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[ジェスロからの返事が否、であれば僅かに眉尻を下げて]
ふむ、そうか。すまんな、無理を言って。
[そそくさと小箱や小瓶を片付け、代わりに何枚かの地図を取り出す]
代わりに、と言っては何だがこちらの依頼を頼まれてくれないか?
これは私が冒険者や警備隊からの情報提供を得て作成したのだが……
本格的に地図職人の技を学んだわけではないので大雑把ではあるがね。
探索が行き届いていない場所で、なおかつ何かありそうに思える所に
○印をつけておいたのだが、このうちのどこでもいい。探索を頼みたい。
1.周囲が数キロメートルに及ぶ樹海の大木。
2.北の割れ谷に干潮時だけ現れる洞窟。
3.西の荒野。二股に分かれた街道と街道の真ん中に唐突に○がついている
4.(その他、行きたい所があれば)
危険が予想される場所だ、できれば一人で行かせたくはないのだがね。
…よし、決めだ
[ロッテ>>12>>13>>14とヴェル>>19>>21、それぞれの言い分をよく反芻するように考えて。苦笑い]
ヴェルさん、普段と違うがらよ…
[と、言いかけたことはエドワーズが言ってくれた>>22]
ロッテさんの方は、いづ見づがるが分がんねしな
用心しでぐれるって言っでぐれんならオレも心配しねぇことにすんなぁ
[身を隠しながら探索することを考えるならば、単独行動の方が適しているとも考えられる。
ロッテに向けて浮かべた笑みは、真摯に誓うとまで言ってくれたことへの礼代わり]
けんど、ヴェルさんの方は探しもんが集まっだら一区切りだべ?
したらオレも手伝うがらよ
急いで集めで、ヴェルさんと薬草と町まで届けだらすんげ急いで戻ってきで、そんでロッテさんと合流する…っつーこどでいいがぃ?
[薬草の特徴さえ教えてもらえたならば、オノン自身もそれなりに採取の役には立つと言う自負もある。
ロッテがどの辺りを探索するかは分からないが、黒の湖の付近ということならば、その湖を目印にすれば合流も難しくはないだろう]
ジェスロさんは…
[体質を考えれば自分やエドワーズとは別行動の方がいいだろうか、とも思うが、ヴェルと一番のなじみでもあることを考えればジェスロはヴェルの護衛についていた方が、とも考えられる。
あるいは樹海の異常を町に伝えてもらってもいいだろうか。町の官憲に、最も顔が利くのは間違いなく彼なのだし、それで人手が多少なり回ってくるならば、身動きもとりやすくなるかもしれない。…割れ谷の異常にも手がかかっている以上、増援は大して期待できないかもしれないけれど。
…と、そのようなさまざまな選択肢を思いつきこそしたものの、選びきれなかったオノンは。正直にその全てを話し、ジェスロ自身に選択してもらうことにした**]
[1人で行くと言うと、止められた。それでも口の中ででも…などと呟いていると、オノンの提案]
……。
[少し考えて、こくりと頷いた]
…うん。じゃあ、できるだけ急ぐ…あ、ロッテさん!
[離れかけているロッテを慌てて追いかけ、ウエストポーチからいくつかの丸い玉を取出し、ロッテに押しつける。それは微かに火薬の匂いがした]
それ、燃やすと煙が出るの。煙を吸ったら、涙とくしゃみがとまらなくなる…護身用に、持っていってほしい、の。火薬と硫黄が最初から練りこんであるから…石、とか。ブーツのかかととか…で、強く擦るだけで、煙が出る…これ。持っていって?
