人狼物語(瓜科国)


611 ぬばたまの檻


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オリガ

[聞こえてきたカチューシャの言葉に、顔を上げる。>>146
 水色のドレスを褒めようとも思ったが。]

 面白い事をおっしゃるのね。
 闇に堕ちてしまうだなんて、思う方がいたらどうするのかしら?

[姉が魅せられ、そして己も同じく焦がれた存在。
 夢で見たあの人は、自分自身にとって『闇』でなく『光』。ならば、選ぶのは。]

 私はもちろん、光を選びますわ。

[小さく囁いた声は、誰かに聞こえただろうか。]

( 154 ) 2011/01/24(月) 23:13:34

城主 イライダ

あのことは趣向が異なるから――…
共に愉しむことはすこぉし難しいの。

[常の宴ならば望む者のみを眷属として
望まぬ者は僅かばかりの血と記憶を奪い城を出す。
噂では全て帰らぬとされているかも知れない。
それは帰した者も吸血鬼と呼ばれるを恐れ故郷を避けるからか]

ええ、招待した者の中にいるよ。
――…、……。

[その名を紡ぎかけたくちびるは音を紡ぐことなく閉じられて]

全てが宴を望まなくなれば……
ぬばたまの檻も、開かれる、けれど……

[ちぐはぐな印象を受ける少女>>148
城主も漸くこの少女が少し変わった子なのだと察しはじめていた]

( 155 ) 2011/01/24(月) 23:15:45

伯爵令嬢 カチューシャ、静かに各人の反応を伺っている。

( A33 ) 2011/01/24(月) 23:16:45

騎兵長 グレゴリー

[カチューシャの言葉に頷きながらも>>146。]

 確かに、自ら堕ちようなど考える者は居ないでしょうがな。
 ――相手は血を吸う鬼。その力で無理矢理、というのも考えられます。
 或いは既に、運に見放された方などは頂かれちゃってるかもしれませんなあ。

[ふと思い起こしたのは、昨日の礼拝堂。白布で鎖された少女。]

( 156 ) 2011/01/24(月) 23:18:27

貿易商 ニコライ

[皆の話を聞き流しているとカチューシャの言葉>>146が耳に飛び込んだ]

闇の誘引力が強ければ…抗えないかもしれない

[恐らく誰にも聞こえないであろう小声でひとりごちた]

( 157 ) 2011/01/24(月) 23:20:32

忌み子 リディヤ

[僅かに逡巡するイライダの様子は、とても人間臭いと感じる。
それでも、彼女は人間ではないのだ]

ねえ、血薔薇さん?
わたし、あの真ん中の一番大きい塔の頂上に上がりたいんだ。
良いかなあ?

[純粋に期待を込めた瞳。
少女が目指すのは、生贄としての本質]

ニンゲンって、弱いよねえ。
白いドレスのお姉さん。呪ったのも、血薔薇のお姉さんでしょ?

だからね、やりたい事が有るんだ。

[ラビの事を問う。
イライダにとって、普通の退魔師ではきっと相手にすらならないだろう。

始祖吸血鬼。その力は強大で、しかしそれ故に、それを無為に振り翳しもせずに。
だからこそ、雄大で、美しい――]

( 158 ) 2011/01/24(月) 23:22:19

アナスタシア

>>151
ユーリー・レオノヴィチ・ザハーリイン。

[噛んで含めるように繰り返す。
見回す仕草には白々しく]

まあ、朝だもの。あんなに酔っていらっしゃったナイトさんはお元気なようだけど。
御城主様も矢張りいらっしゃらないから、5つばかり顔が足ないのかしら。



[カチリと硬質な音を鳴らすソーサーに、黒い袖を片手で押さえて右手を伸ばす]

 …スプーンが…

[挟まって不安定になったカップを、白い指で押し上げた]

( 159 ) 2011/01/24(月) 23:25:17

フィグネリア

跳ね橋が上がって……?
それならば、私たちは閉じ込められたということなのですね。

[淡々とした様子で現状を把握する。
焦りも浮かばぬ表情が変わるのは、カチューシャ>>146によって。
伏せた瞳に浮かぶのは、諦めの色にも映る]

