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――さて、僕も上々の成果を収めてこなければね。
[肩の上の長銃――狩猟用のそれを、担ぎ直すように軽く揺らす。
この後ヘロイーズたちがタウンに戻ろうとするならば、ロッテがそれを引き留めることは無く、キャンプ地の方へ向けてその場を後にする*だろう*]
[オトモ・フレンドリ。
冒険者に友好種がお供に付くのをそう呼ぶ。
冒険者の手伝いをしたり、危険種によって冒険者が戦闘不能になった時に、キャンプや安全地帯、場合によってはタウン・ナリヤまで連れて戻って来る。
タウンまで戻る場合は、冒険者の命を優先して急いで戻る為、冒険地で手に入れたものは置かれたままになる事が多い。]
[依頼の話を切り出すまでに二人のやり取りが聞こえていたのだろう、3(5)人の冒険者が剣を買っていく。
依頼の話を聞き終えてジェスロが出した答えは次のようなものだった]
その条件、ちょっと変えて貰えない?半分の値段で二人雇うって、ダメ?
[アブラハムの出した報酬条件は危険手当含めの店番としては相応のものだった……薬の提供があることと使わなかった分の物を報酬に加えるという事覗けば。
兵站に関しては報酬とは別で「必要なもの」と考えてるように感じられ、ジェスロはそれがアブラハムが元軍人であるが故なのだろうと結論付ける。
ただ、やはりこの条件なら半額に危険手当として薬の提供という形でもいいぐらいに思えたので]
[ポコから見上げられれば、頭を撫で撫でする。
人と出逢う自動人形の多くは、まだ生きている宙船の警備システムが生み出すもので、未だ未だ友好種としての自動人形は人目に付き難く認知が滞っている。
旧大陸に居た頃は、そういった枠組みでの目で見られたり、好奇な目、研究対象としてポコが見られる事が多かった。幼い頃のヘロイーズは、ポコと離される度に、悲しい思いをしていた。
新大陸に来てからは、好奇な目で見られる事は勿論多いけれども、それでも新大陸特有の開放感や開拓精神の為せる業か、偏見の視線を感じる事は少なかった。
ここでは、ポコがちゃんとフレンドリのポコとして見られる。
それがヘロイーズは嬉しかったし、ロッテが好意を寄せてくれるのも、とても嬉しかった。]
酒場のおっさんが、後進の育成云々って言ってたんだよな。
爺さんすげーし旅も長いっぽいし、是非ともって思うわけだ!
[タウン・ナリヤに来る冒険者が誰しも成功者するというわけではない。自身の能力を補うパーティーが組めなかったなど……実力があってもチャンスに恵まれない者もいる。
直接依頼として受けた事はないが、店主の悩みとして聞かされた事はあるので機会があれば、仕事に同行させることもしていた。
“一度の依頼をしっかり達成した”その依頼が犬の散歩だろうと、暇人の聞き相手だろうと、店番だろうと――…あるとないとでは大違いなのだ]
「すぴーすぴー…」
[リトの小さな寝息が頭の上から聞こえる。
ロッテが行き交う時に手を伸ばせば、ヘロイーズに気付かれずに、リトのぷよぷよなお腹に触れられるだろう。]
ちょっと失礼…この剣は……じゃ。毎度ありじゃ…。
失礼した…
[別の客の対応後、冒険者は依頼の条件>>47について変更を要求された。]
どう言う事じゃ?お前にとっても問題は無いと思うのじゃが…。
[どうやら後輩>>49の為らしい。別にどっちにしろ数は多いほうが良い…その結果…]
ほう、そう言うことか。それでも歓迎する!
だが、報酬は二人とも同じ金額で払おう!せめてワシの気持ちじゃ!
― 南の樹海 ―
[ポコの仕草が可愛いと言ってくれたロッテに、
にこっと嬉しそうに笑顔を向ける。
以前にも何度か、『めしや・いするぎ』や、
酒場の依頼書の辺りで会った時と同じように。]
[狩猟用の銃へちらりと視線を向ける。
「機巧使いのロッテ」
ヘロイーズもまた、何時しか冒険者や街の人の間で、口に上り始めた名前を思い起こしながら、キャンプ地の方へ歩き始める後ろ姿を見送った。]
[ともあれ、今日は自分一人で仕事を受けるつもりなので、その事を伝え、店番の仕事を始めるだろう。
エドワーズが来た時>>32にアブラハムはいたかどうか。いたならばお守りについてはアブラハムに話を聞きながら、いなければアブラハムから聞いていた売り文句を口にする。地図と聞かれれば、売り物として区分された中からいくつかの地図を出して見せるだろう。]
街中のもんは2択だな!まずは商人の組合で出してるやつな、飲み食いで歩くなら断然こっちだ!店の雰囲気や出される料理の傾向まで遊びのお供に“タウン・ナリヤガイドブック”
欠点は人の出入りが激しいせいでガイドブックの情報の更新速度が早い事。一週間ぐらいでいきなり新版が出たりする。
もう一つは魔素分布図!さる研究家が魔素予報士マシューの協力の元、建物の配置と構造が魔素にどのような影響を与えるかって調べた際の副産物さ!
