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アカデミー に 行 なきゃ。
[それは、宇宙怪獣を倒さなければという言葉。
ここで待ち合わせしていた目的、兄の言葉を聞きたいとは思っても、今目の前に宇宙怪獣の姿が見える状況では……。]
…………
[くたり、と身を委ね目を閉じていたが、
兄の胸の奥の声>>22>>23か何かを感じたように微かに頭を動かす。兄を見上げたフランの目は、少しの不安とどうしたの?と問いかけるような目。]
各ブロック、状況を報告しなさい。
隣接ブロックと合流したなら人員を統合、余剰人員の半分は待機、半分は他ブロックの応援に回って頂戴。
[絶え間なく指示を飛ばすのは、職員の気を引き締める意味合いも込めて。ぱぱぱん、ドドン、と賑やかでこそあるものの、徐々に包囲を狭めていくという行動は確実でこそあれ、単調になりがちだ。自然、油断や散漫も起こりやすい]
強行突破を狙ってくるやつがいたら無理せず退がるのよ。
シェルターの方はどう?
[カラオケ大会が行われている第七コンテナシェルターへと連絡をつける。すでに満員といえる規模でゴーレムを収容してはいるものの、怨念ゴーレムは出現の仕方からしてあまり物理法則に囚われていない。
折り重なるようにして詰め込まれたところで、窮屈になるということはないようだ。あるいはその時点ですでに消滅してしまっているのかもしれない]
どう、ルッカは。ちゃんと歌えてる?
[軽い気持ちでそんなことを確かめて見たのだが、返事は意外なものだった]
…いない?
案内はつけたはずよね?
どういうことかしら…
[ルッカは、危険が迫っているときに、ふらふらとさまよい出るような人間だとも思っていない。可能性はいくらか思いつくものの、確かめる方法はなかった]
いえ、考えても仕方ないわね…
いいわ。そっちはそっちで続けて頂戴。最大限騒いで、最大限楽しむのよ。
……はあ、はあ……
[側頭部へのクリーンヒットでよろめいたゴーレムに、更に木刀を叩きつけ追い討ちを図る。
頭部に入ったひびが胴体に到達した辺りで、土煙が上がりゴーレムは土へと還っていった]
……気持ち悪……。
[精神攻撃によるものも多々あるだろうが、それに加えメガマリオンの動きそのものが、少年に負担を与えていた。
この状況で訓練もせずに乗るのは無謀だったと、今更後悔しても遅い]
……遠い、な。
[モニタ越しに本土の方向を見て、思ったほど縮まっていない距離につい呟く。
その気配を感じたか、木刀に纏わりつくゴーレムがいて]
おりゃぁぁぁぁああっ!
[気合いと共に、振り解いた]
…そっか。
まあアカデミーに戻った時に聞くし、その時でいっか。
[沈黙は否定や拒否の反応、とメモに加えて再び警戒に当たる。
しばらく歩いていると、音が次第に近付いて来るのが解り機体が上げる警戒音に歩みを止めた]
―――…これは、何の音だ。
って何コイツ、怨霊ゴーレムの端っことかそんなか…?
[捉えた気配はハニエルの足元でチマチマ動くくらいの極々小さな姿ではあったが、男からすれば演習で見た程度の異形で]
[男は後方に3(10)m飛び退った]
……この泣き虫フラン。
お前が謝ることなんか、無い。
[同じ呼称を、遠い昔に口にしていた気がする。
もう本当にとおくなってしまった、と思っていた記憶。
今目の前で、すぐ近くで見える、煤と涙に塗れた顔。
その顔が浮かべた笑顔のかたちもまた、同じには見えない筈なのに、どことなく遠い過去の笑顔を青年に想起させていた]
って、ああ、そうだな。アカデミーに……
[言い掛けて、はっとした。その言葉の意味を漠然と思う。
……うんと頷けなかったのは、傷ついたその姿を目の当たりにしていたから]
後で、な。
[それだけしか口にできないままだった。
実際、未だに怪獣の吠え声はやましい程に聞こえてきていて。
第一、フランを避難させるにしても、すぐ近くの何処に行けばいいのか見当もつかなくて――。
どうすればいい。
己に身を委ね目を閉じるフランの側で、足りない頭で思考を巡らせようとしていた最中……その彼女が此方を見上げてきたことに気づいた。
まるで、内心を見抜いてきているかのような、視線の色]
[弱い心は、いつかの時と同じように、無意識にある男に向けて"テレパシー"を発信する]
《たすけて》
[そこで、そうすれば良かったのだと気づいたように。今度は意識して、発信する]
《きて》 《ソフィア・パーク》
《いますぐ、きて》
《おっさん―――》
[返事はない。
何度"テレパシー"を送っても、返事はない。
それは未だ上空に居るクジラのようなものの所為なのか、あるいはそもそも――]
落ち着け、あんなちっこいのにびびってどうすんだ。
大丈夫だって…俺が怖いのは幽霊であって、ポルターガイストとかそんなもんは怖くねぇ。どっからでもかかって来やがれ…!
