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―蒼真宅―
――…。
[小さな呟きを聞きとめたらしく、イステの唇が動く。]
さみ しい。
[蒼真を見ていた眸が、ふと僅かに俯いた。]
人ではないのに、人であるとは
お前は、奇妙なことを、謂う。
[食事を摂る音が続いた。]
…先走るのをやめたのは、なぜ?
ひとは、感情を持つものだろう。
うむ。
[いただきます、と言ったフィリップにニッコリと笑いかける。
どうやってインターフェイスがスーパーを穏便に抉じ開けたのか、その真実は闇の中だ。ヒントを一つ言うならば、ラボのシステムにも不正に侵入していた事と似ていると言えるだろうか。しかし侵入しただけでは、買物は出来ないのだった。]
美味いなら良かった。
まるで日本人のように、礼儀正しいのだな。
[朝食を終えた後のフィリップには、一般的にはコスチュームプレイとしか言いようのない、ピタリとした特殊素材の衣装を来た女性との外出と言う試練が待っている。ちなみに、リルが洗い物をする時、小さなボタンのようなものを押して、気密性の高い手袋を外した。]
差し当たり、髪は二つにでも括っておけば良いか?
[現状:コスプレ、ツインテ。]
機械……乗り……込む?
[ゆれる身体を意志の力で抑えつけようとする。だが悲しいかな、その抵抗は全く無駄な努力なのだ。意志の力でどうにかなるものならば、最初から弱点になどなりはしない。みるみるうちに、キャスリーンは血の気を失っていった]
うか……つ……吸っ……まっ……。
[青年の接近が追撃を呼ぶ。においが満ちる。視界が光に染まり、心音ががなり立てる。立っているという感覚すら消え失せて、キャスリーンは意識を手放した]
ほんとに、そんな格好で外出するのか。
[ああ判っている、言っても変わらない。
もしそうだと言っても我が家には当然のごとく女性の着替えなど存在しない。
だが、これで外に出れば間違いなく目立つだろう。
これは止めたい。
が、たぶん止まらないだろう。着いてくるなと言っても無駄だろうし、着替えを購入するために外に行って戻ってくる時間はもはや無い]
判った、とりあえずその格好で行こう。幸い徒歩で行けるわけだから、その格好で電車の改札を通過するという最悪の事態も無い。
だが、帰り道に服を買おう。それだけは頼む。
[ところで何で彼女はツインテールに髪を括ったのだろうか。
なんにせよ、彼女の知識には偏りがある事を理解した]
じゃあ行こう。
[意を決し、靴を履いてリムを連れて外へ出る]
[サイレンを鳴り響かせて十字を背負った車が現れる。
降りてきた人を手招きして呼び寄せた]
こっちこっち。
なんか、急に倒れちゃったんで、お願いします。
名前はキャスリーンって言うらしいですよ。
「知り合いですか?
少しお話を聞きたいんですけど」
[降りてきた退院のいぶかしげな表情が若干不愉快だった]
いいえ、ついさっきいきなり話しかけられただけですよ。
あらぬ事で疑いを持ってるようですけど、
もしその気なら、貴方達を呼ばずに放置すると思います。
それじゃ、あとはよろしくお願いします。
[救急隊を睨み付けてその場を後にした**]
うむ。
お前の服を着て、
講義室に入る方が良かったか?
[真面目に問う。髪型の事を問われれば、髪型も変えた方が良いと言ったと答える事になるのだが。部屋を出て朝日の下をフィリップと並んで歩く、リルの足音は軽かった。]
で、間柄の設定はどうするのだ。
女性同伴の理由を付けて置く
必要が有りそうな事を、
お前は言っていたぞ。
──私は、
パイロットとインターフェイス
だと説明しても良いのだが、
社の命令でストップが掛かっている。
−フィリップ邸→大学への道−
[予想通りだが視線を大量に集めている。こういう場合は何食わぬ顔で歩くのが一番いい、とグランマの教えどおり胸をはって歩いていたのだが、結果通学中の学生に見つかり声をかけられてしまう]
『あれ、どうしたんすかフィリップさん?とうとう気象学バカのフィリップさんにも彼女が出来たって事ッスか?』
『お、おはようございます・・・・・・あ、言いませんから絶対』
『不潔。職場に彼女連れてくるとかありえないと思いますけど』
[なんたる屈辱。しかし今は胸を張って歩くしか方法が無い。
そしてそんな事を全く気にせず随伴しているリルは、さらに余計な一言を、しかもそれなりに周囲に聞こえる声で話しかけた]
お、おい!!もうちょっとそういう事は小声で言ってくれよ!!
