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《―――…ドーム内に危険生物を確認。
係員の指示に従い速やかに避難して下さい。
落ち着いて行動して下さい。只今ドーム内に…―――》
とある町のドーム型複合施設にてそんな警報が繰り返される中、
なおも避難を完了しなかった――
正確には「避難前に意識を失わされた」者たちが居た。
通信 マルキは、村人 を希望しました。
[複合施設の外へと通じていた道路には全てシャッターが下ろされており、
ビルの出入り口や窓に至るまで、外に通じている場所は全て閉ざされている。
商業施設ビル、オフィスビル、集合住宅ビル。
この三件のビルに支えられる形で頭上にあるドームは
夜間になれば色とりどりに鮮やかにライトアップされる。
そのドームの透明な部分越しに見える空だけが、
閉じ込められた者たちが唯一知ることのできる外の景色。]
通信(村建て人) マルキ が見物しに来ました。
通信(村建て人) マルキは、見物人 を希望しました。
―オフィスビル1F:ドーム管理人室―
[無機質な機械音と微かな息遣いだけが響く室内。
外部に面した窓はシャッターが下ろされており、
外の景色はおろか僅かな光さえ射すことはない。]
……ったく、めんどくせ。
[その中でマルキは思わず、愚痴めいた独り言を洩らした。]
(でもまあ、こんな大がかりな隔離への協力で
あんだけの大金くれるんだったら楽な商売か。
しかし何かの心理実験みたいなもんかね、これも)
[マルキはそんな思考を頭に浮かべながら、
コンピュータのディスプレイの前の回転椅子に座り
ぼんやりと灰色の天井を見上げている。]
[ドーム内に閉じ込められている者たちが持つ端末には
マルキからのメールが一通送られている。
メールの内容は次の通り。]
先程放送した警報の通り、現在このドーム内に
「人狼」と呼ばれる食人生物が潜伏しています。
ドーム内に居た皆様の内に人狼と思しき個体がいるとみられる為、
町当局からの指示で、皆様をドーム内に拘束させて頂きました。
ドーム外部との連絡は、物資の遣り取りも含めて遮断中で
またこの拘束措置の終了時期の見通しが立っていないことから
拘束期間中、施設内の全ての物資を自由に用いて構わないと
町当局から承諾を受けています。
暫くの間、皆様には不自由を強いることになりますが
緊急措置へのご協力を何卒宜しくお願い致します。
※人狼についてですが、おとぎ話等に出てくる人狼をご存知の方は
それと凡そ同じものと考えて下さって差し支えありません。
人狼にも様々な個体がいるとみられていますが、
外見上一般の人間に紛れることが可能であること、そして
食人衝動を抱えていることは共通しています。
マルキ・スミス
axxxx@xxxxxx.xx.xx
[名前の横には、色白の肌に大きな碧眼、短いブロンド姿の
マルキその人の顔写真が表示されている。
また、オフィスビル1Fのドーム管理人室が
送り主であるマルキの居所であることも記されている。]
[果たして何処からどのようにしてか。
このドームの何処にも居ない黒幕たちは
閉ざされたドームの中の人々をモニター越しに傍観している。
再現されつつある「人狼騒動」の経緯を観察するために**]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
/*
いや、キャラセット切り替えがちゃんと出来ているか確かめるために通常参加側で参加フォームを開いてみたら、名前欄に思いっきり sakanoka って書いてあって戦慄したんですよね……。
前に瓜科国にお邪魔した時は特にそういうことが起こった覚えが無かったのでびっくりしてしまったという。(というかこの見物人マルキでも特に起こらなかったので)
ブラウザは変えてないのだけれど、ど……何か別の設定が絡んでいるのかな……。
というわけで、そんなうっかり者だった村建てですが、
これからどうぞよろしくお願い致します(ふかぶか
臓物商 イルド が参加しました。
臓物商 イルドは、霊能者 を希望しました。
……あ゛?
