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−川津教会−
…まだ、長引きそうね。
[聖盃の花の色はまだ拮抗を続けている。
つ、と浅い盃の内側に刻まれた花の軌跡をなぞったその指は
傍らにある古い書類に視線を向けた**]
―東区/シニアタウン前―
[フェリシアに了承の意を得、外へ出た。
行く宛ては無い。さりとて目的があった訳でもない。]
――ふむ。
[まだ落陽の気配は無い。
否――落陽とて、この地は芸術的に彩るだろう。]
──ァ、は
[黒い腕は歪みの感情を纏っていると気づくものは誰か。
赤い唇は裂けるかのように歪み、そして
ざり、という草履の音がしたかと思えば一瞬に少女との間隔を詰めた。
歪さを残す黒い手は文字通り鬼と呼ぶに相応しく、
そしてその手は少女の捕らえて地へと叩きつけるを望むように
振り上げられその首を狙う]
[ぎり、と飾り窓の淵を掴んで。
(あれは鬼だ)
澱みが伝える、
あれは。己に絡みつくのと。
きっと、同じものだ。]
――ッ!
[気配を遮断したまま、
ばねのように身を引き絞り、飛ぶ。
影を落し、狙った先は――触手で周囲のものを屠り始めた、男の方]
くっ、あの馬鹿め!!
[迂闊に英霊に近寄りすぎだ、あの教会の主を迷わず信じていたように、悪い意味で馬鹿正直すぎる。
ソロモンはアンネリーゼをソロモンなりに認めている。
自らの力不足を知力で補おうとするその姿勢、自らの力不足を認めている潔さ、そして誠実さ。
だがそれが仇となる事を理解していない。
・・・・・・そう、若い頃のソロモン自身のように]
オセ!!
[焦り名前を呼んでしまう。
指輪から愛玩犬が飛び出し、そのまま光の矢の如くバーサーカーへと牙を剥かんと突進する。
人の行き交いの多い中、中型犬であるオセはそれら障害物を巧みにすり抜けていく。
そしてソロモン自身もその後を追う]
[意識が戦いへ向けば
遮断していた気配は露になる。
現れるには恐らく、不自然ではない程度に。
己の伸ばした影の先目掛け
具現化させた銀貨を3枚、叩き込む。
――腐っても、使徒、と謂ったところだろうか。
ユダの中では清濁正負が混在する。
刹那、影は伸び、
2本は男を貫こうと交差し
もう1本は――鬼を。]
[悲鳴が上がる。
逃げ惑う人々の中、上空から
人の身ではありえない身軽さで
ユダは路地に降り立った。
すぐに立ち上がり、
まず探るのは己のマスターの位置。
懸命な主だ。
自ら危険に飛び込むようなことはすまい。]
―→北区―
[道すがら、今までの事を振り返る。
己を喚んだのは、復讐に身を染める女。
その瞳の奥に宿る魂は――二つ。否。
仮初の一と、がらんどうの孔。
……嗚呼、また面倒事のにおいだと
逃げてしまった事もあったかもしれない。]
―――む。
[どこかで、魔力の弾けるにおいがする。
平穏の崩れ去る風。撓む気配に、山の葉が揺れた。]
………ふむ。
[澱みと繋がる者。ざわめく気配。
何が起こっているかは、大よその見当がついた。]
…ッ!!
[その距離が無くなったのは瞬きの間にも似た、一瞬。
翠を、見開いた。
キャスターの声は聞こえど、ギリギリ届くかどうか。
――悩んでいる暇など、ない。意識は背後の一点へ向けられた。
己がこの場で 『入れ替われるモノ』へと。]
――“Substitution”!
[振り上げられた黒い腕、それが己の首へと至る直前。
乾いた唇で、掠れるように詠唱を 紡いだ。]
[直後、その黒い腕が掴むのは、少女の首では無く。
今時流行の衣服を身にまとった―― 一体のマネキン。
勢い余れば、それが代わりに地へと叩きつけられようか。
そしてそれと同時。
数十メートル先、駅前に並ぶブティック一つの店頭ディスプレイから
ガシャン、と大きな音を立ててガラスの割れる音が響く。
そのマネキンが本来合った筈の、場所。
割れたガラスの中で、幾つかのマネキンの中に混じるよう
入れ替わったかの様に、其処へ位置する少女が目に入るか。]
……貴様が選んだ道だ。アサシン。
己の手で乗り越えてみせよ。
[静かな声とは裏腹に、よどみの波紋は大きい。
"彼"にとって、それ程大きな障害が目の前に在るのだろう。]
貴様の道と、吾がマスターの道。
相容れぬが――さりとてどちらも選択の末の道である。
選ぶ事こそが美しく、歩む事は、なお尊い。
さて、どちらの意志が勝るであるかな。
[皇帝は、薄く笑ったように見えた。]
[ネームバリュー、その他諸々。
差し引けばキャスターと概ね同等と言える魔力。
狂化を得ている女はすばしこく走りこんでくる
中型犬の首根っこを本来の腕で捉え
そしてそのままその犬を飛んでくる銀貨のほうへ
相殺させるかのように遠慮なく投げ飛ばした。
少女へと向かった黒い腕はまだその勢いを失わぬ。
けれど、そこに入れ替わったものを破砕しただけの結果だった。
苛立ちをあからさまに顔に乗せ首の砕けたマネキンの
その顔面を踏み潰す]
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