大公 ウートラは、出稼ぎ アリョールに金のロザリオを手渡した

大公 ウートラは、出稼ぎ アリョールたとえそなたが死んでもそれを持っていれば神が助けてくれるだろう

狙撃手 ドラガノフは、ちょっとこのカップルどうにかしてくれませんか

出稼ぎ アリョールは、大公 ウートラ、…え？何、これ…　[..は呆然とロザリオを見つめている]　そして、今日が別れの日だと気付いた。

大公 ウートラは、もし我が先に旅立つ事になるならそれを売って稼ぎの足しにするのだ

狙撃手 ドラガノフは、え？何このシュート・・・ドラガノフは呆然とロマーリオを見つめている

出稼ぎ アリョールは、大公 ウートラ…ボクは…これは売れない、ヨ。でも、死出の旅路にはありがたく貰っていく。

大公 ウートラは、出稼ぎ アリョール我はもう十分生きた……死ぬ前にそなたに会えて本当によかった

出稼ぎ アリョールは、大公 ウートラ…ボクもウートラに会えて良かったヨ。どうして…こんな運命なんだろうね…

大公 ウートラは、出稼ぎ アリョールに微笑んだ。

大公 ウートラは、出稼ぎ アリョール生まれ落ちて数十年戦いと政務の連続であった

大公 ウートラは、気づいた時はもう老齢だった　家族は我を恐れ友は先に死んだ

出稼ぎ アリョールは、..は涙が止まらない。ウートラの袖を掴んで泣き臥した。

大公 ウートラは、気づいたら我は１人だった…

大公 ウートラは、それでも……死の間際になってそなたに会えた

大公 ウートラは、短い間であったがそなたと過ごした時はとても楽しかった

大公 ウートラは、出稼ぎ アリョールよ　泣かないでおくれ　我は今とても幸せなのだから

出稼ぎ アリョールは、大公 ウートラ、天命に従い　どちらが先に逝っても　この出会いと絆は魂に刻まれると信じるヨ。

出稼ぎ アリョールは、大公 ウートラ、ボクは…故郷が滅びた日から安心して眠れた日が無かったんだ。

大公 ウートラは、出稼ぎ アリョールに頷いた。