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1、2年生が催しの準備をする間、三年生はおこた完備の談話室へと追いやられる。少しの間離れてしまうが、準備のためだ、仕方ない。
どうやらこの中には、村人が8名、人狼が1名いるようだ。
[朝、部室の扉をがらりと開け、]
全員揃ってるか?あー、いないやつには後から伝言頼む。
毎年恒例の三年生を送る催し、知ってると思うが今年もやるから。内容とかは任せた。いるもんあれば近くにある商店街とかで買ってくれ。かかったお金は部費で落とすからレシート忘れずになー。
俺は午後から三年生の方行くから用事あったら午前中にな。あと、談話室には入らないように。
[釘を刺すように付け加えると、部屋の隅に鎮座している大道具のソファに腰掛けた]
顧問教師 千冬が「時間を進める」を選択しました。
そうだ、お金足らんだらこの机の上に置いとくから。好きに使え。
[この分は実費だが、どうせ後で部費で帰ってくるのだ。机の上に置かれた茶封筒の中には諭吉が10(10)人ほど。足りるのか定かではない]
っていうか、もう何するか決まってる感じ?
昨日俺顔出してない間に決まってる?
顧問教師 千冬が「時間を進める」を取り消しました。
―1年前 教室>>0:236―
[抱きつく紅緒の身体を、確りと受け止める。
あやすようにゆっくりと、彼女の頭を撫でながら]
――――…うん、知っているよ。
ベニが皆を大好きなこと、皆もベニが大好きなこと。
[ちら、と視界の端に映るのは、進路希望調査票。そこに落とされた文字が、彼女の涙の原因か。こんなにも。こんなにも彼女が悩んでいたと言うのに。今まで気づけなかった自分が、不甲斐ない]
うん、うん…。そうだね、私も同じだ。
私もこの演劇部で過ごした時間は、
今までにない宝物みたいに大切なものだから。
…ずっと、このままでいられたら良いのにね。
時間が止まってしまって、このまま。
[でも、現実に時の流れなど止められない。
慰めていた筈なのに、自分まで少し涙ぐんでしまって。
彼女を抱きしめる腕に、ぎゅうと僅か力を込めた]
一応やるこた決めてあるよ
今日からは動きも合わせて行こうかなと思って
音合わせたり照明の調整とか
他にも色々
なになに、ふゆちゃん先生ったら仲間はずれにされてさみしかったの?
[からかうように良いつつも現金10万円を確認すればしっかりとメモをして]
ありがたく使わせていただきます!!
飯代とかは経費でおちる?実費?ふゆちゃん先生の奢り?
[ここでありがたく奢ってくれるとなれば素直に奢ってもらいつつみんなのやる気も上がるだろうなーなんて呟きつつ、しっかりと手帳に時間と預かったお金をメモ。無駄使いだけはしないようにしなければ]
【メモ】
千冬顧問より10万円
年度末決算時に過不足の場合はできるだけ部員で賄うようにする(...できれば)
ムツキのかぐや姫計画(来年中)
演出
妖精:幻想的、パック、真夏の夜の夢、きらきら、ふわふわ
リュウ:柔らかい印象、やる時はやる、気高く誇り高く
服飾工:きらーんしゃらーんしゅぱーんきらきらー!
子供達:華やか、舞踏曲
── 部室 ──
…………………。
[逢坂が部室の扉を開けて話すのを黙って聞きながら、視線を落とすのは自らの手。指を大袈裟なほどの包帯を巻いて、真琴の横にちょこんと座っていた。
───あの日。
舞台の上で泣くな、と言われれば>>0:218、眼をグッと見開き、先輩を見上げた。溢れることはなく、先輩のパーカーの袖がその水滴を吸え取る。そのまま涙を堪えていれば、同級生が氷嚢を持って現れ>>0:222、病院へ、と言われればふらふらと学校を後にしたのである。そのままこの指は包帯ぐるぐる巻きになり、痛みは引いたものの、細かい作業は難しい状態で今に至る。
衣装作りはペースをガクンと落とし、先輩の足を引っ張っていることは言うまでもなかった。
おそらくは誰かから声が掛かるまで、ボンヤリとその指を見つめていたことであろう]**
── 回想 ──
[がらりと扉を開けて姿を見せた馴染みに、
ころっと態度を変えたイース。>>0:219>>0:226
切り替えすげぇな なんて思い眺めるも、
当然口には出さない。内緒だもんな。
イースを心配するヒカリの人の良さを見れば
相変わらずの純粋さに、なんだか心配になる。
いつか誰かに騙されないかな… うわ超心配。
今まで 自分が目を光らせて、何かあっても
俺がヒカリを守ればいいや そう思っていた。
だが、この先学校が離れてはそれも難しい。
早急に何か対策をとらねばならないか…。
そんなことをぐるぐると頭の中で考えて
少しだけ複雑そうな表情を浮かべながら、
2人のやりとりを黙って聞いていたか。]
[『えらい、えらい。』>>0:240
向けられた 子供扱いするかのような言葉には、更に何とも言えない顔をして。
隣から聞こえる小さな笑い声>>5に、]
……笑うなよっ
[お見舞いなんてしてない。
そう言うことが叶わない今、小さな八つ当たりをイースに向ける。
彼女からの言葉には「おうよ」と短く返すも
内心ではまだ 実感なんて湧いていなかった。]
あ、待てよヒカリ 俺も一緒に行く。
[部屋を去ろうとしていた彼女を呼び止めて、駆け寄る。
「この後どこ行くんだ?」と話し掛けながら
ちらり、まだ部屋の中にいるイースに目配せ。
どうせまたすぐ会うだろうし、別れの言葉なんていらないだろうと、片手をあげ、“先行くわ”と暗に伝えてみる。
正確に伝わらずとも、大体同じような意味は伝わったことだろう。]
── 現在・談話室 ──
ってか、先輩ら、毎年こんなとこでぬくぬくしとったん?!
