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小さな異邦者 イギー は 『死神』 ゲイル に投票した。
『死神』 ゲイル は P13警察機構 リル に投票した。
機械生命体 ナトゥーリア は 『死神』 ゲイル に投票した。
P13警察機構 リル は 機械生命体 ナトゥーリア に投票した。
ウォッチャー ローズ は 機械生命体 ナトゥーリア に投票した。
バグ・シング イグナティウス は 『死神』 ゲイル に投票した。
『死神』 ゲイル は村人達の手により処刑された。
ウォッチャー ローズ は、『死神』 ゲイル を守っている。
次の日の朝、P13警察機構 リル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、小さな異邦者 イギー、機械生命体 ナトゥーリア、ウォッチャー ローズ、バグ・シング イグナティウス の 4 名。
[小型とは言え、見覚えのない武器を携える機械生命体の破壊力は凄まじい。
機械生命体に見つかった部下の一人が建物の陰へと逃げると、その建物を完膚なきまでに破壊して更に追いかけていた。
住人が避難済みであったのが幸いである]
『ドライ、そのまま引きつけといて。
サンク、電圧圧縮。
フィーアは合図と共に斬り込んで近接対応。
アインとツヴァイ、重火器用意。
あのバグ・シングとスペックが同じだとすると倒し切るにも相当かかるかもしれないけど……』
『やらない選択肢はない、ですよね』
『隊長の言いそうなことくらい分かってるっすよ』
『俺達ゃリル嬢の手足だからな』
『頭が考えたことを実行して、成し遂げる』
『てことで早めによろしくぅぅぅぅぅぅ!』
『……あぁ、頼むよ』
『『『『『イエスマム!!!』』』』』
[リルは自分の武器は強いて言うなら部下だと言う。
それは思い通りに動かせると言う意味ではなく、それぞれがそれぞれの役目を果たしていると言うこと。
リルの指示の下、チームが一つとなり小型機械生命体の制圧に動く*]
更新時間が24時間延長されました。
/*
機械生命体ではなく、ヴェスのことに関してですね。
ヴェスは楽になる日は来るのかなぁ…なんか、スティーブ今凄く苦しんでる感。
[セーガに向けられる敵意はナトゥーリアから向けられたものに比べれば然したるものではない。
それでも、気迫乗る一撃を回避するには間に合わず、伸ばした影を冷気の迎撃に使用した。
初撃を貫いた影は凍りつき、ひび割れ砕け散り地へ落ちる。
続けざまに放たれる冷気も残る影を利用し迎撃したため、トレインを狙う影は急激に数を減らしていった。
意識も今はセーガへと向かっている**]
/*
リル投票にしといて良かった。
委任してランダムさせてたら下手すると拙いことに。
ログ書かなきゃになってて、リル側の投票すっぽり抜けてた。
[小型の機械生命体の迎撃に動いている植物は、
一体を足止めしたものだけではない。
ある異能者の横合いから首を狙って刃物を突きだす機械生命体の進路に、
伸びた蔦が幾本も立ちはだかっていく。
剣呑な刃物は蔦をあっさり切り裂いてしまうが、
その間に狙われていた異能者は難を逃れることができた。今はもう反撃に入っている。
蔦を鞭のようにして殴ることはできる。
しかし機械生命体に効くとも思えない。ならばできることは、]
少しでも他の異能者が動きやすいようにする……!
[それに尽きる**]
[ドン!!! ドン!!!]
……ーーー……っ…!
影の凍結を確認……実体を持つなら…止められる…
[青年は目の前の『敵』に冷気をぶつけ続ける。氷柱などの物質で攻撃するより、発動が速く、冷気を迎撃した影が凍りつき砕けるところを見て相手の武器を抑え込むほうが優位に立てると判断。]
ーーー……ーーー、っふ…!!!
