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ここは平和な街の中にある魔法を学ぶ学園ホリー・ポッカー。
学生達は日々、魔法の研究と修練に励んでいた。
初夏の季節に行われるクラス分けも滞りなく終わった、夏のある日。
10年に一度の街全体を挙げての夏祭りの準備に追われながらも、祭りの前特有のどこか浮き浮きとした空気の中で生活する魔法学園の学生達。
そんな中、不思議なうわさが流れる。
夏祭りの期間中、24時の鐘がなる時に、怪人クロノスが学生を毎夜どこかへ連れ去るという。
そんなのただの噂さ、と鼻で笑う生徒。戦々恐々とする生徒。反応は多種多様だが……。
1人目、錬金術師 ニコル がやってきました。
錬金術師 ニコルは、村人 を希望しました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
こんばんは、村建てです。
本村はRPの初心者からベテランまでを手広く受け付けている村です。
とりあえずまずは練習。
失敗しても反省して改善すれば、後は気にしない。
これがモットーの村ですので、RP初心者さんは一度ここでRPをしながら練習してみましょう。
ベテランさんもゆるい世界観で遊んでみましょう。
【入村時の注意】
入村時の役職希望は、村人か見物人でお願いします。
人狼役は村建てが固定でなります。
またもし増やして欲しい役職があれば、匿名メモなり村ウィキのコメントなりで、通知してください。
村の流れに問題がなさそうであれば対応いたします。
村の設定が変更されました。
2人目、何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴ がやってきました。
何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴは、人狼 を希望しました。
―魔法学園学習棟・主任教官室―
今年度から僕はグリフィン寮ですか?
分かりました。
ではドラゴン寮にある僕の荷物を移動させにいきますね。
[ヒューゴは主任教官の言葉に、淡々と応えて踵を返そうとする。それに主任教官は待ったをかける]
「あー、なんなら組分けの帽子を被ってみるか? 魔法の才能を加味してくれる帽子なら、ペガサスくらいにはなれるかも……」
失礼します。
[ヒューゴは教官の声をぶった切るようにして、その場を後にした]
―魔法学園ドラゴン寮・自室―
こんなものかな?
[大き目のカバンに、荷物をぎゅうぎゅうに詰め込み。チャックを締める。カバンは今にもはち切れそうだ]
この部屋ともお別れだな。
割と居心地良かったんだけど。
[ヒューゴは一昨年にトップクラスの成績を取った褒美として、他よりも少し広めの個室をあてがわれていた]
グリフィン寮の僕の部屋は個室かな?
相部屋だとちょっと嫌だな。
[最後に錬金術で使用する小瓶をポケットに突っ込み、部屋を後にする]
―魔法学園・寮中心フロア―
重い。
[カバンを無造作に降ろし、フロアにあるソファで一息吐く。魔法学園は学習棟も寮棟も無駄に広いので、重い荷物を持っての移動は骨が折れる]
重力操作の魔法でも研究しておけばよかった。
[座りながら肩を難儀そうに回す。そこへ少年少女の5人組みが通りかかり、声をかけてきた]
「こんにちはヒューゴさん。聞きましたよ、ドラゴン寮を追い出されたそうですね」
[明らかに見下したような、ニヤニヤ顔を眺めながら、ヒューゴは冷淡に返す]
ああ、ちょっと気分を変えたくてね。
「へー、そうなんですかぁ。てっきりおかしな魔法の研究を続けたせいで成績落としちゃったのかと思いましたよ。でもヒューゴさんに限ってそんなことあるわけないですよね」
[少年少女達がクスクスとヒューゴを笑う。ヒューゴはそれには特に反応せず、ただ黙ってみているだけ]
「じゃあヒューゴさん、落ちこぼれ寮でも頑張ってくださいねー」
[嫌味を垂れながら、少年少女の一団がドラゴン寮へと帰っていく。その一団の中で小柄な少年だけが、申し訳なさそうにヒューゴにぺこりと頭を下げた]