[談話室の鍵を逢坂から預かり、扉を開ければ、炬燵にミカン、女性陣のために加湿器も用意されているようだ。暖かくなってきてはいるものの、やはり炬燵に足を突っ込めば幸せな気分になれる。]
部長決めかぁ。
いよいよ、な感じやな…
[側に、ヒカリとベニは居ただろうか、居れば聞こえたであろう独り言。さて、ここで、思い出に花を咲かせながら、次期部長を決めようか。]
── 回想・部室 ──
うわ……っ………と。
[前に重心を持っていかれる感覚。握っていた手に重ねられる手。無邪気に笑ったように見えた友人の表情を素直に受け入れられない。
片足を一歩後ろへ出し、その手を引き寄せてバランスを取ろうとすれば、転ぶことは免れた───が、軽い彼女の身体はポスンと自らの胸の内に落ちる。それを反射的に抱き止める。]
────……あっほか、転けるやろ。
[軽いな…細いのは知ってたが、引いた時の軽さは舞台でのそれより抵抗感が無かった気がする。食ってるんか?という言葉を今出して良いものかなんて下らないことを考える。]
そんな寂しいことゆうなや。
卒業しても会えるやろ…?
[そう呟く言葉は自らの内に言い聞かせるように。]
うっはー、大金すごーい
ふゆちゃんせんせ、ありがとー
[1年前まで中学生だった彼女にとっていささか大きな額>>1を見て、少し興奮したように顧問にお礼を告げる。
昨日のケイ先輩の忠告を真面目に ー彼女にしては、ではあるがー 守った結果、今日の彼女はいつもより少し目が冴えていた。
とはいえ、間伸びした話し方は普段とは大きく変わらないだろう。
ふと、目を上げれば俯いた同級生の姿が>>3。その目線の先にある、痛々しい包帯が目に入って、のそりと移動すれば体育座りの態勢で彼女の隣の席に着いた。そっと彼女の顔を覗き込む。]
ね、ね、マイちゃん
その包帯、どうしたの?
[舞台側の騒動の際、キラキラと目を輝かせてイメージを語っていた少女は、同級生に何が起こったのがを認識していない。ある意味で場違いな質問を、小さな声で彼女に投げた。]
/*
よしおっけ。長ハイフン使いたいときはこれコピペやな。
…面倒くさくて途中でしなくなるにふゆちゃんせんせの10万円賭けよう。
―談話室―
――――…これは。ふふ、至れり尽くせり、だね。
[進>>+1が開けた扉の先を覗き込んで、くすりと笑う。
此処に猫でもいれば完璧じゃないか、なんて冗談を零して]
私たちが部長を決めると言うのも、
何だかくすぐったい感じだね。
去年は本当に驚いたな…。
進が部長に選ばれるのは、そんな気がしていたけど。
[いつも周囲への気配りを忘れない、
そして何より芝居に真剣な彼は、
演劇部のムードメーカーにまさにふさわしかっただろう。
自分が副部長に選ばれたのは、
何処か一歩引いたところのある性格への、
先輩達からの餞別だと思っている。
あ、お茶入れるよ、と備え付けのポットで支度をして、
人数分の紙コップを机に並べると炬燵の中へ]
ー現在ー
[誰も居ない教室は、しんと静まり返り、一人暮らしの自分にとっては家とほぼ変わらない静けさになんとなく落ち着いた。]
はぁ…。疲れた。なんか。
……ねむ。
[そのまま机に突っ伏して少しだけ目を閉じて、また開いて。
それでも睡魔が去らないのは最近碌に睡眠を取らなかったせいか。
流石に、今の時間寝たら。
あいつに。
アパートの隣の部屋住む幼馴染に夕飯を作ってやらなきゃ、と。
そうは思えどゆっくりと確実に思考は微睡みの中へと沈んでいく。]
…ごめん、じー、とる…。すぐ、帰る…。
[だからもうちょっと、と睡魔に身をあずけた。暫く眠りこけることだろう。]**
ー現在ー
[誰も居ない教室は、しんと静まり返り、一人暮らしの自分にとっては家とほぼ変わらない静けさになんとなく落ち着いた。]
はぁ…。疲れた。なんか。
……ねむ。
[そのまま机に突っ伏して少しだけ目を閉じて、また開いて。
それでも睡魔が去らないのは最近碌に睡眠を取らなかったせいか。
流石に、今の時間寝たら。
あいつに。
アパートの隣の部屋住む幼馴染に夕飯を作ってやらなきゃ、と。
そうは思えどゆっくりと確実に思考は微睡みの中へと沈んでいく。]
…ごめん…。すぐ、帰る…。
[だからもうちょっと待ってて、と心の中で幼馴染に告げて睡魔に身をあずけた。暫く眠りこけることだろう。]**
―部室―
先生、多すぎます
[茶封筒の中に諭吉を10人確認すれば、予想を遥かに上回る数に目を瞬かせる。
公立の学校にしては、部費が高い方だろう。それにしてもこれは]
各々、無駄遣いだけはしないように。買い出しに行く時には、何のために何を買うかをしっかりと考えること。報連相は忘れずに。
あと、レシートは私に渡してくれ。こちらで纏めて保管しよう
[メモ用紙をちぎって金額を書き込み、部活用ファイルの何も入れていない所に挟み込む。
奢りだとかなんだとか言っているのには、顧問の懐を心配しつつ、ため息をついた]**
―1年前:教室―
[暖かいその手に、ほろりとまた涙がこぼれて。子供みたいに嗚咽をあげた。