[ドン!!! また1発、手袋を外した指先に冷気を集めて攻撃に転ずる。発射の瞬間に彼の顔の模様が一層赤く染まりあがった]
[人と関わることを苦手とした彼が『人』と対峙し攻撃することになんのためらいも持たない。 その事に『死神』は驚いたようだが…、セーガはそんなこと気にもとめない。
というかそもそも、今目の前に対峙しているものを人間としても認識していない。]
………ーーー、トレイン、に、刺さったら、
いたい、だ、ろ…!
[彼の頭にあるのは『あれが刺さったら痛いはず』ということだけである。実際に『死神』の刃を喰らった>>3:71彼は傷を抑えるために思考を『寒い』だけで埋め尽くすことで痛みを回避していたが、その方法が万人に出来るなどとさらさら思っていない。
『寒い』か『あたたかい』かしか理解が出来ない青年は、自分には訪れない『痛み』がトレインに及ぶ事を防ぎたかった。]
[能力施行、冷気を一点集中、発射。 相手の動きを止める。]
……ーーー、外した…もう一度…
[まあそれ抜きにしてもセーガに『死神』を人間として認識することが出来たかは疑問である。
彼にとっての『死神』は、突然現れてスティーブを攻撃したよく分からない白ずくめの何か>>3:63、もしくはトレインに刃を向けた危険な何か、程度の認識である。
白、という共通点からむしろナトゥーリアの群体の一個体として認識してすらいたかもしれない。]
……ーーー、っ!!!!
[ドン!!!また1発。 ナトゥーリアの群体なら当たっても死なない。よって容赦は必要ない。青年は目の前の敵の動きを封じるべく攻撃を続行する**]
…………
(目的なんか)
[空っぽの自分が動き出せたのは、とある兄妹のおかげだった。
それでも、何をすれば良いかなんて分かりはしない。
何をしたら良いのか、自分の内側から出て来ない]
[それしかやろうと思えないから]
[機械生命体を、バグ・シングと呼ばれる物達を追い続けたのは、それが理由]
『俺は、生きる。
ヴェスがそう言った。力、貸して』
…………
[目的>>5:+43では、動かない。
動けない。
だから、動いたのはきっと、途中で放たれていた言葉>>5:+34]
(…………)
[高音の空気震わせる音>>5:16は、まるで歌のよう]
[破滅の閃光は美しく>>5:18>>5:19、幾人幾百もの異能者が防衛を施し>>5:+25>>5:28、そして蹴散らされていった]
[辺り眩く輝く様は黎明の光、曙光のよう][何処か遠い][青白く辺りを照らし出したか]
[中層防衛線や建物の、崩壊と崩落。
極太の高出力砲により薙ぎ払われていく光景に、痺れを覚え、同時に消えそうになるものへと手を伸ばす。
それは、観念的な意味での手であり、異能の力でもあった]
[遠隔移動能力/行使]
[爆風で煽られる髪を頭部の布を押さえ、倒壊する建物に巻き込まれかけた人々へと視線を向けている時に、声>>5:+41>>5:+42は掛かった]
[生きるとは何か。
命を燃やすとは何か。
己の、他者の命の輝きを見つけるために始めたのが暗殺業。
追い詰められた対象が足掻く姿に”生”を見つけ、追われる己の中に”生”を見出す。
生きることを実感する一つのカタチ]
[それだけ”生”に拘る中で、『死神』は死に無頓着だ。
いずれ死は訪れる、それは単なる終わりのカタチ]
[血の一つでも流せばセーガももしかしたら『死神』を”人”と認識するのかもしれないが、身に纏う白を赤に染めるのは主義に反する。
故に彼の『死神』への認識>>+7は変わらぬままだろう]
当然だろう、そのために作り出しているのだから。
[暗殺業は休業中だが、痛めつけないとは言っていない。
セーガの言>>+6に笑う気配を乗せて返した]
健気なことだね。
そんな君サービスだ。
[シルクハットを外してプロペラ付きの箱を中から飛び出させる。
数は1つ、セーガには見覚えもあろう。
プロペラ付きの箱が向かうのは、セーガが凍らせ固めた小型の機械生命体>>4:+50がいる場所。
