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…痛くねぇ…これは…?
[痛い、だとか冷たい、だとか。
そんなもの覚悟していたのに、痛みを伴う感覚は一切無く。
男は不思議そうに首を傾げるばかり。]
おー…目線が低い。
ものを見上げるって、なんか久々だなあ。
[しばらく呆けていたが、座り込んだまま
目の前に建つ門を見上げて、言う事はそれ。]
まー…夢なら別に良いが。
あんま覚めて欲しくねー夢だな、こりゃ。
[記憶が正しければ、焼けて失われたはずの
見覚えのある教会があり、美しいヨールカがあり…
いつかどこかで見かけたきりの水車小屋もある。]
よいせっ……と。
まああれだ、教会があるなら人も居るだろ。
それに…ステンドグラスも、綺麗になってるかも知れねえ。
…行ってみるか。
[独り言の多い癖は変わりなく。
ぶつぶつと呟きながら、男は荷物を背負って門を潜る。**]
― 水車小屋付近 ―
……あら?
[ふわり、どこからともなく、すながみの娘は現れて。
スレートグリーンの瞳を小屋のなかへと向ける。
そこには、いっぴきの大きな、くろい……犬?
ううん、これは――]
隻眼の黒狼 がやってきたよ。
それじゃ、一緒に行きましょ。
[にこり、微笑んで。
ぼろぼろの毛並みを、優しく撫ぜた。]
あなた、傷だらけね。
痛くないの?
[すながみの少女の小さな手が、裏門を開ける。
ひとりと一匹は、奇跡のなかへ。**]
細工師 メーフィエ がやってきたよ。
此処に、こんな建物なんかあったっけ…。
[白い息となって零れる戸惑いは、目の前の教会に対して。
けれど傍にある水車小屋には、見覚えがあった。
いつかの時のように歌声こそ聞こえてこないが、
確かに幼い頃に見たのと同じそれ]
リディヤ がやってきたよ。
リディヤ は 居候 リディヤ に、くらすちぇーんじ!
[歩いている途中で、道に迷ったことは覚えているのだけれど。
そもそも、なぜ歩いていたのだったか。
ただの散歩?
誰かに会うため?
誰かを探すため?
それとも――――――]
…………誰か、いるのかな。
[この中へと進んでいったら、思い出せるだろうか。
傷だらけの両手で、崩れかかった純白の襟巻を直しながら。
歩みを再開すると、何をせずとも門が開く]
うわー…でけぇ。
この飾りって誰か作ってたりすんのかな。
[門を潜って見上げるヨールカ。
こんな大きなものは村にあったっけ?などと思いながら
その飾りひとつひとつに視線を向けていた。]
そうだ、ちょっとだけ付け加えても文句言われないだろ。
確か…入ってたはず……
ああ、あったあった。
[背負った鞄から引っ張り出したのは小さな包み。
その内からガラス細工の一つ…鉛◆色のハートの
飾りを取り出して、ヨールカに吊るした。]
……どこだろう、ここ
[きょとり、常盤の瞳で辺りを見回せば
揺れる、二つの樹の幹色]
私、一体なんで……
……私……
――――私?
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