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昼間は人間のふりをして、夜に正体を現すという人狼。
その人狼が、この村に紛れ込んでいるという噂が広がった。
村人達は半信半疑ながらも、村はずれの宿に集められることになった。
1人目、自警団長 アーヴァイン。
自警団長 アーヴァインは、村人 を希望しました。
2人目、語り部 デボラ。
語り部 デボラは、村人 を希望しました。
[そこはとある森の近くのとあるパブ。
ざわめく人々の中に一人の老婆の後姿。
珍しいその姿に話しかけるある人。その手にはとあるお屋敷の…」
ご老体、こんなところでお一人で?この地域のお方でしょうか?もしよろしければ少しお訊ねしたい筋があり…
[老婆はそれを目にとめひとつ問います]
おや…おまえさん、そのお屋敷へいくつもりかえ?
「えぇ、以前に大きな事件があったとかで旅行のついでに寄ってみようかと思って。高名な人形師の残したものにも興味ありますし、何よりこのお屋敷、造りも素晴らしいと聞きまして」
いやいや、神を信じなさるならやめなされ。悪いことは申し上げぬ。あすこは今も昔も良い噂は聞こえなんだ。
以前、同じ様に興味半分で訪ねた輩もおったがね、その後の消息は聞きもせぬ。
今頃躯をさらしておるのじゃろ。
「おや?それはいったいどういうことで?
この御時世、吸血鬼でもいたとおっしゃる?」
吸血鬼ならまだ可愛い。
どれ、貴方さんが知りたいというなら教えてあげよう。それでも館跡を訪ねたいというなら止めはしませぬぞ。
あぁ、その前にあなたは人形はお持ちかえ?
さすれば情の一つも感じるかもしれませなんだ…
[老婆が語るのは、一体いつの時のことなのか。それは皆様のご想像にお任せしましょう。
さて、老婆より紡がれる物語、少しでも皆様のお役にたちますことか─…]
語り部 デボラ が村を出て行きました。
[老婆が語るのは時をわずかに遡る。
うっそうとした森の中、不似合いに大きなその屋敷は人形屋敷と呼ばれ、また不気味がられていたそうな。
その理由は屋敷の主人アーヴァイン、若い頃の思い出から何を呆けたか人形に恋心でも寄せたよう。
妻子もある身ながら、その様まさに気違いとでもいいましょうか。
それもそのはず。この屋敷、使用人は殆どがからくり人形。それはすべて人間そっくりというから不気味さも増すというもの。
加えて森は磁石も使えぬ辺鄙な所、行方不明者も多数出している所から、別名死霊屋敷とも。
それでも彼は名を馳せた人形師、訪れようとする人は少なくなく。
その日も一人、尋ねてきたと思しきお方。
執事殿はいつものようにお迎えするのです。
2人目、執事長 モーガン。
執事長 モーガンは、村人 を希望しました。
ようこそおいで下さいました。
執事のモーガンと申します。
私?ちゃんと生きておりますぞ?
[人間の筈の執事殿、それこそまさに能面のようなお顔でいらっしゃる。
いつか一人、勇気を出して尋ねられたことがあります。なぜそのような仏頂面でおるのかと。またなにゆえそのような執事らしからぬお姿でいらっしゃるのかと。
執事、答えますには]
なぜですと?人形に表情はいりますまい。
それ位で恐ろしく思うのなら疾く引き返し遊ばされた方がよろしいかと。
主人曰く、あまりに着飾り、笑い、怒り、喜ぶと人形が羨ましがるのだそうです。
貴方もどうぞ人形の嫉妬だけは得られませぬよう。責任は負いかねますぞ?
お客様はお泊りでいらっしゃるか?
お部屋はメイド人形がご案内致します故、どうぞごゆるりと。
しかしこのような幽霊屋敷を訪ねられるとは貴方も好きものでいらっしゃることだ。
今時分、主人は誰ともお会いできませぬがどうぞお気を悪くされませぬよう。
入用の際はどうぞ私めまでおいいつけを。
そうそう、この屋敷ではお食事の提供は必要最低限となっております。何せお客様の数も生身の人間もとても少ないのでね。ご不便をおかけしますが…。
では、失礼*
3人目、学生 ラッセル。
学生 ラッセルは、智狼 を希望しました。
……?
