人狼物語(瓜科国)


611 ぬばたまの檻


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追われし者 ユーリー

[アナスタシアが、グレゴリーとの別れを済ませ、廊下へ出て行った後。
 誰もいなくなった部屋にひとり佇む。]
 
   グリーシャ――…

[ようやく、「そこ」へと目を向ける。

 ナタリーと同じように灰になっているとばかり思っていたグレゴリーの躯が、死の状況のままの姿で横たわっているのを見て、つかの間、目を覆った。]

( 83 ) 2011/02/01(火) 01:58:11

追われし者 ユーリー

勝手に死ぬなと言ったのに──…馬鹿野郎…

[自死などしない男であることは承知していた。
 皆を城から出してやりたい──限りなく甘く見込みの薄そうな願いに、グレゴリーは嘲笑することなく、つき合ってくれた。]

( 84 ) 2011/02/01(火) 01:58:32

追われし者 ユーリー

[グレゴリーの胸に刺さったリディアのロザリオに手を伸ばす。

 一度は、この手に渡ったロザリオ。
 書庫でフィグネリアに懺悔するときには傍らにあり、献灯式の夜にニコライに捧げたもの。
 ヴェロニカが持つと決めたのを認めたのも自分だ。
 これが今、グレゴリーの心臓を刺し貫いている。
 リディアの時と、同じように──

  ロザリオに手をかけてゆっくりと引き抜くと、グレゴリーの亡骸は、灰になってサラリと崩れた。]

──…

[改めて、この男は吸血鬼になったのだと悟る。
 教会に埋葬してやることも、できない。]

( 85 ) 2011/02/01(火) 01:59:10

追われし者 ユーリー

[ロザリオを置いて床に膝をつき、灰を掌に掬う。
 闇の眷属と呼ばれながらも、その残滓は夜に染まってはいない。

 持参したヴォッカの栓をあけ、瓶に直接口をつけて呷った。
 喉に流れ仕込んだ液体は、むしろ渇きにも似て喉を灼き、ユーリーはその熱さに咽せる。]


…か…ッ
   こんな酒、ストレートで飲むもんじゃないだろう。
   おまえの肝臓は鉄か。

[眦に涙を浮かべて悪態をつきながら、今度は気をつけて口に含み、一口二口と飲む。]

( 86 ) 2011/02/01(火) 02:00:09

追われし者 ユーリー

[たいした量は飲めなかったが、構わなかった。
 空いた空間に、寄せ集めたグレゴリーの灰の一部を注ぎ込む。]


おまえに似合いの棺桶だろう。

[白く濁ったヴォッカの瓶にふたたび封をし、

         まだ指先に残る灰を――舐めた。]

( 87 ) 2011/02/01(火) 02:00:49

追われし者 ユーリー

[自分だけの追悼を終えて、部屋を出る。]

お待たせしました、
 アナスタシア・ニコラエヴナ、

[グレゴリーの灰を含んだヴォッカの瓶を差し出す。]

後は、あなたの手で。

  どうなろうと、多少、派手なくらいが彼にはふさわしいと思いますし。


[その人柄を思い出すように、小さく笑った。*]

( 88 ) 2011/02/01(火) 02:02:50

アナスタシア

嗚呼。

[酒瓶の中に揺蕩う残滓に、目尻を下げた]


本当に。
派手なのはお好きでしょうね。

[片手で瓶を耳元まで持ち上げ、揺らす]




…意外かも知れないけど、ナイト様。
貴方の趣味の悪い格好、結構好きだったわ。

[瓶の肌に朱唇を寄せて、重大な秘密の如く声を潜めて囁いた**]

( 89 ) 2011/02/01(火) 02:14:42

【赤】 城主 イライダ

[オリガの応え>>+74に目を細めるは求められると知るからか。
後悔しない、その言葉に過る感情の名は知れず]

暫く宴は必要ないかもしれないね。

[彼女をそっと抱き寄せその耳朶に囁く。
滑らかな曲線描く首筋にそのまま顔を埋めた。
柔らかで張りのある感触がくちびるに伝う]

オリガ、同じ時間を共に――…

[彼女が紡いだ言葉を呟いて白い肌に牙を宛がう。
つぷり、オリガへと食い込む牙に真紅が触れた。
甘美なる血の味に城主の瑠璃が愉悦の色を湛える。
穢れなき魂を闇へと堕とすその行為は快楽を伴う行為。
貪りたくなる衝動を自覚すればきつく柳眉を寄せた。
瑠璃は揺らぎ、そろりと彼女から牙を引き抜く。
首筋から零れた赤を舌先で掬い取れば其処に残るは二つの花弁]

( *19 ) 2011/02/01(火) 02:26:33

【赤】 城主 イライダ

―回想>>+65

面倒くさいとは思わないけどね。
ダニールは考えすぎて動けなくなってしまうのかな。
――…ふふ、たまには私も役に立つでしょう?