綺麗な子。一目見た時に思ったのはそれだった。外見だけじゃない、仕草だって笑い方だって。驕ってたあの頃の自分でさえ、素直にそう思えた。嬉しくって、メアドを聞いてきたほぼ初対面の彼女を撫で回したのは、いい思い出。
この子が綺麗なだけじゃないってことを知ったのは、もう少しあと。]
…………もー。みつきだいすきぃ……ぐすっ
[ずっとじゃなくていいから。今は、今だけは、このまま。彼女の手ぬくもりに応えるように、こちらも手に力をこめて。また情けないとこ見せちゃった、なんておどけて見せて。しばらく――彼女の暖かさを感じていた*]
それは良かった。いつもすんなり決まるんだが今年も決まってて安心した。
…いや、顔出してなかった俺が悪いし…別に寂しくなんてねぇし…
[視線を逸らしながら口の中でもごもごと言い訳じみたことを。
決まってないにしろ口出しする気は一切ないのだが、寂しいかと言われりゃあ寂しい]
流石に飯代は部費で落ちないから奢りな。落ちるのは備品…簡単に言えば衣装とか、大道具、小道具だな。
[この時期の出費はいつもの事だ。生徒の喜ぶ顔が見れるというなら安いものだろう。…流石に、10万円入れていたのは予想外だったが]
最後のいい思い出になるよう頑張れよ。俺も楽しみにしてる。
[各方向からの賛辞に似たような何か>>10>>11にはドヤ顔とサムズアップを返した]
いやー、可愛い生徒の為だ。まあ飯代以外は後で部費で返ってくるし気にしなくてよし!
[多すぎます>>14と聞こえればそう返す。部費も上限があるし、必要ないと学校側が判断すれば出ないこともあるがわざわざ言うことでは無い**]
あ………えと………
大道具解体してる時に……ちょっと……
[不意に側にいた同級生>>10に覗き込まれれば、肩をビクリと震わせ。それが見知った仲間であることに気付けば少しホッと表情を緩めてポツリポツリと答える。
その頭はふらりと揺れて、よく見れば目の下に隈があるのが分かるかもしれない。]
上手く針…持てなくて……
[クイクイっと指を折り曲げてみるも、包帯に邪魔をされて上手くは動かない。
それでも衣装と……少し頑張りたいことがあって、つい夜更かしをしてしまった。]
………あれ?イース先輩……は……?
[ふと顔を上げれば集まっているはずの部員は全員居ない。そこに居ない先輩の名前をポツリ。]**
―回想:部室―
ひゃあっ
[咄嗟にできることなんてなくて。彼女は彼の手に引かれるままに、ぽすんと収まる。こちらが小さいわけでもないのに、やけに相手が大きく感じた。そんなことに頬を染めるほどうぶじゃない。嘘、ただの慣れ。
見上げた顔からこぼれた言葉に、きょとんとして、数秒後にくしゃりと笑った。]
……そうだね。いつだって会える。
少なくとも私はここ、離れる気ないし。
[いつでも待ってるよ、なんて冗談混じりに呟いた。]
―談話室―
こたつ!こたつじゃん!!
[ひょっこり。ミツキと同じように扉から顔を覗かせれば、ぱあっと見る見るうちに表情が弾ける。先輩たちずるい!私ここに住む!なんていいながら我先にとみかんをひとつとって、こたつに足を突っ込んで、そのまま潜り込む。
顔を出してにゃあ、とでも言ってみせて。ふたりの会話に、くすりと笑みを浮かべた。]
私は分かってたけどね、ふたりが選ばれるの。
[そのまま、顔と手だけ炬燵から出して。みかんの皮を剥きながら自慢げにいってみせた。行儀が悪いのは、気にしたら負け。]
時の速さより自らの成長にびっくりだよ、まったく。
後輩ズの方が大人びて見えるもーん
[くるくると綺麗に皮をむきつつ、おどけて言ってみせて。実際彼女の精神年齢の低さは馬鹿にならない。先輩方だってとてもじゃないが役職など与えられなかったのだろう、容易に想像がついて。
そもそもがらじゃないし、なんてみかんをひとつほおばった]
―回想―
[去年の新歓について談笑していれば、やってきたケイに布が届いたと知らせを受ける。
軽く礼を言い運んでくれた他の二人にもと辺りを見回すが、トレーニングへ向かうのが見えれば、後にするかと自分も布が置かれた場所へと。
それにしても、大量の布だ。途中でケイとヒカリさんに会えたから良いものの、流石に無茶を言ったなと反省する。
…しかし、大量の布に埋もれながらひょこひょこと、涙目で歩くマイカの姿…]
…良い
[顔面は無表情のまま小声で呟き、小さく拳を握りしめる。
ヒカリさんに聞かれたらお説教確実な呟きだった。
本人に聞かれたら怒ってポカポカしてくるかもな、なんて思ったら心が和んだ。…うん、可愛い。
再三言うが、反省はしている。…一応。]
さてと、
[舞台の端、邪魔にならない所へドカリと座り込んで、
可愛い後輩と可愛い先輩と可愛い?同級生が運んでくれた布に手をつける。
衣装整理の時に出てきた余り布や迷子布達。これらを種類や大きさで分けていく。
想像以上に大量に出てきたため、狭い部室での作業は困難と思い持ってきてもらった次第であった。
そうして布を整理しながら、みんなのトレーニング風景を眺めていた。]
それに…この風景も、あと…
[無意識に零れた言葉はどこにも届かず、落ちていった。
小さく頭を振り、そんな思考を追い出す。