[ ―――酷い頭痛。
僅かに眩暈も。
聞こえていた子供の声も、賑やかな喧騒も、何も聞こえない。
眠い、と思った所迄は記憶している。が、そうは言っても仕事で来ている自分が商売道具を無防備に置いたまま寝る筈が無い。
状況に違和感を覚えつつ、指先でサングラスを持ち上げて、微かに痙攣する眉間をぐにぐにと伸ばす]
いっ…つー………どう言う事だよ…。
[薄く開けた瞼の奥、灰色の瞳が捉えたのは閉じられたゲート
公共の巨大施設であるドームの門が閉じる等、見た事が無い]
な、ンだよ畜生…。どうなってやがんだ。
[サングラスの渕を指先で撫でて端末を起動すれば、通信は無事のようで電波状況は正常。
既に着信していた幾つかのメールを開けつつ、視界の端で傍らに置いた仕事道具の無事を確認する。
長時間持ち歩くには正直シンドい重さの其れに手を掛けて、頭痛と共に立ち上がった。
ここに来たのは、仕事の為のはず…だったのだが。]
ったく…こんな場所を指定するたぁ、何考えてんだ。
[目を覚ますだいぶ前。
指定された”取引場所”に不平を漏らしながら、明らかに場にそぐわない饐えた空気を纏った男は噴水脇のベンチに腰を下ろして、人を待っていた。
明るい陽光が降り注ぐドームの中は、心地よい温度と日常に包まれていて。”仕事”で無ければこのまま寝てしまいたいくらい。
ぱっかりと広げた膝の上に、何処ぞの子供が飛ばしたシャボン玉がふわりとひとつ不時着し、小さな滲みを作った]
あーーあーー 平和だねェ。素晴らしいこって。
[具体的な時間も場所も無く、日付と建物だけを指定してきた”客”のためにただひたすらに時間を潰す。
扱う商材が商材だから、待つ事も、アポに客が現れないのも珍しい事ではなかったが、客側が自分を見つける"合流"は異例のこと]
「お嬢ちゃんは元気か?」……ねェ。
悪趣味もいいトコだぜ。 …一体誰なんだか。
[指定された約束の合言葉をひとりごちて、広場を走り回る幼い子供の背中を目で追う。娘が死んだのは、丁度あの位か。]
[闇ルートでの臓器売買。
その界隈でのコールネームは【少女】
自分の喉と、今は亡き娘の喉。
ふたつの声帯を持つ男は、基本的に全ての取引を音声のみで行う。己から臓器を買った人物の多くは”少女”は女だと思っているだろう。
今回の依頼者は、それが嘘だと知っているのか。
…もしかしたら、娘が死んでいる事も、
少女の”声”は娘の喉である事すら知っているかのような、揶揄が感じられる合言葉。]
薄気味悪ィ…。
[自分よりも余程情報戦に長けた同業者からの依頼か、元義体化医師として、戯れに施術した患者(モルモット)達の誰かが、何も知らずに「臓物商の少女」ではなく「闇医者イルド」を呼び出したのか… その程度の事なら、良いのだが。]
どっちの俺に用があるにしろ、無視する訳にいかねえのが
信用稼業の辛いトコだよなぁー。
[吐き捨てる様に、斜めに開けた口の端から紫煙と不満を零し。
傍らに置いた仕事道具の詰まったジェラルミンケースを
踵でひとつ、ゴツリと蹴った]
[ベンチの背凭れへ首を折って、ぼへぇーっとドームに張り巡らされた支柱の隙間を流れる雲を、赤いサングラス越しに見上げる。
両足はだらりと伸ばしたままで、緩んだ口元からは今にも煙草が落ちそうだ]
あ゛ーーー 眠ィ…
[だらしない格好のまま目を伏せて、緩んだ意識は鱗雲のように目元から散る。
それが誰かに仕組まれて与えられた意識の喪失などとは
…思う事も無いまま*]
准教授 ルシアン が参加しました。
准教授 ルシアンは、人狼 を希望しました。
― オフィスビル12階:多目的ホール ―
―――…ぅ、
[机が階段状に並べられた扇形の室内で小さな呻き声が上がった。
痛苦を堪える声に遅れること数秒。
今まで机に突っ伏していた影が小さく揺れ、
無機質な机に懐いていたアメジスト色を緩慢な所作で引き剥がす。
片手を机に着いて身体を支え、蟀谷を五指で圧迫しながら、
頭蓋を内側から鳴らす鈍痛を押さえ込んで瞬きで眸を洗った。]
……なんだ…? 今のは。
[白昼に抜け落ちた記憶を掻き集めるように独り言を漏らす。
自身はこのオフィスビルが貸し出しているホールで行われる小さな学会に出席していたはずだ。
大学名を記帳して受付を済ませ、ネームカードを胸に差した所までは覚えている。
現に『国立大学遺伝子工学准教授 Lúcien Malark』と己の仰々しい身分を証明するカードが現実を教えてくれていた。]
[視界に流れる未読メールのうちのひとつ、見たこともないメールアドレスからの、一方的な拘束通知>>2]
誰だこりゃ。マルキ?
