情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
――さぁ、て、と。
外に出たはいいけど、なんにも――。ん?
[首をかしげて艦内を見る。内部で何か物音がしたような気がしたのだ。
異質な感じ、に思えたが。中に戻って確認しにいこうとして]
フェイト、ちょっと向こうの方で何か物音しなかった?
[そう、近くでみつけたフェイトへと首をかしげ、たずねる。]
また後で、ね。 わたしの、たった一人の、…おにいちゃん。
[開かれたコックピットから入坂結理人が飛翔するのを見送った後、フランはグノーシスを操縦しアカデミー本部へ向かった。**]
―陣桜シティ近空―
[予感、という程のものではない。
言うなればちょっとした興味で、少年は甲板へと歩み出ていた]
…………?
[何かが光ったような――気がした]
えっ?
う、うわぁぁぁぁ!?
[攻撃を受けている。そう気付いた瞬間、叫んでいた。
しかし、逃げ場はないし、逃げる訳にもいかない。
少年は、格納スペースへと走る。
両手のリングは、片時も外した事はない]
いくぞ……
["起動"の信号を発して、彼の愛機を目覚めさせる]
メガマリオン!!
[起動音と微かな振動、そして動きだす体高20mの巨体。
その右手にパイルバンカーを構えた、鋼鉄のマリオネットがそこにはあった]
ん……。
ジュリエットさん、待って。
様子が変だ。抗戦の動きがあるね。
……コンテナ落下での絨毯攻撃は、飛行機の大群を攻撃するのには向いても、1機を撃ち落とすのには向かない……。
シームルグに、狙い撃ちの装備はなかったように思ったけど。
……変更した方がいいかもね。
「食事」対象じゃなくて、「攻撃」対象に。
「ジンロボを積んでいると思いますか?」
ジュリエットさん、戦いたがってたもんね。
積んでいなければ、もう少し先に進んで、陣桜シティへ行こう。そこなら、……彼女がいる。
リベンジできるよ。
「では、まずはシームルグを」
ジュリエットさんの思うがままに。
[シームルグへ砲撃したその飛行機を見ていたものがあれば、驚愕したかもしれない。
飛行しながら、それは変形し、5m級の人型……ジンロボにしては小型すぎ、パワードスーツにしては大きすぎる、既存の物ではない何かになったのだから。
それは、飛行の速度そのままに、シームルグの艦上へ着地した。
この衝撃を殺すのは、相当な操縦技術がなければ、難しいだろう]
[飛行機だと、空飛ぶ物体を見た少年は思っていた。
しかし、こちらへと向かって来たそれは、なんと変形を果たしたのだ]
えっ……? 人? ロボット?
[5m級の人型に、目を見開いた。
一瞬手が止まったのは、人かもしれないと思ったからだ。
それでも――相手は、敵だった]
な、何する気だよ……っ!
[そのまま突っ込むかと思いきや、信じられない制動でそれは着地した。
焦りを隠すかのように、メガマリオンを人型に向けて走らせる。
低姿勢の、タックルの構えだった]
[輸送船を壊す気はなかった。
現在、メイドが積んでいるのは、本来は飛行機に搭載するようなものではないパーツを、改造・変形して作り上げた自作機関がほとんど。
実際に飛行機として使われている機関を、吸収するつもりだった。
が……]
……?
あれは……こないだ見た>>0:232巨大メカマリオン。
ふーん、艦長、あのままアレを拾ったんだね。
[メカマリオンを、ただ巨大にしただけなら、どこかに操縦者がいるはず、と再生したメインカメラで周囲を確認する。
が、マリオンのタックルの構えを見て、腰を沈め、膝をたわめた]
中に人が入ってるか、ないかの違いを、見せてあげるよ。
20mもの巨大ロボで、飛行中の輸送艦の上を走る……無茶をするもんだ。
[自分が、5mの機甲で空中着地をしたことは横に置いて、相手の動作を見つめる。
ぎりぎりまでを耐え……接触の直前に右方向へ抜けた。
相手を艦上から突き落とそうという狙いだ]
[相手は動きを止めている――ように見えた。
理由はわからないが好都合と、そのまま突っ込ませようとする。
だが]
あ……しまった!!
[単純に引き付けられていたのだと、相手の動きで知れる。
右側に擦り抜けられて、メガマリオンはつんのめるような姿勢]
まずい、立て直さないと……!
[敢えて思いっ切り上半身を曲げさせると、半ば床にぶつけるようにして、生身の人間なら確実に失敗の受け身を取らせた。
足元まで走る衝撃に、やり過ぎれば艦の方が持たないと悟る]
すばしっこいな……!
落ちろよ!
[崩れた姿勢の相手の背へ、足蹴を加える。
容赦はしない。相手は4倍もの体長差があるのだ。
槍を出さないのは、飛行中の爆撃機という、足場の不安定な戦場のため]
[マリオンの動きの注視も続ける。これだけの巨体。爆撃機のどこかから「見て」動かしているなら、操縦者の視界に入らない方向があるかもしれないと]
[頭と左腕を着けた不安定な姿勢に、容赦なく足蹴が喰らわされた。
歩行時はメガマリオンの背中を後ろから見る形だったから、今はこちらから相手の背中が見えている]
……このっ、これでも喰らえ!
[倒れ込んだメガマリオンを更に屈めさせると、上体を勢いよく跳ね上がらせた。
ダメージとはいかないまでも、一瞬でも振り払えないかと]
……っ!
[片足の不安定な体勢に、下からの意外な攻撃を受け、一瞬、両膝が浮いた]
しまっ……!
[風に浚われ、逆に自分の方が爆撃機から身を躍らせる結果となってしまう]
ジュリエットさん!
[メイドへ呼びかける。青年のコントロール下を離れた左腕が、メイドの計算と命令で動き、爆撃機の表面を裂く……!]
[爆撃機にしがみつくことは、あっさり諦め、代わりに爆撃機を損壊させて、不時着させようと]
<第二ラウンドは地上でと行こうか!>
[風圧に逆らい、叫びながら、装甲戦闘兵は落ちて行く]
やった!
[狙い違わず敵機を引き離したが、喜びも束の間。
飛んで来た敵の左腕が、爆撃機表面を引き裂いた]
あーっ!!
[予想外の動きに、まだ立ち上がり切っていないメガマリオンでは防御が間に合わなかった]
ルッカさんの機体が……
あいつ、許せない!!
[相手の目的は未だにわからない。
とは言え、少年の心を今満たしているのは、怒りと悔しさの方だった]
ルッカさん、降ろして! あいつを追っかけないと!
[本音では今すぐ相手を追いたかったが、飛行装備のないメガマリオンを飛び降りさせる訳にもいかず。
今は艦の操縦者に移動を頼るしかなかった**]
うへ……ゆれるゆれるって言うか……
きっつ。
……あーもう!
――我、古の盟約を引き継ぐ者なり
――我、世界を憂うものなり
――我――セカイを手にするモノ、エリーの名におい――て――……へぶっ!
[舌を噛みかけて、床を転がる始末。それでも杖は手放さなかったが……
色々と大変な事になっていた**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新