情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
司祭 ジムゾン は 謎の女性 ジャスミン に投票した
彷徨い幽霊 玲子 は 司祭 ジムゾン に投票した
謎の女性 ジャスミン は 司祭 ジムゾン に投票した
他称木こり マッカラー は 司祭 ジムゾン に投票した
司祭 ジムゾン は村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、彷徨い幽霊 玲子、謎の女性 ジャスミン、他称木こり マッカラーの3名。
事態解決の協力なのだけど、
まずはイエスかノーで答えてもらおうかしら。
あまり予想された以上の広がりを見せると困るのよ。
[莞爾と微笑む。冷たくも見える微笑みだろうか。]
他称木こり マッカラーは、謎の女性 ジャスミン を投票先に選びました。
/*
白い悪夢……出さなきゃ……w
ちょっと風呂敷を広げ過ぎてしまったかも……
畳める程度にしておかないと、話が纏まらなくなる。
設定作りすぎましたかね、すみませんorz
うーん、どう纏めれば良いでしょうか……
謎の女性 ジャスミンは、彷徨い幽霊 玲子 を能力(襲う)の対象に選びました。
武器の中に見えなかったら頼まなかったけど、ハンドアクスは持ってたほうがよかったかな。
[今更ながら、チェーンソーは起動時のエンジン音が大きいということに気付いた。]
…箱。箱。
[玲子さんが探しているようにこちらも探す。部屋の先は彼女に見てもらっているので、壁や廊下は重点的に探していた。]
箱はこれのようだ。
見つけたよ。
玲子さん、探してた部屋の中にゾンビが入ってないような空き室は無かった?
[やがて箱を見つけた。
目立たない壁のくぼみ―というより棚だろうか―にある。
棚には他に置いてある物は無さそうだった。
箱を開けると、チューブがある。
ご丁寧に水まで入っていた。]
……目的を聞きたければ協力をしろ、それは駆け引きですか?それとも脅迫ですか?
「YES」と口で言うのは簡単だ。
そうでしょう?
……事態解決の協力、今回のバイオハザードをそろそろ止めにするおつもりですか?折角の愉しいゲームだと私は思うんですけどね。……私としては、いっそ旧人類が滅亡するまで広がっていくのを見ていきたいと思っていたんですがねぇ。
貴方も正義の味方って訳ではないのでしょう?
この世界の人間でも無し、還る場所がある……。
この世界 どうとでもなって 良いじゃないですか。
……まあ、「YES」ですけれど?
あ、見つけました〜?
[扉に突っ込んでいた上半身を引いて、笑顔を見せる。
どこかに空き室が無いかと聞かれると目の前にある扉を指差した]
……部下でもあり、領民でもあるからな。当然だ。
[ちょっとばかし照れたが、表情を締めて]
……ん、上?
[言われて見上げてみれば、確かに。
天井には、大きな割れ目が走っているが]
だが……、
あれが開いたとして、どうなるんだ。
これが飛ぶのか――それとも、この部屋が地上まで上がるのか。
― 北部/ワクチン精製プラント ―
[プラント内には大小様々な設備があり、パイプやコードによってそれが繋ぎ合わされていた。地面から天井へと突き抜ける様に、十数メートルの幅と高さを持つ巨大な塔のような装置が幾つもある。
低く鈍い振動音と蟲達が蠢く音だけが聞こえ、時折少女と女の声が混じった。
そして、突然大きな地鳴り音がなり響く。
壁の赤い警告灯が光り、本物のサイレンの音が鳴り響く。
巨大な影が会話をしているメアリとシルビア達のいる方へと――向っていた。*]
へぇ・・・おじさん、大名なんだ。
[領民って言ったって事は、きっとこの人は自分の所領を持っていて統治する立場にあるんだろう。つまりは大名とか、もしかすると一国一城の主なのかも。まぁどうだっていいんだけどね、私がそこに仕えてる訳でもないし。]
知らないけど、こんなでっかい鉄の塊が飛ぶとか無理じゃない?
[視線を鉄の塊に移して、ぽつりと呟いた。]
……ダイミョウ?