…ハァ… 拘束措置? いやおい、冗談だろ…
[目の前に広がるシャッターで閉鎖された扉は、それが冗談ではなさそうな事実をむざむざと匂わせている。
…”人狼” か。
いつぞや、眉唾もののような”それ”のパーツ入荷は無いのかと物好きな客から聞かれた事があったが、生憎自分が売っているのは夢やファンタジーではなく、ほんまモンのナマモノだと断った事がある位の認識しか無い。
カツカツと硬質的な音を響かせながら、重いケースをぶら下げて、ドームの中央からぐるりと周囲を見て回る。
来いと言わんばかりに添付されている位置情報と、いけ好かない優男風の写真に眉を顰めつつ、何処か蹴破れば出られるような窓とかあるだろ、と安直に捉えていた。
出来る事なら、誰にも気付かれずに外へと出たいのだが…]
―――…学会は…、いや、始まっていない。
私が寝過ごしたか? まさか。
[短い髪を無造作に掻きあげ、周囲を見渡すが、
学会参加者はおろか、案内役のホストも居ない。
鈍い痛みが尾を引く頭部を押さえたまま、訝しげに双眸を眇めた。
本来なら在る筈の人の気配がチラとも感じられない。]
…………、
[状況を把握すべく、眉間に深い皺を刻みながらも、
この時代の生命線である電子端末を鞄の中から探りあげた。
メールの受信は1通。
見覚えのない送り主からの電子郵便に眉間に皺が増えた。
開封した文字を認識し、更に皺を増やしたのは言うまでもない。]
先週そんな映画をシアターで見たな。
……ターゲットユーザーを間違えている。
[まるでキネマ・プロローグだ。と茶化すくらいには現実感がない。
ともあれ、子供向けのアトラクションに抜擢されてしまったらしい大人が取る行動など一つしかない。
早々にギブアップし、未来の明るい少年少女らに、
この不思議で不気味なイベントのクリアを譲るだけだ。
添付された顔写真を流し見て、目的地をビルの一階に定めた。
黒革のレトロな鞄を引き寄せ、踏鞴を踏まずに立ち上がる。
関係者以外が立ち入れるとも思わぬが、管理人室に向かう他ない。
するりとホールを抜け出し、通電の行われているEVに、
やはり子供のイベントかと拍子抜けしつつ、
ボタン一つでクリアガラス製の箱を呼びつける。]
[下がってくるパネルランプをなんともなしに見上げ、
非日常的な状況に、億劫の二文字を隠さず呼気を吐いた。
これから更に、己の日常が歪んでゆくとも、*知らぬまま。*]
/*
こんばんは。先ずは村建てお疲れ様でした。
メトロポリスセットでの人狼騒動に心惹かれ、
そして丁寧な企画に感服し、参加を決めたmomotenと申します。
動きもロルも拙いばかりの若輩者ですが、楽しみにしておりました。
出来るだけ一生懸命、心行くまで遊ばせていただきますね。
月末までの短い間ですが、何卒宜しくお願い致します。
夢見るお留守番 ベル が参加しました。
夢見るお留守番 ベルは、人狼 を希望しました。
─ 商業施設2階、ブックカェ『ファルズフ』 ─
[紙の本に綴られた物語っていうのは、快楽だ。
彼女、ベル・フュザリスは、親を亡くしてから、そう言われて育ったんだ。
彼女の父親の従兄弟であるサファイア・フュザリスっていう、胡散臭い中年のおっさんにね]
ん、サフィー……
[胡散臭いけれど、彼女にとっては今じゃ誰よりも頼れる人。
誰よりも大好きな人。
彼女がそんな男の夢を見ているのは、古書の買い付けに行ったサファイアの代わりに留守を任されているブックカェ『ファルブス』のレジカウンターの上。
見た目の割りにどどんと成長した胸を押し付ける苦しさなんて無視して、突っ伏す体勢ですやすやと仕組まれた眠りを貪っていた]
[快楽を司る天使の名前を冠した店内は日当たりのいい場所に間借りし、蜜色の店内照明も合わさり穏やかで静かな空間を演出している。
レジカウンターには、書籍専用のダウンロード端末機器が置いてあるんだ。
今じゃ書店を名乗る店には、こういった端末機が何台も並んで、出版社のホストコンピューターにアクセスして、本を売る時代だからね。
本屋の役目は、細分化されたデータをお客様のニーズに合わせてご案内すること。
紙で綴じられた本が売られていた時代と比べたら、味気ないかもしれないけどね]
んー、やだ……起きたくないってばぁ……
[むにゃぁなんて口の中で彼女が呟いたのは、キュロットスカートのポケットに入れていた電子端末のメール受信音を耳にしていたからだろうね]
って、メール!? サフィーかな!
[起きたくないって夢現に呟いてた幼ない顔立ちの女が、ぱっとオフェリア色の瞳を開いた。
目覚めは絶好調という勢いだけれど、彼女は受信したメールを開く前に自分の異常に気がついたんだ]
夢見るお留守番 ベル は肩書きと名前を ブックカフェ店員 ベル に変更しました。
なんでボク、寝てたの?