ストレッチ中の後輩と目が合えば、ひらひらと手を振ってかえした。
ドリンク騒動も微笑ましい思いで眺めて。
途中泣き出したマイカを見れば、思わず駆け寄ろうと立ち上がりかけるが、ロディが仲裁に入ったのを見れば、息をついてまた元の場所に座った。
抱き寄せ撫でられているマイカの姿に、作業の手が少し止まる。2人を主役に、というのも面白いかもな、そんな思い付きがよぎる。
…胸の小さなわだかまりは、きっと気のせいだろう。]
ん、……。
[作業中感じた不安げな視線>>0:158には、口元に人差し指をたてるジェスチャーを。
そんなの、言ったら止められるに決まってる。
一応、こうやって端切れを再利用して衣装をアレンジしているが、やはり可愛いレースだとかはこっそり自腹を切っていたりするのだ。
前も自腹で布を大量購入し、部費からはだしてない…なんていってムツキと大ゲンカになったことがある。
そういう真面目さは嫌いではないから、以来はばれない程度にしかしてないが。]
[作業も終わりかけの頃、不意に声がかかった>>0:178。]
ケイ。
…そうだな、服飾工は…なんというか、くれいじーな奴だ。
ある時は、小さな飾りボタンの為だけに瘴気漂う魔窟に潜り、一欠けらの魔石を手に入れ。
ある時は、あらゆる生き物が眠りにつく極寒の地に籠り、触れれば溶けるような氷でできた糸を使い雪の女王のドレスを仕立てた。
大げさで、道化的でもあるんだが、その根本には服飾に魅入られた狂気が渦巻いてる。
だから………そんな感じで頼む。
衣装もできてるから、見てくれると嬉しい。
[そんな感じ、なんて結局丸投げになってしまったが、毎回それでもイメージ通りの音を用意してくれるから頭があがらない。
それに、自分の場合言葉よりも作ったものを見てくれた方が伝わるだろう、なんて思いもあったりする。
そうして、向こうからホタルがきたやってきたあたりでようやく作業がおわった。それじゃあと軽く声をかけて、布を持ってその場を後にした。
ちなみにタオルケットにおきた惨事には気づかなかったが、後輩がなんとなく自分を避けている事に感付けば、心の内で少し落ち込んだとか。]
大変だったが、よかった。
これだけあれば、あの衣装も…。
[幾分か上機嫌な声で呟き、布達を抱えながら部室へと向かう。
衣装係の後輩に不幸が降りかかったのは、きっとその後。
それをマコトが知ったのは、もう少し後のことだっただろう。**]
―談話室―
…わあ、可愛い猫だ。
それなら私も一緒に此処に住もうかな。
[にゃあ、という紅緒>>+6に楽しそうに肩を揺らして。
炬燵の中でくつろぐ姿を、微笑ましげに見守っている]
ふふ、良い副部長であれたのか、自信は無いけれど。
楽しい一年間を過ごすことは出来たと思うよ。
みんなのおかげ、ベニが居てくれたおかげだ。
成長の方は、私も今一つ、かも。
後輩たちが頼もしくなったのは、本当にその通りだね。
昨日も、少し騒動が起きたんだけど。
最後はロディが舞衣香を宥めてあげていてね。
――凄く、良いなぁって思ったんだ。
[紙コップのお茶へ口を付けて、ほっと一息]
…あ、そうだ。
学校に来る前にアヤトのお見舞いに行ってきたんだけど、
今日来れない代わりにってアルバムを預かってきたよ。
彼はいつもカメラを持っていたけれど、
こうした形で写真を見せて貰ったのは初めてだな。
[よいしょ、と紙袋から3冊のアルバムを取り出した。
1年でちょうど1冊の思い出の記録。
1年の頃が紫黒◆の表紙。
2年の頃が黄茶◆の表紙。
3年の頃が灰茶◆の表紙。
アヤトが病欠であることへは、残念そうにしつつも暗くなり過ぎないように。今日を共に過ごすことが出来なくても、三年間の絆は確かなものだと思えるから]
[紫黒の表紙のアルバムを開く。
最初の頁は、当時の新入部員の集合写真。緊張して強張った面持ちの自分の姿が隅の方に佇んでいる。共に並ぶ彼らは、朗らかに笑っていただろうか]
そうか、シンは入学した頃は背が小さかったんだね。
ベニも髪が短くて――…。
[たった三年前のことなのに、随分と昔のようで。当時は基礎体力の練習でばててしまいがちなアヤトを、皆で励ましたりもしたか。発声練習が不得手だった自分は、新入生の中でも一際声を張っていた進にこっそり特訓をお願いしたこともあった。
ふとした切欠で、溢れだす思い出。
実感する程に、一年前の情景が脳裏を過る。
ずっとこのままでいられれば>>+0と、紅緒と抱き合ったあの日。これではまるで明日にでも卒業するみたいだと、募る切ない思いに内心で苦笑して。けれど、まさにその日が今、近づいてきている。
"どんなベニでも、私の大切な友達だよ。いつまでも"
それはおどける彼女>>+4へ、返した言葉*]
/*
イース……一応完全RPでゆるではあるけど、三年生を送る会の準備をする、という大筋は掴んでいて欲しいかな、と。
派生で自由にしてもらって構わないのだけど、ここまで部というものに関わらないというのも…ともにょり。
まぁ、突発だしそこまで伝わってないのはむらたて企画側の問題だろうから、これに留めますむに。
大道具解体?
