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へー、凄い!
おっきい人なんだね!
[金髪で大柄な黒服を想像
イメージに一番近いのはヴァレリーか]
そーだ
クレーシャってどんなのなのー?
何着てるの?
後で、探すよ!
うわ、でかっ
[ホールに現れたヴァレリー達を目にして、一発目
非常に可愛くない言葉が漏れる
唖然と見つめる先、でーんと聳えるは巨大卵
ガラス製、奥が透けて見える]
何ですか、その……オブジェは
[よく見れば形は可愛いが
圧倒的な存在感が強烈過ぎた
図書館に置く?
そんなスペース有りません]
[女の問へ、ゆっくりと答えを。
指を女の頬へ添わせ、思うところを正直に告げた。
女へ囁きかけた答えは思ったようなものではなかったから、
視線は少し下がっていたが。
何か間違えただろうかと思う矢先、女の手が重ねられて。]
[新たにやって来るヴァレリーたち。
そして卵型のオブジェ]
まぁ綺麗
[優雅に微笑むのみ
とりあえず余り驚かない体質らしい]
[目の前で起こった出来事が、信じられなかった。
ここに集うのは、3匹の狼。
自分がまるで場違いな世界に来てしまったような気になり、三つの姿を交互に見やる。
その内二つは自らの目の前で人から変じた姿であり……であるならば、残る黒狼も元は人であったのだろうか。
そういえば、彼はクレストと呼ばれていなかったか……?]
(……まさか…)
[思えば、此処に来てから不思議な事ばかり起きていた。
記憶もあやふやで、まるでずっと夢の中に居るように感じている。
獣に囲まれているはずなのに、不思議と恐れは浮かばず。
それが元は人――しかも、自らが大事と思う相手と知っているからだろうか。
灰青狼の前にしゃがみ込み、そっと両手を広げた。
彼が許してくれるならば、その体をぎゅっと抱きしめた事だろう**]
[メーフィエはそのまま玄関へと向かうようで、
一旦別れる事にしたのだが]
へ?ペンダントトップ……?
あ、あぁ、良いぜ。
そんぐらいで良いならいくらでも。
[何故、自分の細工を欲しがるのかと首を捻ったが
新作が人の手に渡る事は細工師としては有難い事である。
彼との約束は忘れないようにと覚書をして、たまごに貼り付けておいた。]
―回想・了―
[クレーシャの外見を問う言葉に関しては
赤い世界にはうまく伝わっていないかもしれない
ちょうどその時に現れた
巨大卵オブジェに目が行っていたせいで
少年の姿なんて、実際どうでも良いのだ
何となく、利き手ではない左手が
温かい感覚が、有るような気がする
ふわふわ、ふわふわ、弾ける赤い夢]
新作……って、外で探したアレですか?
え、これ?
あと17個!?
[豪快なアップルパイの食べっぷり
見てて清々しい
そして内容もあらゆる意味で清々しい、豪快的な意味で]
いや、ヴァレリーさん、普段もっと小さいの作ってますよね?
リーリャにあげたブローチとか、あんなの……
えー、これ……
いやある意味凄いですけど
なんか本当に滑らかだ
で、何に使うんですか?
重石?
-昼間のこと-
[どこかで誰かが「箒がないならモップを使えばいいじゃない」と言ったのが聞こえたのか、どうか]
デッキブラシとかあると思ったけど、
まさかモップとはね。カッコつかないけど。
とうっ
[不思議な力があるのなら、かつて魔女がしたという舞空の法も使えるようになっているのでは?
そんな予感にかられて、ひとり、階段の踊場からレッツ舞空チャレンジ。
4(10)]回挑戦したのだが、8(10)回失敗した]
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