641 機神大戦異聞録ＧＵＩＬＧＡＩＮ -Break your limit !-
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フィリップ・ミラー
[ひっそり。
まあ、今回はボーイミーツガールっていうのがあったからね。
特に今回のフィリップは”精神的に未熟”なキャラクターを想定したいたのもあるね。
何しろ生まれてまだ数年しか経っていないから、知識は准教授だけど精神的には高校生くらいかな？と。
だから、フィリップの恋愛の指向性はアニメ”時をかける少女”を参考にしていた部分があるかな。あのアニメに登場した高校生達の恋愛感が好きだったので。まあ人によってそれが好みにあわないと感じる部分はあるだろうけどね]
リル
[フィリップのくちびるが滑るのに合わせて、喉を反らす。
くちびるが胸元に触れると、頬を染めたまま、小さく息を零した。けれども、ボタンを探して背中に回された手が止まった事に気付く。
軽く眉を寄せて、微笑む。]
──……
無理をしなくても、
良いのだぞ、フィル？
──そろそろ、夜も遅い。
それとも、
[何かまた悩む事があるのだろうか。
フィリップの顔を胸に抱き込むようにして、髪を撫でた。]
ラミア
触手は何の問題もないけど、
（と言うか、モミアゲは愛される自信があるんだな）
でも、まま ぎるげいんたんと結婚出来ないしなあ。
ぱぱへの愛とはまた違うわ？
惑星探査装置 GUIL-GAIN
まあぼく滅んだので結婚はできません。
投げられたギルゲインを掴み取ると次に幸せが訪れるというのが現地の人の言い伝えです。
リル
[ボーイミーツガール大事。
細田守監督の時かけでいいのかしら。（古いアニメと原作小説も知ってる）
リルは、特にイメージは無いけれど、インターフェイスにインストールされた時に、大人っぽい部分が幾つか失われてる感じだろうな。その分、純粋になっているのでは無いだろうか。
外見年齢16~18歳位設定なのは（登場時、少女って書いてる）、年下妻だったか（でも二十代前半か、同い年位な気がするのだけど）、インストールしたインターフェイスのボディがそれより上の年齢にカスタマイズ出来ないものだったか、あたりで。]
フィリップ・ミラー
君のにおい。
君の温もり。
君の、唇の潤い。
君の吐息。
そういうものをもっと感じたい。
そんな自分の気持ちを、君にもっと伝えたくて、ちょっとだけ苦しくなっただけなんだ。
・・・・・・愛してる。
言葉でも、こうやって温もりを確かめ合うだけでも、まだ足りないよ。
フィリップ・ミラー
[なので、きっとフィリップとリルの恋愛って高校生同士みたいなものなんじゃないかな。
細田監督のアニメだと、”野球がうまいから””テストで１００点とったから”とかそんな些細なことで心が動いていくのだけど、フィリップはそういう”しがらみの無い恋”をさせてあげたかったのかもしれない]
リル
──フィル、
とても、
うれしい。
最初に部屋に押し掛けた時、私は、
お前の事が知りたい
と言った。
それは、今でも──
否、今の方がもっと……。
リル
愛している、わ。
[フィリップに触れている腕にぎゅっと力が籠る。
触れている手のひらがじんと痺れて、電流が流れているよう。「足り無い」と言う言葉に、胸を震わせながら頷いた。]
フィリップ・ミラー
[指が止まってしまったのは、自分が欲望をただリルにぶつけているのではないか、という自戒。
彼女の服を脱がせ、その白い肌を吸い、そしてひとつになる。
その行為をもっと大事にしたかったから。
考えて、悩んで。そして彼女のボタンにまた手をかける。
フィリップ自身を彼女の中へとゆっくり沈み込ませるが・・・・・・奥まで入り込んだ状態で、それ以上動かさず、ぎゅっとリルを抱きしめる]
わがままを言っていいかな。
暫く、このままでいたい。
リル
[年齢設定があがると、しがらみが増えるのは確かに。
以前に、墓下で手に手を取って駆け落ちしても良いんですよと言うような、ロミオとジュリエット村に参加したのだが、20代前半に設定すると、どうやっても富と権力への獲得欲が手放せなくてだな。シェイクスピアがロミオ16歳、ジュリエット14歳にしたのには、なるほど意味があるとしみじみ思ったものだった。]
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