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[ソロモン自身もバーサーカーに与えられたダメージは大きい。
握られた腕は未だに痺れ、避けたつもりの彼女の一撃一撃も、ソロモンの体に傷を刻んでいる。
だが、それだけではない]
―東区・有栖川邸―
[ ざ、わ、、…嫌な予感がした、今までに何度か感じた事がある、
胸がざわつくような不吉な予感・・・
ポーチのテーブルに飲みかけの紅茶を慌ただしく戻す。
子蜘蛛の糸を手繰ろうとするも見つからない!
――これは、この感覚は…子供達が自分の腕から零れ落ちてゆく感覚と同じ!!
リシアは駆けだしていた。何処に?
また大事な者を失ってしまう。何故だ?
駆けだして…かの者が好きだった果樹縁に差し掛かった時
自分の体から強制的に引き出されるあの感覚…
[代償。
ただソロモンの指輪を発動しただけでは、不足した魔力により魔神の力を行使する前に消滅してしまう。
それを補い、魔力の消費量を抑えなおかつ彼らの力を出来る限り行使する方法。
それは、ソロモンの”霊核”そのものを触媒にする事。つまりは”ペルソナ化”。
無論、霊核を触媒にする以上ソロモンの核はまさに英霊2体分以上の負担を強いられる。
長時間の発動も難しく、また連続して発動すれば間違いなく破壊される。
いわば、最後の手段。それを彼なりの降霊術の行使により補助し実現させている。
もし、次の一撃を放てばどうなるか。ソロモンの霊核はその出力に耐えられず、即座に破壊され、消滅する]
アンネリーゼ、撤退する!
[これ以上の戦闘続行は不可能。それがソロモンの判断。
まだオセの力は残っている。この場を全力で脱出するくらいならば出来るはずだ。
近くにいるであろうアンネリーゼに呼びかけながら、視線で彼女の姿を探す]
――…っ、同時に膝の力が抜け丘陵を数度転げた。
そのまま草むらに突っ伏すも、ふらつく足取りで起き上がり、回路に全神経を集中する。
せめて判ったのはメフメトの意識が向いている場所
――中区・駅前―― ]
――…ッ、わかった…!
[巻き込まれぬよう、幾らか後方に下がっていた辺りから
投げられた声に、一言、声を上げる。
…正しくは其れ以上の言葉を発する余裕が無かったとも。
ある程度の魔力の回復はしている心算だったが
宝具を発動した辺りから――吸い上げられるのは並々ならぬ魔力の量。
これ以上は、此方も限界に近かった。
…嗚呼、よもや巻き込まれた者など、いないだろうか。
――魔力が尽きそうな中で、やはり一瞬だけ、頭に過った**]
―中央区:逸れた道―
[指先から力を抜き、ユダは落下に身を任す。
ひび割れた地面に降り立てば、
それに気づいた偽一が手招いた。
この場から離れる、と
謂わずとも同じ考えであろう。
サイレンの音、近づく中区から
サイドカーは遠ざかっていく。
飛散した礫が掠って
破れた二の腕に触れた。
眉を寄せる。]
……ち
[狂戦士としては、このまま追う方が正しい。
だが、主の力が遠く現状が苦しいのはこちらも同じである。
結果的に女も引く羽目になった。
草履は、ざり、と音を声をあげ
数回の瞬きのうちに女の姿はその場所から消えうせた**]
[ソロモン王の魔術は、言わずもがな。]
……。
あの女はバーサーカーだな。
いや。
――「鬼」 …と、
謂うべきかもしれない。
[ユダはそう、偽一に謂った。
彼はどんな顔をしただろうか。]
[声を聞き、そのままアンネリーゼの傍へと跳躍する。
やはり、魔力が枯渇している。これでも駄目なのか。
ちっ、と舌打ちしながらも、自身に掛かる膨大な負担に耐えながら、もう一度跳躍をする。
大きく跳び、戦場となったその場から離脱していく**]
―埴シニアタウン・バス停前―
[…泥と土に塗れ尚も、かの者と約束したを守るように…
『自慢の二足歩行』で駅に向かうリシアの姿があった]**
―北区/寺北遺跡群―
ふむ。
止んだようであるな。
[溶鉱炉は、皇帝の腕に巻きついたまま。
時折赤い電磁を放ち、横顔を暗く照らしていた。]
さて。どう動いたものやら。であるな。
[閉じていた目を開く。
ひときわ大きな電磁を放ち、溶鉱は唸りを上げた。
還る先は孔でもなく、ソラでもなく、皇帝の体内。
皮膚を破り、肉を焼き、骨を溶かし、更に内側へ。
熱した鉄が、かりそめの体へ流し込まれた。]
―中央区→東区―
[サイドカーでユダを回収した偽一は、出来るだけ現場から離れるべく、エンジンをふかしていた。
日が沈み、紅色の空がゆっくりと青紫に染まっていく。]
こういう時間帯を、日本では逢魔時と言うらしいよ。
さっきは日が昇っていて、魔に出会うには、早すぎた気がするんだけどな。
[偽一は、日の照る街中で、多数の人に構わず暴れ出した英霊と魔術師に、戦慄を覚えていた。
しかも、先に暴れ出したのは本来英霊を抑えるべき、魔術師の方だったように見える。]
あの2人とは手を組む要素も、利用する要素も無い。
そんなのはいつか暴発する爆薬を、胸元に抱えているようなものだ。
バーサーカーで間違いないだろう。
彼ら以上に、バーサーカーと言う単語が似合うコンビはいないだろうからね。
[この戦争は、彼らを放置したままで、継続可能なのだろうか。
偽一の中に、そんな不安すらよぎった。]
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