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……声が聞えた。 誰の声だったか。
多分……魔術師さんの誰かの声が。
それに呼応して渦は跡形もなく消え去って……気が付いたらお隣の部屋は空っぽになってた。
瑪瑙さんこそ、お疲れ様。
……世話かけさせて済まなかったね。猫叉さんにもだけど。
でもまあ、まずはご飯を食べて、束の間の休息といこうじゃないか。うん。
[この場にいた人達を騙しきり、ある者は死に至らしめ、ある者は琥珀に閉じ込め――それでも尚止むことを知らぬ仲間にかける労いの言葉]
猫叉さんが僕に、……お熱?
[不思議そうに首を傾げた後、仲間の言葉>>51を聞けば独り胸の内だけで呟く]
(なんだか、……少しだけ羨ましいな。
愛しいなんて言葉を、そう思ってる本人の目の前で言えるなんて。)
[男にも愛しい、と思える人はいるのだ――遠くの街に]
空気が変わったのを感じたの。
濃密でねっとりとした空気が解けていき、同時に皆の気配が薄れていくのを感じた。 魔術師さんが去っていって魔力が薄くなったから霊界との繋がりが切れ始めたのかもしれない。
少し寂しそうな笑顔の方が多かったけど、シノノメさまの凍ったようなあの目は他の人と違ってた。
そして、サクラさまも。
彼はわたくしをじっと見つめて、消える間際に言い残していったの。 この事件についての手記を隠してある。 預かってもらってしかるべくようにって。
[瑪瑙のつぶやきには、くびをかしげて]
その、魔術師同士の会話というので居場所は分かるのではないの?
ご本で読んだテレパス…とかいうものに近いのかしら。
おとぎ話かほら話の類だと思っていたけれど。
[空いたほうの手を胸に当て]
…あたくしも、はやく、魔法が使えるようになりたいな。
お師さま、町を出たら、さっそく教えてちょうだいね。
『素材』を琥珀に変えることができるようになれば、いくらでも人入り琥珀が手に入る、――そうでしょう?
[すっかり人入り琥珀に魅入られた少女は、くすくす笑う。
その黒目がちな瞳には、ただ悦びのいろだけが浮かんでいた。]
どれくらい時間たったのか、刑事さんたちはしばらく様子を調べていたけど、魔術師の手がかりが見つからないようで一人だけ残して引き上げていき、容疑者の私物は押収されました。
サクラさまはこうなるのを予想していたのかもしれません。
でね、残った刑事さんが言うの、
残った刑事さんは言ったわ、いったい何があったのか……と。
部屋を変えて事情聴取、これがほんとうにしつこいくらいで……結局開放されたのは夕方になった頃。
わたくしの答えに苦虫を噛み潰したような顔されてました。
洗いざらいお話したわ。
ほとぼりがさめるのを待ってサクラさまの手記を取りにいきました。
とある廃屋の奥に。
外出許可頂いて出たときに隠していたのだそうです。
あー…忘れてた。
そういえば会話出来るんだった。
[珊瑚に言われて、ぽんと手を打つ。
素で失念していたらしい。]
ん、まあそのテレなんとかと同じようなもんじゃねえかな。
原理は当然違うわけだがな。
[片目を閉じ、暫し沈黙。]
勿論。俺は約束を守る男だからな。
囁きの使い方から琥珀化の術を制御しきる方法まで、俺のやり方で手取り足取り教えてやる。
そう、良い『素材』の見分け方も教えなきゃいけねえなあ。
顔形もだが、栄養状態の見分け方っていうのがあってだな…。
[猫叉のいる店へ行く道すがら、早速講義を始めるのだった。**]
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