[ぱ、とファイルを開き怨霊ゴーレムへの対処法をちらりと見やる]
しかしカラオケなあ。
ああ、確か鎮魂歌でも良いみたいな事言ってたっけか。
それとも違ったっけか。
つっても、鎮魂歌はパスしてーんだけどな。
姉貴送った時に散々歌ったし。
[何か良い歌は無いかと記憶を探る間、小さな何かは逃げるでもなく危害を加えてくるでもなく、その場をウロウロと彷徨っていて]
―――…なんか、子供みてーだな。
[木刀で振り払った所で、容易には消えない怨念攻撃に、物凄いスピードで精神が苛まれるのを感じた]
いやだ……。
[唇から勝手に言葉が零れる]
もういやだ、なんでこんなこと……。
[今すぐ何もかも放り投げて、逃げ出してしまいたかった。
忘れていたはずの疲労感が、ここに来て一気に押し寄せる。
そもそも、少年はメカバトルの大会に来ていたのだ。
こんな時の、唯一の娯楽を求めていたはずなのに。
勢いだけで振り切ろうとしてきた重たい感情に纏わりつかれ、その感覚がモニタに移る光景と重なった]
――あ
[しかし、少年の指は、半ば無意識に敵を打ち据えていた。
一番疲れているはずの指に、戦いの意志が宿ったようだった]
そうだ……そうだよ。
オレの、本当の、決勝戦の相手は。
[今、救いに行こうとしている相手なのだ。
その記憶が、胸の中を覆い尽くしそうだった、黒いものを押し退ける]
だから……っ、行かなきゃ。
[機体内部で餌付きそうになりながらも、一歩一歩メガマリオンを前進させ。
そしてついに――跳んだ]
―>>3>>16辺りに続く―
[泣き虫フランと言われれば、
気持ちを緩ませたような気配を僅か漂わせたが、]
[後で、な。]
だっ て 今 ”クジラ” が まちを
に ちゃ わたし グノーシスのパイロット なんだよ。
皆が しんじゃう
[兄の次の言葉に嗄れた喉で言葉を紡ぐ。
それはまるで、兄からすれば駄々っ子のように思えただろうか。
それとも、必死で詩論シティの人々を救おうとするジンロボパイロットの言葉に、矜持に聞こえただろうか。]
―――――
[フランは、お腹の上で交差していた手を片方、兄の胸にあてた。
鼓動の聞こえない胸、人の形をした――機械《悪魔》の身体。]
ああ、ちっこいなら何も賑やかじゃなくても良いんじゃねえかな。
[それなら、とその場に膝を付いて両手を組み。
初めて変声機能を有効に使えるのではないかと感心しながら、ひとつの歌を紡ぐ]
――柔らかに、優しくメロディを口ずさんでください
いくつかの歌詞と心地よい調和を与えてください
そのひととき、愛は強く育ちます
[外部への音声をオンにし、音量を上げて
ゆっくりと天使が紡ぐ歌]
愛は力、愛は魔法、愛は優しさ、愛は春の喜び
私達に出来る事は―――…
[最後の一節を歌い上げるまでには、足元の小さな何かは
何か理解出来ないものを受け止めるかのようにもがき、やがて消えて行った。
その事に気付いていない男は、そのまましばらく繰り返して歌い続け、少しばかり恥ずかしい思いをしたという**]
… いま なにか いった ?
あまったるい こえが するよ 。
[ケホケホッと、また咳き込む。
フランは何が起こったのか全く気付いていないようだった。]
―現在 はしけの上―
[どういう仕組みでか知らないが、はしけが海上を進む間にも、時折奇妙な影が這い上がって来た。
ヘドロっぽい所を見ると、怨念ゴーレムの残滓が海泥に取り憑いているのかもしれない。
市街地のものと比べれば小規模なそれを、時折木刀で振り払いつつ進む]
もう少し、か……。
[気持ちが急く半面、精神攻撃で揺さ振られまくった心を休めたいのも本音だった。
市長に『忘れるな』と言われた決心を、もう一度確かめる事でどうにか気力を回復する]
[やがて、はしけの動きが止まり、到着の合図が為された。
もはや怨念の気配がない事を確かめて、神聖な武器を船員に預ける]
――行ってきます。
[もう一度、その場の船員たちと、通信が繋がるなら市長たちにも告げて。
メガマリオンは、本土の地を踏んだ――**]
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