お店まだ営業中なのに、それもまるで倒れるみたいにカウンターに突っ伏してさ。
お客さん、見送った後だったけど。
──あ、ヨダレ垂らしてた。
[眉を寄せて、改めて自分の状況に首を傾げる。タイル貼りの床に膝をつき、レジカウンターに突っ伏して眠っていた。
なんだか頭の奥が重い気がして、やはりおかしな状況だと彼女は眉を寄せる。
薄茶色のエプロンの裾で、発見したヨダレを拭き拭きしながらね。
ちなみにもう片方の手は、痛い膝を撫で撫でしているよ]
おまけに、静かすぎるし……。
[商業ビルの隅とはいえ、いつもならコーヒーを飲むついでに、この時代物珍しい書架に収められた紙の本……いわゆる古書を眺めに来る冷やかしもそこそこいる時間帯の筈なんだ。
目覚めた時には目を輝かせていたあどけない顔には、立て続けに感じる異常に真剣さと慎重さを混ぜた表情が浮かぶ]
取り合えず、メールを確認しよう。
[窓際に沿って置かれたテーブルセットは、ここがただの本屋ではない事を示すアイテム。
選んだ本をその場で楽しみ、そうして美味しいコーヒーとパニーニ等といった軽食を楽しめるカフェでもある。
今窓際のテーブルセットには、誰も腰掛ける者はいないし、店のドアベルを鳴らすお客さんの気配すらない。
だから彼女は、目覚めの引き金を引いた電子端末を取り出して通知内容を確認する事にしたんだ]
じんろー?
人狼?
ひとおおかみ、ウェアウルフ!?
[届いたメール>>2>>3の知らない名前の発信者を見て、待ち人である中年からではない事にがっかりしたのは一瞬。
内容を目で追って、甲高い声をひっくり返して立ち上がってしまう]
古書で何度か目にした事あるけど、あるけど……。
[おぞましい怪奇話が大半だった。
それを一緒に眠るベッドで読み聞かせる意地悪で楽しげな、中年男の口許が憎ったらしかった。本をめくる指先は、とても大好きだけど。
そんな事を思い出しても、この異常事態への背筋が寒くなるのは止まってくれないんだよね]
/*
おまい人狼?
という替え歌を祖国の灰に落としていたガチPLさんがいらしてですね、ふとそれを思い出しました。
外、本当に出られないのかな?
[まずは現状を確認しよう。
モニター画面に映し出される文字だけでは、にわかにこの事態は信じられないからね。
そう一人頷いて、彼女は保護者である人が置いていってくれた護身用の小型スタンガンをエプロンのポケットに入れて、店の外へと出たんだ]
人ー、いなぁーい、ほんとに、いなぁーい……。
[さて、それから暫く歩き回り、彼女は商業施設のあるビルから出ていた。
ここまでは誰にもあっていないけれど、あまりの静けさに人がいないと勝手に彼女が判断しただけで、もしかしたら商業ビルにも誰か人がいたのかもしれない。
それでも彼女は見ていないし、今もまだ、誰にも会えていない]
ていうか、お空しか見えない! 外見えない、なにこれ!
って、メールが事実だってコトだよねぇ。
[ぐるりと外を見回し、見慣れたドームの景色との違和に眉尻を下げる。
甲高い声で見たまま、感じたままに騒いでも、いつもなら人ごみが掻き消してくれるのに、人気のない閉ざされた場所ではやけに彼女の声は響く]
これなら、人狼の声もよく響いたりするのかな。なんて、さすがに本当にいる訳ないとは思うけど。
ボク、きっとまだ夢見てるんだよ……。
[そういう事にしたい、切実に。
少し外を歩き、見慣れた景色とは違う光景に肩が落ちてしまう。
ただただ、好きな人の帰りを待つだけだったのにね。待つどころか、ドームの外と中でシャットアウトされてしまっているんだ。
これが現実だなんて、彼女としては認めたくないところなんだよね]
……このマルキって人に、取り合えず会いに行けばいいのかなぁ。
[空以外塞がれているドームの中。
彼女自身の身の振り方も、塞がれている。だから導き出される答えは、結局そういったものだ]
あれ、人がいる……。
[そうして肩落としたままふらりと歩き、中央広場を抜けようとした時、彼女は重そうなジェラルミンケースを持ったサングラスの中年男性を見かける事になる。
いつもなら絶対避けて通りたくなる風貌の人だが、事態は異常だからね。
少し気弱な少女といった感じで、サングラスの男との距離を詰めてみるんだ]
おじさ……。コホン。
お兄さんも、マルキって人からメール受け取って閉じ込められたの?
