人狼物語(瓜科国)


611 ぬばたまの檻


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伯爵令嬢 カチューシャ

>>30

…。


穢れた魂は天に帰れない。



……お可哀想に。

( 32 ) 2011/01/29(土) 02:18:38

城主 イライダ

[ベルナルトの所作に城主はゆるく目を細める]

――…そう。
なら、彼女をお茶に誘っても良いかしら。

[態々許可を取るのはベルナルトが先にオリガと話していたから。
礼儀を重んじるがゆえに自らも人の其れに倣う]

嗚呼。怪我の具合は如何?
必要なら――…傷薬や湿布を用意させるけれど。

[足を引き摺っていた彼にそんな言葉を向けて首を傾げる]

( 33 ) 2011/01/29(土) 02:19:15

伯爵令嬢 カチューシャ

[何か祈りを捧げようかとも思ったが、無意味と悟ってやめた。]

( 34 ) 2011/01/29(土) 02:19:57

アナスタシア

>>28

大きナお世話…

[壁際に惨めに踞ったまま、立ち去るスラックス姿へ吐き捨てた。左腕で右腕を胸元に抱き込んで、時間が過ぎるのを待つ。


明確な殺意を向けて来たグレゴリーが特異な存在だったとでもいうのだろうか。
誰も彼も、哀れになるほどのお人好しばかり]

( 35 ) 2011/01/29(土) 02:20:53

城主 イライダ

――オリガ視点――

[感情の色が見えない言葉。>>31
 己の言葉で、男の双眸に灯った感情には気付かぬまま。
 名を呼んだその人が姿を現せば、嬉しそうにその傍へと歩み寄る。>>29]

 私が逢瀬をする相手は、イライダ様だけですわ。

[うっとりとその瑠璃色を見つめてから、ベルナルトへと視線を移す。]

 私の願いは、イライダ様のお傍に居る事を許される事。
 其れが叶ったのですわ。

( 36 ) 2011/01/29(土) 02:23:10

敗残兵 ベルナルト

ええ。
……彼女もそれを望んでいるなら。

[望んでいるのだろうな、とオリガを見やりながらぼんやりと考える。
彼女は、吸血鬼なのか。それともニンゲンなのか。
別にどうでも良かった。彼女は、願いを叶えて、自分の前から去っていく。
それだけ]

[怪我の具合を問われれば、肩を竦めて]

お気遣いありがとうございます。
ですが、――お気持ちだけで十分です。
痛みを抑えたって、亡霊は消えない。

[今更、と哂う。
声は起伏もなく、ただ冷えていた]

( 37 ) 2011/01/29(土) 02:27:40

城主 イライダ

オリガは嬉しい事を言って呉れるのね。

[オリガに向ける笑みと声には甘さが滲む。
傍に寄る彼女を誘うように手を差し出し]

私の部屋にゆきましょうか。

[そんな言葉を彼女に向ける。
ベルナルトの応え>>37に一度頷いて]

――亡霊?

[彼の言葉に不思議そうな顔をした。
その意味を問わぬのは連れとなった者を待たせぬ為]

……そういえば。
城門の方で何か騒ぎがあったみたいだけど
あなたは行かなくても良いの?

[思い出したように彼にそう告げてみせた]

( 38 ) 2011/01/29(土) 02:32:18

アナスタシア、トリスの血を糧にしておけば良かった、とぼんやり*思った*

( A3 ) 2011/01/29(土) 02:32:38

敗残兵 ベルナルト

……城門の方で?
知らなかった。わざわざありがとうございます。

[イライダの言葉に顔を上げる。
どうせ眠れそうにない。
夜が明けても構わない。――明けるのなら]

それじゃ、失礼します。
お休みなさい。――いい夜を。

[ゆるゆると頷き、オリガとイライダの前から踵を返した。
城門にたどり着く頃には、騒ぎは一段落ついているだろうか**]

― →城門―

( 39 ) 2011/01/29(土) 02:37:24

城主 イライダ

――…あなたも良い夜を。

[外へと向かうベルナルトを見送り
その姿が見えなくなればオリガのローズグレイを見詰め]

今度こそ攫ってしまおうか。

[クツリと咽喉を鳴らしオリガをそっと抱き寄せる。
そうして、二人は闇の中へと消えた**]

( 40 ) 2011/01/29(土) 02:43:53

【赤】 城主 イライダ

[重なる手からは人であるが故のぬくもりが感じられる。
心地好いあたたかさに城主の表情が緩んだ。
蕩けるようなオリガ>>+7のローズグレイを見詰め]

――…欲張りとは思わないよ。
オリガに求められるは嬉しいから。

[甘い言葉を耳朶に囁き掛け
問い掛ける声には当然と言わんばかりの頷きを向ける]

これからはずっと傍においで。
目を離すと、キミは危なっかしそうだから。

[ベルナルトの前での態度を思い出し悪戯な笑みを浮かべた。
腕に包み込めば彼女の香が鼻腔を擽る。
吐息の甘さに誘われるかのような感覚。
瞬きの間に場所は城主の居室へと移ろうが――
さて、何時まで理性がもつか、当人にも分からぬまま]

( *2 ) 2011/01/29(土) 03:14:50

城主 イライダ

――ダニール視点――

[ピアノの低音に導かれでもしたか。
やがて違和感の元へとたどり着けば、そこには妹の姿。

左手>>35で抱え込んでもなお伝わる、変わり果てた様子]