うわぁ…痛そー… 気をつけてねぇ
[同級生の言葉>>16を聞けば痛みを想像し、思わず顔を顰めた。
彼女の説明からは、彼女がどんな怪我を負ったのか正確にはわからない。ただ、大道具の解体に使う道具は大体重かったり大きかったり危なかったりするものだ。それで負った怪我が痛くないわけがない。
彼女の怪我を、そして彼女が経験したであろう痛みを想像してしまい、思わず自分の手をきゅっと握った。]
あぁ、そーだよねぇ…
マイちゃん、私にできることがあれば何でも言ってねぇ
[彼女が包帯越しに指を曲げようとするのを見れば、あんまり無理しちゃダメだよー、とそっと手で止める。
意識が同級生の手の方に向いているため、彼女の隈にも、寝不足な様子にも気づけないまま。
とりあえず手伝いを名乗り出たはいいが、実際の裁縫の能力は下の方。役に立つかどうかは不明だが、名乗り出た本人は至って本気だ。
彼女がイース先輩の名前を出せば、そこでようやく彼がいないことに気づく。物腰の柔らかな印象の強い先輩の顔を思い浮かべながら、誰にともなく聞いてみる。]
イースさん遅れてくるとか、誰か聞いてたりしますー?
── 回想・部室 ──
[腕の中で此方を見上げた彼女>>+5がクシャリと笑う。その笑顔にもう何も言えなくなる。納得のいかない表情を浮かべながらも、それ以上踏み込むべきではない、と。そこまで子どもではない。跳ねた前髪をそっと──そこまでの乱暴さを忘れたかのように──撫でて、一つ息を吐く。]
………行こか。
上でみんな待ってる。
[開いたままの扉の向こうを示し、彼女の表情が見えないように、その身体を反転させる。そのままその笑顔を見ていたら、また余計なことを言ってしまいそうになったから──そして、自らの表情を見られたくなかったから。]
ほれ、はよ行くで。
[努めて明るい声を出し、その背中を押し、部室から講堂へと上がったか]*
/*
きゃーマコトさーん!!
よかった!もっとお話ししたいと思ってたんよ。
あぁ、そんなところまで回想で拾っていただけて…ありがとうございます!
とりあえず後でタオルケット返しに行きます!
そして、意外にマコトさんの変態度が高いことを確認(褒め言葉)
── 現在・談話室 ──
おー!お茶さんきゅー。
ベニ、俺にもミカン!!
[お茶を淹れてくれるヒカリにお礼を言い、炬燵から顔だけだしてミカンを剥くベニにキャッチボールでボールを受けるように手を差し出す]
ほんまになぁ。
あれから一年って…早いよなぁ。
[お茶を啜りながら、そんなことを言えば随分とじいさんになった気分。にゃーにゃーうっせ!と、近ければベニの鼻を摘んでやれたのに残念ながら対面だった。]
アヤトが?
へぇ…彼奴らしいっちゃあ彼奴らしいか…
[城 史人。身体は大きいのに体力はあまり無くてその図体に似合わず細かくて。彼もまた演劇が大好きな1人であったことを思い出す。]
へっへー、
俺、3年間で15センチ身長伸びてんで。
[入学の頃は女子に紛れていた自分を思い出す………吐くほど牛乳飲んでた、あん時。うん。]
なんやねん、この写真!!
あ、ベニの寝顔…彼奴こんなん撮ってたんか……
[アルバムを捲りながらその中で成長していく自分たちを振り返る。]
なぁ、いつの舞台が一番思い出深い?
大丈夫………
痛くは、ないの……
[実際に手の上に物が落ちてきた時に自分が反応出来なかった分まで、同級生>>21が反応してくれているような気分になる。心配を掛けないように、ニコリと微笑んでみたつもりなのだが上手くいっただろうか。]
ありがとう、でもホタルちゃん…
舞台の練習もあるし……大丈夫、真琴先輩が居てくれるから……
[隣にいる先輩にチラリと視線をやり、そう呟く。胸の内にはこの先輩に負担を掛けていることでとても苦しいのだけれど。
動かす指をそっと止められれば、素直にそれを止める。ゆらりゆらりと頭が揺れながら、ヘラリと力ない笑顔を見せながら同級生の声を聞いた。]
イース先輩……
探しに、いく……?
[ホタルの服の裾をちょっと引っ張って小さくそう呟く。ただあまり気乗りはしない……物腰の柔らかい頭のいい先輩なのだけど。ホタルが一緒なら、と進言してみたが、返事はどうだっただろう。]**
[内心で年度末の打ち上げの時に二年メンバーからカンパを募って顧問へお礼をしようと決意。カンパが無くても、ムツキに話せばいくらかは出してくれるだろうとも。
とりあえずは今日の練習だと部室内にいる面々を見渡す]
まずは基礎練のあと読み合わせな。台本担当はどんな風にしたら良いか聞かれたらすぐ答えられるように、役者もどんな風に演じたら良いかの意見交換をやるように。
ストレッチまでは個々人、のち発声を全体で!
