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まよいご ナナ の能力(求婚)の対象が 北西の農夫 に自動決定されました。
渡りの コガネウタドリ の能力(下駄を蹴上げる)の対象が 北西の農夫 に自動決定されました。
負傷兵 スヴェン の能力(求婚)の対象が 宇宙農家グリフォン チャボ に自動決定されました。
牧場の子狐 サヴェイ の能力(去る)が 実行しない に自動決定されました。
まよいご ナナ は、北西の農夫 に愛の言葉を囁いた。
負傷兵 スヴェン は、宇宙農家グリフォン チャボ に愛の言葉を囁いた。
次の日の朝、宇宙農家のプリンセス メロンよちゃん が無残な姿で発見された。
照坊主の下駄が、どこからともなく 北西の農夫 の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 地雨 かなぁ?
ちょっとした催しが終われば不思議なことに温暖な平地にも雪がはらり。
「宇宙でぱぁと」ではセールなんかもしているかもね。
現在の生存者は、北西の農夫、元賞金稼ぎ トバ、果樹園の娘 アオイ、まよいご ナナ、星営バス運転手 ハマチさん、やせいの シモツキ、宇宙農家グリフォン チャボ、青年 コルン、渡りの コガネウタドリ、北の果樹園主 シュンギョウ、負傷兵 スヴェン の 11 名。
―夢の中―
[山の上に降り積もる雪のような純白の身体と翼。
黄色い嘴に真紅の冠のような鮮やかな鶏冠]
懐かしい…
[子供の頃、よくその背に乗せてもらった気がする。今はもう帰る事も叶わぬ俺の故郷にいた、あの気高きグリフォン]
―星役場:医務室 ―
『あ、目を覚まされましたか』
[何がどうなったやら。気がついた時、俺はベッドの上で寝ていた]
『宇宙樅の木のところで、酔いつぶれていたので。こちらに運びましたが…』
[そう看護師に告げられ、意識が混乱する]
酔いつぶれ…?確かに、酒は飲みましたが。一口だけだったはず…??
[そんなに強い酒だったのだろうかあれは。自分は特に弱い体質でも無いはずなのに何故。その事を告げると、看護師は見覚えのある包みを見せた]
『恐らく食い合わせ、ですね。このパンは恋人同士で食べると幸せになると伝えられているこの時期にだけ出回る高価なもので…何と言うか…媚薬の効果があるんですよ。酒と一緒に口にすると凄い効果が出るのは有名な話なんですが』
[他所から来た俺がそんな事知る訳なかった]
媚薬って…!俺、昨晩誰かに迷惑かけたりしましたか?もしかして
[酒を飲んだ後の意識が無い。酔っている間に誰かに乱暴したなどという事があったら、どんな刑を課されるか分かったものではない。正直、青ざめた]
『いや、そのようなことはありませんでしたが』
[そういうと、看護師はくすくすと笑った]
『ただ、口にした薬効が今後の行動に影響を及ぼす可能性は…まだ残っています*』
[さっき来た時よりも、ホシヤクバは大勢の人間や生き物たちで賑わっているようです。]
きゅっ?