副産物と侮るなかれ!元が研究資料なだけあって、建物や門の配置はこれ以上に正確なもんはない!
街の外のは……
[今度は選択に悩んでいるようだった]
[ある程度の事を冒険者に伝え一旦去った後、今度は片グラスの男>>32が現れた。グラスからは貴族だと思われる…。]
おお、これはワシが作ったお守りじゃよ。お土産とかに最適なんじゃ。
装備すると何故か魔法相手に少し強くなるらしいが…良くわからないんじゃ。お一つどうかね?
[購入をするかしないかを確認し、今度は地図について聞いてきた。]
地図はある事はあるが、ワシも行商する為の地図じゃ。貸し出す位ならいいが…。
んっ、街中や街から先の地理…?なるほどそう言う意味か…。
[すると先程の冒険者が戻ってきた模様。後の説明を頼んだ>>54が、街の外については迷ってる模様。]
迷ったのか。わかったわかった。後はワシがやって置こう。
まず、東の大橋と言うのは、この国に来た人にはわかってると思うが……(中略)……西の荒野に行った後、どうなるかはわかってない。以上じゃ。
[...は少し長い説明を終えた。その後、片グラスの男は薬を購入しその場を後にする…。]
―― 少し時間を撒き戻し・アブラハムの店
[自分と客への応対に追われてるようにも見えた>>52ので、来客がはけるまでは大人しく――…来客の財布を盗ろうとしていたスリの顔面にポーラを当てたりしながらまっていた。
一旦客がひいた後、報酬がそのままで増員可という話を受け――、表情を輝かせながらアブラハムに礼を言った]
―― また元の時間軸へ
わりっ、爺さん。助かる!
[タウン・ナリヤに来たばかりの人間に勧める地図を一枚に絞るという事ができないでいると、アブラハムが助け舟を出してくれた。
買い物を終えてエドワードが去ろうとしたならば、その際に]
大体の場所だったら自警団で聞くのを勧めとくー!
危険種の出現情報とかも、大体集まってるから!!
[と、声をかけただろう]
― 自警団詰め所→酒場 の道 ―
[くんくん。
袖のにおいを嗅ぐ。
頭を振ると、未だに何とも言えない香が漂う気がして、果てしなく眉を下げた]
いくら危険種避けでも、やりすぎですよ〜
[ヌァヴェルが盛大に焚いてくれた香のおかげか、クラブローパーに襲われることもなかった。割れ谷での被害といえば、あとは青年が香の煙で目を回したくらいのものだ。今思い出しても恥ずかしい]
そうそう忘れてた。
お主の名前について聞かなかったのじゃな。聞いてもいいかね?
[どうやら冒険者の名前はジェスロのようだ…。その後…色々あったのか?なかったのか?冒険者は二人いたのか?思い出せないが…。
夕方…...達は道具を片付けた。]
ご苦労じゃった。これが報酬じゃ。また宜しく頼む。
[宿に移動する...。宿で誰かにあったような気がするが…]
―中央広場→宿屋―
[北の割れ谷から怪我人を護送し終えてもくつろぐ暇もないのは下っ端の逃れられぬ定め。
報告書(押しつけられた)
依頼査定と報奨金の支払い(会計と良心との板挟みだった)
怪我人の見舞い(まだ意識の戻らない人もいた)
たまっていた仕事の仕分け(あふれかえっていた)
副団長の高笑いをお茶を出して黙らせること(一番重要!)
溢れた仕事の内の何件かは、張り紙となって手の内にある]
魔素、刻印、魔法使い、か〜
酷いことにならないといいんだけど。
[あれから肌身離さず持ち歩いている、巨大化の刻印事件の資料を思いながら、道を歩く]
―宿屋・自室―
[夕方から夜までは次の日に備え、調薬をするのが...の日課だった。ある程度準備ができた後は自由時間だが、今日はその余裕は無いらしい…。]
さてと、いつものお祈りでもするかのう…。
神よ!今日も一日我らを無事だった事に感謝する!
[そして熟睡。次の日はきっと…**]
[中央広場の露店で店番をしていると、ヴェルの姿が見えた。あちらもこっちに気がついたようで、昨日の顛末を聞きに来た。
特に隠す事もないだろうと、一連の流れを説明する。官憲はジェスロに口止めしなかったのか、するのを忘れていたのか――、喋ってる本人は口止めされなかったという結果だけを受け止めていた]
んで、そこにいた魔法使いの正体なんだけど、なんでも師匠から破門されたとかで――……あ。
[締めとして、主犯と思われる魔法使いの話をしている途中で、ふと思い出したように]
ヴェルさん、この爺さんはアブラハムさんっていって、薬草関係の依頼も出しててさ……
爺さん、こっちはヴェルさんっていって、多分この街で一番薬草に詳しいんじゃないかな……
[本当に一番かはさておき、ジェスロの中では薬草といえばヴェルなのだ。紹介して置いて損はないだろうという判断である。
夕方になり仕事が終われば店じまいを手伝い、アブラハムとは別れる事となった。]
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