[人2人分くらいの距離かな。それくらいまで詰めて、重い足音を響かせるサングラスの男に声をかけてみたんだ。**]
/*
イルドおじさんとはなんかこう、設定の相性が良さそうなので近づいた方がいいと思いまして。
そしてなんでこんな時間なんだ……。
あとしゃべりすぎごめんですよ……。張り切りすぎるとこうなるよね、ダメだ。
/*
キャラ選択のイルドにももてんさん臭を感じたけれども、ルシアンさんがそう見えてならないですの。まさかな、うん。
寝よう。
研究者 シルビア が参加しました。
研究者 シルビアは、占い師 を希望しました。
_ オフィスビル20階:研究室 _
[8:00。白い肌を叩く、無機質な…肉球。]
…ん……っ。
[まるで、彼女の気質を表すかのように寸分の狂いもなく描いている二重瞼が、深い青を覗かせた。
ぼうっと、顔を置く床を写すがそれからはなにも理解できないようで。
ゆっくりと猫のような仕草で金色のまつげを擦りつつ、起き上がる。]
なに…?朝…?
[また研究室で寝落ちちゃったか…。先に帰るなんて、室長のバカぁ。
床に落ちているメガネをカチャカチャとかけ、何者かの手により、深い深い休みについていた頭をかろうじて動かす。酷く重たく響いている頭痛にも、いつものこと、とそれでも日常と混濁しつつ。]
おはよ、ティン。
[よいしょーと、21にしては老いを感じるセリフを合図に、立ち上がり。自分の愛する犬型情報通信機ロボット、通称ティンに声をかけるも、音声装置のないティンが尻尾をふり、お役目達成のご褒美を待っているようにこちらを見つめる。そのディスプレイの瞳には、ご主人様の細く長い手脚、そしてそれに相反して大きく膨らんでいる胸部が写る。]
はーいはーい!ほら、今朝のご褒美!
[ニコーっと顔全体で笑いながらエネルギー源にもなっている餌をティンに投げると、ティンも慣れているようでしっかとキャッチして。
ふ、と気づくものが。]
?なに、ティン。メールきてるの?
[ティンは返事の代わりにはぐはぐと餌を食べながら空中にメール画面のホログラムを映し出す。>>2>>3
最初は斜め読みのようにしていたけれど、文書が進むにつれメガネをずり上げ、眉間にシワがきざまれ、口に手をあて、金色の髪の毛に手櫛を通す。考える時の癖だ。
しばしののち、]
たぶん重要なことはメールで送ってくる気しかないんだろうなぁ。
まずは他の人を探しに行くのと、何日か分の食料と生活品を探しに行こうか!それと人狼ってものの資料さがし!ね、ティン?
[そう、ものも言わぬロボットに話かけ、研究室を出た。]
□場所:オフィスビル20階→
□接続:オン。コアは不定期にフラフラと。真夜中は寝てます。
□縁故:どんなのでも歓迎です。
/*よろしくお願いします!
[ がツ、カツ、カツ がツ、カツ
静まり返った床が、磨り減った革靴に踏まれて不機嫌な声を鳴らす。
ドームの外周を辿って半ばほどは歩いただろうか。シェルターのように閉ざされた窓達の先…消化設備管理パネルの横に【特殊緊急時避難対応施設】の文字を見つけた]
こりゃー…俺が蹴ってどうにかなる窓なんざ、無いわな。
[特殊避難という事は即ち、津波、ハリケーン、竜巻等の自然災害や、細菌兵器等に対して一定値以上の耐性を持つという事。
守りの為の設備が、今は自分達を囲う檻となっているのだろう。
消化設備の非常ボタンを、保護硝子の上から指でなぞれば、溜まった埃が指先に黒い斑を付けた]
そんだら、どーしますかねぇ…
[選択肢はふたつ。
この封鎖が解ける迄、何処かにひとりで身を隠す。
若しくは………。
その思考も、背後から響く女の声>>20にひとつめの選択肢がほぼ瓦解する。何せ自分が居る場所は最奥、ひとたび視線が合えば逃げる事は成らないだろう。
成らない可能性が、高いのであれば。鼻に抜けるは溜息ひとつ、顰め面の上に人の良さそうな笑みを被せた]
やあ。どうやら、そうらしい。
[声の主>>22が近づくのを感じて、自分も自ら足をそちらへ向ける。「その方が自然だから」だ。
グラスの先に気弱そうな少女の姿を捉えれば、更に自分の行動を気安いものへと変化させ、重いケースを親指に掛けて両の掌を彼女に見せる。
「敵意ナシ」の降参ポーズだ]
こんな可愛いお嬢さんが居るのなら
悪く無いって気もしてきたが…
…嘘。 冗談だよ。 君は、何処の子なの?
[店員の風貌。豊かな胸に押し上げられたエプロンに店名のような刺繍が見える気がしたが、判読は出来ずに。
自分は上げた腕をストンと元に戻す]
俺はイルド。見えんだろうが、ちょっとした医者だよ。
お客さんに呼ばれて来たのに…運悪く閉じ込められた。
まーったく ついてねェ。
[ははは、と乾いた笑いと共に顎を掻く。
そしてその末尾には"おジさんで構わねェよ"と、添えて]
/*
ああう\(^o^)/メモのとこの独り言は気にしないでください…間違えすぎててもうやだ辛い。手が震えるよおおう。
ベルの巨乳アピに加えてシルビアとか巨乳祭りですね!