[目が覚めたのは見慣れぬ部屋。薄暗いそこはどこかと見極められず、加え記憶は定かでなく]
なんだ?ここ…。
[目が慣れ、回りを見回すと絨毯のしかれたその部屋は、幽霊屋敷もとい自宅…屋敷の一部と知れ、滅多に立ち入らない父の引きこもり場所、地下室と知らしめた]
[なぜ自分が父…アーヴァインの作業場にいたのかは知らないがとりあえず戻ろうと、うろ覚えの足取りで1Fへ。
以前地下に降りようとしてひどく怒られたことがある。
見つかる前に早々に部屋に戻ろうと。
妙に上半身に痛む箇所があったが怪我もなく。
もし怪我があったとしても人形メイドは気にもとめない。
自身も住人でありながらこの屋敷は気味悪いことこの上なかった*]
…旦那様、いつまでかようなことを続けられますのか。
[ラッセルが目覚めた少し後、地下室にある館主篭る小さな部屋。
そこは腹心たる己も入れない。
新しい「材料」が手に入ったというのでまた新しい人形を作るらしい]
は、「材料」ならばしかと保管してございます。
[作業場のドア越しに憑かれたような声で問われ返答を。
「材料」を用意する毎に切る十字は何を意味するか]
…旦那様、お食事はいつものように。
[そうして扉を後にする]
ラセとは時間が被らないようですね。
人狼始めてはや二年近くお互い初めて同村したね。かんどーだ。(ぎゅむ)
これが目的の一つだったんでモーガンは早々に退場しても悔いはない。
しかしまいったの〜。
こんな状況になるなら素直にも少し遅らせ…るといつになるんぢゃろ?
五月はかくぢつに過ぎちゃうんよ、ごめんぢゃ。
村の設定が変更されました。
4人目、造形作家 コーネリアス。
造形作家 コーネリアスは、人狼 を希望しました。
[主人の篭る部屋、何時までたてども開く気配はなく。
而しそれも何時ものこと、ため息一つそこを後に]
…やれ…主人からしてあぁならばここが化物屋敷と呼ばれても仕方ないかの。
お気の済むまでされるのは良いがご家族が余りに不憫じゃの…。
[階段を上りホールまで歩み進めるとまた聞こえる扉を叩く音]
…ほ?珍しい…。
まさか森の幽霊ではなかろうな?
[扉の前には長髪の青年。
扉開く老人を一目見遣るがなにやら戸惑う様子が見て取れる]
おや…これはこれはお珍しい。
人間のお客様とな。
はて、ついぞお客様をお招きした話は聞かなんだが…
迷われましたか?それとも何か目的あって参られたか?
何にしましても難儀されておりましょう、さぁさ、どうぞ入られよ
[図書室でうたた寝中。
昼でも薄暗い森だったし自分は学校にもいかないから別段時間などどうでもいいが]
…?誰か来た?珍しいな。
こんなとこに来る人の気が知れない…。
[客でもこない限り玄関が開く音は殆ど聞かない。自分が開けるのは別として]
また好事家か何か…?面倒だな。
ま、まさかお人形さんと3Pという話がでるとは思わなった…(茫然)コーネさんすげぇ…。一人遊び用だと思ってたのに。
でもおじいちゃん思いきり応援するよ!勿論だよ!
そのためのラブドール設定だよ!(え?違う?)
そしてラッセルさん早く帰ってきてネ。おぢいちゃんさみしいヨ。私は貴女と村で話す為にここにいるのよ!
そして何かムサいメンツになりそうなヨカン。
現時点で十分ムサいけどサ。
村の設定が変更されました。
執事長 モーガン が村を出て行きました。
学生 ラッセル が村を出て行きました。
3人目、学生 ラッセル。
学生 ラッセルは、智狼 を希望しました。
[メイド人形に案内される長い髪の青年をこそりと見る。
珍しい、そういえばこの間も一人来ていたような。
父やモーガンと話をしていたようで…その後見ていないが。
あまり外部からの人間は好きじゃなかった。
別に自分の責任ではないが自分の屋敷は悪い意味で有名な「ここ」なのだから]
4人目、雑誌編集者 ソフィー。
雑誌編集者 ソフィーは、村人 を希望しました。
はぁ…、やっと辿りついた。
それにしても、ずいぶん大きなお屋敷ですこと。
なんだか緊張しちゃうわ。
深呼吸深呼吸――っと
[胸元の赤いネクタイに触れた手を、今度は心臓を落ちつかせるように胸に置いて、ゆっくりと息を吸った。目を軽く閉じれば、少しばかりは気分も落ち着いた様子であり・・・]
コホン。では、参りましょうか。
[女性らしい仕草で手早く髪を撫でつけると、屋敷の扉を叩いた]
きゃっ、あ!