やれやれ、友達は選べよ……ニコル。
[ヒューゴはソファに深く腰掛けて、魔法の光が浮いている天井を見上げた]**
3人目、令嬢 クレリア がやってきました。
令嬢 クレリアは、おまかせ を希望しました。
─ ドラゴン寮・自室 ─
あと一年ね……。
[クレリアは昨年度を首席で終え再びあてがわれた自室で少し物思いに耽っていた。父であるヴァルナ伯との約束、主席でこの学校を卒業することが彼女の目標である。そしてここまでの2年間ただの一度も主席の座は渡さなかった。]
うん……がんばらなくっちゃ。
[窓から外を眺める。ここらは山を隔てて見えない故郷の地・ヴァルナ家の領地を懐かしくもどこか苦々しく想い浮かべる。]
もし…駄目だったら私の自由もここで終り……か。
[そもそも貴族の娘として生まれたからにはその将来は『政略結婚』以外にはありえない。だが父はチャンスをくれた。名門ホリー・ポッカーを主席で卒業できるなら一人の魔法使いとして未来を歩ませてくれると、そう約束してくれた。]
お母様の様に庭でお茶とお友達との他愛もないお喋りを楽しんで、夜は煌びやかなパーティに興じるのもいいかもしれないわね。
[目を瞑りキッと唇をきつく閉じる]
…そんなのは嫌。
かならずトップでここを出て見せる。
4人目、魔法学園の優等生 シーナ がやってきました。
魔法学園の優等生 シーナは、村人 を希望しました。
─ドラゴン寮・自室─
[シーナはイライラしていた。
今年も無事にドラゴン寮生という肩書きを手に入れた。
それはまだいい。
けれど、問題は成績順位だ。万年二位、僅差ではあるが二年間一度だって一位を取れていない。
そのことにイライラを募らせていた。]
今年こそ、あの女から一位を奪ってやるわ…!
[常に自分に向けられる期待の眼差しは堪らなく重い。
優等生だから。
そんな固定概念に常に応え続けるのは負担だ。]
……そういえば、ドラゴン寮を追い出された生徒がいるのよね。
誰かしら、恥曝しの顔を拝んでやりたいものだわ。
[落ちこぼれ寮に移動した生徒がいるという噂はすでにシーナの耳に届いていた。
呟いて、立ち上がり部屋を出る。]
「お、ヴェルディアじゃないか。
今年も期待してるぞ、頑張ってな。」
はい、任せてください!
先生方のご期待に添えられるよう頑張ります。
[廊下を歩いていると、男性教諭に声をかけられる。
それに笑顔で返して、頭を下げた。
確か魔法薬学の教諭だったか。いつもへらへら笑っている印象があった。]
はあ……言われなくてもやってやるわよ。
[聞こえないように呟き、ひたすら歩く。
気付けばフロアに出ていて、ぐるりと辺りを見渡した。
ちょうどそこへ、一人の女生徒が話しかけてくる]
「シーナさん、ご存じ?
あそこにいらっしゃるヒューゴさん、ドラゴン寮からあの落ちこぼれのグリフィン寮に移動したんですって。」
[くすくす、嫌みったらしく笑う女生徒。
金髪のブロンドの美しさも、この性格ではくすんで見えてしまう。]
まぁ……ヒューゴさんが?
[ちらり、>>5ヒューゴに目をやる。
女生徒は言い終わり気が済んだのか、ドラゴン寮に戻っていった。]
ふぅん…。
[しばし考えて、ゆっくりとヒューゴに近寄っていく**]
5人目、不真面目な生徒 アミル がやってきました。
不真面目な生徒 アミルは、村人 を希望しました。
―学習棟の廊下―
『さっさと組み分けを見に来なさい』
[教官に耳を引っ張られながら、廊下を歩く男]
いててて、どうせしてもかわんねーだろ。
良いじゃないか!!
『決まりだ』
あー解ったから、耳から手を離せ。
つか、今ここで言えばいいだろうが!!
引っ張って行く意味がわかんねー。
[ぶつくさ言いながら、教官室を訪れる]
で、俺の寮はグリフィンだろ?
[めんどくさそうに確認をすると、まーまずは帽子でも組み分け帽子を渡される]
こんなの被ったってかわんねーだろうによ。
[また耳を引っ張られるのはごめんと帽子をかぶる]
『ぺ、ぺ、………グリ』
わかとるわ。
[思わず帽子を投げ捨ててしまう]
だからグリフィンだって言っただろ?