[そのまま解散と声をかけ、姿を見せないイースへはメッセージを]
『午前中読み合わせ、午後から立ち稽古。意見交換とかの内容はだいたい纏めて送るけど、立ち稽古はでてくれると助かる。よっぽどきついなら無理はしないで良いけどな』
[イースを探しにいくという後輩女子二人の髪をそれぞれなでてやれば笑いかける]
イースには俺からメッセージを入れといたよ
気になるなら二人もメッセージを送って見たらいい
マイは指、大丈夫か?あんまり無理に動かしたら治りも遅くなるから、裁縫するとしてもゆっくりな
イースまだ来てないのか。他…は来てないやついるか?
強制ではないにしろ連絡のひとつやふたつ寄越してほしいもんだなあ…
[舞衣香>>22と蛍>>21の会話を小耳に挟むと、ぐるりと部室を見渡す。まさか昨日が講堂だったからといって今日もそちらに行っている者がいるのか。俺はちゃんと連絡した、はずだ。
イースを二人が探しに行くなら任せよう。行かないのならば自分が代わりに行こうかなどと考えつつ、思いついたようにふと]
あ、皆でばらばらに買い物するなら車出すぞ?大荷物だと大変だろ。リストアップしてくれれば代わりに買ってもくるけども。追加で欲しいもの出てくればメールしてくれれば。
[それだとセンスが、とか思ってたのと違う、などと言われてしまうのが怖い。なんにせよ自分のセンスは壊滅的だ。それは演劇部の面々も知っているはずで。
暫し迷った後、近くに居たアキの肩をぐっと抱き寄せ、]
よし、アキを連れて行ってくる。
[強引に話を進めているが嫌がられれば一人ででも行くつもりで。買ってくる荷物の事を考えても自分と、アキともう一人くらいは連れて行けるだろう]
[メールを送った、との言葉と共に髪を撫でられれば>>23、ピクリと肩を動かす。それは不快感からではないのだが、相手にはそう思わせてしまうかもしれない。まだ部内の人なら反応は薄い方だっただろう。]
─────………。
[指をあまり動かさない方がいい、との言葉にコクリと頷けば、イースを探しに行くことは止めにしたように、またちょこんと真琴先輩の横に収まる。]
ケイ先輩……この舞台……3年生は……立たないです…よね…?
[座ったまま、ケイを見上げて問う。答えが分かりきった質問。送られる側が舞台に立ってどうするのだ。叶わないと分かっていながら一縷の望みに掛けて聞いてみる───それはそれが叶わないと確認するだけの行為。数秒後には、ごめんなさい、と小さな声で謝る女が居ただろう。]**
ん、そっかぁ…ならいいんだけどねぇ
[痛くはない、と応える同級生>>22に一応は納得したような返事を。
彼女の笑みがぎこちない気がして少し不安だが、これ以上の言葉を繋げてもただの自己満足にしかならない気がして、こう応えるしかなかった。]
うん、わかったー
そうだね、マコト先輩がいるなら安心だねぇ
[申し出が断られれば素直に受け入れ、彼女の続いた言葉には能天気な言葉を返した。
彼女が先輩に負担をかけていることを気にしていることなど、露ほども気づいていない。
同級生に服の裾を引っ張られ先輩探索に誘われれば嬉しそうな笑顔を浮かべた。
裾を掴む彼女の手が、自分を頼りにしてくれてる気がしたのだ。このように頼られることなどあまりない自分にとって、彼女の行動は嬉しい表情を浮かべるには十分だった。]
うん、じゃぁ行こっかー
[そう応えて立ち上がろうとすれば、ケイ先輩の手が髪を撫でる>>23。
メッセージを送ってみたら、と言われると、はーい、と返事し携帯を取り出した。そういえば、イース先輩にメッセージを送ることなどほとんどなかったな、と思いながらぽちりぽちりと短文を打った。]
『イース先輩早くきてください
先輩いないとさみしーです(うさぎの絵文字)』
[送信完了の表示を見れば、携帯を仕舞う。同級生>>25の手はすでに裾から離れており、それが少し残念だった。]
んじゃー私ストレッチしてきまーす
[哀しそうな様子でケイ先輩に問う彼女を見ると、なんだか自分が場違いな気がして、誰にともなく言えば部室を出ていった。]
────────────────
昨日 21:23
お別れ会で先輩方に花束を贈る事を
考えているので、頭数に数えて良い
のであれば明日花代を回収します。
1人700円で作ってもらおうと考えて
います。
有志なので強制ではありませんが、
参加意思のみ表示して貰えれば助か
ります。
────────────────
[一斉送信で送られたそれの各々の返事が有ったのか内容はどうだったかは一先ず置いておくとして、今日集まった値段で花束のグレードが変わる。
最大で2,100の花束になるが、あの三年生達なら存在感において負ける事も無いだろう。]
ー回想ー
[暫くして目を覚ませばその日は帰って。
次の日の朝、目覚めれば疲れていたせいかいつもよりも遅く目が覚めて。
あ、やばい。
しかしもう急いでも仕方ない時間だ、と普通に用意をすれば学校へ向かう。
