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鳳凰石が、美貌や道標を表し、
烏黒ダイヤは財貨を為すとされているのは、
この物語からだったと思うのですが、自信がありません。
[言いつつも、顔は普段通りの様子。底の見えない笑顔。
二振りの剣と、クラブとダイヤ>>36>>38を、
元通りタロットカードの山へ戻す。]
>>55
おや、どんな結末かお聞きしても?
[>>47 3(6)を頼みながら。]
えっと。昔聞いた話なので少し間違っても怒らないでくださいね。
私の聞いた話では彼らは反省しないのです。
星に向かって黒は言いました。
「確かに私達は過ちを犯したかもしれない。だが私達は約束した。この星に来ると。」
赤も言います。
「確かに私達の願いは違う。一緒に生きれないかもしれない。だが私達の願いは相手の願いが叶うことだ。」
そして二人は言いました。
「たとえ誰であろうとも私達の願いと約束の妨げとなるのなら容赦はしない。これはゲームだ。それは知っている。ならば…」
「私達は永遠に勝ち続ける。そうすれば私達の願いもいつかは叶うだろう。そして私達はまた出会えるだろう。」
それを聞いた星は怒り、カードはさらに落ちてきて、二人を埋め尽くしました。
カード達が消え、二人がいた位置を星が見てみると、
赤のいたところには大粒の鳳凰石が
黒のいたところには魔性の烏黒ダイヤが
それぞれありました。
星はその二つを遠く別々のところにやりましたが、
鳳凰石はその輝きで烏黒ダイヤを呼び
烏黒ダイヤはその魔性を持って持ち主に鳳凰石を探させ、
何度離れても、何度も出会い、一緒にいるのです。
これが私が聞いたお話です。子供に聞かせるような内容のお話ではないでしょう?
[苦笑しつつも懐かしそうに目を細める]
私はこのお話好きなんですけどね。
>>59
そちらもロマンティックなお話ですねえ。
惹き合う二人ですか。
ふふ、案外、鳳凰石と烏黒ダイヤではなく、
黒と赤そのものの生まれ変わりも、
宇宙の何処かに居たりするのかもしれません。
>>60
[懐かしそうな光を目にして暫し黙って。]
お話してくれた方も、
その話がきっと好きだったのでしょう。
どちらのお話も、素敵ですね。
[静かに聴いていた]
生憎私にはそのように語れる物語がないな……。
今日ふたつ知ることが出来ましたけれど。
おふたりとも、ありがとう。
[微かに目を伏せた後、嬉しそうに小さく拍手した**]
>>61
そう・・・ですね。子供のころは何で悪い事を反省しない話を聞かせるのだろうと疑問に思ったものです。
今ならわかる気がします。私がこのお話を好きなようにあの人もこのお話が好きだったのだろうと・・・
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