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―― 食堂 ――
[青年が食堂に姿を見せたのは、トリスのほんの少し後だったろうか。
当たり前の様に並んでいる料理の数々と、
囲む面々の、何処か緊張した空気に――つい、と不思議そうに小首傾げて]
どうか…したんですか?
[そう声を掛け、昨日と同じ様に…日陰の末席に]
ご安心を、フィグネリア嬢。
[告げて、胸元へと手を差し入れた>>160。]
私が吸血鬼を見つけさえすれば、全ては解決します。
[胸元から抜き出されたものは、男の手のひらほどの銀色。
豪奢な装飾の施された、十字架を模した短刀。
さて、ここからが正念場、と顔を引き締めた。]
吸血鬼を狩る任務がありましてな。
この銀の短刀を胸に受けて灰になった吸血鬼は……十匹より上は数えてませんが、まあそれなりに多いですな。
[朝日に煌めく十字架の短刀――但し、装飾以外は一般の、鉄製のものと変わらない。
もしこれで騙し通せたなら、軍を辞めて詐欺師か教祖になるのも悪くない。]
英国の言葉で言うなら、『ヴァンパイヤ・ハンター』といった所ですな。
[嘘をつくなら、顔に出すな。
顔に血液が行って赤くならぬよう、平常心を保ち続ける。
皆の反応はどうだったか。少なくとも、自身はそれを吟味する気はない。]
ごほん……。とまあ、吸血鬼を見つけたなら私に任せていただきたい。
御清聴、ありがとうございます。それでは皆様、ご歓談ください。
[にこりと、無茶な注文を付けて腰を下ろす。
温くなったロシアン・ティーに口をつけた。]
(うっ……!)
[朝の食卓という、和やかであるべき席に
似つかわしくない血の気配。
部屋の空気が変わった。
だが、少女はその原因にまで辿り着けなかった。]
――?
アナスタシアさん?
[単に機嫌が悪いだけ、か。
漏れた吐息に、昨晩の虜囚のこえが何故か思い起こされた……気がする]
俺はあんまり強い方じゃないんですよね。酔うのも悪くないですけど。
[相槌を返しつつ、視線はアナスタシアとトリス、そしてオリガを順に巡る。
自分が去ったとき、サロンに残っていたのはアナスタシアとトリスだった。
そう、思い出しながら]
[近くにいた為、オリガ>>154の囁きが耳を掠める。
なにかを一途に想うローズグレイ。
その内を知る由もない娘には、その姿が輝いて感じられた]
……吸血鬼が邪悪であるか。
様々な噂がありますけれど。でも、人間にも邪悪はありますから。
ただ意志の強さだけでは、足りぬこともあるでしょう。
[ユーリー>>162の組まれた手元に視線を落とす。
子供や女性は力が弱い。いくら意志が強くとも、拒めるのか。
そこに自分を入れることはないけれど。
ゆっくりと食堂を見回せどリディヤの姿は見えなかった]
でも、まだなにが起こったわけでもないもの、ね。
[小さく呟く。
そしてグレゴリーの声>>173>>174に視線をそちらへ]
[吸血鬼を、どうするのだろう?]
[探すのだろうか?]
[では、探してどうするのだろう?]
[殺す、のか?]
[―闇へと堕ちないために。]
[では―闇、とはどういうことなのだろう?]
[会話を聞きながらそんな風に興味が連鎖する。]
[そのときにグレゴリーが見せた短刀に瞬いた。]
[獣の巣に踏み込んで、掃討すると言っているように思えた。]
[思い浮かんだのは、野犬の巣を焼き払ったときのこと。]
[その後その付近の居留地は使わなくなったことを考えれば、結果は知れる。]
――…あら、私は愉しんでいるわよ。
[眷属との酒宴も甘やかな戯れも城主は愉しんでいる。
赤いケープの少女が取り出したロザリオに目を眇め]
弱いけれどちゃんと力を持ってる。
……あのこは嫌がるだろうね。
[流石に自らそれに触れようとはしない。
人間の信じる神と魔性は相容れないもの。
少女が何をしようとしているのか分からず微かに首を傾げ]
そう。他にも興味深い者が居るのね。
[武器を、という少女にくすりと笑う]
武器が欲しいなら行くべき場所は門衛棟かしら、ね。
今はメーフィエに鍵をかけて貰っているけれど。
[中央棟に武器があると思ったのだろうかとそう紡ぎ]
――…あら、私の死を望むの?
[少女の言葉の真意をはかりかねる。
愉しませようとしているのか自分が愉しみたいだけなのか。
これが狂気の片鱗なのだろうか]
罪を問う為に此処に招待したのではないよ。
己の罪は己だけのもの。
聖者と自分を同じと言いたいの、かな。
血が、聖別になる――…?
嗚呼、人はそう、考えるの……。
[人の血は糧だ。
力を得るための、咽喉を潤す為の、糧。
血がそれになるとも思えず不思議そうな様子で少女を見詰める]
――…あなたはこの城に何の為に来たの?
あなたは、何が、したいの?
[こういう事はアヴァクームに任せるが一番なのに
今、彼にこの少女の対応を任せることは出来ない。
少しだけ疲れた風に赤いケープの少女に問う]
[慣れている茶器とは違うものではあったが、それでも戸惑う事はなく、丁寧に紅茶を入れる。
他に欲しいという者が居るようなら、その分も用意しただろう。]
ええ。
早々に失礼させていただきましたが、その分とても素敵な夢を見ましたわ。
[声を掛けられれば、昨晩の夢を思い出してうっとりと声を零す。>>183
用意されていた薔薇のジャムも添えてカップをトリスの前に出した。]
こちらのジャムも美味しいですの。
宜しければご一緒に。
[薄いピンク色のジャム。
指で掬ってトリスに見せ付けるようにして舐めたのは、夢を思い出したからか、それとも、この麗人からも夢で見たイライダと同じような空気を感じ取ったからか。]
……あれ、君。ロラン、だっけ。
[末席に座った人影に目線が止まる。
途中で立ち去った者としては、尋ねなければならないと思った]
君……白いドレスの女の子と知り合いだったのかい?
彼女は、変りない?
まだ具合悪いのかな。
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