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その電話を受けてからすぐ、望はメールを送ろうとした。
『私のことは気にせず楽しんできてね。』
けど、書いた文章は消した。
どんな内容のメールを送っても、姉は現実に引き戻されてしまい、「望が病気で寝ているのに」楽しんでしまった自分を責めながら、無理矢理にでも帰ってきてしまうから。
それは、予感ではなく確信。
「自分のため、自分のため」といいながら、その実、妹である望のために、すべてを投げ捨ててきた姉。
生活のために人に夢を与える自分に嫌悪し、そしていつしか、「自分には資格がないから」と、望以外から差し伸べられる人の手を拒絶するようになってしまった。
彼女は気づいていないだろう。
彼女の精神状態は限界だった。
そんな彼女の限界を、ずっとそばにいた望は感じ取った。
しかし、自分と望。それ以外はその他大勢。それで世界が完結してしまっている彼女に、何かできるのは自分しかいないが、おそらくそれではいけないだろう。
だから望は、自分の立場を彼女に貸した。
それで事が解決する。という確信はなかったが、せめて何かを変えたくて。
[そのあと。新月のお嬢さんを夕闇をゆくシャトルバスの運転手は夢の国運んだのかな。
悪ガキの晴…夜君は懐から一枚、細長い紙をとりだしました]
晴夜「[旅立ち 計画どおりいく 親類の助け必要とす
待ち人 すぐには現れず]
……ですってよ。あたるもハッケだけどぬー
…兄貴、上手くやったかな?」
[夕夜は、デジカメ片手に奔走中]
このイルとめりさのツーショットはわれながら
素晴らしい出来ばえだ…
[見つめ合うふたりのツーショットを手に]
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