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[辞典の当たったところを手でさすりながら、ニヤっと笑みを浮かべて旗の飛び出ている銃をドミニカに放り投げる]
ったく、一介の使用人風情が銃なんか持ってるわけねえだろ
全く大したお嬢さんだよ、ちょっと脅かしてやろうと思ったのに眉一つ動かさねえ
あーあ、かわい気がないねえ
あはは、わかりづらかったかしらねぇ……。
[ヒルダの提案に苦笑した。>>99]
もう一度いったほうがいいかしら?
処刑じゃなくて、監禁にして。
【牢屋に閉じ込めてくれれば、私が尋問できるわ。】
―沙綾の部屋―
[勢いで飛び出して来たは良いが、何を話せば良いのか。
少女は扉をノックするも難しい顔をして黙ったままで
沙綾が出て来るのをそわそわと待った。]
……ん。
貴方は…えっと、ディーンって言ったわね。
何の用?
[部屋から出て来た沙綾の手を取って、様子はどうかと
尋ねようとした所にディーンから聞かされた怖ろしい知らせ。
沙綾が昨日と同じように泣き出したなら、とにかく一緒に行こうと皆が集められた場所へと行く。
嫌がっても、一人には出来ないと無理矢理連れて行く気ではあるのだが。]
[イザークが引き金を引いてパァンという音が周囲に響く。>>96]
・・・・
[しばらく言葉が出なかったが、様々な感情が一気に駆け抜けた後、思わず笑いがこぼれた。]
ふふふっ、あなたも長生きしそうね、『三流』使用人さん。
[飛び散る色とりどりの小さな旗。そしてイザークの足にぶち当たった分厚い本。
思ってもいなかったような光景の連続に、一瞬ぽかーんとした顔になる]
…こんな時に、悪ふざけが過ぎるぞ。
三下、三流と余程数字の3が好きなようだが、3のつく時だけ悪ふざけがしたくなったりするやっかいな性癖でもあるのか?
それに君は怪我人だろう。怪我が増えないよう、おとなしくベッドで休んだらどうだ。
[辞書並みの厚さの本の直撃を受けた足をちらりと見つつ、イザークに軽く毒を吐く。構えていた銃を懐に戻す仕草は、どこかきまり悪げであった]
―現在・皆が集められた場所にて―
[沙綾を宥めながら来た為、かなり遅れて着いただろう。
その場の異様な空気に顔をしかめ]
遅れて悪かったわね。一体何事なの、これ。
監禁だの処刑だの…あたし達の耳にはきつい単語が飛んでるのね。
[こんなに物騒な話し合いが為されていたとは知らず。
この場に沙綾を連れて来たのは間違いだったか、と
胸の内で舌打ちをする。]
[>104意地の悪そうな笑みのまま、マルセルに振り返り]
んじゃ、そうさせてもらうぜ
あとの細かい話は適当に詰めといてくれよ
俺は処刑だろうと監禁だろうと構わない
だがやるなら負けねえ
どんなゲームでも勝てなきゃツマラナイからな
[そう言うと誰の制止があっても部屋を出る]
[難しい話はよく解らない為、その辺を砕いて話してくれそうで、更に沙綾も良く知る+裏+
表:ドミニカ
裏:水瀬
を頼って傍までさりげなく寄って行く。
そうする事しか、沙綾を励ます術を知らないのだ。]
/*
狂不明だから、どっちが騙ってるのかわかんないのよね。
マルセルさんかミズリさんどっちかがC狂な予感するけど。
ただ、マルセルさんの占霊も分かんないし・・・
・・・まぁとりあえずイザークさん・・・天然狂?(この黒視され具合は)
いっそ噛んでみようかと思わなくもないけど複雑。
*/
[ミズリの提案>>86>>101には]
ええ、私も被害を最低限に抑えることを考えたいから、監禁には賛成よ。
監禁される本人には可哀想かも知れないけど、うまく行けばそちらの方が安全かもしれないし…。
[子供の声>>105に振り返ると、そこには金髪と黒髪の二人の少女の姿。以前階段の上で癇癪を起していたのはどちらだろう、とちらりと考えた]
そうだね。君たちだけでなく、大人の耳にもきつい単語だ。
…ええと、君が修造氏の娘の沙綾さん、こちらが客人のリーゼロッテさんで合っているかな?