威力はビルを倒壊させたものよりかなり低いが、氷を破壊する程度のことは出来るだろう]
[シルクハットを頭へと戻した時、形を残していた最後の影が冷気によって崩れ落ちる。
追加で放たれた冷気に対し杖を振り上げたが、すぐさま凍りつき右腕全体をも覆い尽くした。
急速に増加した重さに『死神』の身体が右へと揺れる*]
[振り返るまでに僅かなラグはあった。
故に、危ういタイミングで、スティーブ後方の建物に巻き込まれた人々は、異能により転移し、助かることになっただろう]
[ひやりとする心地と、上手く言葉にならない、痺れのようなものがある]
[ラグがあったのは、無数に湧き出すように零れ落ちゆく群れ>>5:22>>5:23に意識が寄せられていたから]
平気だ。
[スティーブ>>5:+54への応えは短い]
……
[一瞬のみ目を伏せがちにし、銃を抜いた。
装備は、早朝にはこんな事態を思ってもいなかった為、普段通りの物。
既に動きは身に付いている為、安全装置を外すまでは意識的ではあるが半ば無意識の流れるような動作]
……………………
[返事>>5:+58には少しだけ時間がかかった。
時間にして一秒にも満たず、けれど体感ではゆっくりと目を閉じ開いた]
やってみる
[補助をするのは勿論のことだったがではあったが、何故か気が重い]
[視界の中、凶器を剥き出しに迫り来る小型機を捉える。
滑らかなフォルム、鋭利なフォルム、それは種々様々。
輪郭をなぞるような感覚、複数の対象を捉え]
…………
[一挙に集めるならば、"一度"にで無ければならないだろう。
順次であれば、あの速さだ。
集める先から別の場所へと向かうだろう]
[視点を、視界を……遠く。
より……対象を多く……]
[……ラ]
[パラ、と頭の中で何か音のようなものがする]
[意識を拡散するように、辺りを見るようでいて焦点を何処かへ合わせること無く見……]
[辺りに飛来し群れていた物達を、捉える。
一箇所>>5:+58>>5:+59へと集まる]
──…
[両眼を細めれば、その瞬間、怒声のような大声>>5:+60が響き渡る]
『ふたりにっ…』
『ち、か、づ、く、な、ぁ、っっっ!!!!!!』
ッ、
[ギチリ、ギシキチと、氷同士の軋む音。
辺りの地面は凍りつき、その中に奔るように出来た為に歪な氷の柱が出来ていただろうか]
…………
[咥内を小さく噛んだ]
……そうだな。
このまま封じ込めるつもりなら、他の異能者の力で二重三重にした方がいい。
少し行ってくる。
[スティーブ>>5:+69に告げる。
近い遠いの違いがあるが、辺りには、円型の光>>5:+68が複数生まれていた。
転移能力者により、戦力の追加が行われた形か*]
[銃を引き抜いた時、一瞬、びくっとした。
あたりは煩いのに、はっきりと聞こえる幻聴。二発の銃声。
けれど、それは僅かの反応、だから、気付かれることはなかったかもしれない。]
……
[やってみると、ヴェスがいえば、小型機械生命体は一箇所に
一度に集まり、それをセーガが凍結させることとなる。]
……
あぁ。頼む。
[少し、ヴェスを気にするような反応を見せ、
いってくると、その言葉に頷く。]
……っ
[死神の姿を捉える。誰かが死神と交戦しているようだ。]
……
[首を振って、男は構え、
その姿>>+0を見つけ、男は走る。
ざ、っと、その前へ走り出れば、
その勢いで、足に重心をかけ、グルンと周り、
その遠心力で小型機械生命体を複数薙ぎ払う。
それだけでは、小型機械生命体は止まらず、男へと
攻撃を向ける。]
げっ!ば、一気に来んなよ…!!
[そう言って、焦ったように、空間を薙ぎ払えば、
それらが持つ武器は、消え、男の眼の前の空間にバラバラと落ちる。そこに舞っていた土埃なども一部切り取られるように男の前に現れるだろう。
男の能力は"生命体"は対象にならないため、それ自体への能力行使はできない。そのため、機械生命体だけが、その場に残ったような形だ。]
リル!!ちょっ、それ、どうにかしてくれ!