[思わず叫んでしまったのは、突然扉が開いたからではなく。中から出てきた人物の様子に、であったろう。]
あ、あぁ…、し、しつれい致しました。
モーガンさん?お屋敷の方、ですか。
え、えーと、わたくし、わたくしは、こういう者でして――
[少々あわてながらも、あらかじめ用意しておいた名刺を差し出す。]
えぇ、えぇ、雑誌の編集をしておりますの。
いえ、迷い込んだわけではございませんわ。
名高い人形師でいらっしゃるこちらのご主人さまにぜひ取材をと、そう思いまして。
[ひととおり説明をしたけれども、この表情のない執事から意志や感情を読み取るのは難しかった。
こういう取材で門前払いをくらう事も十分予想していたから、少しでも相手の情を買おうと言葉を続ける。]
いえ、あのう…
でも。
仕事だけではありませんのよ?
わたくし、バレエの<くるみ割り人形>や<コッペリア>が
子供の頃から大好きなんですのよ。
自動人形のコロンビーヌやアルルカンが動き出すシーンは
いつもどきどきしますし
それから、なんと申しますか―――
コッペリウスの気持ちもわかるような…
5人目、執事長 モーガン。
執事長 モーガンは、おまかせ を希望しました。
[うっとりと空をみつめている自分に気がついて]
…これは失礼いたしました。
ご主人様は国内外から高い評価を得ている人形師殿ですし、
ことさらオートマータの造り手である、という点でも
ぜひぜひ、お話をうかがいたく思っておりますの。
それと―――
大変素晴らしい、コレクションをお持ちだとか。
[屈託ない笑顔(と自分では思っている)をこの魚の如く表情の読めない相手へと向けた]
[この執事長が微笑みを返すような事はなかったろうが、
やがて彼より入館を許可する言葉があれば、女は嬉嬉とした表情で屋敷内に入るであろう**]
[うっとりと空をみつめている自分に気がついて]
…これは失礼いたしました。
そうですか、お会いできないとは残念ですわ。
ご主人様は国内外から高い評価を得ている人形師殿ですし、
ことさらオートマータの造り手である、という点でも
ぜひぜひ、お話をうかがいたく思っておりますの。
取材されるようなものはない?
ご謙遜では―――?
聞いた話では、大変素晴らしい、コレクションをお持ちだとか…
[屈託ない笑顔(と自分では思っている)をこの魚の如く表情の読めない相手へと向けた]
[この難解な老執事がとりあえずは自分をこの場からたたき出さなかったことに安堵した様子で]
えぇ、そうさせていただけるとありがたいですわ。
取材については、そうですね
こういった作り手の方々が、中々了解してくださらないことは重々承知しておりますので…
[くすりと笑い]
はい。カメラは持ってきてはおりませんし、
人形をこの瞳におさめるだけで十分ですわ。
よろしければ、ご案内いただけますか?
[やがて、導かれればそのまま屋敷の中へと嬉嬉として入るであろう**]
しかしこんな所にいらっしゃるとは何と物好きな。
世間にはお化け屋敷といわれておるのですぞ?
お若いのに度胸の座ったお嬢さんだの。
そうそう、ご案内する部屋と同じ階には主人の御子息がお使いになっていらっしゃる。どうぞお邪魔されませぬようお頼みしまする。
如何程滞在される予定か?
お決まりになりましたらお知らせを。
ここはお客様をお招きする目的の屋敷ではありませぬ為食事などは基本提供しませぬが必要があればメイドにメモなりなんなりをお渡し下され。
用意しておきますでな。
[荷物をメイドに持たせ部屋案内。
先日の青年といい、今回の女性といい、早めに帰すようにせねばなるまい。また妙な噂が立つ前に。
とまれ主人は先に新しい「材料」を得たばかり、暫くは大丈夫であろうと嘆息しつつ。
ソフィーに屋敷のことを伝えるとそのまま頭を下げて引き取るがそれ以上は述べるまでもなく*]
[モーガンがまた客人を迎えたようだ。銀髪の青年、そして今日は金髪の女性。騒がしくなるのだろうかと少しげんなりした様子で二階から下り彼を捕まえて問うてみた]
モーガン、何かやたら人が多いね?
どうかしたのか?
