情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
― 朝・食堂 ―
[いつの間にか寝てしまった男は、身支度を整え、
食堂の扉を開ける]
これは…
[食卓の用意は整い、客人を待つだけという状態であった。]
皆に知らせないと…
[男は食堂を出た]
もし不安なら、わたしかグレゴリーの部屋に来て寝なさい。
大人はソファで寝てもいいのだから。
[そう言いおいてリディヤを部屋まで送り、宛てがわれた部屋に戻る。
酒の匂いが籠っているかと思ったが、窓が開いており、すっかり換気されていた。ベッドメイクも済んでいる。]
…ベルナルトがしてくれたのか?
[ラビを礼拝堂から連れ出した彼が部屋に戻っていないと知る由もなく、
服を脱いでクローゼットに吊るすと、水差しの中身を洗面ボウルにあけてタオルを絞り、身体をきつく拭った。]
…お疲れ。
[祈りの言葉の代わりに、誰へともなく呟いて。
アナスタシアのヘアピンを枕の下へ捻込むと、ベッドに潜り込み、目を閉じた。]
── 翌朝 ──
[「ダニール」の服にブラシがかけられているのを見て、見えない何者かが出入りしていることを察する。
畳まれていた新しい肌着に着替え、「ダニール」の服に腕を通した。]
…いまだ礼服着用ということは、宴は続いている、ということなのだろうな。
[ニコライが自室の扉をノックして来た
食事の支度が済んでいるとの事だがーーー]
うるせえ!朝からやかましい事してんじゃねえ!
[寝起きの悪さ故に悪態をついた
起こすならもっと日が昇るより早くに起こせば良いものをと思う
あの食堂には窓はなかった筈だから、日の光の心配はしなくても良い筈だがーーー
結局食堂に 表:行く事にした 裏:行くのはやめた +表+]
[このまま、一人で部屋にいたい。
…だけど、それでは何も解決しないのは解っている。]
―主よ、どうかわたくしに勇気をお与え下さい。
< コン コン >
[何かが扉を打つ音に、とっさにアナスタシアのヘアピンを握って振り返る。
だが、ノックの後に続いた声は、朝食の準備ができたと告げる貿易商のものだった。
昨夜、一緒にグレゴリーをここへ運んでもらったから、心配して様子を見にきてくれたのだと思う。]
ありがとうございます、ニコライ・ミハイロフさん。
身支度が終わり次第、行きます。
[応えて、昨日同様にヘアピンを軍靴に押し込むと部屋を出た。]
―自室―
[自室に戻り、着慣れた服へと着替える。ずしりと重い感触を左の懐に感じ、上から撫ぜた。]
吸血鬼……ヴォルコドラークねー。
[曰く、猫が跨いだ死体のなれの果て。
曰く、流れる水を渡ることはできない。
曰く、鏡にその姿は映らない。
曰く、床に落ちた小麦の数を数えなくてはいられない。]
要らん事ばっかり思い出したなー。
[吸血鬼の恐ろしさを夜な夜な語って見せたセルビアの男は、流れ矢に喉を貫かれて呆気なく死んだ。
クローゼットに借り物のスーツを仕舞おうとする――奥で、何か、ごとんと鳴った。]
おいおい、これは……。
[目が眩むほど絢爛で、目を覆うほどの悪趣味。
入城の際、従者に預けたはずの剣がひっそりと立てかけてあった。]
……はー。
[気味が悪い、ため息をつく。]
何処かに居るってことねー、ここの従者は。
[持ち歩こうか考え、止める。こんなものを持ち歩いたなら……。]
アナスタシア怖いからなー。
[薔薇園で酷評された衣服。それだけでも気が重いのに。
ノックの音で、ニコライから朝食の知らせを受け、部屋を後にした。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 エピローグ 終了 / 最新