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渡辺 あゆ に 4人が投票した。
アンネリーゼ ヤーネフェルト に 1人が投票した。
渡辺 あゆ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
―西区・市民病院―
[ベットの上で、薄っすらと偽一は目を開ける。
見覚えのある天井と窓。どうやら市民病院らしい。
窓の外には、薄雲の張った空が広がっている。
身に着けているのは、シャツとズボンのみで、装備とジャケットは見当たらなかった。
教会経由で病院に運び込まれた結果のようだ。
身を起こし、苦痛と疲労に呻き声を上げる。]
確実に死んだと思ったのに、よく生きていたものだ……。
あの不死鳥には、破壊以外の能力もあったのかな。
……どうやら、三途の川も偽物だったようだ。
[そう言って、少し笑う。
それから無理やり立ち上がると、身を引きずるようにして妻の病室へと向かった。]
[小さな病室にベッドが2つ。
片方のベットが空いているのは、今日も変わらないようだ。
妻のベッドへ歩み寄りながら、ポケットに手を入れた偽一は、何かが触れた事に気づく。
それは、赤みがかった1枚の羽根。
学校での戦いの後、入り込んだらしい。]
戦利品は、羽根1枚か……。
[その羽根を妻の枕元に置き、偽一は椅子に腰掛ける。
立っているのも厳しい。受けた傷より、疲労の方が深いようだ。]
ユダ……君も随分と頑張ったのだな。
おそらくは、キャスターとの戦い以外でも……。
[この疲労は、魔力の消耗から来ているのだろう。
既に彼との繋がりは絶たれており、令呪も消えている事を感じ取っている。
もし、英霊運と言うものがあるのなら、自分はかなり良いほうだろうと、偽一は思う。
ユダ自身の思惑はどうあれ、聖盃を得るために充分な働きをしてくれた。]
僕には過ぎた相棒だった……。
これは10割本当だよ……多分ね。
[そう言って、深く息をつく。]
さて、今日はどこへ出かけようか。
[気を取り直そうと、少し震える声で、妻にそう言って術を試みる。
病院の壁が木々へと変わり、天井には空が広がって行き……そして途中で乱れて消えた。]
[膝に落ちたのが、自分の涙だと気づくまでには僅かな時間があった。
偽一にとってその経験は、遥か昔の事だったからだ。
理由はおそらく一つでは無い。
人を殺めてなお、手に入れられなかった悔しさとか、申し訳なさとか、妻の事とか、ユダの消滅とか。
さまざまな思いが、笑顔を貼り付けたようだった、偽一の表情を崩す。
その顔を誰にも見られまいと体を折り、しばしの間、身を震わせた]
[「柄にもない」
そう思った時、ふと、懐かしい声が耳へとはいる。
顔を上げ、始めに見えたのは窓の外の空。
いつの間にか薄雲は晴れ、暖かな日が差し込もうとしていた。**]
―中区・埴小学校・グランド―
[・・・全てが終わった後、教会関係者が担架を持ちフェリシアの遺体回収作業を始める。
作業員が遺体に触ると ―・・・ボ ロ リ
一瞬のうち白骨となった遺体が崩れ落ちた。
(後の検死で死後40年ほど経って居るこことが判明・・・)]
[病室に立つ兄を見上げる]
…私ね。
セイバーを呼び出せたの。
ほら、これ。
[バッグに入れていたガラスケースを取り出した。
龍の鱗、を模した結晶。そしてもう一枚古い金貨]
聖ジョージ。
兄さんももちろん知ってるわね。英霊としてはこの上ないわ。
魔術もろくに使えない私が、呼び出せたの。
ライダーとして呼ばれるか、それとも召喚に失敗するのか。どちらかだと思っていたのだけれどね。
兄さんは無理だといった。でも呼び出すことができた。
今までだって無理だと言われたことを成し遂げてきたわ。
本当はね。
兄さんに電話をしたとき、死ぬつもりだった。助からないような怪我だったもの。
でも、どうしてかしらね。
ここで死んだら、私は何のためにここまできたのかわからなくなるのだもの。
だから、もし生きていられるのなら。そう思って助けを求めたわ。
敵対するマスターに、お世話になったの。停戦協定を結んですぐだったけど。
ひょっとして、セイバーの贈り物なのかしら?
