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−川津教会−
ぱん、と弾ける音がした。
それは、漆で彩られた聖盃から響いた音だ。
少し理科を勉強したものなら思うだろう。
ラップ音だろうか。教会の家鳴りの音だろうか。
少し魔術を齧るものなら感じるだろうか。
漆塗りの盃から零れ落ちる、余り心地よくない力を。
けれど、盃を管理する双眸はひとつの事に気づいていた。
漆塗りの器のうちを彩る螺鈿の花のふたつが
夜光貝の美しく柔らかな虹色がまるで
黒真珠に嵌め変えられたかのような深黒に染まったことに。
そして、別のひとつが黒ずんだ赤を帯びて輝きを失ったことも。
どうやらこの中には、村人が9名、人狼が1名、C国狂人が2名いるようだ。
[男は、無意識のうちに知っている。
聖盃は清められなくてはならない。
澱みに総て侵食されるようなことあれば
鬼の咒いが成就してしまうようなことあれば
この街が滅ぶ程度ではすまない。
呪いが聖盃を勝ち得るようなことがあれば
古き偉大なる"鬼"の再来を招き、そして
───古き災いの王の怨念により、この世界は破綻する、と]
期待されてほしくないの? されたいの?
わからない人ね。
[北へ近づくにつれて通報を受けたらしい消防車や救急車の姿が見える]
…大学のほうね。
うちからは離れているけど。
撃った連中が通るかもしれないから警戒はしていて。
[大学近くまで到着すると窓を開けて外を見た。野次馬らしき幾人かが半壊した建物のほうを見ていた]
北の方か……あの様子なら野次馬が集まってるかな。
その中にまぎれて、偵察してくるのも悪くないね。
もっとも、力を使った当人は逃亡してるかもしれないが、他のチームも様子を見に来てるかもしれない。
ともかく、サイドカーを取りに戻ろうか。
[そう言うとバスに乗り込んだ。]
期待されても困るが、期待されないのも役不足と言われているようでな。
いや、さほど気にする事ではない。
[見慣れない車が音を立てて走っている。]
この町は随分と賑やかだな。
拠点は無事ならば、問題はないか。
[警戒を、と言う言葉に一度頷き、右手に意識を集中させた。
その連中が通れば、すぐに宝具を出せる準備はできている。]
こいつはまた随分と…。
[派手にやったな。と言う言葉を飲み込む。
建物は半壊している。]
被害にあった人間もいるんではないのか?
こう言う輩を放っておくのは少々危険ではなかろうか?
[ ゆら ゆら ゆらゆら・・・
――幼い頃、暖炉前でうたた寝をしていると、
決まって父が抱き上げベットに運んでくれた。
幸福だった幼い頃の、そんな夢を見ながら
――くすり、と微笑みが零れる.
幸せな夢は明日の朝まで続くだろう・・・]**
バーサーカー、狂戦士ですか。
成る程、アナタが悶え狂う様も、いいものですねぇ、んフ。
寒いのでしたら、アタシが暖めて差し上げましょう。
ささ、どうぞこちらへ。
[どこからか持ち込んだ寝台に座り、手招きした。]
―埴市北区―
……。
おい。早くせよ。
[跳躍したのも束の間、男はフェリシアを抱えたまま歩いていた。
男はちらちらと背後を見ている。]
……吾が言うのもなんだが
貴様は時代錯誤であろう。色々と。
[男の後ろからのたのたと追ってくるのは、馬。
野次馬に紛れて、馬が一匹。]
―埴市南部・付近バス停/時刻:夜―
――さてな
[ユダの眸に宿る影、が ゆらり
緋色を帯びて濃くなった。
それは深黒に、似ている。]
では気配は遮断すべきか――な、いや。
同じことを考えている組も、居る か…
[パーカーからするりと滑り落ちた手が
手癖のように銀貨を生んでちゃらりと鳴らす。
バスから見える景色を横目に。
サイドカーの場所にたどり着くのはすぐだろう。]
大学に残っていた人はいるのかしら?
宝具なら逃げる時間なんてなかったでしょうし。
それにしても、ずいぶん派手にやったこと。
[人ごみにまぎれて大学の様子を見る。
溶けたような跡]
危険といえば危険でしょうね。
試し撃ちにも見えるし…。
それで、貴方としてはどうしたいの?
許せない?
……。
[明らかに軽蔑的な眼差しであった。
寝台に座った男を見たあと、
ぐるりと洞窟を見回してから問う]
住処は他にないのか?
[流石にあんまりだという感覚があったようだ]
だろうな。
この騒ぎで死ぬ人間がいたとして、苦しむ間もなく死んでいるだろう。
[半壊した建物を見つめながら、試し撃ち、と言う言葉に小さな溜息。
そして、続く言葉には、少しだけ考える素振りを見せて]
犠牲を気にしない相手は私としてはやり辛い。
戦に犠牲はつきものだが、最低限に留めたい。
最も許す許さないは私が決める事ではない。
赦しを乞う者を責める気もない。
[静かに結論を出すと、建物を背に振り返る。]
よって、君の決断に従うよ。私は君の騎士だ。クリスティーナ。
望んだ通りの振る舞いをする。
[既にサーヴァントの気配は感じない。
それでも、辺りへの警戒は怠らない。]
―教会前―
…、教会がある所為か、それとも拠点が多いのか…。
暫く、南地区は警戒した方がよさそ…。
[尤も、…己の魔術の都合を考えると
何気に――良い場所でもある気配はするのだが。
既に車も見えなくなったし、…中のもう一つの気配も去った後らしい。
周囲に、他の参加者の気配が無い事を再度確認して
漸く、教会の扉を押し開ける。]
残念ながら、他にはありませんね。
アタシもこの街に来たばかりなので。
[茨木の問いに、実にあっけらかんとした様子で答える。]
まあ、好きにしてくださいな。
アタシはここで寝ますから。
あ、ただし、せっかく調達した服を汚さないでくださいね。
[そう言って、ごろんと寝台に寝転んだ。]
―埴市南部→埴駅付近→埴市北部/時刻:夜―
気配断ちはどうしようかな……野次馬の中に令呪の反応だけがあったら、他の魔術師が血眼になっちゃうかもね。
無しにしておこうか。
[駅付近につき、ユダと共にサイドカーに乗り込んだ偽一は、そう言ってエンジンをかける。
そのまま北部まで走り、程なくして大学付近へとたどり着いた。]
―埴市北部・大学付近―
[多くの野次馬と、消防関係者で現場はごった返しているようだ。
さすがに近くまで行って調べると言うわけにも行かず、人の輪と少し離れた位置で事態を見守る。]
そうだな――そうしよう。
[頷き、フードをたくし上げて後ろへ落とす。
ヘルメットをかぶり
サイドカーに乗って走る夜の道、
大学側にたどり着けば野次馬に紛れた
「関係者」の気配がそう遠くなくあることが知れようか]
…――
[フードをかぶりなおす。
軽く前髪を指先ではねるように避けた。]
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