え、あ、えーと設定?う、うーん。
[焦り。これほど焦る事も自分の人生では無かった筈だ]
か、彼女・・・・・・はもうやめたほうがいいな。
妹!リルは妹でどうだろう!!ああそうだ、妹だよ君は僕の!
[周囲に聞こえる声で言った。出来れば先ほど声をかけてきた学生に届いて貰いたいものだ]
[ほどなく大学へと到着する]
あ、いや妹のリムよ。今日は大学の見学という事だがおとなしくしていてくれよ。
[大声続行中。もはや情けなくて涙が出てきた。
研究室に荷物を取りに行くと、やはりまた軽く引いた目で学生たちに対応された]
あ、ああ妹なんだよ妹!!
[今日一日で妹という単語をどれだけ口にすればいいのか判らなくなってきた]
とりあえず、これから講義なのだが。
講義まで聴くのか、リム?
こっそりと教室の一番後ろあたりに座っていてもらえるならば、まあ助かるのだが。
もしくはここで待っていてくれてもいいんだぞ?
[研究室から資料を持ってフィリップが戻る。
場合によっては、この研究室でリムが待機していてくれればと祈っている]
─ 朝/大学へ向かう道 ─
[学校へ向かうのだから、当然、通学中の学生達に見付かる。視線を集めている事にインターフェイスが頓着する様子は無い。]
リムじゃない。
──リル。
[名前を間違えた事にだけ、頬を膨らませ、無表情でフィリップを睨んだ後、衆人環視の中腕を掴んだ。
行く先々で、妹、妹と言う単語を繰り返すフィリップには、]
その件は了解しよう。
妹プレイだな。
[腕を組んで顔を見上げる。]
[二人の背後で、学生の声が聴こえる。]
「聞いた? 妹プレイだって。」
「確かにどう見ても先生と似てないよねー。」
「て言うか、あれ──…Endeavour社のモデルか何か?」
「フィリップさんって、あそこの。」
「……それで、妹プレイなんだ。へええええ。」
[研究室の入り口付近に出来始める人だかり。フィリップの祈るような願いを断ち切るように、]
差し当たり、今日の講義は全部聞くぞ。
一番後ろで聴くのでも、聴力視力共に問題は無いが。
・・・・・・そうか。
[この世界に神は存在しなかったようだ。諦めた表情で頷く。
周囲の視線が痛い]
じゃあ、このまま教室に行くからついてきてくれ。
[もはやどうにでもなれ、と思いつつ廊下を教室へと歩いていく。
教室付近ではもはや一歩後ろへ引いた状態の学生が待ち受けており、リルには後ろの扉から教室に入るように指示した]
―翌日・大学―
しまった、別に講義ないのについ来てしまった……。
[うっかりすぎた、昨日誰かに蹴られたせいに違いない]
お、堅物教授にも彼女だって??
これは、からかいにいくしかないよな!!
[聞こえてくる声。
そして集まる視線。
これを放置する理由などなかった]
−教室−
[フィリップは前の扉に周る。扉には『理学部生物学科 自己制御システム論 講師:フィリップ・ミラー助教授』と書かれている。
いわば専門分野であり、フィリップにこの授業は任されている。
だがメジャーな科目でもない為、受講者自体は他の授業に比べて少ない。その分、この授業は自身の所属する研究室の学生や気象学に熱心な学生が多く、やけに緊張感があるのだが。
今日は、別の意味で緊張感が教室を支配していた]
やぁ、フィリップ。
何時もの真面目な講義とは全然違うな。
鼻の下が伸びっきりのようだけど、いったいどうしたんだ?
[教室に入り、声を掛けた。
言葉にはからかいの意図が透けて見えただろう。
当然だ、隠す気などなかったのだから]
妹だ!妹だぞ!!
[少し大声で言う。昨日講義後に話しかけてきた女性の学生もいたようだが、リルの姿と今日一日のフィリップの騒動を聞いて突然教室を飛び出していった。理由はよく判らないが彼女には非常に申し訳ないことをした]
君は、確か僕の講義は受けていない筈だが気が変わったのかな?
聴講は歓迎するが、その、あまり騒ぎを大きくしないように。
何時もの冷静さは、どうした??
俺、一応昨日のフィリップの講義は毎回出てあげてるんだぜ?
この講義は、確かに取ってないけどさ。
今日は暇だから後ろでゆるりとするかねぇ。
妹さん?もいるみたいだし。
[面白い物が見れたとにやにやしながら離れる。
向うのは一番後ろの席だった]
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