[次に襲ってきた、小型機械生命体をなぎ払いながら、
リルへ声をあげる。*]
/*
あのね、イメージがさ。
みつばちが、手に針とか剣とか持って突撃してくるイメージでした…みなしごハッチ的な…
……って!!!
まじかよ!!
[>>+42バラバラと、落ちる…かと思えば、そうではなく、武器が消えたというよりは、その部分が切り取られた形か。そのため、>>+22その場に残った生命体も切り取られたまま動きは止まらず、
男が切り取った部分も、空間が連動し動くだろう。
…余計、悪化させたような形だ。]
『とにかく動きを止めてくれー!』
[辺りに大声をかけながら戦う者>>5:+73がいる。
互いに声を掛け合い、各々が足りない力を補い合う]
[ダン、ダンダン!]
[襲いかかろうとしてきた一体へと撃つ。
それだけでは無論、弾く辺りが関の山か]
あちらにも手を貸してくれ。
氷の柱に閉じ込めたが、何時まで持つか分からない。
外側から氷が砕かれないように、抑え込めないか?
[氷結したそれ>>5:+60>>+18を視線向けることで示す]
……お前?
[その赤い両眼がエーディを捉えた]
……っかしいな…?
[男の能力は人や動物などには使えない。それが持ってる無機物などには効くものの、
指などを交換させるなどは出来ない。というか、したくもない。
昔、護衛時代に対峙したバグ・シングには出来るかどうか、好奇心みたいなもので、
試したりもしたが、効かなかったはずで、だが装甲だけ一部剥ぐことはできた。]
なにか、違うのか…?
[とはいえ、考えている暇はない。
とにかく、今はこの事態をなんとかしないと…*]
/*
前回と同じ目には合いたくないんだ。すまんな。
ていうか、空間連動とかなー。
亜空間の意味なんだろうが、俺は何も見なかった事にして進める。
(亜空間が裏側にあると、俺が逆に異能行使出来なくなるし…)
/*俺の解釈が正しければ最悪タリア倒せる。
できなくても小タリアの対処が容易になる。
空間ギロチンで武器を破壊、その後拘束系(重力でも凍結でも束縛でも)で完封できる可能性が高い
[部下達だけでなく、近くにいた能力者とも連携して事にあたる。
負傷した者がいればリルが治癒し、攻撃の手を休ませない。
重火器の二連射が放たれ、直撃を受けた小型の機械生命体目掛け二刀のナイフが翻る。
移動を抑えるのが目的のそれが一時引くと、すかさず電圧圧縮された雷撃が機械生命体を打った。
接触と同時に弾けるそれは、感電させることよりも衝撃を与えるのが目的だった]
[そんな中で聞き慣れた声>>+22がかかり、後方にいたリルが視線を向ける]
スティ!
───……ぶゎっかじゃないの何やらかしてんのさ!!
[思わず出た第一声がそれ。
無事な姿を見て安心したのと、何厄介事増やしてんだと言う想いが一緒に出た。
後者は悪化した>>+23>>+25のを見たせい]
やれるなら元に戻せ!
[スティーブの能力で入れ替えたなら、逆も出来るのではないか。
そう考えて悪化した部分だけでも解消させようとする]
『アイン、悪いけどあっちも』
『あいよ』
『ドライ、足の調子は?』
『おぉっけぇぇ!』
『よし、あっちの薙ぎ払い手伝ってきて』
[念話で指示を出せば、部下が二人、スティーブの方にいる機械生命体へと向かう。
1人がサイバー化した両足のブーストをかけ、加速の異能も加えて回し蹴りをし、僅かに吹き飛んだところへ重火器による射撃が連続して機械生命体を捉えた。
直撃による爆発が起きる直前、一時的に機械生命体ごと空間を区切ってしまえば爆発のエネルギーは全て機械生命体へと集約される。
空間は直ぐに解除され、硝煙が残るうちに更に蹴りによる追撃が放たれた]
「かってぇ〜!」
「効いてんだかどうなのかすら分からんな」
休んでる暇はないよ!