彼が言い出したのだもの。彼らとの停戦を。
そして、多分あの二人でなかったのなら、私はここにいなかったわ。
そのおかげで魔術師に対する見方だって、少しだけ変わったのよ。
[微笑んで兄を見る。そして口を開いた]
―中区・埴小学校―
[アサシンの消滅を見届け、アンネリーゼのいる校舎の方へと歩いていく。
穢れは消えたが、聖盃は本来の機能を果たしている筈。
戦争に勝利したのだ。
後は、アンネリーゼとソロモンの望みを叶えるのみ]
・・・・・・そういえ、ば。
[結局、アンネリーゼの願いをはっきりと聞きはぐっている気がする。
これ程の激戦を戦い抜いた彼女の願いとは何なのだろう。
それもまた、ソロモンの知への探求の一つであるのかもしれない]
家にはまだ戻らないわ。
兄さんが生きている間は戻らない。あと10年はまだ仕事をしていたいのよ。
それに、私に子供ができないとも限らないでしょう?
今は、産めないかもしれない。でも、5年後は、10年後はわからないわ。
[本当なら、聖杯に願うはずだったもの。体に残った欠片と引き換えに無くしたもの]
だから、兄さんも簡単に死を受けいれてはだめよ。
自分たちで放り出した私をまた引き込まないで頂戴。
[少しだけ申し訳なさそうに兄が出て行った後も、窓の外を見ていた。
夜が明けたら、聖杯戦争が終わったら、もう一度携帯を鳴らそうかと*思いながら*]
[英霊の消えていった名残を見やりながら、一つ大きく溜息をついた。
…終わった。何とか。 これで、恐らく全部。
どうやら此方へ来るらしいキャスターを横目見ながら、
一度校庭へ視線を向ける。地面に伏したままの少女の身体。
――この場には、男も意識を失ったままだ。
なれば早く救急車を呼ぶべきか、…いや、先に教会だろうか。
鳩を腕に抱えたまま、割れたガラスや工具を避けるようにして図工室を後にする。
走る程の体力は…再び空っぽの魔力の所為で既に無い、けれども。]
[校舎から出てくるアンネリーゼに少し安堵する。
肩口に傷を負っているようだが、命に支障は無い様子]
約束どおり、聖盃を手に入れた。
君のお陰だ、感謝する。
[唯、戦争に勝利しただけではない。
未来に続くかもしれなかった穢れを断つ事が出来た事のほうが、アンネリーゼにとっても、またこの世界に生きる人々とっては重要であったかもしれない。
勿論、ソロモンにとっても。そして、ユダにとっても]
――…、お疲れ!
これで約束破ったら、キャスターが使ったルームサービス代
全部請求してやるトコだったんだから。
[約束通り、との言葉に小さく笑う。
肩の傷は痛むが、…まぁ命あるだけマシだ。]
…じゃ、さっさと教会行こ。
あれだけ暴れたもん、一般人が来る前に全部処理して貰わないと。
――早く病院に運んで貰わないといけない事もあるし。
[男の怪我が怪我だけに、魔術の存在が明るみに出てしまう可能性もある。
この状態で救急車を呼ぶ訳にも行かない――ならば
早々に、現状を報告すべきだと。
もちろん、聖盃の件もある。教会に行く必要は遅かれ早かれあるのだけれど。]
それは困るな。だがあの部屋の食事はどれも美味だった。請求されても文句は言えないな。
[周囲を眺めると、救うことの出来なかった少女の姿。
キリストが生きた時代に居ないソロモンは、僅かな時間黙祷をした]
行こう、教会に。
すまないがもう魔力など残っておらぬ故、フェニックスに乗せる事が出来ぬ。
真夜中の散歩という奴だな。
[軽く微笑む]
…文句がないなら、今から請求してもいーんだけど。
[一体誰の金だと思っているのか。
呆れ半分に小さく吐息を零して、しかしすぐに苦笑する。
まぁ、そんな事も既に随分些細な事にも思えるけれど。]
――あれだけの事しておいて、魔力が残ってたらその方がビックリだってば。
気にしない、元よりフェニックスにこれ以上無茶させる心算は無かったし。
…たまには散歩って言うのも、悪くないんじゃない?
[小さく笑いながら、腕の中の鳩に視線を落とす。
一度だけ軽く撫でると、教会までの道のりへと、一歩踏み出した**]
そうだな、君と何も考えず、何かに怯えることも無く散歩をするのはこれが始めてかもしれないな。
それもいい。
[アンネリーゼの後に続いて、教会に向かい歩いていく。
その背中を見ながら、ぼそりと呟く]
戦争をしにきたつもりが、救済をする事になるとはな。
全く、我によく似たマスターに呼び出されたものだ。
[晩年、ソロモンは臣民に愛を説き、罪は償えるものだと語った。
もしこの現世に生まれることがあったならば、目の前にいるアンネリーゼのような存在であったのかもしれないと、独りごちた**]
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