[人々の熱気や、いろんな香りもあちらこちらから漂ってくるようだ**]
――温泉栽培施設・銭湯――
[振り向いた俺と、嬢ちゃんの目が合う。
逃げろ>>1:197。
と、そう言った瞬間、第一波がきた。
銭湯の浴槽に飛沫が上がり、どぼどぼとお湯が流れ込む。湯けむりが立ち込める。
モニター越しに見える、キノコの立木が並んだ温室も、もう膝くらいの高さまで水浸し?お湯びたし?温泉びたし?になっているようだ。
西の湯路からこの役場付近までは、ゆるやかだが標高に換算するとかなりの落差がある。
あの水量が全部こっち来たら、さすがにやべぇよな。嬢ちゃんだけは逃がさねぇと。
水かさは増し、浴槽からお湯があふれ出たその時、
……流れが止まった。
厳密には、コポコポとまだ流れ続けているが、先程の勢いはもう無い。]
[もうもうと立ち込める湯気に、「カッポーン」と、独特な音が聞こえてくると、もうここは普通の銭湯にしか見えない。
番台のじいちゃんが、のそのそと目を覚まし、「お客さんかね?」と声をかけた。**]
おー、梨好きかー。
なら規格外やけどご馳走しちゃる。
[聞こえた返事>>1:*39>>1:*40に、グリフォンはご機嫌で飛んだ。]
―西の果て 黄金の梨園―
[ニワトリ(グリフォンの頭部)のイラストと共に『コッココ梨園』の看板が立っている。
通常の梨園とは違いそこには10+1(10)メートルもの高さになる梨の木が一本鎮座している。
黄金の梨の実の収穫こそ終わっているものの、その幹は金属的な鈍色をしており、葉は黄金と非常に煌びやか。
嘗てこの梨の木はコッココグリフォンの故郷星の固有種であったが、葉が金箔の代用品に出来る事もあり宇宙海賊や銀河密猟者の手により絶滅の危機に瀕したこともあった。]
ただいま帰ったんよー。
コケッコー!
[鳴き声で主の帰還を告げる。
すると梨園職員であり留守番が顔を出す3(3)
1、でかい四足のひよこが2(5)羽
2、桔梗◆色の*11岩燕*
3、普通の人間]
[グリフォンを出迎えたのはアルバイトの人間だった。]
放送は聞いたやろ?
異変なんもなかったか??
『そ、それが……!
巨大*10雪兎*が来たけど、梨の木の傍で寝てるんです!
どーしましょー?』
な、なんやて!?
[慌てて梨の木を確認すれば、無事なもののその根元にはぐっすりと眠る巨大生物の姿があった。**]
―星役場:職業安定所―
(思いがけないハプニングとなったが結果的にタダで一泊出来てしまったので良しとしよう。医務室でだけど。それに昨晩みた夢は、はっきりとは思い出せないがとても幸せになれた気がする)
[どうやら昨晩俺が飲んだ酒は【星の雫】という特殊なものらしい。薬の後遺症が残るらしき件は気になったが、いつまでも医務室に厄介になるわけにもいかないので看護師に礼を言うと仕事を探す為にここへと来た]
んー、背中が痛い気はする、が…。
[身体を休めるにも、居場所を確保しなくてはどうにもならず]
/*
んー、、んー…、アルバイトの人間が御主人様、と言うだろうか。チャボ君の所は、奴隷系が居る設定でも無さそうだし…設定がかち合わなければ良いのだがな……。
もう既に、囁き等で交渉してるのなら、私が触れる事でも無いが。(心配性過ぎる村建人で申し訳ない)
さて、どうしたものでありやすか。何があってもあっしは旅の者。いずれまた会えやしょうか。
[すっかり道に迷ってしまったコガネウタドリ。はぐれてしまったものは仕方がない]
ピューーーイ
[透き通るようなその声は[渡りの コガネウタドリ]達の元までも届いただろう。黄金の鱗粉を空へと放ち、それはやがて雲となりしとしとと静かに雨を降らす。その鳥が清らかな場所へ現れる吉兆の鳥と呼ばれるのは、恵みの雨をもたらすその姿がゆえだ]
雨の滴はあっしと心を同じくするものたち。上手く見つけられるといい。頼みやしたぜ。
