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―礼拝堂→外―
これなら、きっと戻るまでは持つわね。
[代えたばかりの蝋燭は煌々と灯りを点す。
夜は寒い。幾つか咳が零れ。
黒のショールを背に通し両腕にかけると、礼拝堂を出た。
霧が出始めたのだろう、
遠くまでは見渡せず、手燭の灯りも頼りない]
…………。
[一度立ち止まり、窓から光差す礼拝堂を目に留めて]
[>>138はしたない、と言われてぷぅと頬を膨らませた。]
[あぁ、どうして邪魔をするの?]
年中湿っぽい靴を履いている軍人にはわからないでしょうけどっ。
こうやって裸足で歩くと健康にいいのよっ。
[文句を言いながら、腰に手を当てるけれど。]
[人間の血が、飲みたいのに。]
[もう少し時間が必要だと言われてため息をついた。]
待て、と言われたら、待つけど―
待っていたら、開くの?
[もう、喉がカラカラだ。]
[グレゴリーを見上げたならそこに、証は見えただろうか。]
[いや、見えずとも―察するものはあった。]
[自分でも知らぬうちに、口許に笑みを浮かべていた。]
…。
ちょうど、入りたいと思っていたわ。
[この城の不思議な従僕たちにも慣れてきてしまい
あり得ない事を認識し辛くなってきていた。]
[水色のドレスを脱ぎ捨てると
その白磁のような肌を浴槽に横たえた]
でも、ユーリーさまだと確実に言えるかと言ったら
微妙でもあるかしら…
ああ、でもあとは女性ばかりだわ!まさか…。
― 音楽室 ―
[窓のない音楽室に月の光は届かない。
ピアノの脚に凭れて、吸血鬼は乱れる呼吸を整えようと天井を仰いだ]
―― た…
[タスケテ?誰に?誰を?
馬鹿馬鹿しい]
[胸の前に抱いた右手を見下ろす。
ぼろ、と。 動かそうとすれば指は塩の塊のように崩れて落ちた]
[最初の晩の、宴の様子を思い出す]
―あの時は、アナスタシアさまも…グレゴリーさまも
まだ普通の人間だった。
それなのに…。
[何かを決意したように湯から上がる]
わたくしは、決して穢されたりなどしない。
不浄の輩を清めて、この城を出てみせるわ!
―外―
[薔薇の香りの中、青年は彷徨う。
表情は、ない。浮かべるべき感情が分からない]
……
何だよ、それ。
[両手を見下ろす。
うっすら古傷の筋が残る、白い腕。
彼女は、吸血鬼は――己に触れて傷ついたのだ。どう考えたって、そうだ]
じゃあ、どうして、
俺はここに居ることを許された……
―庭園→井戸―
[夜の帳も降りているというのに、
庭園の花は眠らずに咲き乱れ、甘い香を漂わせていた。
それは綺麗だけれど、どこか背筋の冷える光景]
白百合は――、あった。頂いていきますね。
[薔薇園の隣で控えめに2輪の白百合が咲いていた。
そのうちのひとつを摘み取り、井戸へと進む。
庭園の小道を進んだ娘からは、門の人影に気付かぬまま]
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