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[>>136できない。その言葉に、感情が乱れようとする。
しかし――体はもう、そうと聞けば動き出してしまう。
斬りたくない、という感情は、遠い過去に――妹を斬る前の少年の中に置いてきてしまった。二度と取り戻せない。
呼吸と、刀から伝わる妖しくも力強い鳴動に、ひどく冷めた感覚が――ならば斬る、と告げていた]
[立ち去り、元の道に戻ろうとしてふと、前方を行くアレクトーの背に呟いた]
…なあ… 師匠さんも、君を”アレクトー”と呼んだのか?
[本名にしては不吉、二つ名だろうかと。
あの堅物のクラウスが愛弟子を復讐の女神として呼ばったのか、ほんの少しの興味]
[再び通路を彷徨うと、鉄臭い。先ほど血を吸われてしまったことを自覚したとき、そういう臭いには敏感になっていた。光を照らすとそこには、酷いとしか言いようのない死体。]
うぇ…
[放つ異臭、無残な姿。先ほど通常より多く酒を飲んだのもあったであろう。吐き気がこみ上げる。]
[>>145嘲笑う声、あまりにも美しい微笑み。
しかしそれが――何故か泣いている少女のように思えた。
小夜子――いや、それは"アシュレイ"
ここに居るのは、吸血鬼の、暗い冷たい世界に閉じ込められた女]
シェリー?
[松明を、少し離して掲げる。
窺うような視線。警戒は、ジェリーがここに満ちた死の香りに動揺する様子にやや和らいだが]
…まだ、ヒトかな?
[問いが彼女の精神を揺らすかもしれないことは、まだ知らず]
[>>112高まる力。
――どくり。
「紅霞」が、まるで呼応するように――鼓動するように。
赤い"ひかり"を放つ。
呼び合う、魔の力。
それが吸血鬼を狩る刀とされる所以。
渾身の一撃に、返す一撃もまた――]
[いきなり心が突きささる質問を投げられる]
…っ!
[動揺したが、覚悟を決めた表情で]
…私は、もう長くはないわ。
[そしてこれまでの事情を洗いざらいぶちまける。吸血鬼を一体屠ったこと。その後直ぐに別の吸血鬼に襲われ、吸血されたこと、フルムセートが始祖に攫われ、また自身が手も足も出なかったこと。フルムセートのことはフル様としか言わなかったので、誰のことかわからないかもしれない。]
― B2 薬品庫? ―
休息一下…。 (ちょっと休憩)
[小部屋に滑り込んで、入り口から見えない位置で座りこんだ。
ふくらはぎをさする。
モナステリーに巻いてもらった包帯に、僅かに血が滲んでいた。
ヒップバッグから鼈甲色の飴を取り出して口に含む]
好吃。
だから何をしておるのだ、おまえたちは。
[じゃれつく猫を見る(以下略 ように二人を見ていた]
なんでここはこんなに平和なんだ。
[呆れるような声を出しつつ、この空間が気に入っている始祖である]
シェリー…
[聞き逃せない情報は幾つもあった。
赤毛の女吸血鬼。 始祖。 攫われたハンター。
赤毛の吸血鬼。
穴の空いた舌が灼け付くよう疼く。
息を吸い、二つ数える。
質す前に――]
大丈夫、シェリー。君はまだヒトだ。
旦那…フィルの加護が君を支えている。そうだろ?
[極力穏やかな声。嫌がられないなら肩に手を触れさせる。
シェリーが長くないなら、己とて。
疼く舌の熱。
胸の裡に浮かんだのは、希望を捨てるなと言った修練士の静かな笑みだった]
[>>148赤に染まる女。まだ――死ねていない。
苦痛に歪むその相貌に宿る光は理性を湛えていただろうか。
そこにいたのは"吸血鬼"だろうか。"アシュレイ"だろうか。
相棒が"できない"と告げた者。ならばこそ、これだけの傷を負ってなお、女を"許さない"――のだろうか。]
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