「分かってますとも」
「次、いくっすよー」
「援護する」
[檄を飛ばせば部下は応える。
細かい動きは部下任せ、リルが行うのは状況の把握と治癒だ]
/*
部下のイメージ。
アイン:リル嬢と呼ぶ奴。一番年上。空間遮断の異能持ち(短時間)。
ツヴァイ:〜っすよ、と言う口調。
ドライ:チャラ系お調子者。足がサイバー化されている。加速の異能持ち。
フィーア:敬語。二刀ナイフ使い。ロンゲで線が細い系。
サンク:硬めの口調。雷操作・圧縮の異能持ち。でかい。
プロでオカマに追われてたのは多分サンク(
……っ
いや…
触んねぇと……っ!
無、理…!!!
[襲い掛かってくる機械生命体を避けながら、
そう声をだす。
男の能力は左手で触った部分と、
視界に捉えたものの交換。
てっきり、機械生命体の武器だけを取るつもりだったが、
どうもひとつづきに繋がっていたらしい。
もう一度戻すなら、どちらかに触らなければならず、
動き回るそれを触るのは、結構無理難題である。]
[男の方へやってきた二人は、機械生命体を吹き飛ばす。
そうして、届いたリルの声>>+30。]
分かってるっつーの!!
[>>+30リルの声にそう答え、
男を狙う、機械生命体たちの"武器"の部分。
それに向き直り、]
っ、な!
[複数のそれから、一気に伸びてきた針のようなもの、
それを身体を反転させ、避け、その勢いのまま
身体を回転させて、それを棒で複数捉え、
薙ぎ払い地面へと叩きつける。
それらを視界に捉えたまま、
地面を横薙ぎになぞるように触れ。]
……やっりずれぇ。こいつら。
[そう呟き、地面をみる。
そこには、機械生命体が埋まり、
それでもまだ、動き、地面を破壊していく。
それをリルの部下なり他の異能者がすかさず封印するか。]
あっはは、いや、悪い。
こんなんなるとは、思わなくてさ。
[とりあえず、リルに謝った*]
[生きていたのかとも死んでいたのかとも、何も言わず。
エーディを見遣った後>>+24は、すぐに別場へと視線は向く]
筋がいいな。
生物型はじめ、関節部拘束は有効だ。
勿論、装甲部分により関節部まで届かない場合が多いし、鋭利な部位により蔓くらいは断ち切られるだろうが
[四肢らしき場所を拘束していたのを視界端に捉えていたのだろう、そんな言葉を口にする]
石か金属か
固着化すればより保つ
[両眼は赤いが、感情の色は無い。
エーディの植物への眼差しをよく知りはしない>>2:120為、蔓で相手を拘束した後に石化や金属化の能力者がいれば、植物を固化し、より拘束時間を延ばせという言を気にせず口にすれば、どう響いたか]
[遠隔移動能力]
[バン!]