少し家が遠い為に原付を乗っているのが助かる日が来るとは思っていなかった。]
[学校へと着けばいつもの場所にそれを止めて、メットをしまいこみ、携帯を確認しながら歩く。メールは3通で、それぞれ別の人から。(>>23>>28>>29)
今から向かうと、そう送ろうとしたところで。
誰かに声を掛けられて振り返れば、疑問符を浮かべてそちらを見ては。
この間、賭け事をした相手。
あぁ、また言いがかりかあ。しつこいなあ。
冷たい目をそちらに送って。
2人へのメール(>>23>>28)の文字を打ち直す。
“すみません、寝こけてしまっていました。早めに向かいます。”
“了解しました。”
ロディの方へはそう打って送り。
絡んでくる目の前の相手を自分が先にやられた、という証拠をとれば捻り倒し。
しかし面倒事になるのを隠す為に時間がかかり、部室に着いたのは60(60)分後になってしまったか。]*
―談話室―
…やっぱり男の子だなぁ。羨ましい。
シンはお昼も牛乳持参していたよね。凄い執念だった。
[身長が伸びたと言う彼へ視線を向け、くすりと笑う。
ゆっくりと捲られていくアルバムを控えめに覗き込みながら、楽しそうに目を細めている]
これは葵先輩が主役の公演だ。
ふふ、あのときの反響は凄かったねぇ。
[そして進からの問いかけ>>+12に、
思いを馳せるように一度瞬きを落して]
そうだな、私は……。
やっぱり去年の新歓公演かな。
皆にもすごくお世話になったし――…、うん。
[照れたように小さく呟いて、目を伏せる。
自分が唯一舞台に立った公演。それを一番の思い出にあげるのは何だか気恥ずかしくて、少し躊躇ったけど。此処にいる二人にならば、そんな遠慮はしなくても良いのかな、という甘えもあり]
ー現在ー
[これは遅くなりすぎたか、と思い幼馴染に後は任せておけばよかった、と少し後悔をしつつ。]
おはようございます。
遅くなってすみません。お待たせしました。
[そう言って部室の扉を開けて。中にいる人達に挨拶を。]*
ー現在ー
[これは遅くなりすぎたか、と思い幼馴染に後は任せておけばよかった、と少し後悔をしつつ。]
おはようございます。
遅くなってすみません。お待たせしました。
[そう言って部室の扉を開けて。中にいる人達に挨拶を。]**
― 1年前>>0:147>>0:148 ―
『ヒカリ、お前で行く』
[そう真っ直ぐに告げられた時、過去の記憶が脳裏を過った。
>>0:161それは昔、バレエの発表会で主役に自分が指名されたときのこと。嬉しくて、今までの努力が報われた気がして、舞上がったこと。けれどそれは成し遂げられることは無く、悲しくて、結局逃げ出してしまったこと。
あの時と今では状況が違うと理解はしていた。でも、混乱した。だから困らせると分かっていたのに、みっともなく拒絶の言葉を紡いだ。
――呆れ、見捨てられても仕方がないと、自己嫌悪をしながら]
―――――……〜〜〜ッ!
[けれど、彼は意見を翻さなかった。
それは非常に自分を困らせて、…同時に、嬉しくもあったのだ。矛盾したような感情では、あるけれど]
[それから文字通り夜も眠らず、半日かけて思案に思案を繰り返し、最終的には進の家のチャイムが鳴らされるに至る。
――やるからには、端役と言えども最高の演技を。自分が皆の大好きな舞台を汚すことなんて、あってはいけないのだ。
…もう、二度と。
半ば自棄になって特攻したが、進は快く(?)練習に付き合うことを承諾してくれた。内心、とても安堵した。きっと何とかなる…そう、想えたのだ]
君がついていてくれるんだろう?
[にい、と口端をあげて笑う。普段の彼女は見せることのない、好戦的な笑みだった。
其処からの猛特訓は半ば狂気じみても居たが、有意義な物であったと信じたい。結局授業の二限目までをサボることとなった。当然怒られた。正気に戻った光虹は進に土下座の勢いで謝罪していた*]
―回想:部室―
[(そっか。会える、か。)
ゼロになる、わけじゃない。彼のさりげない一言に、救われた気がしたのは、内緒。簡単な一言に励まされてしまった自分に呆れつつ、こちらに背を向けてしまった彼に小首をかしげた。]
ん、行く
[何も解決してないけど。演劇の二文字から強引に思考を引きはがして。嬉しいことを嬉しいと思える単純すぎる脳細胞に感謝しつつ、彼のあとを追った*]
指名料取られちゃう?
[見上げられれば楽しそうに笑いながらそんな言葉を。
先生≠付けないのはシンくらいだが、色々な呼び方をされるものだ。それが嬉しいのだが]
良かった、助かる。1人だと寂しいしなー…
こんなおっさんと一緒でごめんな?
……そんなん言われたら惚れてまうやろー?
[真面目な顔でそう言って、赤メッシュの入った髪を一房手に取った後、楽しそうにからからと笑った]
んじゃあ行くか。
釘ならホームセンターとかかな。アキは行きたいとこある?