/*
ちーっス。
ゆんゆん。お仲間さん、おはろーっス。
お仲間さんは恋愛設定にしたみたいっスねー。
俺はノープラン中っス。
恋文はさておき、こっちの求婚ログをどうするかとか、何か考えあれば聞いておきたいっスー。
※ちな、求婚成立したら、お仲間同士のログ(今喋ってるこれっス)も求婚成立相手には見えるようになるっスよー。
/*
ゆんゆん。こんにちは。
恋愛設定になるかどうかはまだ決定ではなく(もしかして主従関係に留まるかも)。
求婚成立するまでは、宇宙海賊被害仲間通信的に使うのはどうでしょう(思いつき)
俺、戦いに負けて奴隷にされた設定なので。
/*
はろはろ。
…なんという裏設定www>戦いに負けて
お返事どうもっス。なるほど、主従関係かもなんスねー。
アイディアもどうもっス。でもちと、微妙かもっス。
プロで出てるけど、俺は先ず通信機の類を持ってないっス。
今から保持する事も出来るけど、俺を捕まえようとしてる奴(?)からは、通信機を保持すると探知される設定で考えてるので持ち辛いんスよねー…。
んー、スヴェンの設定次第だけど、テレパシー系なら、会話は有りかなー。
後は、俺、トバとのメモ会話にもあるけど、メンタルの部分は宇宙海賊(のトールの意識のコピーが俺)なんだけど、被害者仲間通信には、ちとし辛いかもっスね。
/*
あ、いや。被害者仲間的に、俺が話すのは可能っス。
被害っちゃ被害(?)を受けてるので…。
とりま、宇宙海賊に関わった系?の関係軸で会話してくのは有りかなー。ってところが、俺の考えっス。
あと、スヴェンの方は、戦いの原因を、宇宙海賊に絡めなくっても良いっスよ?(俺に合わせて、とかはしないで大丈夫っスので)
―星役場:職業安定所―
『そーなんですよー。
もう3メートルくらいあるんですから。
モフモフのご主人様……あ、こう呼ぶと膨れて怒って面白いんですけどね。
今、冷蔵庫にあった惑星キャベツと流れ星人参を使って誘導しようとしてるんですけど、あの雪兎ちっとも動かなくって。
だ・か・ら。
優秀な見張り番を雇いたいと、ご主人様が。』
[温泉に居た頃よりも更に巨大になった雪兎発見から暫く後。
黄海松茶◆色の髪のアルバイト職員>>10は求人依頼受付窓口の職員相手に必死に交渉していた。]
[しかし、巨大化生物騒ぎに温泉氾濫騒ぎ。
更にはこの時期、宇宙でぱぁとへと出かける者が多く、人手が足りないと断られている所に救いの神――いや、元案山子が。]
『本当に来てくれるんですか!
すっごい助かります!
黄金梨の葉っぱでも齧られたらと気が気じゃなくって。
ちょっと寝床が鳥の巣っぽいですけど、三食泊まる所付きで超好待遇ですから!』
[普通に住み込み従業員である。
ともかく、大喜びのバイト君は気が変わる前にと収穫用ホバートレーラー(グリフォンも乗れる巨大サイズ)へと引っ張って行き、異論がなければそのまま西の果ての梨園へと出発した。]
―西の果て 黄金の梨園―
ほら、こっち来ぃ!
根っこを枕にしちゃアカンよ〜。
[巨大雪兎誘導計画は難航していた。*]
[止んだ温かい気流。
モニターと睨めっこしたまま眠ってしまっていたらしき番台の、ほんの少しくぐもったような声。
漸く事情>>197の説明が挟まれる。]
うさぎ…うさぎが居なくな…つまり………洪水?
あ、でもほら、今もう止まって
[咳でもするかの様にごぼごぼという音の直後、再び轟く様な音が響き出す。あ、逃げろって。
漸く予想される事態が脳内で弾き出されて、
わたわたと両腕を振りつつ踵を返す。
あれ、でもウィンドウォーカーさんは大丈夫なの!?と振り返れば
銭湯方面の引き戸を慌てて塞ぎにかかったのはその彼だったか、
それとも状況を把握した番台の翁だったか、それとも他の誰かだったか––––
少なくとも晴れぬ白い湯気がそれを確認する事を許さなかった。]
わあああ!?
