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[振るった腕の感触を確かめるより
攻撃の可否を確認するより
意識は扉の向こう側へと走った。]
誰の だ
[吸血鬼になってからあった仲間などたった一人。
よもや同族喰らいのあの女か。
思考が走ると同時、男も扉の方へと足を進めようとする――]
呵、痛っ!
[エルクの方に気が逸れた瞬間、
振りぬかれたナイフが小さな灯りを映して光る。
身を反らしたが斬られたのは見ずとも痛みでわかる。
咄嗟に身を引いて、唇を強く噛んだ。
目の下に一筋の鮮紅。
頬に滴る赤が伝い落ちた]
ワカッテ、いる。
…去れと言っているのがわからないか。
[忠告を聞かないどころか、目の前の相手の情報を言うエルクへ
再度立ち去れと苛立ちを含んだ鋭い言葉を向ける]
イ尓到底想什幺…小子。
オマエ、どういう、ツモリだ…
[あろうことか扉を塞ぐようにする様子に、首を振る。
鮮紅が一滴、頬から服へと落ちて染みを*作った*]
[>>47僅かながら 肉を裂く感触。
掬い取った赤い血液はナイフの上にあって――
振りぬいたときに、宙へ弾けた。
翡翠が 宙に消える赤に 少しく細まる。]
[>>46おばちゃん?
女だという共通点は見いだせるが、それ以上も以下もなく。
「わざと」 教えないのだと言うような物言いに翡翠は揺れた]
どういう つもり ?
僕に見せて 動揺でも、誘う 気だったの?
[そのつもりだったなら、成功していた。
常よりも熱く蠢く心臓は、末端を冷やしてナイフでも取り落とさせようとするぐらいだ。]
[リアンからも距離を取るよう、少し横ざまに移動する。
この二人に手を組まれたら非常に、厄介なんだろう
と、翡翠は二人の様子を眺めて思った]
―B1、水場付近、アシュレイの亡骸を横たえる―
[>>4:250女の体から力が抜けて、その身を静かに横たえる。
最後まで彼を見つめていた二つのエメラルド。
彼が「紅霞」を再び手にすると同時に――さわりと灰と消える。
入れ替わるように残った、二つの紅榴石。
似たような色のようでいて、どことなく濁った輝きと、純粋にどこまでも澄んだ美しい赤。
何故かその美しい赤が、女の色だと分かる気がした]
[>>23あなたは人です――と相棒の声。
彼が時に己を"道具"だと思っていることに、傍にいて察しているのだろう。
相棒が、ただ斬ることしかできない彼に深く信を置くことに、疑問を抱く時もあったのだが。
今は、それが少し分かる気がした。
女に認められる以前から、相棒はずっと傍で彼を肯定していたのだ]
(ありがとう……)
[口には出さず。女が彼に告げた言葉を、彼が女に告げた言葉を。彼を"支える"相棒に心の中で噛み締めるように投げる。
彼は相棒を守り、そして――守られて、いる]
[>>24肩に触れた相棒の親愛の重みを受け止めて。刀を――"相棒"を握る手とはもう一つの手で、相棒の背を抱きしめるように腕をまわす。
発動しかけた能力の残滓だろうか、その体は先程まで抱いていた女に似て冷たさを帯びているようだった。
「封印」は成されていない。熱を取り戻すのもすぐだろう。
体温が戻るまでしばらく、ただ黙ってその身を抱いていた。
この相棒を守る為に、女を殺した。
そう、言えるのかもしれない。それでも、彼は相棒を守ろうと、何度目になるか分からぬ誓いをもう一度立てる。
彼に「救える」ものがあるとして、彼に救えないものを「救う」のが相棒なのだと思った]
[やがて身を離せば、二つの紅榴石を見遣る。
死ぬことを望んでいた女を思えば、滅してやるべきなのだろうか。
美しい赤を「紅霞」で貫く。壊れることはない。
音もなく、溶けるようにその境界を失う]
(アシュレイ――もうしばらく、傍にいてくれ)
[刀が一瞬、新たな鼓動を一つ刻むように瞬く。
刀を戻せば――傷一つない元の紅榴石。
いま一つの心臓と共に相棒に渡す。前で戦う彼が持つわけにもいかない]
預かっていてくれ。
この戦いが終わったら――"弔って"やろう。
[ジェフの口から、封魔の技の事が告げられる。
見開かれる琥珀、一瞬灯った期待の色に小さく息をのんだ。
封魔の技を耳にした時、思い浮かんだのはナバールの事。
彼女自身は、その技で彼を救えたらと思ったが、彼がヒトに戻されるを良しとするかが、わからなかったから、話を聞いた後も周囲に何も言えずにいた。]
[よかった、と小さく呟いた声は誰にも聞こえない程小さなものだっただろう。
じわりと血の瞳が熱を持つ。
無言で抵抗する彼の身体にロープを巻いてゆく。
止血している暇は無かった。
その間にも、彼女の首筋からは鮮やかな赤が流れていた。]
[彼を縛り上げると首を止血し、アルベルトの元へと向かう。
ナバールが歩ける様であれば、妨害しようとする吸血鬼が現れないか警戒の目を周囲に向けつつ、道を急ぐ。
抵抗にあうようであれば、ジェフが彼を担ぎあげただろう。
徐々に塞がってゆく彼の傷を目の当たりにし、本当にヒトでは無くなってしまったのだと、痛烈に感じる。
彼に付けられた、首筋の痕の痛みがそれを強めた。]
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