もうこれで良いよな。
[教官室を後にし、部屋に戻る事にする。
二人部屋な為、相方がどの寮に変わるのかが気になるからだ]
俺がグリフィン以外になれる訳ねーだろ。
[歩きながらわめいてしまう。
グリフィン以外になれない理由…それは魔法制御があまりにも下手だからである。
魔法は使えるが、魔法制御が下手な為に、使える時とつかえない時の落差が激しいからである。
その為に、真面目に勉強する事も投げ捨てているのであった]
なんか面白い事は落ちてねーかな。
[ぶつくさ言うのを続けながら、足早に寮へ向かう**]
魔法具学教官 シャールヴィジャール が見物しにやってきました。
魔法具学教官 シャールヴィジャールは、見物人 を希望しました。
何年在学しようと、落ちこぼれは落ちこぼれだな。
全く。
[大きな態度で教官室の椅子に座り、
尊大な視線でグリフィン寮へ向かう学生を見送り、
巨大な憎まれ口をたたくその姿は]
……私を見下ろすな。
不快だ。
[ちっちゃかった]
[アグタウト=シャールヴィジャール。
シャル教師と呼ばれる彼は、小さいヒト、ホルビトラ、ハーフリンク……そんな風に呼ばれる種族だ。
学生の腰ほどまでしかない姿を、偉そうな学園指定の教官服に包んでいる。
担当教科は魔法具学。
ハーフリンク特有の指先の器用さと、魔法に関した知識を組み合わせ、魔法具を造らせたら1〜2を争う名工である。
ただし。
名教師ではなかった]**
魔法具学教官 シャールヴィジャール は肩書きと名前を 魔法具学教師 ドワイト に変更しました。
魔法具学教師 ドワイト は肩書きと名前を 魔法具学教師 シャールヴィジャール に変更しました。
6人目、努力家の落ちこぼれ ミケル がやってきました。
努力家の落ちこぼれ ミケルは、村人 を希望しました。
―魔法学園・研究室―
[ついにこの時が来た。
教師や他の生徒達が固唾をのんで見守る中。
緊張の面持ちで試験管を手に取り、もう1本の試験管へと液体を移し替えていく。
ミケルの表情はしんけんそのもの。緊張せいか指先が小刻みに震える。
しかし周りの生徒達の方が表情は硬い。どこか戦々恐々とした様子でミケルから目を見つめている。]
[青い液体の入った試験管を傾ける。これをピンクの液体の入ったもう一方と合わせれば誰でも使える回復薬が出来る――はずだった。]
出来ました!!
[薄紫色の液体が入った試験管を片手に満面の笑みで振り返る。ザザッと後退する生徒達の輪。
引きつる教師の顔。
試験管の中身は、なぜかボコボコと音を立てている。]
あ…っ
[試しに使ってみて下さい と教師の元へ歩きかけた時。
するりと手から滑り落ちた試験管が床へ――。]
[すさまじい勢いで研究室から退去する生徒達。もちろん教師もその波に乗ることを忘れない。]
あ〜あ、またかぁ…。
[顔も身体もすすだらけで、溜息をつき。がっくりと肩を落とす。]
借金増えちゃったよ…。
[魔法の素養がない者でも、気軽に魔法が使えるように。
小さな火をつける呪文、水流を呼び出す呪文、追い風を起こす呪文。
色々な呪文を研究したが、どれとして成功した試しはない。今回の回復魔法もその1つだったが、結果はご覧の通りだ。]
うう…、部屋に帰ろう…。
[結果など聞かなくても分かる。
箒で瓦礫を集めて、せめてもの片付けをした後。
しょんぼりとグリフォン寮へと戻って行った。**]
7人目、研究マニアの生徒 トロイ がやってきました。
研究マニアの生徒 トロイは、村人 を希望しました。
―魔法学園・実験室―
[魔法薬の研究に没頭中。扉をノックする音が聞こえた。同じ研究室の生徒が、試験の結果を告げにきたようだ]
今年もドラゴン寮?りょーか……
あーちょい待って、今良い所だから。
[試験石に薬品を垂らすと、石は銀色に鈍く輝き始めた]
よし、おっけい。
[やりきった顔]
[魔法薬学、錬金術、魔法具学。その他にも多くの魔法研究分野に於いてもトップクラスの成績だった彼には、ドラゴン寮への驚きも思い入れも無かった。]
またエリート連中と一緒に暮らさなきゃなんねーのか……デカい研究室使わせて貰えるのは有難いけど。
[ふと思い出したように]
そーいや、組分けか……アイツ、どうしてるかな?
