肌を暴かれる。
──と出会ったのもその頃だった。
夜闇を映した小さな羽根を不器用に羽ばたかせ、腐乱死体に湧き出る蛆を幼い嘴で懸命に突く。
まるであの時の自分を見ているようで。
粗暴に、それでも慎重に。その小さな温もりを手に乗せた。
──────────
───────
【独】 事務職 ヘルメス
うっ…心がつらい…現実逃避したい
仕事中ボトルガム食べてんだけど毎回紙が余っちゃって、今回は1つたべたら1枚使うってやってみたんだけどそしたら紙がめちゃくちゃ足りない
2つ噛んで1枚使えば良いのかな
【独】 事務職 ヘルメス
真面目な話、俺が狼なので狼勝ちにしろ恋にしろ狼が勝たなければいけない
最後の最後でどっちかを裏切らないといけない
えっちょっとこれは無理
村なら狼勝ちにしつつ恋エピ迎えられるけどこれ無理じゃんもう勝ちが見えてる状態で裏切るんでしょ？無理だよ
いかれ修道女 アルテミス
｢おはよーです。今日はちゃんと起きられたので誰彼構わず褒めるがいいですよ。｣
広間へとやってきた信仰は、大理石のテーブルに並べられた豪勢な料理たちに目を丸くする。
｢はー、流石ゼウス様です。あたしらみてえな下々にもこうして食事を与えて下さるです。ありがてえです。
…にしたって、こうも見たことねえのが並んでると何から手を付けていいものか悩むですね。差し当って…これにするですか。｣
浅めの皿に装われたシンプルなスープの前に立つ。
黄金色の液体の上に細切れになった緑色の葉が散らしてあった。
信仰は、手近なスプーンを手に取り、ひと掬い口へと運ぶ。
15(50)
いかれ修道女 アルテミス
｢まじでうめえですねこれ…。｣
スープを飲みあげ、パンを二切れ食べると満腹であった。
｢いつでもうめえ飯が食えるってのは僥倖です。
普段は別のもんで腹一杯ですが、きひ、これも悪くねえです。いや、悪ぃですね。｣
からん、とスプーンを皿に置き、ナプキンで口元を拭う。
｢デザートなんかもいただくですかね。｣
信仰は、めぼしい物を探すべくテーブルの上を物色し始めるのだった。
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