[再び、飛沫。押し寄せる湯。
銭湯側の湯は何とか戸で防がれる、が、
もう1つの湯の巡る場––––キノコ栽培の方面へ、行き場を失った湯は流れ込んだ*]
/*
ごめんね、汲んでくれてありがとうっス。
いっそ、星の雫パワーのテレパシーも有りかなー…。俺も少し考えとくっス。
あ、そだ。もし求婚先の会話が盛り上がるなら、こっちじゃなくて、向こう優先しちゃって下さいっス。こっちはもう、時間あった時のオマケ感覚でOKっスから。
相談サンキューっスよー。
[銀河キノコの温室。
流れ込んだ湯の高さは+表+精々太もも程/臍の上辺りまで だったか。
床に積もっていた煌めく胞子を掬い上げ。棚の下段に在った立木のキノコが幾つか掬い去られたのだろう。
温室の戸の隙間から静かに、キノコの成分により深い夜の色を湛え、所々に元の薄鈍の色を雲の様に遺した湯が滑り流れて来て。
表面には散りばめられた星の様な白、虹色、金に輝く胞子達が浮かび上がり、時に渦を作り、時に星雲を作り、
足下をさらさらと流れゆく。
施設の戸から、パイプの隙間から、液状の星空が、
少し段になった施設の玄関口からぱたぱたと滴り落ちる。
第二波はさして量も無かったのか。
施設前に大きな大きな夜を落とした様な水溜りを作り、おさまった。
路脇の溝にも、さらさらと夜は流れ落ち、
何処かへと運ばれて行く。]
こげでえがなァ。すめな、こげなトコに生やしてしもで…
しっかし…兎ば何処さ行ったがね?
[ぼんたゆきは湯当たりする。
異様な形に成長した我が子を軽く抱き、ほんの少し泣いて。
泣きつつも見回す。消えたのは『縮んだ』からか?其れとも何処かへ『向かった』のか?
わんぱくすぎに育ちましたと言わんばかりに逞しくボコボコに伸びた枝へとよじ登り、
湯気立ちこめる湖の周囲を観察してみれば、……見覚えのある、植物が薙ぎ倒された様な広い道が+裏+ありました/ありませんでした]
─Side:????>>1:211>>1:212─
[...ザ..ザザッ...ザザザザザッ...ザザ...]
[...ザ..ザザッ...ザザザザザッ...ザザ...]
[...ザ..ザザッ...ザザザザザッ...ザザ...]
[小さな含み笑い。柔らかな男性の声は、愉しげにトバの耳朶を擽る。…ノイズに遮られていなければ、の話だったが。
音声メッセージが流れる。]
『初めまして、トバ様。
本日は貴方様に依頼がありましてご連絡致しました。』
[...ザ..ザザッ...ザザザザ...ザッ...ザザ.........ッ.....ザザ..ザザザ...]
『”お噂”は予々……、貴方様が今現在、賞金稼ぎを為さっておられるか引退されたかは存じませんが、折り入って依頼で御座います。どうか、貴方様に縋るより他ない、この哀れな依頼主の言葉を聞きとげては頂けないでしょうか。』
[...ザ..ザ..ザザッ...ザザザザ...ザッ...ザザ......ザ..ザザ..ザザザ...]
『その星に、捕まえて頂きたい人物が居るのです。
そうですねえ……何でしたら、逃亡者とお考え下さって構いません。依頼の種別としては捕獲の依頼、報酬については、またご連絡致します。先ずは、話だけ聞いてお考え下さい。』
[...ザザ.ザ...ザザッザザザ...ザザッ...ザザ.......ザ..ザザ..ザザッ...]
『対象は、見た目は16〜18才の女性、色素の薄い紫色の髪をツインテールにし、服装を変えて居ないならば、若草色のブラウスとキュロットを身に付けております。
……もしかすると、もう少し年齢は幼く見えるかもしれません。』
[...ザ..ザッ..ザ...ザザザザ...ザッ.ザ......ザザ..ザ..ザザ..ザザザ...]
