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「あ、いえ、あの…結構です。お気持ちだけで」
T-REXも嫌だったが、コーラ煮も嫌だった。
行間どころか発言間でT-REXを撃破するCN幽に、私はすこし引いていた。
●
私たちがレックスを食べていると、原始人のような男が突如乱入してきた
私はその男を「ピクル」と名付けた
言葉は通じないが、食のわかる男のようだ
●
「RPGを双肩射撃したからね。科学の力は偉大なのよ
」
そういうと大きい恐竜肉(マンガ肉ともいう)を食べる事にした。くっちゃくっちゃ…がぶっもしゃ…
まだたくさんあるしピクルにもおすそわけをしよう
2人で15分間に200キロの肉を平らげ
残りはタッパーに詰めて非常食にする事にした
■
現れて即消える儚いピクル氏の命。
私はこの極限状況から早く脱したかった。
「…そうですね、ちゃちゃっと双子を倒して、ここを出ましょう…」
シマウマと対峙していたあたりからどこかに消えていたが、双子はどこに行ったのだろうか。
ほ、ほんとだ、突然死なし設定じゃないですかーー!!
>>1:*5
建てた本人がきれいさっぱり忘れて突然死に気を使ってらっしゃるのはどうなんですかーー!!
●
がきんちょ(非常食)と一緒に探索を続けていると、他の部屋とは異なる、大きく豪勢な扉の部屋を発見した
「院長室」
何故だろう
私の中の何かがここに入ることを拒んでいる
一体この部屋になにが・・・?
●
バーチェルサバンナシマウマ、すまない。
私もお腹が空いていたんだ、頼むから化けて出ないで欲しい。
全てが終ってから、誰もいない所で〆るとか辞めてくれ。
・・・とか思いつつ、「院長室」のドアを開けた。
しばらくCN幽と歩いていると、彼女が突然立ち止まった。
釣られて私も立ち止まり部屋のプレートを見上げた。
「 院長室 」
ここは何故か異様な雰囲気がある。
旅人の勘がそう言っている。
…
ふと隣を見ると彼女は肉を頬張っていた。
それを食べ終わった頃を見計らってから尋ねてみようとした。
この部屋なにか気になりますよね、と。
…まぁ、尋ねる前に彼女は思いっきり扉を開けて
…すぐ閉めていたわけだが。
●
入らないと何も始まらない。
私は扉を開けると同時にバーチェルサバンナシマウマの肉(食べ残し)を放り込んでみた。
・・・しかし、何も起きなかった。
どうやら安全のようだ、私とがきんちょ君は部屋の中に入った。
●
ぐちゃ
あまりの唐突さに私は腰を抜かしそうになった
あわてて足元を確認してみる
先ほど放ったバーチェルサバンナシマウマの肉(食べ残し)だった・・・
●
「なんだキミ達は!?ノックもせずに失礼じゃないか?」
そこには礼儀の知らない若者に激昂する院長の姿があった
当然の対応に私はただ謝るしかできなかった
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