[一段落ついた研究道具を片付け研究室を出ると、ぶらぶらと各寮を繋ぐフロアに散歩に向かった**]
8人目、人魚の血族 ヴィノール がやってきました。
人魚の血族 ヴィノールは、村人 を希望しました。
―ペガサス寮・自室―
…コポ、コポポポ……
[水面から気泡が弾ける音が、断続的に聞こえる。
長い薄藍色の髪が水の動きに合わせてゆらゆらと揺れ、水中に居る彼の瞳は、軽く閉ざされている]
……コポポ…
[そうして、彼はゆっくりと目を―――]
…だぁあああ!やっぱ無理!!怖い!!!!
[開く前に思い切り顔を水中から引き揚げた。
髪に染み込んだ水分が遠心力で浴室の床に撒き散らされる]
こんなの無理だって……水の中で目開けたら
痛いに決まってるじゃんかよー…
[ここは自室の浴槽。まだ日の明るい内の入浴と聞くと、彼が風呂好きの様に聞こえるかもしれないがそういう訳では無い。
水中で、目を開く練習中だった]
やめやめ、今日の練習はお終い!
別に泳げなくたって死にはしないし、水魔法だって使えなくても…
ドラゴン寮とかも興味無いし。
[彼には優れた水魔法の素質がある。それは代々続く人魚の血筋の為。だが彼は――水が大の苦手だった。
水への恐怖感故に、水魔法が全く使えない]
はーあ、どっか出かけよっかなー。
[私服に着替えた彼は、街に出る為フロアへと向かった**]
9人目、新入生 エメット がやってきました。
新入生 エメットは、村人 を希望しました。
―学園玄関ホール―
[目の前を、大きな銀色に光る魚が悠然と横切った。]
わあ……!
[見上げた顔が天と水平になるほど大きく、荘重な意匠の扉を開けて、エメットは呆然とたたずむ。
中央に大きな螺旋階段。様々な方向へ段差は伸び、眼鏡をかけた青年が急ぎ足で歩いていたり、不思議な器具を間に談笑していたり、ローブを着た三人が熱く議論を交わしていたり。
その間を、灰銀や淡青の美しい魚たちが、舞うように空を泳いでいる。
外からまとわりついてきた初夏の熱気もどこへやら、水中にとっぷり浸かっているかのような涼しさを感じた。]
これが、学園……!
[瞳をいっぱいいっぱいに開き、ついでに口も開き、歓喜にほころんだ表情。
そんなエメットを見て、ここまで彼を連れてきた男は、苦笑する。]
「さあ、君の寮を決めに行こう」
[頷いて先を行く男のあとをついて歩くも、周りが気になりエメットの目はあちこちを向く。
彼の住んでいた小さな街では見たこともない大掛かりな魔法器具がある。その前で激しく持論を展開しあう二人は学生だろうか。無数の本を抱えているのにちっとも重そうじゃない。通り過ぎるときに漏れ聞こえる薬学論は専門的な知識が多すぎて、近所に住んでいた魔法医師のおばあさんにちょっと教えてもらったくらいの知識じゃよく理解できないけれど、すごく楽しそうだ。
期待に胸がおどる。どんなことを学べるんだろう。
ここで、どんなことが起こるだろう。
そうやっていろいろ興味を惹かれているうちに、彼はいつの間にか、一人だった。**]
/*
あのですね、入村してから水魔法の設定被ってることに
気が付きましてですね…(震え声)
シーナさんごめんなさい。
10人目、夢見る魔法使い リーリ がやってきました。
夢見る魔法使い リーリは、村人 を希望しました。
ー学園内・廊下ー
やったぁっ!
[嬉しさが全身から溢れ出るようにくるくると回ったりスキップをしている。誰の目から見ても彼女に何かいいことがあったのは分かるだろう。
ついに、ドラゴン寮の生徒になる事ができたのだ。
彼女は母子家庭で家があまり裕福でなく、この学校にも奨学金を貰って通っているのだ。だが、ドラゴン寮の生徒になったと言う事は、この一年頑張れば優秀な魔法使いとして卒業でき、家族に恩返しが出来る。
彼女の夢の為、と母親は無理を承知でここに入れてくれた。だから夢を叶えて母親に恩返しする為に頑張っているのだ。]
お母さん、私、頑張るからね!
夢、叶えるよ!!
[ぎゅっと拳を握り締めて、その場で手を挙げた。]
/*
どうしよう僕のロール組み分けっぽくない
組み分け終わった後のロールしてたんだけど…
もうちょっとわかりやすくやるべきでした………
[いそいそともといた自分の部屋の荷物を大きなカバンに詰めて部屋を出る。]
んしょ、大きいし、重たい……
あっ、そんな時は!