『また折りを見てご連絡致しますので、それまでにお考え下さい。色好いお返事を期待しております。……トバ様。』
[...ザザザ..ザ..ザザッ.ザザ..ザザ...ザ.....ザ....ザッ..ザザ..ザザ...]
[それだけが音声メッセージに入っていた。勿論、まさか相手の通信機が水に浸かってノイズ塗れ、殆ど聞き取れない状態になっているなど、思っても居なかったろう。**]
―星役場・バス事務所―
[温泉の行方が気になってはいるにしろ、
事務所に戻ってきたわけで…。
宇宙樅の木のプレゼントのため星の砂を少しだけ取り出して小瓶に移し替えていたところに]
おっ…シモツキじゃん、どしたの?
[入ってきた羽根つき目玉に呼びかけるだろう。]
─星役場・体験学習コーナー─
──…くしゅっ
…うーん。
[種がな、芋の種が分からない。種芋があれば一発だけど、ここには種から成長する種しか無いみたいだし。…お金は持ってないし。3(5)
1.そうだ!無人売り場で、頑固枝豆を何個か売ろう!
2.無人売り場で、サルナシとか…売れるかなあ。
3.誰か分かる人でも探しに行くか。
4.宇宙樅の木のところへ向かう。
5.考える。そのうち、[星営バス運転手 ハマチさん]の姿を見かける。(居ない人物が出た場合は5(6)分考え込む。)]
[巨大化した狼が雪山を駆けた様に、兎も何処か別の場所に駆けたのだろうか。
しかしその様な痕跡は発見できなかった。
幾ら巨大になった兎でも、1つ跳ねて数千里も先へ、なんて事は出来まい。
ならば縮んだのだろう。巨大化の効果が切れたか、身体の縮む食べ物…アリス麦の、熟れる前のちょっと硬い奴でも口にしたのだろう]
せばも、心配無が。
[温泉が少しずつ捌けて、湖が小さくなるのを確かめつつ
濃い成分の混ざらない、地下水か何かある場所を見つけてアオイが逃がしてしまった分のぼんたゆきを…]
………っだぁ!?
[突如、凄まじい突風が巻き起こる。
それも今まで感じていた風とは真逆の方向から、だ。
余りにも不自然すぎたそれは、エフェクト・バタフライが巻き起こした竜巻の忘れ物。
今度こそ男は湯の中へと勢い良く落下。
大きく立ち上がる水飛沫。躍り上がる波。
–––––––…第二波>>18の原因である。]
誰か分かる人でも探しに…って、俺、この星での知り合いって、さっきのアオイと、シモツキと、岩の家で見かけた奴しか知らないっス。
[トバは除外した。何か、種の種類とか知らなさそうだし。まあ、シモツキもあんま知ってそーに思えないんだけど。]
その辺の職員?でも探すっスかね…。
[俺は、そうぼやきながら星役場内を歩き始めた。]
誰か分かる人でも探しに…って、俺、この星での知り合いって、さっきのアオイと、シモツキと、岩の家で見かけた奴しか知らないっス。
[トバは除外した。種の種類とか知らなさそうだし。まあ、シモツキもあんま知ってそーに思えないんだけど。]
その辺の職員?でも探すっスか…。
[俺は、そうぼやきながら星役場内を歩き始めた。]
っがああ、熱ッッッ!!
湯加減ばえぐねぇ!
[ぶは、と水面から顔を出してばしゃばしゃと上がる。
旧式の通信機は大丈夫かとダイヤルを捻ったが全く問題は無かった。
泣き男の所持品は伊達じゃない。連獅子の毛振りの様に勢い良く上体をぶん回し、髪の毛の水気を払う、が。]
んゥ?
