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[突如として目の前に現れた巨大ロボットを見上げてしばし呆然。
時間にして数秒後、我に返って問う。]
こ、これは……HMじゃないか!
機神ってHMのことだったのか!?
じゃあ君はエンデバーから来たのか??
[ハルナの両肩を掴む形で尋ねた。]
HM?
[突然両肩を掴まれ、瞬く。]
HM。エンデバー。
私のメモリーに無い言葉。
どちらも。
[...ダンの反応を解析中...解析不能。]
― 日中/街 ―
[めまぐるしい変転を乗り越えて、キャスリーンはようやくつかの間の休息を取っていた。丁度良い高さの煉瓦にハンカチを敷いて座り、赤い袋にストローを刺してちゅうちゅうと吸っている。
服装は昨日までと違って随分とおおざっぱだ。淡い青のパジャマを着て、その上から丈の長い白衣を羽織っている]
少し疲れました。
[両手で赤い個体を溶かしながら、ふと呟いた]
[昨日、ニンニクのせいで気絶した事までは覚えている。そこからどうなったのかがよくわからない。気がつくとベッドに寝かされていて、白衣姿の男女が自分を見下ろしていた。彼らの困惑の顔が印象的だった。
どうやら彼らは検査のためと称して自分の血液を採取したらしい。その結果が彼らの困惑の原因だった。しかし、それはキャスリーンの事情とはまるで関係の無いことだ。彼らは何度も異常だと言ってきたが、それが通常である事に気付いてもらえなかった]
[何時間もの地道な交渉の末、彼女はこの不毛な平行線の解決を放棄して、早々に退室するという手段を選んだ。
だが、彼らはそれも妨げようとするのだ。「治療費」だとか、「不法入国」だとか、そんな事を叫んでいた気がする。流石に煩わしくなって、強硬手段に出た。初めからそうするべきだったのだろうか]
もう少し、力があれば。
[そんな事をつぶやく。詮無きことだ。そうわかっていても、人間並の能力しかない自分が寂しくなる。気が滅入りそうになって、溶かした輸血用の血液をちゅうちゅうと吸った]
知らないって……だって、これはどう見ても……。
[もう一度その機体を見上げる。
ヒト型ロボット。]
本当に知らないのか?
Humanic Mobile、Endeavour、本当に心当たりがない?
じゃあ、これは一体何なんだ……?
そう言えば、君は眠っていたと言ってたね。
どれくらい眠っていたんだ?
1年?2年?それとも5年?
“終焉”によって滅ぼされた国があれば、ニュースにならないわけがないし、世界中が混乱するはず。
ハルナ、君は一体何者なんだ……?
…解析する。
[空気の質。周囲の環境。声の震え。ダンの反応。
演算機能は正常に機能していないが
演算に演算を重ねて、精度を上げてゆく。]
正確な年月は不明。
現代の正当な歴史には無い。
そう考えられる。
内部メモリーの検索結果。
私は出土した。
西方の遺跡。
土産物として梱包されたらしい。
宛先はダンリック。
現状と違いがある。
輸送ミスと考えられる。
―大学>>51―
ああ、そうだ。俺だけじゃない……きっと世界中の誰もが、
親しい人に望んでいる"普通"さ。
……そうすれば、その人を失わずにすむんだからな。
[危険な仕事なんてして欲しくない。
安全な、ありふれた仕事についてありふれた幸せの中で生きていって欲しい。
それはきっと、誰もが望むことじゃないだろうか。
そんな思考に埋没している時、噂話が耳に届いた。]
――フィリップ助教授が彼女?
珍しいイベントが起こったもんだな。
っと、大丈夫か……ん、どうした。
[どうやら人にぶつかったらしいイステに視線を落とせば、頭が痛いのか……コメカミを押さえる様子が目に入った]
正統な歴史に無い……西方の遺跡……。
[混乱した頭で考えがまとまるわけもなく、ハルナの言葉を反芻することしかできない。]
輸送ミス、ってことは、本当は俺じゃない誰かのところに届けられるはずだった?
じゃあ、その人に返さなきゃ!
よし、警察!警察に行こう!
警察。
裁判における奉行所の主。
[ダンをただ静かに見つめる。]
ダンが望むなら。
従う。
返還――譲渡の前に必要。
契約破棄と設定初期化。
補助デバイスで行える。
[変わらない顔で説明を行う。
ちなみに、ペロペロキャンディの少年は
"すっげー、カンタムみたい!"
とか言いながら機体をぺたぺた触っていた。
後に彼が作文で『将来の夢:ロボ』と書き
「現実を見なさいボウヤ」と教師に諭され
世界に絶望しニートとなるのは、また別の話。]
―大学―
[フィリップの講義の受講を終えた。
何か面白い事はないだろうか?とあたりをふら付く]
まぁ、ないよな〜。
ただでさえ、フィリップで楽しんだばかりだぜ。
しゃあね〜よなぁ。
[何時もの如く独り言というには大きい声を発しながら歩く]
まあいい、とにかくやるか。
[通信を開く]
鈴木より本部及び各機へ。
昨日とは別の未確認HMを目撃した。これより接触を試みる。可能な機体はこっちに来い。俺だけでなんとかなるかは判らん、データ収集を頼む。
[報告と指示を出し、火器管制のセーフティを解除した]
そう、警察!あれ?警察でいいのか??
それとも運送会社?ハルナ、運送会社はどこかわかる?
[混乱した頭で事態を把握するべく努めていると、上空から黒い機体が降下してくるのに気付いた。]
あれは……Endeavour社のHM……。
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