おじさんおいしいです!!!
しかしあの【喉がやばい予感しかしない】 大丈夫かなぁ。
一発で70位は使うのか〜〜。
でもこのくらいなら社会人プレイ()ができそうかな!安心した。
ロル丁寧な人ばかりでうれしい。がんばろーーっと!
[エレベーターホールへと向かい、まるでシルビアを待っていたかのように大きく扉を開けていた透明の箱に乗り込みつつ。]
うん、一階にマルキさんがいるか確認してからにしよーか。
[恐らくそこにはもういないけど。部屋には入れるだろうし。と、続けて独りごちる。
階下へと降りるエレベーター。
ビルの外を見ても、いつもならドーム内で活気良く走るスカイカーもなく、非日常の中にいるのだ、と手のひらに滲む汗を隠すようにキツく握った。]
……あれ?
[このまま一階まで降りていくと思い込んでいたエレベーターが、12階で止まる。>>12
そういえば昨日、この階にある多目的ホールでどこかの学会が開かれるようだ、と室長が教えてくれた。短髪の理知的な雰囲気を醸し出す男性を見、野草のような研究者である自分とは正反対の、気品のある鈴蘭のような雰囲気を感じ取った。]
あ、えっと、…何階です?
[想像よりも早く、人狼容疑で閉じ込められているある種の仲間に出会えたことに動揺し、迷った挙句選んだ言葉は癖のように染み付いた言葉で。
失礼にならないようにしなければとタッチパネルの開くの部分を押し続けた。]
intervene.408 カルア が参加しました。
intervene.408 カルアは、守護者 を希望しました。
― 商業施設ビル周辺 ―
……今日は皆、寝坊でもしているのだろうか
[透明パネル越しに、少々くすんだ空を見ながら呟く
普段より何時間か遅くに目が覚めたのにも関わらず、まだ体が睡眠を求めていて
肌身離さず持ち歩く円柱形のケースが歩行にあわせて振り子のように揺れる 眠気を誘うかのように、ゆらり、ゆらりと
非常に心地よい時間帯、繁華街に自分を除き誰もいないという異常を、そういう日もあるか…と、ぼんやりと受け入れれば]
眠い、な
[ぱたりと倒れ、そのまま意識を手放す
―――大通りの真ん中で]
/*
フラウト・トラヴェルソ は、古い横笛の名前
肩書の元になった曲が出てこない…から、それは後述
狩人で「介入」できたらいいね、408は408チェイタック弾から
昼休みに村に誰も来ないわろうた◝(⁰ཀ⁰)◜静かだー!
これで24h1dでいけるのか…?どうなるんかな…
割と狂気のひとにしておかないとキリング進まなさそうよねー
/*
イルドおじさんにお返ししたかったけど、眠気、が…。一度寝よう。
んー、カルアくん拾えるかなとも思ったけど、まだ人来るし、動きすぎるのダメ。
後先考えずに動き回るのダメだなぁ。あと、シルヴィアさんとイルドさんの端末素敵。何か考えれば良かったなぁ。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
/*
うん、原因は情報欄推敲が足りなかった所為です……。
既に入村済みの方が特に気にされないなら良い事ではあるのですが、そうではない場合も鑑みての決定変更です。
混乱させてしまったことと思います。ごめんなさい!
[声をかけた男は、眺めていた時に想像していたよりも気安い態度で応じてくれたんだ>>22。
だから彼女は一瞬オフェリアの瞳をきょとと瞠らせ、それからすぐに感じた安堵のままに、ふわりと笑ってみせた。
男の敵意ナシ、降参ポーズは効果覿面ってところだね]
嘘…。
可愛いお嬢さんってとこが嘘なのかな?
──なーんて、これも嘘。例え好きな人と一緒にいられたって、こーんな状況は『悪くない』なんて思えないものね。
[男の言葉にちょっとだけイタズラ心が湧いて、意地の悪い問いかけをひとつ。
もっとも、すぐに馬鹿な事を言っていると笑い出してしまってるから、それが思ってもない事だと伝わるかもしれないね]
そこの商業ビルの、ブックカフェの子だよ。『ファルズフ』っていうの。電子書籍と、古本も置いてある。
こんな状況じゃなきゃ、興味があればコーヒーでも飲みに来てって、営業トークも出来るんだけどね。
[少し遠くに見える商業ビルを指差し、次いでエプロンを押し上げる胸元の刺繍をなぞって勤め先の名前を告げる。
そうして溜め息混じりに肩を竦めて、腕を下ろした男の自己紹介に頷きをひとつこぼすんだ]
見えない。と、ごめんなさい。
[見えないけど医者と自己申告への同意をしてすぐ、しまったと彼女は片手で口を覆いながら頭を下げた]
ボクはベル。
これから、メール送信者のマルキって人のところに行こうとしてるんだけど、ご一緒する?