[視界内/対象は小型機の群れ。
遠隔移動行使/ただしそれは、その場に移動先を指定し続けることによる空中停滞。
その中の一機は、今まさに、自身の額へと刃向けて躍りかかろうとしていた。
微かなラグ/逡巡。
その小型機に向けて、関節部へ向けて銃を撃てば、衝撃こそ与えど破壊することは出来なかったものの/行使解除/弾かれるように飛ぶ]
…………
[異能行使していた他の小型機に、他の異能者達が向かうのを見遣れば、エーディから踵返し、別の場へと向かうだろう*]
ー別視点 中層区域・防衛戦線ー
[トレインとセーガが『死神』と対峙し、ヴェスがエーディにアドバイスを与え、スティーブに対してリルがツッコミを入れている頃。他のところでも戦闘は激化していたがそれとはある意味無関係な形でテンションを上げまくっている奴らがいた]
『えーと…氷とか重力とか拘束すれば攻撃範囲減少してー、関節部分押さえれば…あとは…ううぅああーーー!!!でももっと攻撃パターンとかぁ、ビームとかァ!!!見たいいぃ!!!』
『うるせぇ!ギーグはさっさとこいつらの確実な封印方法考えんかボケェ!!!なんのために危険ななか分析させてやってんだ!!!』
[数あまたと起こっている戦闘の合間を縫って何人かの機械オタクが駆け回り、分析を急ぐ。 走行しているうちにも親機と言えるナトゥーリアは上層部へと進んでいる。急いでこの戦線を制圧仕切らねば、上層部防衛線のナトゥーリア封印の加勢にも行けない]
『わかってますよーーーっだ……うううっ、でもこいつら大人しくなってくんないかな1匹くらい持って帰って分解して構造を…んにゃ?』
[さて、そんなギーグ達にとってはある意味よだれが出るような天国という名の地獄の中で、1人の機械オタクがあるものに気がつく。
スティーブが、空間入れ替え能力を適応させたが、変に入れ替わって武器の一部が宙に浮いている。>>+23機械生命体が腕を振り上げれば、それに合わせて浮いている武器の一部が普通の武器と同様に身体に合わせて動いていた。]
『……んんんん??? あれ?待てよ? なんで浮いてんだあれ???』
[ギーグは頭を悩ませる。本体ほどではないが、かなりの耐久値を誇っていたはずの機械生命体の一部がすっぽり消えていてしかも動いていて…??? そして、気がつく]
『!!! 空間ごと分断しちゃえば耐久値関係ないんじゃない?!!?!! おい転移系!!!もしくは空間系いないかーーーー!!!!』『だーーー!うるせえ!なんだよ!!!』
[ギーグはギャイギャイ騒ぎながら空間系能力を呼び出した。]
『あの腕だけちょっと異空間に隔離してみて!!!』
『はぁ?!そんなピンポイントでできるわけねえだろ!』
『いいからやれ!!!もしくは私の実験台になれ!!!』『うおおおおぉやってやらァァァァ!!!』
[実験台になるくらいなら死んだ方がマシと言わんばかりの咆哮を上げて男は能力で自身の空間に機械生命体の腕を取り込んだ。男の能力はさほど強くないため腕の一部までが限界だったが……]
『………しゃぁぁあぁぁああ!!!!さすが私!!!対処可能!!!い、け、るうううう!!!!ふぅ!!!1匹連れて帰れるううううう!!!!』
『お、おい!!!なんか俺の空間の中でめっちゃブンブンやってんだけど?!めっっちゃ武器暴れてんだけど?!!』
[機械オタクの読みは当たった。 空間で分断され間がぽっかり開くということはつまり『空間系は充分有効』であるということである。空間と空間の間以外がまだ接続されているとしても武器側を異能の力で別の場所に送り込み封印することが出来たならばそれはすなわち無力化に成功したということである。あとはゆっくり体の方を封印すればいい]
[ギーグは嬉嬉として発見(と、お持ち帰り手段入手)にはしゃぎ、皆に伝達していくだろう]
『空間系共ーーーー!!!!このちびバグ野郎は空間能力でぶっちぎってやれええええ!!!!やったあーーーー!!!』*
/*
ふと。
昔読んでたRAVEが異能の参考になるのではと思い立つ。
だが漫画がどこにあるのかは覚えていない(参考にならない
/*
今から転移系・空間系全部不可、にしたら駄目かなあ。
というかそうしておけば良かった。一律。
それでないと、これまでのバグ・シング案件も、特殊チーム案件でなくてもいい、という事になるだろうしなあ。
ちょっと考えよう…
異能系の空間・亜空間の系統は別。
かつ、技術系の亜空間系統も別…
うーん……
[ギーグ達の喜び響く中、空間系能力者は違和を感じるだろう]
[先程まで近くにいた小型機の姿がひとつ見えない]
[そして腕を収納した筈の空間に音の様なものが響いたことを]
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