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―東区/埴シニアタウンホーム―
[何やらフェリシアが馳走されているその頃
皇帝は積み木で遊んでいた。
老人達と愉しそうにしている訳ではなかったようだ。]
………貴様、吾の来歴を調べたのではなかったのか。
[近づいてくる老人に、複雑そうな表情を見せた。]
いや、吾はいい。
[茶菓子を拒否し、積み木遊びを続行。]
[視界にとまるのは、女の薄い唇に浮かぶ愉悦。
…己の魔力に気付いてか――否、其れよりも、僅か先にから。
底知れぬ、なにか。 垣間見たそれに思わず、身体が強張った。
これが、バーサーカーたる所以か。
…この街中で、魔術回路を入れるのは浅はかだったかもしれない。
一般人を巻き込みかねない――やはり、避けるべきだったか。
そう、考えた矢先。]
――うわぁ。
[しかし繰り出された遠慮のない回し蹴りに、思わず声が出た。
幸か不幸か、マスターの方は避けた、らしいが。
ダメだ、どういう関係所為なのか――全く見えない。
驚くほど見えない。]
喧しい。
[召喚者の言葉を一蹴して女は背を向ける。
ざり、と草履の裏がコンクリートを踏む音が
雑踏の中であるのに不思議と響いた。
鬼であることを知るものより、今の興味は
急に膨れ上がった魔力の存在。
青灰色の瞳は若者から少女へ。
唇は血を塗りこめたようにじとりと赤い]
―東区/埴シニアタウンホーム―
……………
[冷たい壁際の影で、積み木遊びを続行。
いつもの雄弁はない。
肩にかけた血色も、いろを暗くしている。]
―中央区:雑踏―
[風は音を届けたか、
はたまたあれも《声》は聞こえねど
澱みに属するものなのか。
故の怖気。或いは共鳴。]
……
[魔力回路が近くで開いた気配がする。
これで、自分たちを含め
この界隈に「関係者」が3組いることになる]
ち、…幾らなんでも
[密集しすぎだ。
だがあの女の姿をしたものは――
殺気と呼べようか、それを隠すことも、ない。]
んっフッフッ、人目は多いですが。
ここで仕留められるなら、こんな有象無象は全部抹消してしまってもいいですよ?
[好戦的な下僕の様子に、軽く返答した。]
[珍しく何時もの高飛車な返事が返ってこない。
具合でも悪いのか?と、側により顔を覗き込んだ。]
どうしたのじゃ?気分でも悪ぅしたかのぅ…
ほんに悪気は無かったのじゃが。
[オロオロとメフメトの背中をさすったり、、、]
―――…っ
[確かに、視線が此方へと向いた。
瞬間――ぞくりと背から首筋へ、ぞくりと走る気配。
翠を、僅かに見開いた。
やばい。 ほんとうに、まずい。
酷く頭は冷静でいて、しかし酷く心臓の音が五月蠅い。
令呪の先、キャスターの気配が何処に在るのか、美味く辿れない自分に、どうやら己が存外に焦っているのが判る。]
…早計だったかな。
[しかし、退避を考えるならば魔術回路に魔力を流しこむ一瞬ですら惜しい。
いざとなれば、今ならすぐにアクションが起こせるのは未だ、幸いか。
意識だけで、周囲に注意を向ける。
――家電量販店からの聊か騒がしい音。本屋、喫茶店。ブディック。
モノは、ある。 …けれど、人が多い。眉を寄せた。]
―東区/埴シニアタウンホーム―
………
まあ良い。貴様を責めても始まらぬ。
[背中をさすられるも、そのまま立ち上がる。]
用が残っているのであれば、外で見張りをするが。
―中央区:雑踏―
[ユダは人ごみに一度姿を紛れさせ、
やや高い位置へと跳躍し移動する。
見下ろせる場所、ビルの飾り窓。
気配はまだ遮断したまま、
動きを見るため眼を凝らす。
澱みより伝わるざわめきは矢張り確かに継続し]
…―― …
あれは、……確か…?
[着物の鬼が今意識を向けている、それは
たしか――ソロモン王のマスターではなかったか。]
…いいだろう。
[男の言葉は英霊にとって戦闘開始の命令といえた。
ちろ、と舌が唇を舐める。
草履が立てる音が止まり、雑踏の中で足が止まる]
鬼に───横道なきものを
[ぞり、と聞こえた奇妙な音の発生源は女である。
隻腕であるはずの肩の肉がうねり、脈動し
失われていたはずの黒い腕が文字通り"生えた"]
―中央区:雑踏―
[先に行っているユダとやや距離を置いて、バーサーカーたちの姿を目にする。雑踏の中でも安心できないような雰囲気を漂わせており、偽一はやや身を硬くしていた。]
あの横のマスターが、話に聞いた物の怪になる類なのかね。
胡散臭い顔をしてるな。
[令呪の反応を見ると、他にも魔術師がいるようだ。
そう思った刹那、女の英霊から強い魔力を感じ、ぞっとする。]
まさか、こんな場所でやるのか……?!
――う、そ。
本気でこんな場所で、する気…っ?
[薄々、感じてはいたけれども――信じたく無かった。ぎり、と掌を握る。
明らかに上下関係がひっくり返っているように見えようとも、
サーヴァントがそれならば、マスターも道理とでもいうのか。
――魔術に関わる存在など隠匿するのが、常だというのに。
隻腕だった筈の個所に、突如うねりと共に現れた黒い腕。
あれを出されて、…話し合いで終わるだなんて甘い考えは既に持っていない。
…嗚呼、けれど。どうしよう。
この場から逃げる事だけならば、恐らく出来るだろう。
けれどその場合、此処に集う人達が巻き込まれるのは
――きっと避けられない。
ひやりと、背中が冷えた。 どうすればいいのか、答えが出ない。]
――っ、…な ん
[満ちてきた、此方にまで刺さるような魔力に
一瞬言葉を失う。雑踏で。この中で?
何事か、テレビの撮影か何かかと
のんきな人々の好奇の目線。]
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