……イルドさん。
[言い淀んだおじさんという言葉は、きちんと聞き取れていたんだね。
おじさんでいいとイルドに言われてそう気づけば、申し訳なさもひとつ追加。
彼女は苦笑しながら、せっかく名前を教えてくれたのだからと、イルドの名前を口にして、見上げながら問いかけをひとつ。
応の反応があるならば、背が低い彼女の精一杯の急ぎの歩幅で、案内するようにオフィスビルへと向かっていくつもりなんだ。**]
/*
個人的には予約変更気にしないけど、これ言ってさかのかさんの判断迷わせるのもあれよね、と思ってここに埋める。
しかし瓜一年振りくらいで、灰誤爆しそうで怖いな。
でもメモもプレビュー出来るの有り難い。
トルニー が参加しました。
トルニーは、おまかせ を希望しました。
― 集合住宅ビル1F・エントランスホール ―
[ドーム内部と外部の双方へ通用口があるエントランス。
白い壁に掛けられた抽象画の一つの前に置かれた長椅子。
そこに女の身形をした長身のトルニーは横たえられていた。]
ん、……
[黒い肌に蒼色を載せた瞼が開き、覗き見えた瞳もまた空の青。
瞼と同様に蒼く彩られたくちびるから、低い声がか細く洩れた。]
そうだ、避難、って、さっき放送してた、筈……
――っ!
[細身ながら大きな半身をはっと起こし、辺りを見回した。
長椅子のすぐ傍の床に、一輪の花を差した小さな花瓶が置かれていた。
それを見つけるなり、トルニーの蒼い目許と唇は安堵に緩む。]
あったわ、ルナディーマ。
[花弁は薔薇の形に似たもので、その色は宵の空にも似た濃紺。
棘を持つ茎は真紅。それは野生には生息しない種の花。
トルニーは長椅子から滑るように降り、「ルナディーマ」と呼んだそれを花瓶ごと抱え上げた。]
で、そうよ、避難……って、え、ちょっと?
[「避難口」である筈のドーム外部側の通用口が明らかに固く閉ざされていると、青い目にも解った。
常ならば透明なガラス張りである筈のその出入り口は、光一つ通さないシャッターで隙間なく塞がれていたのだから。
ジーンズのポケットに入れた端末が、着信を示し点滅していることにも未だ気づかぬまま、長身のトルニーは茫然とその場に立ち尽くす。**]
記者見習い ジキル が参加しました。
記者見習い ジキルは、おまかせ を希望しました。
― 中央広場近く、植え込み −
[ ヴヴヴ …
携帯端末が震え、そのまま内ポケットの口から地面に落ちる。
体は屈曲し、まるで何かを抱え込んだような寝姿。
口端に鬱血の跡ができていた]
… ぁ
[ひく、と指は自分の胸元を触る。しかし、それらしい感触がない。
てっきり、目覚めのバイブだと思ったのに。
至極面倒くさそうに、ジキルはゆっくりと目を開いた。
植え込みの土が軽くついてしまった端末を拾って、起き上がる]
い゛ ッ!
[脇腹にも微かに痛みが走る]
くっそ、あいつらあっちこち殴りやがって…
痛くもない腹ならいくら探ったってタダだろうが。
[ばたばたと体についた土やら葉やらをはらい落とし、悪態をつく。
痛みと共に思い出されるのは、意識を失う前の出来事。
あまり品のいい記事を並べないと(ある意味)評判の我が雑誌「ユートピア」だが、だからと言って門前払いはないだろう。
無論、食い下がった自分も自分だが]
げ、カメラどこ行った。
あーもー いたーいいたーいどこ触ってもいたーい。
[わざとらしく甘えた声で嘆いて、気を取り直して立ち上がる]
[さてさて、何のメールだろう。
メール画面に指を滑らせると。そこには『警報』『人狼』『拘束措置』の文字>>2>>3]
はあ。 …はぁ? あああ、やばいなこれ…
[メールに一通り目を通してすぐ、ぼくの頭に浮かんだのは決して「不安」や「人狼に対する恐怖」ではない。
断じて、そうではない。
「格好のネタへの出遅れ」で、ある。
食人生物の来襲??我が「ユートピア」でも二年に一回程度の取り上げるか取り上げないか程度の、起こりえないと思っていたことが起こっている?]
…メール来たのいつよ?
