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…冗談だろ
[状況と、現実。見えたそれらに、溜息は弱い。
口振りに比例して、よく見れば大の字を見やるその影は
ちょうどハイティーンくらいの女に見えた。
こんな場所にいるには、聊か似つかわしくない]
本当に、"資質"があんのかよ
[ブーツの踵を鳴らしながら、一歩二歩と近づいて
適当なところで足を止める。
先ほどの灰色の猫は、ゴミ袋の山の上から見下ろしていた]
おい、爺さん
くたばるのはちょっと待ちな
[金を含んだ花紺青は見下ろしたまま言葉を落下させる]
[>>70
どうやら、人違うという線も潰されたらしい。
となれば何かの目的があるにせよ、この女性……イステと名乗っていたか、は間違いなく自分自身を何らかの目的として接触しているのだろう。]
問題って……そりゃお前。
[面倒事になりそうだから、などと気軽に言える感じではない。
言葉を濁しながらどうした物かと思案をすれば、突如飛来する巨大な影>>74]
な、なんだっ。
何でこんなところにHumanic Mobileが……。
[しかも空を飛んでいる。
土木用のHMは確かに普及しているが、飛行移動が可能な物等聞いたこともない。
思わず、少し呆ける様に空を見上げる。]
・・・・・・あれは?
[ふと、違和感に気が付く。
確か帰路の途中にあったビルの工事現場。
あそこには作業用HMがあった筈だが、それ以外の何かがある気がする。
予感。もしくは、悪寒]
―夜の路地―
…来る…
[イステは呟く。
蒼真が言葉を濁したのを聞いていたのかいないのか。
徐にイステは白い手で蒼真の手首を掴む。
ひやりとした、ひどく低い体温が彼には感じられたろう。]
…ソウマ。
ヴォルバドスが 呼んでいる。
[イステは歌うように囁く。
彼女の輪郭が淡く青い光を放つ。]
−シグ/コクピット−
反応は確かにこの辺りのはずだったが…。
[レーダーはかすかに反応を示してはいる、が。
周囲にHMらしき物はない。]
…壊れでもしたのか?
そんなんで残業とかたまったものじゃないな。
あぐぅ……ぅ?
[汚れた口元を袖で拭いながら、聞こえた声の方向へ顔を向ける。
その目は明らかに意識混濁した者のそれで、度を超して酒に浸かった人間のそれであり、つまりはグロッキーだった]
……み、水。
……っ、ちょっとお前……!
[触られた瞬間、あまりの冷たさに眉を潜める。
人の体温とは此処まで冷たくなるものだったか?
体調でも悪いのだろうか、
先ほどまでの言動も、体調の悪さからくる幻覚かなにかだったのかもしれない。]
いや、呼んでるとかじゃなくてだな!
いいから病院か何かに今すぐ――――
[その言葉は、突如イステから放たれ始めた光に遮られ……]
─ Endeavour/中核研究所
・En/Co/lCha/Dis/At/En=6*O格納庫 ─
[A/I=L2は、片手ではり付いた長い髪をかきあげ、視線だけで(実際はインターフェイスであるA/I=L2と接続したラボのシステムにアクセスする事で)、警報装置の音を止めた。]
私は、あれの為だけに作られた
インターフェイスだと言うのに、
まだ、あれにアクセスしていない。
……パイロットのもの同様、
データのみであれば、得ているが。
[インターフェイスA/I=L2は床に座り込んでしまった研究員から、思い付いたように上着を剥ぎ取り──En/Co/lCha/Dis/At/En=6*O格納庫へ。]
En/Co/lCha/Dis/At/En=6*O が見物しにやってきました。
─ En/Co/lCha/Dis/At/En=6*O格納庫 ─
[En/Co/lCha/Dis/At/En=6*O、ラボ内では未だ、Endeavourの社名に関連する6つの略称記号化したナンバーで呼ばれているHM。
その機体の外見的特徴だけを簡潔に述べるならば、インターフェイスの双眸と同じ頭部の真紅のだろうか。有機的なその色はまるで生きて居る人間の血を凝縮させたかのよう、あるいは脈動するマグマのよう。
近づけば、闇を吸い込んだかのような漆黒のボディにも、まるで血管のように張り巡らせた暗赤色の幾何学紋様が刻まれていて、赤、暗赤色、黒と仄かに色を変えた──。]
[赤、暗赤色、黒。移り変わる色。
インターフェイスA/I=L2は、その機体を真紅の視線だけで愛しげになぞる。]
此のまま、
乗り込みたい衝動に駆られるが、さて。
──行くか。
[気が付けばA/I=L2から滴り落ちていた培養液は乾いていた。
黒髪をなびかせ、機体に背を向ける。A/I=L2の内部で展開されるデータは、En/Co/lCha/Dis/At/En=6*Oに必要なパイロットのものだった。]
―夜の路地―
[――逸れは、青い光と闇の中から出でる。
光吸い込むような漆黒の機体。
まず、腕が空間より忽然と生える様に現れた。
それをなんと呼ぶべきか。
今地上にあるあらゆる金属のどれとも似てはいなかった。]
バーカ、水なんか持ち合わせてねえっつーの
[爪先が男の頭を軽く蹴る。
やっている事も言動も、路地裏にいるチンピラと何一つ変わらない]
立てよ
こんなところで爺さんを転がしてる場合じゃねえ
!?
[突如眼前に現れた黒い機体……HM。
信じられないものを見たかのように、眼鏡の奥で眼を見開く。]
ほ…本当にいた!
通信!未登録のMEを確認。
機体識別信号はどの登録機体とも一致せず!
これより確保に移る!
[本部、並びに他の場所へと向かったシグへと通信を送る。]
―夜の路地―
…その必要はない。
[慌てる蒼真とは対照的にイステの声はただ静か。
彼の手首を掴むのとは反対の手で、現れた漆黒の腕に触れる]
――私はイステ。
――私は歌う。
[言葉通り歌うような声に
こたえるように 光、強くなり
腕を縁取る光はやがて巨大なひとつのかたちを描き出す]
ヴォルバドスが呼んでいる。
……私たちにはお前が必要だ。ソウマ。
[今一度、イステは繰り返して
蒼真の腕を、引いた。]
[酒でガンガンと痛む頭を脚で小突かれて、その痛みにまた胃の内容物をぶちまけそうになる。
右手で胸、左手で頭を押さえなんとか我慢すると、苦労して身を起こした]
と、年寄……優しくせんか……。
[泣きっ面に蜂とはこのことかと、目の前の相手を見る。時間を掛けて、知らない人間だと理解する]
だれじゃ?
[通信が終わると同時に地上へと降り立つ鋼の巨人。
操縦されるがままに、眼前の未確認MEを捕獲しようとゆっくりと近づいていく。]
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