[他に一緒に誰か行くかー?と聞きながら。駐車場に向かった]
―談話室―
[灰茶色の表紙のアルバムを手に取り、去年の新歓公演へ向けての練習風景を辿って行く]
あの時は二人とも役の掛けもちで大変だったのに、
沢山練習に付き合わせてしまったね。
……でも、楽しかったな。
それに、2年生の活躍が素晴らしかったよ。
真琴のあの衣装と舞台造りの繊細さ。
睦月の的確な指導と華を盛る舞台照明。
ケイの選ぶ音楽の作る優雅な世界観。
秋ちゃんはとても生き生きしていた。
イースも役者と裏方の掛け持ちを熟してくれた。
そして、…そんな皆で作りあげた舞台が。
新しい部員を呼ぶきかっけになって、仲間が増えて。
こうして続いて行くことが、とても嬉しいんだ。
[訥々と語り終えると、ひっそりと一度笑って。二人はどうかな、と話を聞く態勢に]
っ、な…
[にすんだてめぇ、
と、反射的に出かかった言葉をすんでで飲み込む。
ポケットに残る存在に、例の代金だろうと彼の行動に合点がいった。]
あぁ…
あざます。
……買い出ししっかりお願いします、逃げ出さないで帰って来てくださいよ。
[冗談めかして、背を向ける彼に釘をさす。
顧問の千冬と一緒なら、彼もサボりはし無いだろうが。
普段の行いを思い浮かべると、どうも信用が置けない。
演技をしている時の情熱を、他に分散することは出来ないのだろうか。
…しかし、演技にはさほど興味のない己の言える事ではないか。]
―現在・部室―
[自分がマイカの怪我を知ったのは部室から戻った後。
夜には、大丈夫か、衣装は心配いらないから無理するな、という旨のメールを送ったが、今日会った彼女の顔は予想通り暗いものだった。
作業中も、申し訳ない、そんな様子が漏れ出していた。
服飾工の台本を読み込んでいる横で、心配した様子のホタルがマイカと話している。聞こえてくる会話は、やはり怪我の話。
ほんとに、わかりやすい子だ。
今も弱々しいトーン>>22に、隣にいて思わず口を開く]
…追い出し公演の衣装は元ある衣装のアレンジが主で、殆どできてる。
今のペースで時間が足りないわけじゃない。
だから、安心していい。
[それから、ホタルちゃんがお手伝いか、頼もしいな、なんて口を挟んでは少し思い出し笑い。
いつ作ったのか、部室に飾ってあるホタル作のぬいぐるみは、いまだに猫なのか犬なのか豚なのか、部員の中で意見が別れている。
それから、マイカの方を向き治れば目線を合わせようとその顔を見つめ]
今はあんまり無理するなよ。
…怪我の時ぐらい、遠慮しないでもっと頼ってくれ。
先輩、だからな。
[そう言って、軽く頭を撫でて。
俺なんてヒカリさんに迷惑かけまくりだったぞ、と楽しそうに笑った。
分かりやすくて思い詰め気味で、頑張りすぎる彼女が、少しでもいつもみたいに笑ってくれるよう願いながら。]
[マイカの発言>>25に、ぴくりと目を見開く。
それは、自分も思っていたこと。…思って、諦めていたこと。
迷いに揺れそうになる瞳を閉じて、開けば、そこには小さな決意が覗いていて。]
…不可能ではないと思う。
元々先輩達がやってた台本だ。それに、人数調整で削った役もある。
[マイカの提案を援護するようにそう言えば、今度はケイの方を向き、続ける。]
先輩達を練習に呼ぶわけにはいかないから、どうしてもぶっつけ本番、即興を強いることになるけど
あの人達なら応えてくれると思う。
[口調に、少しずつ熱が篭る。
が、それを抑えるように口をつぐめば、一先ずケイの返事を待った。
直前に言うような事ではないのも、それどころか唯の我儘だということもわかっている。
だが、縋らずにはいられないのは。
ヒカリさんのいないあの部室で、思い出の衣装を弄りながら、…もう一度と、願ってしまったからだろう。
それはきっと、隣の彼女も。**]
イースが来ていないのか。私は何も聞いていないが、誰も連絡来ていないのか
[後輩の呼びかけ>>21 には、一度自分の携帯の受信履歴を確認してから答える。
次に連絡なしで遅刻した時には、スケジュールを時間単位で書いた紙を顔面に叩きつけてやろう、とひっそり思って。
壁際に置かれたホワイトボードに本日のタイムスケジュールを書いてから、同輩の言葉>>23 に付け加えるように口を開く]
発声は、いつものメニューのあとにういろうをする。ストレッチは念入りにすること。
時間厳守、発声に遅れて来た奴には楽しい楽しい体幹を五分やってもらうぞ
[ういろう、とは名前とおりにういらう売りを読むことだ。但し、走りながら。
筋トレが苦手な者には半ば脅迫とも思われることを珍しく爽やかな笑顔で追加して、ペンを置く]
ロディ
[ポケットから取り出した小さな封筒を後輩へと渡す。
先日のメール>>29 に、件名が「参加」となった空メを返信したあとに、すぐ用意したものだ。
素っ気ない文面は、今に始まったことではない。無駄を全て取り払ったかのようなそれは、ただスマホのタッチパネルに未だに慣れていないだけ。
彼が封筒を受け取れば、拙い動作で発声10分前にアラーム設定してから、体育館へ向かう。ランニングと、筋トレと、ストレッチ。全てをするのに、部室はあんまりにも狭すぎる]
くれぐれも、不要なものは購入しないように。あ、余裕があれば白の絵の具、できればネオカラーあたりも買ってきてください。そろそろなくなりそうなので
[買い出しに行く顧問と同輩に>>31 >>36 思い出したかのように釘差しついでのお願いをしてから、部室を出た]**
―談話室―
[ミツキと顔をあわして、にへりと微笑んだ。この子の飼い猫になら私なってもいい。なんてことを真剣に考えつつ。]
1年365日、濃ゆい毎日でございました
[カゴごと掠めたみかんの山からひとつ。やわらかめの甘そうなのを選んでひょいっと後方に山なりで放った。ススムならとってくれるでしょう。コントロールはやや、雑。]
このメンツだからやってこれたしね。
やけに個性の強い面々でしたけれども……後輩たちも含めて。
[誰一人、同じ人物はいない。劇だって現実だって一緒。役に大事なのはその個性をどう活かすかだけれども。その点はなんの心配もなかった。微笑ましいだろうその光景を浮かべて、にやりと惚けた笑みを浮かべる。]
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