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[響き渡る声に、掌に爪をたてる。
血が滲み出た。確かにあの瞬間――娘は吸血を望んだけれど。
それでも、最初からそうだったわけではないのに]
ええ、罪の意識など持たれなくて結構です。
ただ約束は守って下さいますよね?
――これ以上、
[言葉は続かなかった]
[扉は開き――現れたのは、カチューシャとヴェロニカ。
娘は肩を僅かに震わせそちらを振り返る]
[嗚呼、甘い。]
[くらくらするような快感こそないけれど―]
[喉を通る血は甘美で、熱い。]
[こくんと喉が鳴る度に鼓動が一つずつ早くなる。]
[同族の血は、おいしくないと言うけれど。]
[この人のは違う―。]
[目を細めて人間のものとは違う悦びに小さく震えた。]
[やがてゆっくりと首元から離れる。]
[真珠色から、つうと真紅が肌を伝う。]
[はあはあと僅かに荒れた呼吸を繰り返し―]
ありがとう、ございました。
[陶酔したようなうっとりとした眼差しのまま、ふわりと笑んだ。]
神の「法」ね……
私、今回の事で主のことは大嫌いになったわ。
[数年前に半身を失ってから、信仰らしき信仰は失ってしまっていたが]
罪って何かしら。たとえば、殺してはならない?
私はあの心臓の悪い青年を死なせたわ。
他人も、自分自身すら殺しちゃいけない、なんて狭量。
[天を仰ぐユーリーへ、小馬鹿にしたような言葉を、低く掠れさせて]
>>221
[片眉をぴくりとつり上げる]
わたくしの祈りは、闇より人を護るもの。
人としてあるまじき行為を犯そうとした者だけが
光の裁きを受けるのです。
怒りを買うなど…おかど違いですわ。
「罪」とは、神との距離ですよ。
こんなとき、グリーシャがいれば──
吸血鬼を「滅ぼす」のに、殺し合う以外の方法を編み出してくれそうなものを。
[苦い笑い。]
彼は、何か言っていませんでしたか?
[霧に覆われた城。
咲いている花の色が、夕べ見た記憶のものと僅かに違う。]
……夢。
[願いが叶い、夢を見る必要も幻でその姿を探す必要もない。
それでも、夢の中をゆっくりと歩く。
城の中から竪琴の音色が聞こえ、顔を上げる。聞き間違えるわけがない。
何年振りかに聞くその音色の元へと向かおうとした。]
…聞いてないわ。
[馴れた愛称に僅か頬を緩めかけ、胸に痛みを覚えて笑みを消した]
ナイト様ほど、明確に殺意を向けて来た人間もいないのだけどね。
……彼も宴を続ける気はないのかもしれない。
話してみた印象、だけど。
>>226
[その言葉に半ば嘲笑を浮かべる]
(祈りさえすればわたくしの勝ちなのよ。
図体ばかりが大きくても意味が無いのだわ。)
[そこには、少女特有の傲慢さが少し見え隠れしていた。]
[どうして震えているのか分からぬままに男はぽつりぽつりと言葉を放つ]
そもそも俺は、眷属になるつもりはなかった。
死にそうな時に吸血鬼に出会って、生かして欲しいと頼み込んで、吸血鬼が気まぐれに俺の願いを叶えた。
吸血鬼を利用したあげく、住んでた村にいられなくなったからってのこのこ城にやって来た俺のことを、我が主が「好き」だって……まさか。
[村にいられなくなったのは、人間ではなくなったことがばれたからではなく、男の家族が犯した罪に対する罰が、十分済んでいなかったせいなのだが]
俺はただの哀れな元人間っすよ。他の者のことはともかく。
[にこりと笑うロランに対する男の薄い笑みは、虚勢を張ったものに見えただろうか]
……何をなさるおつもりですか。
[グレゴリーがカチューシャに近づくなら、
間に立って押し止めようとするだろう。
血の掟のせいか――どこまで出来るかは分からぬけれど]
[誰かを思って笑みをなくしたアナスタシア。]
あなたは哀しい人だ、
──ナスターシャ。
いなくなった「ダニール」を、ずっとそんなに憶い続けている貴女──
他の誰が言わなくても、わたしと──そして、「ダニール」には伝わっています。
貴女がどれほど心の深い女性であるのか。
どうして、貴女とこんな──
出会い方をしてしまったのでしょうね。
[同族へと堕ちつつある女へと目をやった。]
フィグネリア――ヴェロニカお嬢様を取り押さえて差し上げろ。
私は、カチューシャお嬢様の相手を買って出よう。
[フィグネリアの部屋へと足を向けると、扉が開いていた。何かあったのか──その答えは、目の前にあって。
カチューシャがグレゴリーへ向かい『闇』と言い放ち、何かを唱え始める──]
…嗚呼、本当に…そうだったの……
[二人に向かって呟いて…それは真反対の彼方。
マイン・ゴーシュを抜き払った]
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