吸血鬼に襲われたくないなら、どうすればいいのでしょう。

[光の道。そして、闇。娘はそれに返さず、呟くように]

( 160 ) 2011/01/24(月) 23:25:19

敗残兵 ベルナルト

宴の疲れが残ってる人もいるんじゃないでしょうか。

[ユーリーの言葉に何とはなしに返す。>>151
ラビの他にも、トリスや、ロラン――]

それにしてもトリスさん、凄いですよねえ。
戻ったとき、サロンで空の酒瓶見つけたんですけど……宴でも飲んでらっしゃったんじゃありません?

[残り酒にありつけなかった悔しさが少しにじみ出た。
もちろん、単なる世間話の種のつもりで]

( 161 ) 2011/01/24(月) 23:25:40

追われし者 ユーリー

[不穏なものになりがての朝食の席を正道に引き戻さんとしてか、カチューシャが声をあげる。

 城主の部屋の前で会った少女。
 白薔薇の苑にあった少女。

 その声は、少し強がっているようであったけれども。]


光の道というのは、そう簡単に選べるものなのか?

吸血鬼が邪悪な魂をもつものか、寡聞にしてわたしは知らない。


  ただ、わたしの両親が死んだのは吸血鬼のせいではないことは、しかと承知している。

[テーブルの上で指を組んだ。]

( 162 ) 2011/01/24(月) 23:27:49

海賊紳士 トリス

── 食堂 ──

おはようさん

[結局、何の気まぐれか食堂に現れた
 昨日程豪華な服ではない上、意気消沈気味なのは明らかだろう

 朝はこれだから苦手だ、と言うか窓のない通路を通ろうとかなり遠回りしたせいか苛ついている]

隣宜しいか?
[そうオリガに声をかけた]

( 163 ) 2011/01/24(月) 23:28:51

城主 イライダ

[城主は気紛れ。
問われた事に誠を伝えたのも同じ事。
問うたのが少女で無くても同じような事を言うのだろうけど]

――…塔の頂上?
それは連れてゆけということかしら?

[クツリと咽喉を鳴らし赤いケープの少女>>158に問う。
白いドレス、彼女の言わんとする存在に気付けば首を振る]

呪いの心算は無かったのだけれど。
あなたには呪いに見えたのね。

[城主が小鳥に与えたのは血。
刃向けた仕置きの心算であったが当人が如何感じていたかは知らない]

――…やりたい事、って、なぁに?

( 164 ) 2011/01/24(月) 23:29:16

敗残兵 ベルナルト、海賊紳士 トリスの姿を視界の端に収め、片眉を跳ねさせた。

( A34 ) 2011/01/24(月) 23:31:49

忌み子 リディヤ

血薔薇のお姉さんは、このままじゃ折角の宴も、暇でしょう?
だから、お愉しみをあげようと思って。

[懐から取り出したのは、大きなロザリオ。
母親が少女を生贄に送り出す際、唯一の選別として寄越したもの。
素っ気なく渡されたそれを、しかし少女は大切に扱う]

聖別、されてないから、弱いけどねえ。
でもこれ、ちゃんと吸血鬼の為のクビキなんだよ?

[よく見れば、十字架の下の部分は尖っていた。十字架形のクビキ。
神の贖罪の図を象った形に、鋭利な刺。
これを心臓に突き刺せば、さすがの始祖吸血鬼も命を失うだろうか]

ここに来たニンゲン達は、みんなとても弱いよ。
ああ、でもユリのような聖気を持ったお姉ちゃんが居たけど。
一人じゃ、やっぱりねえ?

[クビキを持ち、微笑む。それでイライダを貫くつもりは全く無い。
少女の力でどうにかなるとも思えない]

( 165 ) 2011/01/24(月) 23:37:05

忌み子 リディヤ

だから、弱いニンゲン達に、武器をあげようと思うの。
そうすれば、血薔薇のお姉さんも、少しは楽しくなるよね?

