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フリーランス ヴェス は、蒼い目の異邦者 タリア を占った。
次の日の朝、耳利き ショー が無残な姿で発見された。
《★占》 蒼い目の異邦者 タリア は 人間 のようだ。
そして、月からの異邦者とそれに纏わる事件が始まるだろう。
現在の生存者は、小さな異邦者 イギー、氷の目 セーガ、何でも屋 スティーブ、フリーランス ヴェス、『死神』 ゲイル、日陰の花 エーディ、特殊チーム トレイン、機械生命体 ナトゥーリア、蒼い目の異邦者 タリア、P13警察機構 リル、ウォッチャー ローズ、バグ・シング イグナティウス の 12 名。
[瀑布めいたその中、薄れゆく意識に構うモノは無い]
[ゲイルの力抜け身が揺れようとタリアは動かなかった]
[ゲイルの顎の方へと頬を撫でた姿勢のままだったろう*]
更新時間が24時間延長されました。
ー 下層区域・商店街 ー
…ーーー…そう…。
[リルの返事を聞いて、青年は色のない声で答えた。>>196いつもより、吐き出される吐息の温度が低くなった気がする。コートの襟がパキリと音を立てた。]
[そうこうしているうちに、トレインとイギーの対話が始まる。]
『バグ・シング』>>188
[トレインのその言葉に頷く少年。>>192
バグシング、知っている。噂話に聞く『狂った兵器』。少し前に、それの偽物がなんとかで事件があったとか言う話も聞いている。
青年の担当部は機械をあまり扱わないためにその事件にはほとんど関与していなかったが。]
[とても、危ないはずの、兵器。]
[すんなりと接続を受け入れるイギー>>197を見つめながらその挙動を待つ。どれだけ膨大な情報が流れてくるかと思っていたが、接続後にトレインに伝わるのは音声データのみであった。]
俺ちゃんはさー、一応確認したいんだよね。
一つ。情報提供だけで済ませたということは、君には戦闘能力がないのか?
二つ。イギーともう一体、それがあの流れ星なんだとしたら一体君たちはどこから……
[トレインの疑念はイギー自身だった。これだけ高度な機械生命体が味方ですと言いながら寄って来ても、はいそうですかとは言えない。上層部がなぜここまでイギーに対して感心が薄いのか。それを確かめたいと考えている。だが、二つ目の質問を言いかけたところで突如特殊チームからの指令が届いた。]
『トレイン、対象とのそれ以上の接触は不要。』
[一言、それだけの指令であった。]
くそっ、なんだよ!
[珍しく声を荒げた。トレインは、恐らく上層部が2体についての情報を前々から知っているとみている。だが、抑止が出てしまった以上、イギーから引き出すことは得策ではない。]
へっへっへ、ごめんよ、イギー。
さっきのナシナシ。そうだなぁ、好きな食べ物とか、ある?
[一寸の葛藤の後、いつものトレインは適当な質問を行った。]*
俺ちゃんもう気がすんだから、ほら、セーガ。
なんなら通訳、してやれそうだぞー。
[ずっとイギーを迷子の少年として捜していたセーガへ声をかける。もし通訳を双方が望むなら、お互いが言ったとおりに言葉を発するだろう。]**
うーむ、イギーへの疑念みたいなものを表現したかったんだけど、なかなか上手くいかなかった気ががが。
混乱させちゃってたらごめんなさい。
― 下層区域 ―
[ぶつかった人が話に食いつく素振りを見せたかどうかにかかわらず、
エーディは端末を取り出し画面を彼の前に差し出して見せた。
映っているのは倉庫街の防犯カメラの映像の一部を画像として保存したもの。
見るからに画像は荒いが、
首元をマフラーのようなもので覆い、目元も同じような色合いの布で覆った(ただしその布の一部にはサイバーウェアじみた部品がくっついているが)少年らしき姿が中心にあるのはわかるだろう**]
/*
エーディに聞かれて気付いたわ!!なんで、イギーの特徴聞いてないのこの人は!!
やっぱ、どっか、抜けてんだよ…!
/*
アッ。投票…!