[ぱっ、と頭に案が浮かんだ後、リーリは自身の杖を手にして軽く振った。それは少し前に習った物を移動させる魔法。
リーリはそれを唱えると、鞄を先にドラゴン寮の自室の前に移動させた。]
これから、新しい生活が始まるんだよね…
すごく楽しみだな!
[エリート集団の皆はどんな人たちなんだろうか。私にも友達ができたらいいな。
そう思いながらリーリは笑顔でドラゴン寮への道を歩き出した。]
11人目、落ちこぼれの獣人族 ランス がやってきました。
落ちこぼれの獣人族 ランスは、おまかせ を希望しました。
…あーくそ。今年も変わらずグリフィン寮、か。
[イライラという擬音が今にも聞こえてきそうな調子で廊下を歩く男が一人。
長身にぼさぼさの黒髪、顔の右半分に彫られた不思議な紋様が目をひく青年だ]
才能ねーってことくらい、俺だって言われなくてもわかるっつーの。
[ワシャワシャと髪を掻き毟りながら廊下を歩いていると]
「ランスー、あそぼーよー」
[不意に声がかかった。時折遊びにやってくる街の子供たちだ]
るせー、俺はいそがしーんだっつーの。
[あっちいけ、とばかりにそっぽを向いてしっし、と手を払う]
「ランスいじわるー」「きっとまたグリフィン寮だったんだよー」
「あーそっかー」「きっと来年は大丈夫だよ」
・・・・・・。
[ブチブチ、と後頭部に青筋が浮かんでいたかもしれない]
…おまえr[子供たちのほうを振り向くのと、子供たちの一人が手に持っていた水鉄砲から飛沫が上がるのはほぼ同時だった]
「大成功ー!!」
「わぁーほんとだかわいーー!!」
・・・くしゅっ。
[子供たちの歓声。
先程まで男が立っていたところには、水でずぶ濡れになった黒灰色の毛並みの仔狼が一匹、きょとんと子供たちを見上げていた]
「ランス、遊ぼうぜ?」
[子供たちの一人が先ほどの男と同じ名前で仔狼を呼ぶ。
同時に、あらかじめ準備しておいたのだろうタオルで仔狼の身体を綺麗に拭いてやる]
あそぶ?
[こてっと首をかしげる仔狼]
「うん、そうだよー」「ボール遊びしようぜ」
うん、あそぶー。
[自分を抱いている少年の腕のなかでぱたぱた尻尾を振る仔狼。
きゃっきゃっと楽しそうに歓声をあげて、子供たちと一匹は街に繰り出していった]
12人目、成り上がり ルファ がやってきました。
成り上がり ルファは、村人 を希望しました。
―ドラゴン寮・自室―
魔法と言ったら攻撃魔術!
[豪華な家具に囲まれた部屋のまんなかで、こぶしを作って高らかな独り言。]
天まで焦がす炎!
魂をも凍てつかせる氷!
竜王の鱗さえも切り裂く風!
[握り拳をほどいて、備え付けのベッドにダイブ。
ふかふかのベッドは、体をやさしく受け止めた。]
・・・どうしてこうなった。
[思い出すのは、数日前。教諭に呼び出されて言われた言葉。
「君は、付与魔術一点に絞って学ぶのなら、稀代の魔術師になれるだろう。」
付与魔術。主に攻撃力や防御力、足の速さなど、人の身体能力を上げる魔法。
憧れていたものとは180度違う、サポート魔法。]
[かなう見込みの限りなく低い夢か、今から後の人生か。大人に提示されて選んだ末に手に入れたのは、エリートの称号。]
・・・走ってこよう。
[ばっと立ち上がり、呪文を唱える。
途端に体が軽くなり、窓から外に飛び降り、そのまま日課の走り込みを始めた**]
/*
軽く考えてるのは、水魔法発動条件が泳げるようになること(無理そう)、水が好きになること。
水が苦手になったのは、実家の教育(体で覚える)で幼い頃からずっと水魔法を使われて(多分虐待では無い)怖くなったとかそんなん。
水そのものへの恐怖感ってより、水中への恐怖?かな。お風呂とかは大丈夫だし。もしくは抵抗感。
落ちこぼれの獣人族 ランスは、村人 に希望を変更しました。
13人目、園芸部員 マイダ がやってきました。
園芸部員 マイダは、村人 を希望しました。
―グリフィン寮・自室―
…やっぱり今年も、ここ、よね。
[ふう、とため息を一つつき、辺りに目をやる。
見慣れた室内。見慣れた本棚。見慣れた机の上の文具たち。
今年も組み分けの時期がやってきた。
ただしそれは、マイダにとっては、この住み慣れた自室から教官室に向かい、今年もまたグリフィン寮であることを確認してただ戻ってくる。
それだけの行為に過ぎなかった。
なにせ、この魔法学校に入学以来、グリフィン寮以外になったことがないのだから。]
/*
参加するかどうしようか、すーーーーんごく迷ったが、
結局入る!
