情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
きみは自らの正体と、この「ゲーム」の意味を知った。さあ、きみが本当にAGNメンバーなら、敵であるWHメンバーを捕まえよう。WHメンバーであるなら……狡猾に振る舞ってAGNメンバーを確実に絡めとってゆくのだ。
どうやらこの中には、AGNメンバーが1名、満月に吼えるものが2名、覗き屋が1名、情報屋が1名、ガーディアンが2名、内通者が1名、魂の通話者が2名、満月を知るものが1名、求める人が1名、遺伝子の通話者が2名、神経質な人が1名、封じる人が1名いるようだ。
1日目開始の開示情報です。
・「WHメンバーが3人、そしてAGNを裏切った内通者が1人いる」とWHから通告があったこと
・すべての新種ウィルスの概要について
以上2点をAGNから連絡されます。
自身の新種ウィルスに関する追加設定は、必要があれば、匿名メモで「噂として」出してください。
開示情報の追加です。
・手紙を受け取ったメンバー全員に、全員の顔と名前が、端末からもアクセスできる専用ページで開示されます。必要な人には紙媒体にプリントアウトもしてくれます。
Hello.CQCQ.CQCQ.
CQCQ.CQシーキュー,しーきゅーしー、きゅぅ。あは。
[聞こえてくるそれは最初、電子音のような響きだった。
それが段々と機械音声のようになり、アナウンスのような平坦な声になり。最後には、子供の遊び声になって]
もしもーし。聞こえてる?
こちら、感度りょーこー。以上なーし。
【どこかで】
[低く硬質な声音が響く。活性化された新種ウィルスが脳内言語をあなた達のウィルスと共鳴させる。強い怒りを帯びた声が。叫ぶ事はなく。喚く事もなく。ただ響いた。]
――…俺は怒る者、“グラム”。
AGNに仇なす野郎共、とっとと返答しろ。
“汝は何者なるや?”
[問い。]
【枕上秀一自室】
[真っ黒だ………寝ているんだから当然だ………目をつぶっていると真っ暗になるんだ。………けれどもこれは何だか違う。真っ黒なのにその黒がうぞうぞと蠢いていて、何だかぐるぐる回っているようだ………これは闇じゃない………例えば………真っ黒な色の毛虫がたくさんたくさん集まっているような………そういったような………どうして、俺は目を閉じて眠っているのに、真っ黒な毛虫が見えるのか………何故だかはぜんぜん分からないけれど………ただ………あまりにもその黒は………夢ではなく………………… 生きていた……………………………]
───………ッ!?!?
[ぐあん。と、高いところから落ちたみたいな感覚だった。
俺は布団で、ランニング一枚で眠っていたのに、突然目を一杯にあけて、上半身を跳ね上げた。
体じゅうが汗でびっしょり濡れていた。体温がものすごく高いように思った。ひどく心臓がどきどきしている。風邪をひいて熱が出たのかと思って、額に手をあてた。あまり熱はあるように思えなかった。はあ、と大きな息を吐いた。]
[ノイズ]
[ハウリング]
[ノイズ]
――……――……し……――か……え……
――返して……
返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して返して
返し――[ぶつっ]
……… 頭が痛いな………。
[昨日、さち達と楽しい時間を過ごしてから、帰ってすぐに服を脱いだだけで眠ったことを思い出す。敷き布団の上に座り込んだまま、ぽつりと呟いて、また大きく息を吐いて、立てた両脚の間に頭を落とした。]
[暫く布団の上でぼうっとした後、汗がひいてきたら、いつものように歯を磨いて顔を洗って、いつものように着替えて、いつものように朝飯を食べて、いつものように仕事にでかけた。 携帯に届いていたAGNからの通達に気付くのは少し後のことだ。**]
――……っ……あー……あー、ぁ、ん、んんっ!
はい。ここにいます。私はここにいます。
申し訳ありません。少々体調不良が過ぎました……。
[怨嗟のような声を断ち切って響かせるのは、少女の声。声だけ取れば平静を装った、静かで平坦なもの。まだ新たなウィルスをコントロールできていないようで、それが先ほどの怨嗟のような声の連なりだったのだろう]
――ご用向きは?
―遅れてごめんなさい。
こちらは聞こえているわ。私の声は聞こえているかしら。
…いざこうなると緊張するものね。
[くすくすと笑う声。思いの外楽しそうに響く]
【AGN支部/どこかの通路】
[昨夜はあのまま支部へと向かい、坂東に言われてメルの写真を探して、なんとか確保。細かい傷を携えつつ、そのまま仕事をして、支部で朝を迎えた…ところまでは何も変わらなかったのに]
それ、どういう、ことですか…
[告げられたのは、手紙の一件が嘘ではなく現実だったということ。裏切り者が、この中にいるということ。信じられないと言った顔で立ち尽くす彼女に、事のあらましを書いた紙を渡して、構成員は去って行った]
[状況を理解するために、とりあえず落ち着かないと…と行くあてもないのに足を進めた]
【高台の高校/夕方】
[グラウンドから運動部が練習している音が遠く響いている。カァンと小気味よい音がしたのは、また野球部のエースがホームランでも打ったんだろう。
そんなさわやかな夕暮れ、赤い夕日が差し込む男子トイレ。およそさわやかとは程遠い、嘔吐の声が響いていた。時折びちゃべちゃと吐瀉物が便器を叩く汚らしい音が響く。]
っ、 うぇ……、う゛ぇぇっ
[個室の扉も開けたまま。また吐いた。
頭がガンガンする。目もくらくらする。吐く程度にはヘタれてない。
こんな感覚は久しぶりだ。携帯に入った、あの連絡のせいだろうか。胸糞悪い現実の。負けるほど弱くはないと思ってたのに。]
っっぷ、 げ[思い出して、また吐いた。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新