[首を傾げつつ]
いや……、
……私の世界でも、稀だが空を飛ぶものはあった。
偉大なる祖先は、星の海をも渡ったと伝えられている。
ある程度、科学が進んでいれば――可能だろうよ。
― 小部屋 ―
んー。
傷薬はあるけどこんな容器に入ってるのは無いなぁ。
[部屋に入り人が居ないことを確認すると、早速箱から物を取り出す。怪我部分を確認するとチューブをぬっていく。出血は止まり、血は固まっている箇所も一応。]
体の痺れは…休息しかないか。
ごめん少し休む。
[・・・サイレンの音が鳴り響くなか、黒い羽を持つ蛾・・・私は、ゆっくりと私だった身体を離れて、ゆっくりと舞い上がる。**]
(ドタドタドタ…ガッシャーン)
わん!
[天井のダクトから勢いよく飛び出し
色んな機材に次々と小刻みに飛び移りながら元ベリニだった者の背中に飛び掛る。]
ワオーン!
その後は着地出来たなら
しばらく周りをグルグルと走り回り
注意をひきつけるべく立ちまわるだろう。]
更新時間が24時間延長されました。
大名って言うのは・・・偉い人。領民を統治する人。
[首を傾げたおじさんに大名の簡単な説明をしつつ]
空を飛ぶものくらい、私の所にだってあったよ。凧、あんまり実用的じゃなかったけど。
でもこんな重たい鉄の塊なんかが、どうやって飛ぶって言うのさ。
[そもそも星の海って何、天の川か。とツッコミをいれながら私は溜息を吐いた。仮にこの鉄の塊が有用なものなのだとしても、使い方がわからなければ猫に小判豚に真珠、馬の耳に念仏だ。私もおじさんもこれの用途が解らないとなると、無用の長物にしかならない。誰かこれがどういうものなのか知ってる人来ないかなぁ、なんてぼんやり思った。]
【独】 彷徨う盲導犬 ベルリヒッター
(ドタドタドタ…ガッシャーン)
わん!
[天井のダクトから勢いよく飛び出し
色んな機材に次々と小刻みに飛び移りながら元ベリニだった大きな蛾の背中に飛び掛る。]
ワオーン!
鱗粉が巻き上がりそのまま着地出来たなら
しばらく周りをグルグルと駆けまわって
注意をひきつけるべく立ちまわろうと思う。]
その通りよ。
貴方はよく理解っている。
YESと言ったって口約束にもならないわ。
……【愉悦】【好奇心】【人類の破滅】……、
貴方が望むのは、
現在存在する人類達を滅ぼすことなのね?
[鋭利な微笑みを浮かべる。
触れただけで指先を切るような高級グラスの縁に似た微笑み。]
(ドタドタドタ…ガッシャーン)
わん!
[天井のダクトから勢いよく飛び出し
色んな機材に次々と小刻みに飛び移りながら元ベリニだった大きな蛾の背中に飛び掛る。]
ワオーン!
鱗粉が巻き上がりそのまま着地出来たなら
しばらく周りをグルグルと駆けまわって
注意をひきつけるべく立ちまわろうと思う。]
確かに、この世界、
私にとっては【どうなってもよい】ものの中に入るわ。
…………。
先ずは、私の正体から明かしましょう。
― ワクチン精製プラントへ ―
[バイクで駆け抜けていると突然サイレンが鳴り響く。]
なんだあれは・・・。
[黒い羽を持つ巨大な蛾の姿を現す。
その姿を見て絶句する。
何が起こっているのだというのか?**]
……ふむ?
領民の統治……だと、そうだが。
……偉くはないぞ。
国内に何百人といるからな、私くらいの領主は。
[と、肩を竦めて]
……どうやって、か。
この乗り物はよく判らんが……飛ぶというのは基本的にはあれだ、揚力か浮力でだ。
大気より軽い気体を使うか、でなければ、風を切って浮く力を得るか……、
[と、かつて教わった古代の科学を、どうにか思い出して]
私は、元の世界では宇宙海賊をしていたわ。
ありとあらゆる【悪事】の種類に加担していた。
これもサガかしら?
