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[逢魔が時。漢字は頭に浮かばないが、
響き特徴だけで何とはなしに意味を察する。]
やつらに時間は関係ないと見える。
……あの眼鏡の男、
逃がしたのは痛手だな。
[握った手を口元に当て、
口惜しそうに眉を寄せた。]
――あそこで殺せていれば…
[ざわり、落ちる影が沸き立つ。清濁正負混在した想いが沈んでは浮く。使徒にあるまじき行為を口にしながら、あの場で飛び出したのはあれらがひとを殺し始めたからだった。]
[ざわつく。
絡み付いた闇は荒縄のように離れない。
己をこの地に呼び寄せた、
その要因の1。
聖盃の穢れ、澱み。
願望器として機能はしながら、
その実すでに汚染されている、漆塗りの盃。
―――何故穢れたのか
それはユダの知るところでは、なく。
恐らくは「彼」も、また同じだろう。]
[闇がわらうようにざわつく。
ユダは首を横に振った。]
…違う
[己は願いを叶えるのだ、
そのためにここにいる。
叶えられないわけが
――ない、はず。
ひとつ息を吐くと、
ユダは眼を閉じた。]
……………その反応はそれとなく分かってやがるらしいな。
いいだろう。
貴様が歩むと決めた道だ。
一つ教えてやる。
………………、
ハ。
何を情けねえ声出してやがる。
貴様が選んだ道だろうが。
――尤も、貴様の道は行き止まりであるが。
…………あるなあ。
どでかい鬼小僧が眠ってやがる。
[目を瞑れば伝わってくる、澱みの奥の鼓動。]
吾や貴様が盃を手にしたとしても、
鬼小僧が蘇るだけだ。
……化け物退治の専門家様も、遺言で置いていきやがったしな。
[――このままでは、鬼が再来する。
鉞を振るった英霊は、そう告げたのではなかったか――。]
――で、どうするアサシン。
諦めるか。
貴様の選択は取り返しのつかぬ過ちであったと認め
貴様の道は、奈落へすら続いておらぬと立ち止まるか。
[闇がざわつく。
引き込むように手を伸ばす。
その禍々しさは。
息が詰まる。
喰われてはならない。]
…最初の夜、
絶えた英霊か
―――、…
奈落、 …?
は、
[乾いたような息は笑いか否か。
願うことすら許されない、
なんという茶番か。]
今更。
今更も何もあるまい。
引き返すも貴様の道である。
吾はつまらぬが、以前にも言ったように
民草は選択の権利を有する。
貴様の選択を、誰も謗りも誇りもせぬ。
選択をどう思うかは、道を歩み終わった後の貴様自身である。
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