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−冬休みのある日−
[昴宛の手紙をしたためた]
コウちゃんへ
お元気ですか?寒い日が続きますね。
って、言ってもほんの数日前まで学校で一緒のクラスだったから、ちょっとかしこまりすぎかな…?
えっと、ようやくわたしの中が落ち着きを取り戻したので、ここで言っちゃおうかと思いまして、筆をとりました。なんと半年後ですよ。驚かないでね。もう時効だからいいよね、みたいな。
あの時公園で言えなかったこと、ようやく言えるようになったので。とは言っても、面と向かってはどうしても言えないし、カノジョのこともあるだろうから、手紙にしておきます。
コウちゃん、好きでしたよ!(//)
過去形ですけどね(にこにこマーク)
最初に意識するようになったのは…たしか、林間学校の肝試しの時かな。最初に誘ってくれたのがコウちゃんだったから、という単純な理由でエスコートお願いしました。
でも、果敢にわたしを護ってくれる姿にやられちゃったのかも知れませんね。(てへ)
格好良かったですよ。ホント。
ぎゅっとしてくれた時、すごく懐かしい感じでした。パパに昔抱きしめられた時の感じっていうのかな?
その後、教室で歌っていた曲がね、すっごく懐かしかったの。貸してもらったCDにも入っていたけれど。
あの曲、「チェリー」は、わたしの両親が好きだった曲…だったはず。「はず」っていうのは、わたしが小学生にあがる前に二人とも亡くなってるから、よく覚えてないのだけれど。車の中で聞いた覚えがあるだけ。
あ、両親のことは、今のクラスメートも、美紀も香も知らないから、コウちゃんの心の中にしまっておいてね。お願い。
本当にコウちゃんに、一緒にいてもらいたいな、と思ったのは、例大祭の前かな。もう一緒に行く人がいるって聞いて、ちょっと嫉妬しちゃったわたしがいたの。醜いよね。
例大祭の時、ちょっとだけ一人になった時があったの。社務所でおみくじ引いた時。少し寂しかった。誰か一緒にいてほしいなって初めて思った時に、コウちゃんの顔が思い浮かんだのね。
でも、言ったかな?おみくじ、「末凶」だったの。これはなにかの暗示かなとか思ったけど。
さすがにそのおみくじにコウちゃんの名前書くのは躊躇われたんだけど。だから、他の人には名前書かなかったって嘘ついて。ズルい子だよね、わたし。なんとなく告っても断られそうな気がしたから。
美紀と香と一緒に遊びに行ったこと。カラオケ行ったこと、本当に楽しかった。そして、プールでのデート(?マーク)もね。ちょっとだけ恋人気分にさせてくれたコウちゃんに感謝です。もうわたしは、それで満足でした。ありがとうね!
あの公園で、告らなかったのは、そう、例大祭の時感じたのと同じ。断られるくらいなら、告らない。ホント、ズルくって、イヤになる。
コウちゃんがはっきりアーニャちゃんが好きって言ってくれたから、吹っ切れた。ありがとう。
そう、あの時ちゃんと言えなかった言葉。
「アーニャちゃんを大切にしてね」
今だから言える。うん。(ガッツポーズ)
あー。やっと言えた。ごめんね、こんなこと。今更なのに。
これが、わたしの初恋でした!(びっくりしないでよ!)
素敵な初恋ありがとう!ホント、淡い、淡い、これから孵化する卵みたいな初恋でしたけど。でも、とっても素敵でした。
ひとつコウちゃんにお願いがあります。
この手紙は、読んだら焼却してください。今は、勢いで書いてますけど、後でこんなの書いたと思ったら、恥ずかしくて死にそうになるでしょうから。
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