無効票化しとこう(循環投票で)
ナトゥ→ローズ→イグナティウス→イギー…かな。
タリアか、イギーとタリアのみ有効化で良さそう感。
氷の目 セーガは、小さな異邦者 イギー を能力(守る)の対象に選びました。
機械生命体 ナトゥーリアは、ウォッチャー ローズ を投票先に選びました。
悪ぃ悪ぃ、あまりの色香に意識ぶっ飛びそうになった。
[自分を支えてくれたヴェスに対し冗談めいて言うが、どこまで通用したものか]
(イギーと話した時と全っ然ちげぇ。
柔軟さゼロ、確固たる意志の塊だ)
[だがこの存在に対する興味が尽きたわけではなかった。
知り得たことを胸に留め、ゲイルはヴェスへと向き直る]
は?あ、あぁ。
[邪魔した!と、男が謝る暇もなく、相手はその場を立ち去ろうとし、]
……?いや。
[少し、目線を斜め上に考え、記憶を辿り、目を隠した、というだけなら、いるだろう。だが、そういった子供は今日は見ていないなと、結論付け。そして視線を戻したとき、目の前に画面があった。]
見てない…ですね。
[その画面を見ても、覚えはなく。
が、もしその時一緒にいたというセーガが僅かでも映っていれば気付き]
……イギー…って、
こいつか…?
[そう、呟くだろう*]
は?あ、あぁ。
[邪魔した!と、男が謝る暇もなく、相手はその場を立ち去ろうとし、そして振り返り、問われた言葉。]
……?いや。
[少し、目線を斜め上に考え、記憶を辿り、目を隠した、というだけなら、いるだろう。だが、そういった子供は今日は見ていないなと、結論付け。そして視線を戻したとき、目の前に画面があった。]
見てない…ですね。
[その画面を見ても、覚えはなく。
が、もしその時一緒にいたというセーガが僅かでも映っていれば気付き]
……イギー…って、
こいつか…?
[そう、呟くだろう*]
/*
遭遇=襲撃だとしたら、あんまり早く遭遇はできないよなぁ(やることなくなる)。その間、ヴェスどうすんだろう…引き剥がせないかな…
── 下層区域・公園 ──
……震えてたぜ。
[ゲイル>>9の言い分に両眼を細めた]
……あ、それ……何だけど。
バグ・シングが襲って来るとかどうとかいう話が出てるじゃないか。
[正に話を広めた張本人にそれを言う]
俺はバグ野郎絡みの事件を追ってるんでな。
一度現場に行って確かめたいと考えてるんだけど……
[女性を見る。
手はまだそのままだったろうか。
向ける視線は、どこかぼうとしている]
─ 下層区域・商店街 ─
[多少の警戒を抱きながらトレインとイギーのやり取りを見守る。
トレインからコードが出てきたりしたのには驚いたが、サイバー化されていることはそこまで珍しいことでもない。
そのコードがイギーに接続され(それも傍から見れば奇妙な光景だ)、トレインが別からの通信に邪魔されて声を荒げた>>3のを聞いたりして。
少し離れた位置からは凍る音>>1も混じり込んだ]
(バグ・シングだっていうのに、まだ心配してる)
[トレインに言われて>>5イギーに訊ねることを口にするセーガ>>7。
随分と入れ込んでる、そう考えるには十分な光景だった**]
[軽く頭を振り]
(つうか、トばせばいいだけだな……)
…………お前、テレパスか?
上層の何処に行きたいとか言ってたか?
[遠隔移動すればいいことがようやく出、少々の引っかかりもあったが、ゲイルに問いを向ける。
場所によっては移動が無理な所もあるだろうが、男はゲイルを引き止め確認を行う*]
フリーランス ヴェスは、『死神』 ゲイル を能力(占う)の対象に選びました。
── 下層区域・公園 ──
(……何かこいつ胡散臭いな)
[普段の思考が戻って来たのか、可愛くない笑い>>18に容赦ない思考]
チッ
別の所から情報得るしかねえってか。
[髪を軽く掻き]
は?
中枢…… いやまあ…… あの容姿だし……分かる気がする
[手を軽く口元にあてた。
中枢関連者の可能性なども含め、上層区域出身だと推測もしていたのもあり、中枢そのものに用事がある>>19というのは別におかしな事では無いと感じられたか]
ま、いい。
あ…… のさ。
[女性を見る]
今から異能でトばすから。
中枢そのものじゃねーけど、歩くより、上層に行くのは早い。
[名前も知らない女性に、異能でトばすと伝えた。
途端、痺れるような不安に襲われた。
何か悪いことをしているような、そんな虫の知らせのようなそれ]
(何で……だ
ただの……綺麗なひとなだけ……)
[ひりつくような焦燥感を抑えながら、両眼を赤くし]
/*
一旦、スラム戻んないとかな。
いや、通信機持ってんの忘れてんなら、スラムに置きっぱなのでは…というのと、情報もらわないと。
というか、さっきのキスで情報貰ったことにしてもいいかな…てか本来そのつもりだったのに、なにやっとんじゃ…
[いやなものを振り払うように頭を振り]
じゃ。
送るから。
また……会えたら。
[以前と少々力の使い方を変えた異能は、遠隔移動時に周囲は撓むことは無い。
男の視界には異能が女性を包み、転移をする様が……]
?