― 酒場→ ―
[クラットと別れ、
最初に向かったのは魔素予報士マシューの家。
マシューの研究室には魔素の定点観測装置や、魔素分析装置が所狭しと置かれている。その中に置かれた、対面ソファーに向かい合わせに座り、先ずは依頼品でもある【魔素を含んだ鉱物・植物】をテーブルに置いて納品する。
採取地、採取条件、気候を記したメモを添えているが、マシューから尋ねられれば補足で書き出していく。
採取地が違ったり、特殊な環境下ならば、同じ植物や魔素含有量が少なくても調査の為にマシューに引き取られる場合もある。]
「何時もありがとうございます。
これはキリカ茶だけど、口に合うかな?」
[マシューから、七芒星の黄色い花がつく薬草のお茶を差し出されながら、次にヘロイーズは、未鑑定品でもある採取品をマシューに見せた。分かるものなら教えて貰い、未知のものなら預けるか引き取るか、或いは、新たな交渉が行われる。]
[ヘロイーズは、マシューに礼をして家を出ると、幾つか馴染みの店を回ってみたものの留守が多く、中央広場へと向かった。
既に午後も遅く、中央広場の老人の店らしきものは店仕舞いされていたが、まだ依頼主が居ないものかきょろきょろ探してみる。
アブラハムらしき人物と遭遇出来れば良いが――。
居なければ、明日朝改めて訪れれば良いだろうと考えている。
中央広場では、まだ開いている露店で、幾つか素材を売り、中央広場から「工房通り」へと足を進めた。軒先に吊られた鉱石の音飾りが、風でキリンという澄んだ音を奏でた。
製菓製造や素材を扱う工房で花や香草、豆や蜂蜜を、鍛冶工房で鉱物を、先程掲示板で見かけた>>2:68薬剤師の卵へは殺菌作用のある昆虫と薬の原料になる茸を、それぞれ納品する。
それが終われば、ピア博士の家附近の道>>2:67を通って、自宅へ帰った。ピアの秘密箱は見つからなかったけれど、受注もしておらず、歩いている途中で見つかれば良いかもくらいの気持ちだったのだ。]
[熟考する青年>>+10を前にのんびりと飲み物を口にする。
自分で言うのも何だが怪しい依頼だ。簡単に承諾されたらそれはそれで不安になる。
西のどこに>>+11との問いには]
基本的には君の判断に任せるが、開拓村の近くが良いな。
人の出入りがしっかりチェックされるような場所だとどこから来たのか勘ぐられて面倒だ。
バラク開拓村に?ふーむ……
[結界術式の起動実験第一号の場所として知った名だった。
未踏地探索の拠点とするにはなかなか魅力的ではあるが]
ほう、開拓村に家持ちか。羨ましい話だな。
……君の家に?
[呆気にとられた顔に]
いくら何でも人の家にほいほい飛び込んでは家主に迷惑だろうよ。
気にしないと言われても……私が気になるんだが。
あー、確認なんだが、流石に家の中には置かないな?
万一君がいる時に移動の術式が発動して接触しても責任は取れんぞ。
そちらの家にも君の知らない同居人がいる可能性が無いとは言えぬだろうしな。
[普通の意味での拠点として家を使わせて貰えるなら大歓迎だ、と付け足した]
―中央広場―
[ウィルが店を後にしてから、13(20)分が経過した…。次の客>>28がやって来た。]
いらっしゃい!
「………」
どれが見たいのかね?
「………」
申し訳ないけど、聞こえるのかね?はいかいいえで答えて欲しいのじゃが……
「………」
……じゃあ、首を振って答えてもいい。
[首は縦に振ったものの客はどうやら喋る事は無い模様。...が困った途端、エルバンが紙とペンを用意してきた。]
エルバン、すまぬ…助かった…。じゃあ、字は書けるか?首を振って答えなさい。紙だって多くないからのぅ。
[客の首は縦に振り、客は紙に要件を書いた。。]
うむ…つまり…
[買い物を受けに来たのか?依頼を受けに来たのか?そして、その時お供はいたのか…?
結果はわからない…。**]
[付け足された問い>>+12と報酬の提案には]
他の依頼のついでになるのは構わんよ。
これだけのことで君のようなベテランを拘束するのも心苦しい所だったしな。
魔素中和剤?ふむ、例の特異体質とやらの関係か。
[こちらには少し考え込んだ。魔法を研究する身として、
その手のものはいくつか持ち合わせもあるし材料が揃えば配合も可能ではあるが、ものによっては不用意な使い方をされるとこちらが動きづらくなる可能性もある。]
そうだな……噴霧して使うもので良いかな?
[手持ちの中からジェスロの目的に適いそうなものをセレクトした。
噴霧タイプは属性を帯びた魔素の影響を受けにくくするもの。
魔法による攻撃から身を守るためにも使われるものだ。
それで良い、と言われれば出発までにジェスロの要望通りの量を準備できただろう]
― メリルのよろず屋 の前 ―
[とんとん]
すみません〜
[店の扉は開いていたかどうか。
主の快活な女性はいたかどうか。
ほしい物がひとつ。
どこにあるかと悩んだ結果、足が向いたのがよろず屋でした]
留守かな?
[メリルが探索にでることもあるのは知っていて、それなら留守と言うこともあるかと、のんびりと思っている*]
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