ナスチェンカ、それは……なんてこと……

[自分が感じた熱は既に治まっていた。
手を伸ばそうとして――引っ込める。
触れたら苦痛を与えてしまいそうにも感じたから]

( 41 ) 2011/01/29(土) 04:03:16

城主 イライダ

――ダニール視点――

かわいそうに……
何もしてやれなくて、ごめんね。

[片割れを侵した『何か』は、まるで呪いのようにすら感じられて。
男は眉根を寄せながら、時が経つまでそばにいるつもりでいた**]

( 42 ) 2011/01/29(土) 04:03:26

【赤】 城主 イライダ

――…彼の言う通りお休みなさいの時間かな。

[オリガを寝台へと促してそんな言葉を紡ぐ。
闇に住まう城主にとって今は眠りの時間ではないが
人である彼女にとっては身体を休めるべき時間だろう]

眠るまでの間、少しだけ昔話をしよう。
オリガのお姉さんの話――…
一年ほど前に、私を狩りに来た者が居たの。
人にしては強くてね、大事な眷属も多くうしなった。
キミの姉――ディアーナもその時命を落とした一人……
私を庇って彼女は殺されてしまった。
目の前で生き絶える彼女に私は何もしてやれなかった。

[微かに瑠璃を伏せ語る声には悔恨の色が滲む]

彼女が望めば永遠をあげたのに。

[望まなかった故に深く刻まれた存在の話。
話し終われば眸を覗き、少しだけ困ったような笑みを浮かべた**]

( *3 ) 2011/01/29(土) 04:07:18

【赤】 城主 イライダ

[貿易商の応え>>+17にきょとりと瞬きをした。
彼の言う通り商売仲間であった者も同じように招待した]

――…話をして彼らが望むなら永遠をあげようと思っただけ。
共に過ごす事になるなら少しでも趣味が合う方が良かった。
確かに、吸血鬼である私の糧になる者もあったよ。
刃向かう者には容赦する義理も無いから。

なかには我が眷属となり過ごす者もいた。
なかには刃向けたがゆえに血を喰らい殺した者もいる。
どちらも選ばず人のまま城を出た者もいたけれど……
吸血鬼の住まう城から戻ったと知れれば人に恐れられようから
故郷には帰らず別の町へと行くようにはすすめたよ。

[思い出すように語る其れ。
彼が五年ほど前に財産を託された貿易商は何れかであろう]

( *4 ) 2011/01/29(土) 05:41:50

【赤】 城主 イライダ

[ニコライと言う名の貿易商と
生前語らう事が出来れば何か変わったろうか。
魔性である城主が近付けば狂気を深め追い詰めただけかも知れず
過ぎたことを語るは止めた]

吸血鬼である私の方が神にとっては赦されざる者――…
それに、ね、狂気に苛まれるほど苦しんだのであれば
その苦しみで十分な咎を受けたことになるでしょう。
――…あなたは自分を赦して良いと思うよ。

この場に居たくなくともあなたはこの場に居るしかない。
あなたはこの城に囚われてしまったのだから。

[改めて名を呼ばれると緩む空気]

ご挨拶痛みいるわ。
――…ねぇ、名を教えて貰っても良いかしら。
此処に居て、あなたの話を聞かせて呉れる?

[城主は彼が此処にいる事を求めそれを言葉にして彼に向けた**]

( *5 ) 2011/01/29(土) 05:42:01

フィグネリア


――――……ぁ、


[ユーリーの刃は、吸い込まれるかのように。
砂へと変わりゆくナタリーをただ見送ることしか出来ず、
石のごとく身体はなかなか動かない。
それでも少し時が経てば、そこへ向かおうとするだろう]

風に舞った白銀は、宵闇に煌き*溶けるのか*]

( 43 ) 2011/01/29(土) 06:00:25

追われし者 ユーリー

[重たい破片が散ったが、砕けたのは刃の方ではなかった。
 攻撃を受けた吸血鬼が霧と化して逃げたのか、あるいは倒せたのか、しかと判別はできなかったが、そもあれ、その存在がこの場から去ったことだけは感じられた。]

グリーシャ…――

[再び首筋に穴を穿たれたグレゴリーを見やる。
 急所にこれだけの傷を負って死んでいないことがすなわち、彼の身体が人間のそれを超越していることを示していた。]

( 44 ) 2011/01/29(土) 08:00:39

追われし者 ユーリー

わたしの声は届くはずだ、少尉。
──無理を強いてすまないが、あの門を開けて欲しい。

立てぬのなら、苦しいのなら、わたしの血を飲んでもいい。

[本気だと示すように、刃を自分の手首に宛てがった。]

おまえが欲望を制御できるのであれば、
死なない程度にわたしに血を残してくれることを願う。

( 45 ) 2011/01/29(土) 08:06:32

騎兵長 グレゴリー

[幾度となく喉元を撫でる。
もう流れる血は枯れてしまったのか。

   ―― チ ヲ ヨコセ ――

深淵から湧き上がる闇が纏わりつく。

   ―― 血 ヲ 寄越セ ――

漠然と脳裏に響いた声は、馴染みのある響きじゃなかったか。]

    ……血を、寄越せ……。

[自然と口にした言葉に、顔を歪めた。]

( 46 ) 2011/01/29(土) 11:27:44


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