[少女の瞳に映るのは、舞い散る血飛沫。
流れる血は、人間のものか、それとも目前の始祖吸血鬼のものか。どちらにせよ、それはとても美しい]

血薔薇のお姉さんが死ぬのも、とっても綺麗だよねえ。
それも素敵、素敵だなあ。

[上がるは塔の屋上、城の中で一番高い場所。
見下ろすは薔薇の庭園。赤と白に塗れた、美しい楽園。
それはとても美しく壮大な景色だろうか]

イエス様は、ニンゲン達の咎を背負って、贖罪の為に死んだの。
わたしは、ここに居るみんなの罪を背負うよ?

わたしの血で、このクビキを洗ったら
それはとても素敵な聖別になるよねえ――?

[笑顔、笑顔。溢れんばかりの笑顔]

( 166 ) 2011/01/24(月) 23:38:57

薄命の青年 ロラン

………ぅ……、……。

[長い夢を見ていた気がする。
控えめな声とノック>>149は、夢の淵に手を掛けていた青年を後押しし、
現実に呼び戻す]

あ、……は、い……――いきます…。

[掠れた声を扉の向こうに投げてから、重い頭を緩く振る。
隣には熱から解放されて、別の闇に囚われた小鳥の躯。
もう届かない紅を隠した瞼に、
羽根が触れるようにそっと、二度ぬくもりを落とした]

待っててね。……戻ってくるから。

[唇に浮かぶは微笑。
床を見れば、昨日脱ぎ捨てた筈の服が、洗濯されきちんと畳まれ置いてあった。
御丁寧にも一番上には、大事なだいじな薬の皮袋まで鎮座している。

それに特に驚くことなく、気だるそうに着替えを済ませた青年は食堂へと向かった]

( 167 ) 2011/01/24(月) 23:39:13

オリガ

 えぇ。よろしいですわ。
 トリス様も紅茶を召し上がります?

[皆に遅れて食堂に現れたトリスに、頷いて。>>163
 少し機嫌の悪そうな様子を気にせずに、紅茶を勧める。
 お茶だけは自ら入れることもある為、頷くようなら用意するだろう。]

( 168 ) 2011/01/24(月) 23:39:47

追われし者 ユーリー

[ベルナルトから話しかけられ、そちらへと意識を向けた時、アナスタシアが右手を伸ばし、不安定になったカップを押し上げる。](>>159)

──っ、

( 169 ) 2011/01/24(月) 23:39:52

アナスタシア

[ ずく

 ギリと奥歯を噛んで声を抑える。

疼いた。 熱い。  ]


[一言、麗人の声を聞いただけ。
流し込まれた血が沸騰するような錯覚に、目眩がした]



 ――ふ、酒飲みには碌な奴がいないわ。
貴方も適量にとどめて置くのが賢いと思うけど。


[ベルナルト>>161に軽口を流す。

 熱を孕む吐息を隠すように、莞然と笑んだ]

( 170 ) 2011/01/24(月) 23:42:01

遊牧の民 ナタリー

[食堂に入った後、後から来たフィグネリア>>153にも振り返っておはよう、と。]
[服のことを褒められたなら、緩く首を振った。]

 こんな質素な服…皆さんのに比べたら。

[華がない。と不満そうに。]

 これは略式だけど正装だから、郷里の誰もが持っているのよ。
 だから素敵とか、考えたことなかったわ。ありがとう。

[民族衣装はえてして”そういうもの”だから。]
[ましてやスカートを好まなかった自分には余計に厄介だったわけで。]
[好んで男物の略装を着ていた…のは最近の話。]

( 171 ) 2011/01/24(月) 23:42:21


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城主 イライダ
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アナスタシア
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海賊紳士 トリス
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敗残兵 ベルナルト
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伯爵令嬢 カチューシャ
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貿易商 ニコライ
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忌み子 リディヤ
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騎兵長 グレゴリー
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オリガ
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フィグネリア
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遊牧の民 ナタリー
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薄命の青年 ロラン
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ヴェロニカ
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