961 【完全ランダ村】 宇宙カジノ★ロワイアル 【飛び入り歓迎】
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ディーラー 一条
奪った命が、鳳凰石と烏黒ダイヤとなった。
そう聞いていますな。
星という「財宝」を得ようと、互いに殺し合った。
欲に塗れたきょうだいの末路と。
[ハンスに、にこやかに。そして、ジーマ、次にユディト、そして他面々へと視線を移しながら、話し終えた。]
一般客 フリードリヒ
>>146
[ここでは詳しく話せないとでも言うかのように、笑みは崩れずに。]
道楽かどうかは、私には計りかねます。
欲望というのも、私には計りかねますから。
しかし、本当に大きいものです。
これだけの大きさなら一生遊んで暮らせるでしょうね。
それも、子々孫々、永い永い間。
私服警備員 ユディト
そうですか…
[表面上は平静を保っていた彼女だが、内心は複雑だった。彼女にとってあの話は特別なものだ。あの「兄弟」を自分達に重ねていたと言ってもいい。]
始末屋 キリエ
……。
[ディーラーの話を聞けば流石に苦笑いを浮かべる]
そんな話をカジノの、ディーラーがするのか…
[見直したような、一層嫌悪するような複雑な気分である]
[そんな折にフリードリヒの声を聞く]
一生遊んで、ね。
遊びたい、という欲求は他の欲求、例えば食欲と一緒だと思うのよ。
…人間、生きるために遊ぶんであって、遊ぶために生きてたり、ましてや遊ぶことが生きることになったら、おしまいだと思うわね。
[私は、と付け加えて]
継母 イザベラ
愚かな兄弟ね。
でも少し哀れかしら。
あたしという輝く美しい地上の星に出会っていればそんな星を追い求めなくてすんだのに。
ねぇー。
私服警備員 ユディト
[堅苦しい雰囲気と、嫌な結末それを払拭させるには]
遊ぶしかないでしょう。
[そしてVIPルームのあちこちからラップ音が響く]
私服警備員 ユディト
[最初は客達も気付かなかっただが、1m、2mと宝石は天へ上がっていき、ついにはシャンデリアのすぐ真下まで浮かび、止まった]
私服警備員 ユディト
「え？何ってほらサプライズ？欲望にまみれたとか言ってるけどこーんなに綺麗なんだもの。宙に浮かべばもっと綺麗でしょう？」
[きょとんとして答える。彼女にダイヤの価値を騙っても無駄だ。そんなこと解りきっている。お客を喜ばせる、自分の宝物を自慢する。彼女にとってはそれだけの行為だ]
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