[視界に移動対象となる女性が入っているのに、遠隔移動が出来ない>>17]
/*
情報も、NPC動かしてもいいか。
どうやら、二体いるらしいっていう。
どこまで関連付けていいのか分からないけど、二体の機械生命体があると言われれば、気づくかな。
流れ星のとこで、イギー拾ったとは知ってるから
…………
[公園には緑があり植物ももりもり育っている>>1:187。
男はそちらへ視線を向け、落ち葉へ遠隔移動能力を行使した。
それは見事に男の近くへとふわり散り、その一枚がゲイルの頭にも乗っかったろう]
おかしいな……
何でだ
[不安が胸を占める]
あ……れ……
[一歩後退る]
[人間だし、人にしか見えない。
なのに、何故]
っ、
[混じり気など何も無い>>1:125のは理解出来るが、喩えようも無いほど、怖い。
人の筈なのに、……]
[その機械生命体は複数の物質貯蔵の亜空間を制御する。
現在、交戦時における亜空間の制御阻害を修復中であり、そのうちのひとつは、似姿と接続中であり把握しきれていないものの異能による移動は不可能だろう*]
[ゆっくりと体が動く。
コツリ、コツリと、黒いエナメルの靴が音を立てる。
ヴェスの異能は、もう向けられていたか終えていたか]
[ゲイルとヴェスの方へと歩むだろう*]
いや、何でも……
[ゲイルの問いかけ>>26に返事するのは動揺と混乱に満ちたもの。
女性の目と合えば、ひゅっと喉奥で息がなり、目を逸らす]
っ、何でも、無い……!
[異能をキャンセルしたものの、女性が近づけば>>30、震えるばかりで動けなかった**]
ドームは放射状の道で繋がってる。
大きな通りを道なりに行けば中央に向かえるぞ。
[ヴェスの前に立つようにして女性へと向き直り、能力を介さぬ言葉で進み方を伝えてみる。
伺うのは女性の動向**]
ウォッチャー ローズは、バグ・シング イグナティウス を投票先に選びました。
バグ・シング イグナティウスは、小さな異邦者 イギー を投票先に選びました。
/*
あー分かった。
バグ・シングの名前の由来の部分かな。
あそこ書きかけて、違う違うとなった部分なので、認識自体はあってた、かな…?(気付けない、と言う意味で)
[公園は人が群れている]
[女性は手を甲を上にし差し出した]
[*どちらが手を取ったか?*]
[当たり前だが、互いが相手が手をとるよう差し向けてもタリアの表情は変わることは無いだろう]
/*
スティーブに身体でって言わせて見たかったから、集団での交換条件にしたけど、命かけてまで、欲しがる人材なのかといえば、そうじゃねぇなって思う…
ぶっちゃけ、いると便利くらいじゃないかな…
ー 思考 ー
[バグシング、狂った兵器、人を襲うかもしれない]
[セーガが知るのはそんな話。そもそもよく考えればまともな筈の機械生命体がドームを襲い、バグシングが警告に来るなど少し矛盾しているように思う。]
[だけど、正直な話そんなことはどうでもよかった。]
[そばにいても怖がらなかった、冷たがらなかった。一緒に食事したり、まるで…『普通』なことを、させてくれた。]
[ならば、全てが終わればまた…『普通』のことをさせてくれるかもしれない。怖がらずにいてくれるかもしれない。]
[それは、期待なのか希望なのか、はたまた依存なのか、もしくはその全てか。]
[本人の頭がそれを理解する語彙がないためにそれは永久の謎だろう**]
/*
多分そんな大層な感情ではなくて、純粋に『嬉しかった』んだとおもう。
普通のことが出来て嬉しかったから、お礼がしたい
助けを求められたから助けたい。シンプル。
/*
言葉足りずだった!