この星で面白い研究が為されていたから、
私はその研究結果を全て私のもの(>>5:63)にする事に決めたの。
二束三文にもならないものだけど、
………ある価値があったから。
私がいなくても、そうね。
………、この災禍は起こったでしょう。
私は、私のタイミングで事を起こさせて貰っただけ。
[蠱惑的な笑みを向ける。]
最初の引き金は、
【ブライアン】博士の死から始まる筈だったわ。
その瞬間に生物災害は起こる筈だったのだけど、
私がズラしたとも言えるかしら。
【あれ】はね、かなり特異な適合者なのよ。
彼の子供も変わった【適合者】であった事を踏まえれば、
何もおかしい話はなかったけれど。
【あれ】こそが、目指す兵器の形ではないかしら?
[妖艶な微笑みを崩すことなく語る。]
……ヒノモト?
知らん国だな……、
[とは、頸傾げて]
まあ……飛ぶものというより。
ここから逃げられるもの、というほうが正確だろうな。
[とは、溜息吐いて]
これがどう動くかなんて、私は知らん。
ただ、上に開きそうな場所があるというだけだからな、
とはいえ……、探せば、あの上の割れ目を開ける手段くらい見つかるかもしれん。
君の持っている、それ――あの扉をあけれるもので、反応する場所などないか?
私は【あれ】を生み出す為に、
この世界で暗躍したと言えるでしょう。
そして、利益の回収はほぼ終わろうとしている。
だから、この災害をそろそろ収めたいと思っている訳。
[神父はどこまで語っていると思っただろうか。*]
面白いものよね。
私を信頼して皆が【洋館】に向かってくれたわ。
ある者は引き裂かれ、ある者は生きたまま喰われ、
生前の尊厳を蹂躙されて蠢く屍(かばね)となる。
嘲弄のしがいが無いといえば、完全な嘘ともなるでしょう。
貴方も、そんな彼らを見て愉しかったかしら?
消されるのは困るし、黙って消されるつもりもないが……、
[ぱしっと、カードを受け取って]
詳しい、か……かもしれんが、さして差はなかろうよ。
それに、隠されてるものを探すのは、君のが得手ではないか?
[と言いつつ、周囲を探し出すが]
[ベリニが、小さな体から離れて飛翔する。]
(まだ、言葉は話している…記憶は残っている?)
シルビア、このアンプル……。
どうやって使うの?
[どんな声を出していたか分からなかった。*]
にひひ。でもおじさん、私から見たら隙だらけよ?
何て言うかな、一番戦いやすそうな感じがする。
[理性のある人ほど、忍術には嵌めやすい。余計な知恵があればあるほど、騙されたりするものだ。それから、責任感がある人とか真面目な人とか。そういう人も結構ちょろい。
そういう観点から言えば、ばるたさんは忍者とあんまり相性はよくないだろうなぁ、って言うのが今まで見てきての感想。]
別に探し物が得意な訳じゃないよ。あと、さっきまでバケモノいっぱい屠ったので疲れましたー。私は休みたい。
[そんな風に適当言って、私はその場に座り込んだ。
腐った臭いも、敵意も、怪しい気配も今のところはどこにもない。少しくらい休息したっていいよね。]
……、隙、ねぇ。
[確かに、そうかもしれない。座り込んだ少女を目の端に、苦笑する。
こういう少女相手に、戦う気になれないというのは、確かにある。
しかし、まあ――舐められるというのは、あまり、気分のいいものではない。
といって、無駄に殺気を放つほど、暇でもないのは確かだったが]
ま……いいさ、では、休んでいてくれ。
飯を食っていても、文句はいわないぞ。
おじさん、私の世界の人じゃなくって良かったねぇ。
[にっこり笑ってそう言いながら、私は風呂敷を広げて中から水を入れていた竹筒を取り出した。こく、こくと喉を潤すのはどれくらいぶりだったか。]
・・・。
[ついでに飢渇眼も一粒口の中へ放り込んで、おじさんを目で追う。
・・・なんだろう、なんだか悪戯したくなってきた。
私は気配を消して、音もなく跳躍した。綿をたっぷりつめてある忍足袋により、着地の音もない。鉄の塊の上に、ちょうどおじさんから見えない死角に入って、そこから様子をうかがおうと。]**
― 廊下 ―
強イネェ。銃持ッテルダケデ避ケル技術スラ無イ奴等トハ大違ダヨ。
[肉片が転がっている廊下で化物の前に構えるのは三人。一人は剣、二人は槍を構えている。]
「化物に言われても困るんだよ!ここにきて大物と出会っちまうとはついてねぇな。しかも結構ボロボロに見えるのに倒れる様子が無い。」
[化物が振り下ろした拳を大きく後退しながら剣を持つ青年が言う。]
「くそっ!足を崩さないと頭に当たらない!」
「焦るな!下手に近づくとやられるぞ!」
[剣を持つ青年と同じくらいの槍を持つ男と他の二人より年上に見える男が続いて言う。
年上の男は振り下ろされて止まった腕の傷を的確に狙って広げ、直ぐに後退する。
この行為が上手く三人の連携によって繰り返され、化物の腕はかなりボロボロになっていた。]
……良かったのか?