また街から何か言って来た?
[ソフィーを部屋に案内し、詰所に戻ろうと踵返しかけた所に目立つ赤い髪。
確かに招かずとも3人の客人を留めるは珍しい]
これはこれはラッセル様、如何されましたかな?
お勉強は捗られておりますか?
お父上がまたお見えにならないことを良いことに御腹立ちを招くようなことはされませぬようにな。
[勉強しろと窘められてせせら笑い]
屋敷から出ないのに何が勉強だか。父さんが何を求めてるかは知らないけど意味ないことなんてしたくないね。
[子供のような御託を並べてから]
で、あの人達何しに来た訳?
凄い久しぶりに「生きてる人間」見た気がするよ。
[けして大袈裟な表現ではないはず]
あの方々は…何と申し上げればいいのやら。
お一人は詳しく伺っておりませぬがもうお一人は何でも記者殿とか。
旦那様はまたお籠りのご様子ゆえお会いになることはないと思いますがの。
[一呼吸おき]
向こう様の用事がお済みになられたら会われてみては如何ですかの?「人」に会われるのもお久しぶりでしょうしの。
[主人はどうやらこの一人息子を外に出したくないらしく。
理由は知らぬが流石に屋敷内で会うことに否はあるまいと]
[会うかと聞かれても話す事なんて無いと思うが]
…うん、まぁ気が向いたら。
三人だっけ?今来てるの。
それよりそろそろ街に行く予定とかない?色々頼みたいこともあるし行くときは教えてな。
―2階:ゲストルーム―
ふぅ…、来てすぐって訳にはいかないようね。
残念、どんな方かお会いしたかったのに。
[案内された部屋で、どさりと身体をベットに投げ出して、老執事とのやりとりを思い出していた。]
→回想
―回想―
[(>>22)物好きと言われれば、今度は眉を下げて苦笑する他なかったであろう。]
うふふ…承知しておりますわ
自分がそのような性質(たち)だってことは重々。
必要とあれば、お化け屋敷であろうと、刑務所だろうと、
どこへなりとも参ります。
いえ、そうでなければ、記者なんてつとまりませんもの。
先日だって…
[と、言いかけてやめた。せっかく中へ入る許可を得たのであるから、取材について触れるのは相手に警戒心を抱かせるだけであろう。]
まぁ、ご子息もいらっしゃるのですね。
お邪魔はいたしませんわ。もちろん。
[人形師の息子にも興味を持った様子ではあるが、とりあえずそれ以上聞くこともせず、にこやかに微笑む]
―回想―
そうですね
まだ…滞在する日数までは決めておりませんでしたので
後ほど、ご連絡させていただきます。
[訪問が歓迎されぬのはいつものことで、待遇については頓着しなかった。むしろ、滞在できるだけでもありがたいことであり。]
食事ですか?えぇ、まぁ、必要とあらば。
ご用意いただけるだけでもありがたいことですわ。
…荷物はこれだけです。
お気遣いありがとうございます。
[そう、感謝の意を述べて、部屋へと向ったのである。]
―回想・了―
[めんどくさそうにモーガンと別れた後、適当に食事を済まて部屋にひきこもっている。母親とだって最近は顔を合わせていない。
部屋に来る人形はいつも同じ顔をしていた。
たまに悪戯でネジを壊れるまで捲いてやるのだが次の日には誰かが直してしまっている。
顔はもとより肌の感触まで人間そっくりなその人形は夜にだけは見たくない。20年近くこの屋敷に住んでいてもどうしても好きになれなかった]
あんなもんが好きな人間の気がしれないね。
気持ち悪い。
[ごろごろしているうちにふと少し前のことを思いだす。
そういえばどうして自分は地下展示室にいたんだっけ?
確か一体とても気になる蝋人形(に見えた)が一体あって…それを探しに地下室に行ったら父に酷く怒られた…ような]
どこにあったっけ?あの蝋人形
[むくりと起き上がって探してみようかと外に出る]
―2階:ゲストルーム―
[先ほどのメイド人形を思い出して思わず微笑む]
ふふふ…なんて素敵。
[人形の表情を思い出す。
その遠くをみているような、こちらをじっとみつめているような、どちらともいえず、どちらともとれる瞳。
なめらかな肌に思わず手を伸ばしたくなったけれども
執事の前に遠慮していた。]
…まぁ、いいわ。
あとでメモを渡すときにでも。
それよりも、先にコレクションが見たいし。
[個人蔵の品々を拝見するまたとない機会。
さっとベットから身を起こすと、手帳を持って廊下へと出た]
[声をかけられれば、おや、とそちらを振り向き]
まぁ、こんにちは。
[ここに来た人…ということは]
えぇ。ソフィー・グランデと申します。
あつかましくも、しばらく滞在させていただこうかと。
[にこりと微笑みながら]
あなたさまは…?