私は海上巡視官のカトナ・マルセルだ。よろしく。
[修造氏が東洋出身らしいことから、黒髪の少女が娘なのだろうと見当をつけて話しかける。
黒髪の少女が頷いたのを見て、心の中で人名リストにチェックを入れた]
[部屋から出て行くイザークを眺めると、ため息をついた。]
全く。人騒がせなんだから……。
[手近にあった椅子を引き寄せて、トスンと座った。]
一応、私の意見は、言ったわ。
あなたたちが、それじゃ嫌だ。とか、私が信用ならないっていうのなら、どうしようもないけれど。ね。
はあ……。私だって、こんな話、信じたくなかったのよね。
この館を紹介してくれた人も、噂の話はしなかったし。
だけどまさかこんなことになるとは……。
嵌められたわ。
[ぶつくさ文句を言うと、後は他の人の意見を見守るつもり。]
/*
ああ、そうそう。
現場報告のメモ文章ざっとまとめとくわ。
ハインラインさんが現場検証っぽい事したら、その時居る人がメモを出しといて。
以下メモ
狼Aの現場報告
やあ、狼Aだ。
幼女口調が難しかったので、適当に口調作った。
とりあえず、遺体と現場を調べて分かる事を伝えよう。
館の主の遺体は、噛み傷は有るが食われてはいない。
遺体の近くを念入りに探せば、薄い黄色の毛が数本散っているだろう。
・・・後、現場には獣の爪の痕や足跡もいくつか残っている。
人の犯行で無いのは確かだな。
分かるのはこの辺りだ。
さて、見つかるのが先か食われるのが先か、どっちだろうな?
・・・今出せば良いかもだけど、普通にアタシに疑い向きそうで怖いんだよねぇ。
夜に出すかな。いっそ。
*/
[珍しく沙綾や自分にちょっかいを出して来ないイザークの
様子を訝しげに眺めながら、彼がその場を辞すのを首の動きだけで見送り、再びその場の会話へと>>109]
そうよ、あたしはリーゼロッテ。
だけどリーゼと呼んで頂戴。イェレミースの方で呼んだら
ただじゃ済まさないからよく覚えておく事ね。
[何このメット頭、と考えながら改めて名乗る。]
……カトナ、ね。
カイジョウジュンサカンというと、警察のようなものかしら。
もう警察のようなものが来ているなんて、対応が早いのね?
[何に対してなのかは、察する事が出来ただろうか。]
それで、今は捕まえるのか叩くのかって相談をしているのかしら。
どっちもどっちだと思うけど、まだ捕まえる方が良いかしらね。
自分達の手で悪くない人をこr………あー…叩いちゃうよりは捕まえて話を聞く方がよっぽど穏やかだわ。
[沙綾の手前、出来る限り「殺す」など直接な表現は避けて話して行く。
その言葉は尋問が出来ると行った女性へ>>110]
…全くですね。
例えおもちゃの銃でも、そうと知らなければ突きつけられた人にとっては本物です。
ふざけてやっていいことじゃない。
[「尋問が得意」という発言も十分不穏だと思ったがそのことは顔に出さず、ミズリの言葉>>110に同意する]
リーゼさんですね。了解です。
海上巡視官は、海の警察みたいなものです。
対応は…良かったとは言えません。被害者が出てしまったということは…そういうことです。
[自嘲を込めて言うと、集まっている人間をぐるりと見渡した]
それでは私は現場に行きますが、何かあればすぐ呼んでください。
皆さんは不用意に館の外へ出ないよう、またなるべく1人にならないよう注意願います。
[犯人は外から来た者かもしれない。その懸念を言外ににじませつつ、部屋を出て惨劇の起きた廊下へと向かった**]
[部屋から出て行くイザークの背中を見送ると、いつの間にか気が緩んでいたことに気付いた。
助けてくれたマルセルとヒルダに向かって]
ありがとうございました。あれでも本心はちょっと怖かったんですよ。
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