じゃあ、そう思っておこう。
[溜息吐きながら、周囲を散策する。
やんちゃな姪に対する苦笑のようなものを浮かべながら、カードの反応する箇所を探す。
その間、幾らか呟いたかもしれないが、まあその辺は]
/* 頼む、皆終わらせてくれ…! という気持ちがあってですね。白い悪夢…触手、再生能力、分裂体…?ARKと結びつけれないかしら。 */
アア、ウットオシイナア。ソロソロ死ンデヨ。
[またも化物は腕で攻撃する。それを誰かが避け、反撃…のはずだった。]
残念デシタァ。
[化物は先程かわした一撃にそれほど力を入れてなかったために体勢を直ぐに戻せていた。]
「しまっ―――
[若い槍兵が殴り飛ばされた。一回バウンドし、床を滑って止まる。]
「ぐぅ……。」
[呻き声を上げた。まだ生きてる。そして現在の状況を考え、年上の男が言う。]
「おい!あいつを連れて逃げろ!」
[剣士の男は咄嗟に反論しようとするが、出来ない。直ぐに後ろへ走り、倒れてる槍兵を担いで走る。]
[続いて水と最後の缶詰にて食事を取る。
急いで食べる必要は無い。
焦らずにゆっくり食べて、僅かでも体を潤していく。]
あーうめえ。
ただの缶詰が生きてて一番美味いだなんて初めて知った。
[連戦からの暫しの解放を受け、心が落ち着き始めた。]
[食べ終わると、天井をぼんやりと見ている。
此処に来て疲れが漏れ始めたのかと思う。
静寂の時が、自分の周りを包んでいる感覚に覆われた。
僅かな安らぎ、寝てもしまいそうで。
しかしながら。
話しかけられれば対応できよう。]**
[〜メアリの携帯端末による>>7:+190一部解析結果〜]
[※1※ある薬についての精製方法(一部解析)]
[これは現在、メアリの世界では精製不可能な物質を含む、異系人の特定タイプに作用する治療薬である事が分かる。
この世界でのみ化合可能なものであり、その詳細は更に解析する事で詳らかになるだろう。
専門的知識がないのであれば、この情報解析結果は更にメアリにとっては理解が不完全となる。]
[※2※?????]