[取材先の人間にじろじろと見られることには慣れていたので、目の前の青年の視線には気にもせず。]
はい。はじめまして。
ラッセルさん、ですわね。
うふふ…よろしくお願いいたします。
[常日ごろの習慣で握手を求めようと手を差し出した。]
えーと、先ほど執事どのからうかがった…
こちらのご子息さまでしょうか?
[ちらと青年の様子をうかがいながら]
あら、珍しいですか?
うふふ…わたくし、人形が好きでしてね。
えぇ、一人で参りましたの。記者をしておりますので
一人で行動するのには慣れておりますのよ。
こちらには珍しいコレクションもあると聞いておりますので
拝見するのが楽しみですわ。
よろしく。
[差し出された手とは少し戸惑いつつも握手。
人と普通に対話したことは滅多にないからどうしていいのかもよく分からなかったが]
御子息?何その変な言い方。確かに父はここの主人。
でも息子であってもあんまり嬉しくないというか。
いくら珍しいものがあるっていってもさ〜…。
ここなんて言われてるか知ってる?お化け屋敷だの幽霊屋敷だの。普通来たがらないよ?それに女の人が一人っていうのも初めてだ。人形メイドとか、気持ち悪くなかった?
人形見ても俺には価値がわかんないけど好きな人が見るなら価値はあるんじゃないの?見たいなら展示室案内するよ。
こちらこそ。
[差し出された手をしっかりと握り返して微笑む。]
あら、ご子息って言い方、おかしいかしら?
だって、芸術家って難しい方が多いのですもの。
ご家族にも使用人の方にも気を遣ってしまうの。
[どうやら彼はそういうタイプではないと見え、
話し方を少し変えてみる。]
嬉しくない?どうして?
わたしなんて、さっき人形メイドをみただけで
どきどきしてしまったわ!
あんな素敵な人形に囲まれて暮らせるなんて
あなたが羨ましい。
このお屋敷がそう呼ばれていることは知ってるけど
どうしても、見たくて一人で来てしまったの。
案内していただけるなら、ぜひに。
あのメイド、夜とかすごい怖いけどなぁ…。
瞬きしないわ無表情だわ。あ、ついでにボーイもいるからそっちの部屋はボーイに世話させようか?
[笑いながらも「羨ましい」という言葉には冷笑して]
俺はちゃんとした人間がいい。
どんなにいい人形でも…喋らないし笑わないんだからさ
とりあえず人形見たいなら軽く案内するよ。
[二階すぐ近くの二階展示室へ向かいながら]
ここは地下と一階、二階に展示室があるんだ。
他にも…もう見たと思うけど廊下や広間や食堂にも沢山置かれてるから。夜とか気持ち悪いから嫌いだけどね。
珍しいものは殆ど地下かな。
大きな機械仕掛けのオートマータは全部そっち。
でもこっちにもそれなりにいいのはあるよ。
[東洋の和服からくり人形や泥人形、西洋のビスクドール、宝石の衣装を身につけた中東の舞姫の人形…どれも100年200年と時を経ているようなものばかり]
[怖い、という言葉にくすり、と笑みを漏らす。]
まぁ、女性と男性では感じ方が違うのかも。
わたしは子供の頃、夜はお人形を抱いて寝ていたから…
ふふふ…
そうね、お人形が話すことはないけれども、わたしには時々、声が聞こえるような気がするのよ。
妄想でしょうけど。
[肩をすくめて今度は自虐的に笑った。]
案内していただけるの?
まぁ、ありがとう。館内の様子がまだわからなくて。
助かるわ。
[案内されながら、言葉を続ける。]
どの階にも、お人形があるのね。
すばらしいことだわ!
[ラッセルとは反対にうっとりとした様子で。]
わたしは、もし、お人形が動き出したら、
どんなにすてきかしらって時々思うの。
あなたのお父様の自動人形も、素敵なものよ。
[2階の展示室に案内されれば、その珍しい数々に眼をみはって]
なんて、すばらしい…
[溜息を漏らすであろう。]
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