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─ 運河沿いの公園地帯 ─
[宣戦布告者達がやってくるのを、フィリップの隣で待つ。
ラミアはまだ召還されていない。
川面を渡る風が、リルの漆黒の髪を攫って流す。真っ直ぐに立つ姿勢、人間離れした肢体は、Endeavour社の広報マスコットが実体化したよう。見目で分からずとも、金色のインターフェイスがリルを感知出来るだろうが。]
…了、解
[もうひとつ息を吐き出して歩き出す。
指定された場所まで行くまでに
不規則な呼吸は規則的なものに変わる。
公園地帯へと向かえば向かうほど知覚できるのか
眸に金色が揺らめいて滲む。
近づけば近づくほど手の中に汗が滲んだ]
─ 運河沿いの公園地帯 ─
[隣のリルは近づいてくる敵のインターフェースを感知しているのだろうか。
リルの挙動を気にしながら、敵らしき人物が姿を現すのを待っている]
― 運河沿いの公園 ―
[運河の水の匂い。吹き抜ける少し強い風。
ろくな遮蔽物のない、見通しのいい公園に、一組の男女がいた。
見回し、他にそれらしい人影が居ないことを確認する。視線だけで眸に金の滲んでいるオキセンシェルナと意思を交わし、足を向けた。
ゆっくりと、ことさらにゆっくりと近づいていく。
少し距離を開けて、立ち止まる]
……アレハンドロ・コレイア14世は、ちゃんと伝言役を務めてくれたのじゃのう。
[重々しい声で、そう口にする]
[身に着けていた盗撮機器のほとんどを奪われた。
幸い、いくつかは残っていたので問題はなかったが]
はいはい、じゃいこうか。
[キャスリーンと女性社員と合流し見学を始める]
わぁお、あの社員綺麗だね。
工場で働くなんてもったいない!!
[土木用HMの工場には余り興味がなく、
必要最低限である、気体の作り、パーツの接合部分だけを確認していた]
はいはい、大丈夫大丈夫。
貴社が、俺にとって用なしになるか、それ以上の問題が起きなければきっと、喋らないよ。
[エレベーターは地下へと進んでいく。
秘密に近づけるのはいいことけども、
問題は何かあったときに脱出の経路がなさそうな事だった]
[視界に現れたのは、壮年の男性。
データ通り体からみなぎるオーラはフィリップを威圧するのに充分だった]
貴方が、あの声明文の主か。
話し合いに来た、と言ったら貴方は笑うかな。
[だが、まっすぐポルッカの瞳を見つめる]
― 運河沿いの公園 ―
…アレはンドロコレいや?
[誰だそれは。
さっぱり理解できないが、伝言だの声明だの
そんなことを行っていたのでおそらく円城寺だと理解する。
だが、そのことよりも視線は黒髪の女へ向かう。
見た目には女だが、それ以前にインターフェイスだろう。
十中八九、自分に先ほど赤光を打ち込んできた相手だと判断したのか
幾らかそちらを見る視線が険しくなる]
[軽い口調で信用ならざる言葉を発するエンジョウジに、ずっと笑みを浮かべていた眼差しが一瞬だけ厳しくなる。が。]
然様ですか。その大丈夫が永く続く事を願います。
では――
[エレベーターが停まり、扉が開く。]
コレイア様について"顧客"としての案内を貰っておりません。ここからは一辺倒の説明しか出来ず、またご質問にもお答え出来ない事をご了承ください。
後は、ご自分の目でどうか。
[地上よりも広いであろう製造現場へと*指し示した*]
笑いはせんが、呆れるかもしれんのう。
何を勝手に世界の代弁をしておるのか、とな。あの会社の思い上がった思想が目に見えるようじゃ。天上人にでもなったつもりかの?
[オキセンシェルナを介して送られたメッセージに対しては、論ずる気も起きなかった。しかし、相手が話し合う気でいる以上、付き合わなければならない]
回答じゃったのう。
当方は、現在貴社を中心として産まれようとしている危機を憂慮する者である。
我らが持ち得る武力はそのために必要不可欠なものであり、決して矛先を他に向けるものではない。
当方の憂慮を誤解として話し合いの場を設けんとするならば、まずは何故に我々を監視していたのかを弁明していただきたい。また、これに対し言い逃れは不可能であることをまず理解していただきたい。
はいはい、大丈夫大丈夫。
そもそも説明に期待はしてない。
現場レベルでは社長花に遣ってんだと思うのが当然だろうし。
俺に対してもきっと良い感情はないだろうからさ。
オッケーオッケー、俺とキャスリーンでしっかり確認するさ。
[キャスリーンに目配せをした。
ここから先は、ふざけてる場合でもない。
意図が伝わるかは怪しいけれども、伝わると信じたかった]
[相手の姿が視認可能になった地点で、フィルの腕を引いた。
随分と、ゆっくりと近付いて来ようとしている事に気付いて、真紅を細める。
彼等は一定の距離で止まる。オキセンシェルナを見る。フィリップがポルッカに話掛けるのを聞きながら、]
──……
金色(こんじき)の。
この世の終わりを望む者を屠るため、
目覚めたインターフェイス?
と、そちらの声明と回答に疑問がある。
未知のHMを危機とする立場からすれば、
其方が、調査および観察対象と成るのは
決して、不可解ではないと思われるが。
何故、Endeavour社は、其方に取って
“この世の終わりを望む者”に該当するのか?
悪いが僕はEndeavour社の人間ではない。
Endeavour社がどれだけ思い上がっていようと僕には関係のない事だ。無論、あれだけの大企業が思い上がらない理由も思いつかない。
危機を憂慮する、というが貴方が所持しているHMは充分憂慮すべき危機ではないのか。
まさか、貴方はその恐るべき力を持ったHMを世界平和のために使うので誰も傷つけず誰も不幸にしないとでも言うわけではないよな。傭兵であった貴方なら尚更だろう。
監視?それはEndeavour社がやっていた事か?
だがもし監視をしていたとすれば、当然今言ったとおりの事だ。無論これに対して、Endeavour社が所持するHMが正当な運用をされているかと貴方に問われれば、それは先ほどの僕の問いかけと同じではある。だから貴方の主張は理解している。
[リルの言葉を聴き、それを汲む]
そうだ、何故Endeavour社が終わりを望んでいると貴方は断定できる?
僕から見れば、貴方の所持しているHMこそ。
[同情かもしれないが]
不要で過剰な、地球という存在にとっての古びた抗体にしか思えない。
…屠るかどうかまでは、定かじゃねーけど
でも、望まねー終焉を否定するつもりがあんのは事実
そのためにここにいる、多分
[確信がもてないのは、自分の記憶が虫食い状態だから。
何がどう望まないことなのかまで、
記憶の中にある情報だけでは確定にならない]
ふむ。……なるほど。
貴君らはEndeavour社の人間ではないのか。
[二人の言葉を聞き、そしてそこに反応した]
当方が伝言を介して声明を送ったのはEndeavour社である。
貴君らが彼の企業の人間でないなら、何故にその内容を知り、何故に我らに伝えられるべき言伝の内容を知り、その返答を聞きたがる?
ただの興味本位と言うわけでもないだろうが、回答をすべき相手でないならばこちらに答える理由はない。
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