[スクランブルが掛けられ解析は現時点では不可能だろう。解析専用ソフトが必要である。]
[※3※薬の色と関係について(一部解析結果)]
[【青】は既存ウィルス薬に手を加えた>>7:2>>7:3もの。【緑】は既存ウィルスへのワクチン。]
[※以降、非解析情報が続く。]
[*・*・*]
アレ?殺スツモリデヤッタノニナァ。
「ふん、痛みが無いとは便利そうだな。自分の腕が使い物にならなくなってきているのに気付けないとは。
あいつらを逃がしてくれたのも腕があまり動かなくなったからじゃないか?」
[いつも余裕そうだった化物の顔が少し歪む。]
……、ドウダロウトサッサト殺シテ追エバイイダケダヨォ。
「私だけではたしかに勝てないだろうな。だが貴様の時間を私の命尽きるまで出来るだけ多くもらうぞ!王国軍ヴァルター中隊所属ディートリヒ!推してまいる!」**
それを。
[指さすのは、壁面のガラスケースに入った麻酔銃。
傍らには、射出用の予備の注射器もある。]
上を折り割って、注射器に籠めて撃つ。
………楽に してあげて。
[ 手遅れだったと解っていても、
こみ上げてくるのは、無力感。]
[自分は、何の為に「選ばれた」のだろう。
──この力は、何の為に在るのだろう。
事実、大切な人ひとり護れなかったというのに。**]
/*
>アロール氏
多角を避け、単独行動をしていたのはいざと言う時の助力がしやすいから、と言うのもある。他の要因はソロール好きと2ID、性格上団体行動に難あり、などの点か。
>ベリニ嬢
気に病む事はない。
元々、誰も出さないなら私が討伐しようと思って居た(ただ、他に討伐したそうな人がいるようなら遠慮する心づもり)。
─ ワクチン精製プラント:ナビ・アロール登場時 ─
[変わり果てたベリニに気を取られていた、その合間。
ふと、廊下から響くサイレンの音に気が付いた。]
! ナビさん アロールさん…
[ほぼ同時、ナビ達の乗ったバイクがプラントに現れる。
廊下での争いは終息したのだろうか。
自分達を追ってここまで来たらしい。]
アロールさん? 大丈夫ですか!
[後部座席のアロールは、気を失っていた。
顔の火傷はすっかり消えていて、目を見張る。]
(…………治ってる。)
[この再生能力は、彼の世界の技術かもしれない。
……何にせよ、好都合なのは間違いない。]
[6〜7mもありそうな大きな蛾の翼に
勢いよく飛び掛かり
落ちるようにして地面へと着地する。
被った鱗粉をブルルと振り払い
ワンワンワン!
と吠えながら注意を惹きつけるように駆けまわった。
傍らで俯せて倒れてるベリニは何度接触してみても反応がない。
それより蛾の方からベリニの匂いがプンプンする。]
不思議な違和感を感じながら
少しでもメアリ達から遠ざけようと走り回る。]
これ、此処で見つけたカンフル剤です!
[ぐったりとしたアロールを床に寝かせ、
ポーチから注射器を取り出し、素早く腕に刺す。
薬の中身に嘘はない。だが、目的は血液の採取にある。]
しっかりして下さい!
こんな所で気を失ったら殺されますよ!
[さり気なく血液を採取した注射器をしまい、
アロールの肩を揺すって起こそうとするだろう。]
[アロールから離れ、再びメアリを護るように。]
…………ふふ。
[これで、漸く新薬(ARK)を作れる。
二度とベリニの様な被害者を出さない。
争いの無い、新人類の世界を創ることができるのだ。]
[足に引き摺るのは白衣の成れの果て。
名札は罅割れ赤黒い腐汁に塗れている。
辛うじて見えるBの文字。]
[ガッ・・・・・ゴォォォォォォォン]
[ワクチンプラントが鳴動する。]
[ぶぶブぶぶ・・・ブシュウウウアアアウウァァァ]
[真っ白な蒸気が激しく噴き出す。
山の如く盛り上がった背中の筋肉。
一発のパンチで、地上から天井に続く巨大パイプが拉げた。
節足動物が蒸気を避け犇めき這う。]
[赤黒い光が二つ、闇の中に彷徨う。]
[わけがわからない状況に戸惑っている。
大きな蛾がいると思ったら次はもっと巨大なモンスターが壁を突き破って出てくる。]
キャンキャンキャン!(怖い…怖いよ)
(でも…僕が逃げたら‥)
[逃げたくなる自分を抑えてベリニの抜け殻をグイグイ引っ張る。]
でも自分一人では動かない…。]
キャンキャンキャンキャン!(助けて!
ねえ誰か助けてあげて…)
[近くにいる人に顔を向けて必死になって呼びかける]
蛾は近くにいる。
蛾は興奮しているのだろうか。
それとも冷静なのだろうか。
[ぼこり、ぽこり]
[白き巨躯から奇妙な音が奏でられる。]
[ぼこり]
[ぽこり]
[ぼこぼこぽこ]
[あぶくの音がしている。]
【─────────────────!!!!!!!!】
[昏き闇を仰ぎ、
白き巨躯の化け物は、全てを揺るがす咆哮を長々と上げた。]
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新