>>1:188
>もちろん人間の脳では限界もあるため、せいぜい多少のデータ受領やイギーとの直接会話程度とはなるだろうが。
なので、そんなドンと直結したら不味いかもで絞った感じなので… >>0:153ゲイルと話した時の8〜6割くらいのつもりではあったんですよね…。
─ 下層・商店街付近 ─
[絞りに絞った>>1:194のは"経路"つまりは転送量の低さによるものだったが、どちらにせよトレイン>>2へのダメージは無かったようだ。
ふたつめの質問を伝達される途中で、トレインは邪魔が入った>>3ようだ。
その為、イグナティウスからはこのような返答となったろう]
《..現在.の私に戦闘能力は無い。
ザ.エース・ナトゥーリアとの.交戦により..、機能のほぼ全てを損傷している..
現在は修復中だ》
[もっともそれは機械生命体基準のこと。
侮ってはいけないことは、特殊チームであるトレインには既知の事実だろう。
戦闘能力の一端については、交戦で全壊しなかったことから窺い知れるか。
つまりは、伝達されたナトゥーリアの性能>>0:#14と交戦出来たほどの戦闘能力が本来あることが]
[真実を暴露する必要が無い>>3というのは、"イグナティウス達"にとってもこのドームの上層部にとっても共通の見解ではあるだろう]
《君が特殊チームなら何時か知ることもあるだろう》
[そう告げ、イグナティウスは上を仰ぎ見るように顔をあげた。
それも束の間。
すぐに顔の向きを戻す]
《.たまには上司を激怒させてみるものだ.》
[それは間接的な、答えを知る方法ともなるものだろうか。
その意味に思い至れるかは、トレイン次第ではあるし、その事が起こって初めて意味を知ることになるかもしれないが]
/*
BtB1エピ>>232ネタです。
http://melon-cirrus.sakura.ne....
>怒らせるとロケットに縛られて月まで打ち上げられそう
[地上で生きる人類達を取り巻く諸環境は決して良いとは言えない。
機械生命体を、狂った機械「バグ・シング」であると一律称することも、事実を知らないうちから開示をしないのも、間接的に人類を守ること、或いはまだ知るに早い事実となるだろうか]
《.好きな食べ物?
そうだな、.アンドンジェリン融合反応によるエネルギーはまったりとした穏やかさで好きだ.》
[P13ドームでも地上でも、誰も知らない単語がトレインに伝わる。
同じような反応を発見するにはまだまだ人類の科学力は足りないだろう]
[トレイン>>5を介しセーガ>>7と会話が行われる。
イグナティウスはセーガを見上げる]
《.セーガ、私は大丈夫だ》
[それは、セーガにとって充分な返事ではなかったかもしれないが]
[それからこう続けられただろう。
それはトレインとの会話の一環でもあったかもしれない]
《..君達がドーム消滅を回避出来ることを願う.》
《.そして私も去るだろう..》
[去るというのは終わって後の話とはなるが。
ずっとはいられないことが、セーガにも伝わっただろうか**]
/*依存じゃなくて『嬉しいから助けたい』だから、もっと嬉しいこと(イギーに帰る場所があると分かる)があると良かった、になる。
ヴェス、調子悪そうだな。
連れてくの代わってやろう。
[偉そうに言ってヴェスの右肩をポンと叩く]
大人のエスコートの方が様になるだろ?
玩具やるからそれで遊んでな、坊や。
[10代の若者のような反応をしていたことを引っ張り出して揶揄いながら、箱状の機械を投げ渡した。
受け取れなかったなら地面に転がるだろうそれは、しばらく後に自動的に細いスリットから小さなチップを射出する]
『バグ・シングだ』
『中央で何かしようとしてる』
『識別名ナトゥーリア』
『後はネットワーク調べろ』
[端末でチップの中身を見たなら、そんなメッセージが流れるだろう]
[更にチップが射出された辺りで、情報ネットワークにはある投稿が開示される]
『其は美しき姿。
其は美しき宝石。
其は完全なる美。
天女は中心へと舞い降りる。
運命の歯車を握って。
立ち上がるも良い、逃げるも良い。
茨の道を歩むも良い、殉じるも良い。
選ぶのは君達だ。
────”遊戯”は既に始まっているよ』
[芝居がかった文面、『死神』からのメッセージ。
解析するならば、1文節目がバグ・シングの容姿を、2文節目がバグ・シングの目的地であることが分かるだろう]
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