[見計らったかの様に、しとしとと、静かに降り始める雨。
それは迷いしコガネウタドリが降らせた物>>12だったか、それとも只の通り雨だったか。
清浄な水。丁度良い、と口角を上げた**]
―西の果て 黄金の梨園―
『着きました。あれです!』
[バイト君が指差す先を見れば、梨の木根元に巨大雪兎]
寝てる上巨大過ぎて狙う的としては当てやすい事この上無いですね…。梨園の主さんは?
[俺は手持ちの光線銃の設定をSmallerに切り替えてカシャリと構えた]
『あそこで兎を誘導しようとしています』
え?
[先ほどは巨大雪兎の後ろに隠れて見えなかった別の存在を確認する。その「雇い主」の姿を見た俺は息を呑んだ]
…あ゛ぁ。ちィッくどまずっだが、げに平気じゃ。
聞こえちょうかー? 今ばがり湯に落としてしまった。
兎に角、湯路ば木ィ生やしてダム代わり作ったでな。
止まったならえが…繰り返すが、感謝すっぜよ、風詠みのあんちゃ。
/*
求婚把握です!
其方様も窓の使い方無理はなさらずに。
雑談でも囁きでも、ふわっと浮かべばふわっと作りましょうか。
表ログの方でも有り難う御座います!
新城さんとおとっつぁん……み、未知の世界ですね………!!
[少し、居心地が悪い。そりゃそうだ。それに、何だか、おかしいな。少しだけ涙が出そう。こんなので寂しさなんて感じたこと無かったのに。]
はぁ…。
ん?
[はー、誰か倒れてるんだけど。もしかして酔い潰れとかっスかね、あれ。全く幸せそうな。時間軸的な何かは、さておき、見つけたものは仕方無い。誰も、そこで酔い潰れた相手に気付いていないみたいだし。]
[そこで、俺の目に映ったのは宇宙樅の木の近くにあった【星の雫】という銘柄の酒と、中身が注がれていたと思しきコップだ。少し減っている。]
【星の雫】を飲んでぶっ倒れた口っスか?
はっ、やわっスねー。
[余っているお酒を、遠慮なくカップに口付けて、ぐびりっと飲む。こう見えても、見かけ以上に生きてるし、…精神の方は、だけど。]
?!
げふっ、ごほごほっ、ちょっ、いきなり何をするっス?
[けふけふと咽せながら、抱きついてきた男に慌てる。]
[ううん、困ったっス。でも、人肌は…暖かいな。は!俺は何を考えてるっス(頭ぶんぶん)]
う。
……、夢の中なら、飛べるっスよ。
[困った。困ったけど、話に合わせるように囁く。]
もし、自分で飛べなくても、
何かに乗って飛ぶことだって出来るっスよ…。
そうだね…でも
ひとりでも飛べたら、あいつら…海賊なんかには負けないのに…
でも…守るから…がんばって…まも…
[そこでナナを抱きしめていた力は抜け。ずるずると再び床に崩れ落ちた]
/*
はい、そうしましょう。
ありがとうございます。
アオイ君との表ログの方も感謝しています。
シュンギョウ君とは未知の遭遇というのもありますが、長年姿が変化していないのをどう受け止められているのかも少々気になっているのです。(笑)
…………、
[俺はスヴェンが崩れ落ちるままに、動かず、黙っていた。]
おにーさん、宇宙海賊に何かやられたっスか。
[つん、と頬を突ついて。暫く、その肢体を検分する。と言っても、服の乱れでも無ければ素肌なんて見えなかっただろうけど。
…顔の線は細く見えても、体つきは確りしてそうに見える。手も、手の指も、生温い仕事をしてきたようでは無い。]
守る、守るって、何からっス。
……こんなところに、宇宙海賊なんて、
[来る訳ない、とは、俺の口からは言えなかった。
何時もみたいに適当に言うなら、言えたけれど。]
は
[小さく、息を吐いた。どんな色が滲んでたかは分からない。]
おにーさん?
[もう一度、声をかけて。]
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