げ、暫く時間経っちゃってんじゃないか。まずいまずいダッシュだうっへぇ。
[オフィスビル。
また殴られるなんてまっぴらだが、売れそうなネタがあるんなら行くしかない。
だから、走る]
→ オフィスビル
[あんなメール一通で始まった拘束措置だ。
ビルに「どうなっているんだ」と市民が殺到しているさまを想像していたが、見事に外れ]
…それどころか、人とすれ違ったかぼく…??
[拍子抜けして、首を捻る。
土の布団で眠りこけている間に、政府から説明会見でも行われてしまったんだろうか。
それとも、そもそもこのメール自体の信憑性も怪しい?
アドレスも、実際に存在しているものだろうか。
あまりに落ち着いた様子に、ぼくはビル入り口で暫し立ち尽くしてしまった**]
リーン が参加しました。
リーンは、囁き狂人 を希望しました。
[相手に合わせた応対は効を成したようで、目の前から漂う警戒の気配が薄まる。腹に隠し事がある人物が、其れを隠し通すのに必要なのは隠匿する事ではない。適度に真実を話し、相手を安心させる事だ。…詮索をしたいと、思わぬ程度に]
この状況下で、冗談>>30が言えるなら十分だ。
"お嬢さん"は撤回するよ、レディ。
全員男でムサ苦しいよか余程いいさ。
[薄く持ち上げた上唇から尖った八重歯を覗かせながら、冗談に、冗談を返す。
ただのオウム返しのようでいて、これもひとつの懐柔方法。
独りでやりすごす選択肢が潰れた今、取るべきなのは極力敵を作らない…即ち相手に脅威だと思われないこと。
処世術の塊のような男は、ひらひらと掌を波打たせ
気安く振舞うのだ]
『ファルズフ』?…そいつぁ何ともまぁ、刺激的な店名だ。
本屋ならアクラハイルとか…
古書も置いてンならナントゥルのが良いんじゃねえのか。
[ケタケタと笑いながら、店名に感想を漏らす。
本人が知っているのか知らずかは解らないが、もし知らないのであれば興味を惹くには十分だろうし、知っているのならそれはそれで、奇妙な客候補のひとりくらいには数えて貰えるだろうと]
覚えとくよ。とっときの珈琲を期待してる。
…ま、やる事もねェし。シェルターが開くまで
紙の本とやらに触れてみるのもいいのかもな。
[少なくとも、自分の周囲からは紙が姿を消している。
続きを読むのに手を動かす必要がある不合理が、本というものを不用品へと変えていた]
ははは。正直で結構。謝る必要なんてねェよ。 …ベルか。
[破顔して。申し訳なさそうにする姿から、素直さを感じ取る。
此方の名を呼びながら見上げる目線>>31と、胸元の刺繍がやけにアンバランスだ。
脳裏に浮かんだ何かを払う様に小さく首を振り]
マルキとやら…な。
同じような境遇の人間が何人居るのか解らんが
だいたいの奴が委細を問い正しに行くんだろう。
ベルはココの従業員なら話も通り易いだろうし、
俺は遠慮しておくよ。
怪しげなオジさんはきっと居ない方が良い。
[幾許かおどけてみせて。
半分は本心だが、言っている事は尤ものはず。
胡散臭いヤツが居たら出るモンも出ないだろうと]
あぁ…ただ。
何か解った事があったら、俺にも教えてくれないか。
アドレスは落としておくから、拾う拾わないはベルに任す。
[サングラスの中、視線で端末を操作して自分の端末情報をぽろりと極小範囲のネットワークに転がす。彼女がもし端末を持っていれば、カメラ越しに胸元を意味ありげに開けたナースのARが視えることだろう]
俺の"名刺"の趣味は、勘弁な〜〜
[彼女の肩をポンと叩いて、別れの挨拶のかわりにする。
もし、マルキの元に行かぬというのなら足を止めるだろうが、呼び止められぬままであれば
男はひとり、商業棟へと向かうつもり]
[そう、時報のように言い聞かせられながら生きてきたが、別段”外の世界”に出たいという欲は湧かなかった。
憧れめいたものや好奇心、興味はあっても行動に移す気になれなかったのはこの、無機質な部屋での生活が快適だったからか。
そういう願望を抱かないよう元からプログラミングされているのか。
答えを知るのは彼女の親――1本の試験管から彼女を作り上げた『とある組織』の研究者のみ]
送ってくれてありがとうございます
マルキ=サン
[ドームの地下に密かに建てられた施設から、地上1階のエントランスへ案内すると、マルキは別の任務があるからと管理人室へ消えていった。
彼も、彼女について正確なプロフィールは知らされていない。『組織の用意した検体のひとりに選ばれた学生』と認識している。一方、リーンも何故自分がここに連れてこられたのか、詳細は知らされていなかった]
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