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[ぽつぽつと散文的に、しかし意思をしっかりと持った言葉が耳に飛び込んでくる>>136>>137。]
貴方が吸血鬼の手にかかるのも吸血鬼となった貴方を我が手にかけるのも……御免こうむりたいですな。
まして、貴方と永遠に一緒など――胃が穴だらけで無くなってしまいますな。
[軽口を叩くが、土を掘り起こす音は重い。
続く命令の言葉に、頷いた。]
――了解。もちろん、私は死ぬ心算はありません。
ですが、貴方を守り切れるとも限らない――いえ、なまじ貴方の腕を知っている分、私は貴方に自衛を求めるでしょうな。
私の部屋のクローゼットに、剣が一本。
[呟いて、再び土を掘り起こす作業に戻る。]
[これは、漠としれない不特定多数に対する
人間観の問題では無い。
ただ
豹の檻の中に人間を一緒に入れて
”さあ、信頼しましょう”と言っているのと同じ事]
[…ひょっとしたら、ユーリーとは話し合っても
理解し合えないかもしれない。でもそれでも構わないわ。
彼が信頼を胸に、豹の檻に入りたければ
彼は入れば良い――そうしたいのだろうから。]
(わたくしは、入らない。
勇気があるのと愚かなのは違う。
勇気は他に使うわ。)
[―そして他の可能性についても思い巡らす]
[アリョールの表情はころころ変わる。
打てば響くその反応に弧を描くくちびる。
彼女が出て行った扉を見詰め]
アリョール、か。
かわいいこだね。
この城にはいなかったタイプのこ。
[物珍しさゆえかそんな感想を漏らした]
―本棟→外―
……拳でどうにかなる?
拳銃、捨てなければよかったか……
[男勝りな女程厄介なものはない。どれだけの実力か、さっぱり読めないし――いざとなった際に、『女』であることを突きつけてこないとも限らないからだ。男に対して潔癖であるようなら、尚更。
せめて空でも拳銃があれば、脅しくらいなら役に立ったであろう。
先見性の無さを軽く恨んだ]
――やむなし!
俺が死ぬのは構わないけど、俺の足に触った人間だけが死ぬのは御免だ!
[ぴしゃりと頬を叩き、本棟を出る。
ユーリー、居るならばグレゴリーと合流しようとの心算]
(ユーリーの正体は人なのかしら?それとも…?)
わたくし、外の空気を吸って来ますわ。
[席を立ち、庭へ。そこでリディヤの死を知る。]
―回想・了―
[グレゴリーが言うのは、あの悪趣味な剣のことだろう。
それでも、男の分身のようなあの剣の隠し場所を託されたことに唇を引き結ぶ。]
今度、軍を慰問することがあったら、貴官の新しい肩書きを新兵たちに広めておいてやろう──ヴァンパイヤ・ハンター。
[そんな軽口で感謝を伝えられるこの男を失いたくない。
思えば、ひどく遠回りをしたが。]
…そろそろ祭壇の方は整ったかな。
人の集まりを見つつ、会葬の礼を始めよう。
-- アナスタアシアの部屋 --
[聞きたいことがあるならついてこい。]
[そういわれてしまってはついていく他はない。]
[リディヤの亡骸へはあとで祈りに行こうと決め、そのままトリスの後を着いてきた。]
…アナスタシアさんを、どうするんですか?
女性の荷物を漁るわけにはいかないって、トリスさん言ってましたけど…?
[何をするつもりか意図がわからぬまま、首を傾げた。]
── 礼拝堂 ──
[フィグネリアの手で死に顔を整えられた少女は、静謐の裡に目を瞑っていた。
女たちが用意してくれた白い花に囲まれ、ほんの少しだけ――ここから逃げた「小鳥」にイメージが重なる。]
それでは、リディヤ――
[思い返せば、姓さえも知らない。]
…我らが魂の妹の葬儀を執り行います。
[男はバスルームにワインとロザリオを持っていく
ロザリオにワインをかける。
聖水の代わりのワイン…それでロザリオを清めた]
私には負いきれないんだ…
[男は部屋を出た]
[客人は誰かを探しに行ってしまった。
いっておいでと言ったのは自分だけれど
取り残されたような若干の寂しさ]
――…退屈ではないけれど。
[ポツと零すは独り言]
遊んでくれる誰かを探しにゆこうかしら。
[真意の読めぬ呟きが広い居室に響く]
[死者への射祷を唱える。]
Requiem aeternam dona eis Domine, et lux perpetua luceat eis. Requiescant in pace.
(主よ、永遠の安息を彼等に与え、絶えざる光を彼らの上に照らし給え。彼らの安らかに憩わんことを)
Fidelium animae per misericordiam Dei requiescant in pace.
(願わくは死せる信者の霊魂、天主の御憐れみに依りて安らかに憩わん事を)
──Amen.
― 2階廊下の突き当たり ―
[廊下の突き当たりに窓があった。
男はロザリオで窓を割る
窓枠にのり一瞬城の中を振り返った。
誰かが見ればニヤリと笑う男の顔を見ただろう。]
…
[男はロザリオを廊下に落とし…窓から身を投げた]
[寝台の枕元にそっと腰掛けて、
何処か恍惚さを浮かべた小鳥の貌を眺める。
露になった首筋には、目を奪う…二対の紅の華]
…ラビ……。
[甘い吐息で彼女を呼んで、
その柔らかな髪を指先で梳った。幾度も。
見下ろす青年の表情に滲むのは、恋情と、そして寂寥か]
またね、と言えばいいのかな。
其れとも、お幸せに…サヨナラ、と言うべきなのかな。
俺の全てを君にあげると云った此の気持ちに嘘は無いけれど……
『一緒に、生こう?』…そう囁いた君の眸は、どっちだったのかな。
[色欲に溺れた熱い眸と、玲瓏さを宿した澄んだ眸と]
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