だって参加者の集まりがすごいぞーー!!
マイダ使われちゃうかもと焦ったのよ><
…タニさんやったねwww
―魔法学園・寮中心フロア―
[しばらく、天井を見上げていたら、あることに気付く]
あら?
小瓶がないぞ。
[ポケットをくまなくまさぐってみても、それらしいふくらみすら無い]
落としたか。
ドラゴン寮のどこかかな?
[面倒だなとむう、と唸っていると。>>10女生徒がヒューゴに近づいてきた。知っている顔だったので、小瓶のことを気にしつつもとりあえず置いておき挨拶する]
やあ、シーナごきげんよう。
今年も成績良かったそうじゃないか、次席だったっけ?
さすがだね。
[小瓶がどこかに転がっていないかと、一応カバンを開いたりしながら]
二年連続で次席というのはすごいよシーナ。
特に去年はまた、優秀な学生が増えたしね。
次席はすごいよ、次席は。
[ヒューゴは、褒め言葉の意味で次席と言う言葉を繰り返す]
14人目、悪ガキ ジュスト がやってきました。
悪ガキ ジュストは、村人 を希望しました。
あー……暇だ
[昼下がりの午後、昼食を終えたジュストはやる事もなく外をぶらついていた。何かないかなと思案する]
そういやなんか課題が出てた気がすんな…
[ジュストは午前の授業中ほとんど居眠りしていたので詳しくは思い出せない]
なんだっけなぁ……いいか、どうでも
[とりあえず昼寝をする為に保健室に向かう事にした]
/*
・・・・・・・・・・
しまったぁーーーーーーーーーー
大失敗だ・・・・・・・・ORZ
グリフィン寮じゃねえよ、ペガサス寮のはずだったんだよ
やべぇ・・・・・・
ともうどうしたらいいか あわわわわわ状態で固まっております。
―寮棟→フロアへの道―
[足元で何かがきらりと光るのを見、足を止める]
んー?なんだコレ?瓶?
[足元のそれを摘み上げると、指でぐりぐりしたり、色々な方向から眺めてみたり]
なんか見覚えがあるような、ないような……。
ま、いっか。後で先生にでも届けとこ。
[持ち主を探索する魔法もあるのだが、わざわざ使うのは億劫だった彼は、小瓶を懐にしまって歩き始めた]
[マイダの成績は、グリフィン寮にいることからも、優秀とはまったく言えず。
ほとんどの教科の順位は、下から数えたほうが早いくらいである。
ただし、唯一、薬草学の成績だけは、上位レベルにぎりぎり食い込む程であり、それゆえ園芸部にも入部したのだが、そのことがマイダの学園生活を送る上での心の支えになっている。]
…温室に行こうっと。
[気持ちを切り替えようと、寝転んでいたベッドから重い腰を上げて起き上がる。
うーん、と一度背伸びをしたあと、学園の裏庭にある魔法植物が栽培されている温室へと向かった。**]
―学園内・中央フロア―
相変わらず騒がしい場所だなー、ここは……
[中央フロアに入るなり、様々な喧騒を見ながらぼそりと呟いた。不意に、女生徒達の会話>>10が耳に入った]
……ヒューゴが?
[同年代かつ同じような研究分野だったというのを考慮しても、成績や名誉に然程興味がないトロイにも噂が伝わってくる程度には優秀な生徒であった筈だ。会話しているフードの女生徒の名前は知らなかったが、気になって近寄り、聞き耳を立ててみる。
もし二人の会話が終わるか、向こうから声を掛けられたら、ヒューゴの名を呼んで理由を尋ねにいっただろう*]
園芸部員 マイダ は肩書きと名前を 落ちこぼれの園芸部員 マイダ に変更しました。
/*
結局グリフィン寮生にすることに決めましたずら…
どういう展開に持ってけばいいんじゃーーー凹
脳からやばい汁が出そうです。
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