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[背中を撫でられた
曖昧に笑って見せた
スコーン作りを始める妹
楽しそうなその姿
それは、リディヤの魔法]
ジャム、何にしよう
[対するキーラは、ジャムの材料すら考えて居なかった
何が良いのか、思い浮かばない
探して来るね、と、キッチンを後にしようとして――]
あ、先生
リーリャには、絶対に 手 出さないでよ?
― ヨールカの下で ―
らん ら ら
[歌いながら、木の枝先にリボンを結んでいく
みどりの みっつ
だいだい みっつ
あお みっつ
あか みっつ
ももいろ ふたつは
どれかのリボンにかさねて結んで]
――そろそろ、奇跡も終わっちゃう?
[寂しげな呟きにも、舞い散る白はこたえてはくれない。
さいごに残ったのは、金と銀。
ふたつ繋げて、てっぺんの星に結んだ。]
お星様だけが 知ってるのかしら、ね。
アリョールの魔法、きっと効果的面でしょうね。
[大きな掛け声と共に始まる
硝子と銀の溶接作業では、ヴァレリーを手伝うだろう。
天使のたまごに宿る幸せを、
"魔法"と"魔法"が重なって生まれる『楽園』を、
確かに心の中に感じながら――――**]
―――ヨールカの下―――
[食料庫に行く筈だったのに
あまりにも歌が綺麗で、それにつられるようにふらふらと]
わ、飾り増えてる?
凄い
[最初に見た時よりも、あっと驚く程に華やかになったヨールカ
銀細工と、色とりどりのリボン
カチューシャの黒いフレアがふわふわと舞い
リボンを結んでいく様子は
響き渡る歌声に合わせるかのように
それとも合わせているのは、奇跡の方かもしれない]
[きらきらと輝くヨールカ
新年まで、あと少し
樹の根元のプレゼントを開くまで、もう少し
はらり、はらり
降り注ぐ雪は、妖精の粉のようなきらめき
暖かい雪、幸せのひかり
空から、降り注ぐ、奇跡の色
響き渡る、優しい優しい、揺籃のような唄]
[ゆっくりとヨールカの回りを、巡る
ヒイラギ、ポインセチア
緻密な銀細工は、雪と星と月の光を弾く
唄声が、重なる
不思議な音階のハーモニー
高い音も低い音も
積み重なり、ひとつになってゆく
あれ、と首を傾げて
オレンジのラインの入った、赤いリボンをひとつ
空いた枝先に、そっと加えた]
[ヨールカは そこに有る
焦茶の瞳は、聳えるそれを ただ映す
雪はまるで、花のよう
純白の花弁が、舞い散る
綺麗な綺麗なヨールカの下で
心を込めて作られた料理を食べて
笑顔になって、そして―――]
[呼ぶ唄声に合わせて、ハミングを合わせる]
до свидания
Как навсегда
Волны на
перерыв
[決して上手くも綺麗でもない唄声だけれども
妖精と共に紡ぐハーモニーの一端である事が
とても、嬉しかった]
『きゅるる きゅるるるっ ぴあ』
楽しそうに笑う妖精の声は、
だれの耳にも届いただろう。
遠く遠く―― 森の中の人々にまで聴こえたかもしれない。
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