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[そして]
忘れないわよ!
忘れるわけがないじゃないの
だってあたしは魔女なんだから
使える魔法のことを忘れる訳がないでしょ?
[あげた顔は、いつもどおり いままでどおり
横柄な言葉で虚勢を張る意地っ張りな魔女の姿
どこかすっきりとした 自信のある顔つきに見えたー
というのは、柄付きブラシの贔屓目かもしれない]
[目覚まし時計がなる
体が白く溶けて消える あの日あの場所の自分の森に還るための]
ーーーだから そこにいなさいよね
[小さな呼び声はどこかへと
そして、その声も消える瞬間、その両腕はその
大きな背中に回されて、そっと風になる]
[ かえる 還る 変える ]
ーーどこかしら ここ
[目を覚ましたのは、住処の森の大きな樹
地味なヨールカの飾り付けがされている]
……あたしの家を勝手にヨールカにしやがって!
あたしはもっと、…星がついてるのが好きなのに。
それと、
ガラスと銀のかざりだわ。
[彼女の胸に、小さなペンダントが光る。
それを握り、人差し指を立てると]
「さあ来なさい、跨ってあげるわよ!」
[素早く現れた柄付きブラシ。**]
[キッチンに戻れば、香ばしい匂いが漂っていた
スコーンは完成間際
抱えたリンゴの袋を見せ、笑った]
ごめん、ちょっと、色々有ってさ
[手順は色々省略
りんごを切って、煮詰める
甘さは控えめ]
[残り十数個の鎖と飾りもヴァレリーに渡し、
硝子と銀はひとつへ。
幸せを運ぶペンダントになっていく。
作業が終わり、貰い受けた天使のたまご二つを
大事そうにしまうと、ヴァレリーとアリョールに向き直り]
アリョール。
きっとあなたは、立派なヴィエーディマになれると思う。
これからもその魔法で、
たくさんの人に笑顔を届けられますように。
ヴァレリーさん。
共にひとつの作品を創ることができて、本当に楽しかったです。
…………これが最初で最後、なんて言わずに。
また、合作しましょう。
[丁寧にお辞儀をひとつ。
それから、なんとなく
二人きりにしておこうという気分になって。
ヴァレリーがアリョールに
虹色のたまごを差し出す前には、聖堂から退出し始める]
[その時、周りを気ままに舞っていた蒼い光が、
ゆっくりとこちらに向かって飛んできた。
掌に乗せると、淡く瞬き。
そして少しずつ、小さな光は更に小さくなってゆく]
――――……。
……オリガ。
少し、話を聞いてもらっていいかな。
[意識は青い世界へと。
自分を包む青い色は、掌の光が
小さくなるに従って次第に薄れ]
ある村に…どうしようもない理由で
自殺した、馬鹿な男がいてね。
そいつは死んで何もかもから逃げたかったのに
結局魂としてこの世に留まってしまい、
消えることすら叶わずに亡霊として縛り付けられた。
誰からも姿を見つけてもらえず、
誰からも声を聞いてもらえずに
――――ひとりきりで。
[微かに困ったような笑みを浮かべ。
傷だらけの掌を見つめた]
けれど、それから二年が経ったある日。
ある女の子が、男の気配に気づいて話しかけてきたんだ。
その子は男が名乗っても、死者が喋っているといって
気味悪がったり罵るような様子はひとつも見せなかった。
…………それがとても、安心した。
だから『私』は、女の子に何かお礼をしたかったけど…
話を聞いてやるぐらいしか、できなかったな。
[他人のことを語っていたはずなのに、
いつの間にか混じっていた一人称。
そうして喋る間にも、青い光はどんどん褪せる]
あの時、声を聞いてもらえてよかった。
………………本当に、ありがとう。
[どこかから、妖精の楽しそうな笑い声が聞こえてくれば。
掌の光は目に見えない大きさとなって、
最後に一度だけ強く強く輝きを放つと
青い霧として散った。
この青い世界が途絶えると同時に口にした言葉。
果たして、オリガには届いただろうか]
[もう会えないと思っていた人たちに会えた。
ちゃんと触れられるかたちある身体が得られた。
約束していた合作もできた。
自分にはもったいないぐらいの奇跡の時間。
しかし、これで心残りもない……と言い切れるほど潔くはなく。
名残惜しいのも、また本心]
…………それでも。
帰らなければ、ね。
[次に目に入ってきた景色は、
何の変哲もない教会の廊下。
灰青の眸に本来のいろが灯る。
――――燃えるように赫く、紅が**]
おかえり、おねえちゃん
スコーン、もうすぐ焼けるよ
[キーラの姿が見えれば、ほっとしたように笑んで]
[ジャムの調理の間、少女は紅茶の用意を]
[ジャムが冷える頃には、スコーンの粗熱も取れるかな]
[紅茶を飲みつつ完成を待とうと
ポットへ手を伸ばすと、
キーラは再びキッチンを出てしまうようで]
[どこへ行くのだろう――とは、問わない]
おねえちゃん
……すぐ戻ってきてね
[キーラの背へそう声を掛けて]
[黒服の姿はまだそこにあっただろうか
キーラを待つ間、カップへ紅茶を注いで
どうぞ、と差し出した**]
[弱まっていた青い光が、不意に体を包み込む。
ふわふわと光が漂いながら、優しい声が語りかけてくる]
メーフィエさん……。
[その声にホッと安堵の表情を浮かべるが、告げられた内容には、一瞬目を瞬かせた。]
[ゆっくりと。
記憶が、広がっていく。
あぁ、そうだ。ここ数年、メーフィエと話など、出来るはずが無いではないか。
だって、彼は――。]
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