[仰る通りなどとダニールに言われれば悪い気はしない。
緩む表情は常よりも何処か幼く]

ええ。子供扱いなんてしてないから、安心して。

[言葉に滲む意を汲めば綻ぶような笑みを浮かべた。
暫し考えるように其処に座り込み]

伝えそびれたそれ。
伝えた方が良いかしらね。

[ことりと頸を傾げぬばたまを思う]

( *20 ) 2011/02/01(火) 02:47:52

【赤】 城主 イライダ

―回想>>+68

[聞きそびれた味の感想をよもや呟かれているとは思わず
闇を伝い耳朶に触れたナティアの声に城主は瞬きをする]

――…ナティアの口には合ったみたいね。

[くすりと笑みを零し彼女が牙を埋めた首筋を撫でた]

( *21 ) 2011/02/01(火) 02:51:37

【赤】 城主 イライダ

[甘く紡がれる名に満足げな吐息が零れる。
背へと回されたオリガの手>>+75、力が失われてゆけば
倒れぬようにと支えに回される城主の腕。
女性の姿ではあるが彼女を支えるには十分な力がある]

永遠に……

[首筋へと埋めたままの城主の貌に浮かぶは微苦笑。
紡がれた言葉に複雑な思いが生じるもそれは形にはならず]

これ以上はキミの身体に障る。

[顔を上げて誘う言葉を紡いだくちびるに己のそれを重ねた。
さきほどとは違う情欲を誘うような深い口接け。
とろりと混ぜあえば知らず愉悦の色が浮かんだ]

( *22 ) 2011/02/01(火) 03:04:27

【赤】 城主 イライダ

―回想>>+70

[照れ笑いを浮かべるロランは本来の彼の姿か。
貴方でも、との言葉に不思議そうに瞬きをする]

――…如何思われているのかしら。

[ポツと零し、返された言葉には少しだけ困ったような貌]

我が儘であるのは認めるけれど
別に強がってはいないよ。
そんな風、って……、だから、違う。

[強くあらねばならぬと思うからか
弱さを認めるような言葉には頷けずくちびるを尖らせた。
天を仰ぐ彼が何を思うかは分からない。
ふ、と吐息を零し視線を惑わせる]

( *23 ) 2011/02/01(火) 03:11:42

【赤】 城主 イライダ

―回想>>+71

[ロランが一年前と言えばピクと柳眉が跳ねる]

そんな事まで知っているのね。
誰に聞いたかは知らないけど、そう、ね。
それでも、私は生きて、此処に居る。

[彼とイヴァンとの会話は耳に届いていなかったのか
そんな返事をしてみせるのだけれど
続けれらた言葉に、動揺が滲んだ]

……、…………。

[紡ぐべき言葉が直ぐに見つからず暫しの沈黙]

守れなかったのは私のせい。

[泣くことの出来ぬ城主は苦く哀しげな色だけを過らせる]

( *24 ) 2011/02/01(火) 03:19:21

【赤】 城主 イライダ

[城主の耳朶を擽るは女のあまやかな囀り>>+76
応えるちいさな唇も熱い舌先も逃さぬように絡めとり
暫くその行為に耽ってしまえば熱は燻るばかりか]

――…ン、……オリガは、可愛いね。

[唇を離し囁けばふたりを繋ぐ銀糸が伝い落ちてゆく。
このまま彼女と肌を重ねれば満たされるだろうか。
そんな思いが過り、ふ、とわらった]

続きは、また、後で……。

[為すべきことを忘れきれず
何処か名残惜しげな仕草でオリガの髪を梳き撫でた]

( *25 ) 2011/02/01(火) 03:32:40

【赤】 城主 イライダ

―回想>>+72>>+73

[唇を強く結んだロランが何を思うのか知れない。
まさか自分の事を考えているなどとは思いもよらず
沈黙する彼をただじっと見詰めていた。
漸く口を開いた彼の紡ぎと微笑に、ふっとわらい]

――…長いか短いかの違い。
それは人であった頃と何ら変わりない事でしょう。

”今”を大事に、ね……。

[自分にその言葉は似合わないから
どうかしら、というかのように頸を傾げてみせるだけ**]

( *26 ) 2011/02/01(火) 03:45:25

城主 イライダ

[居室の前に出ていたオリガに何事か呟いた城主。
未だ部屋に戻る気はないらしい。
人の気配の感じる方向へと視線を向ける]

用事を済ませてくるよ。
待つのに飽いたら好きに散策しておいで。

[そう告げれば城主の輪郭は揺らぎ姿は消えて
次に姿を現すのは北塔に居る
アナスタシアとユーリーの前――]

( 90 ) 2011/02/01(火) 03:50:39

城主 イライダ

[アナスタシアの手にする酒瓶をチラと見遣り
彼女とユーリーを交互に見比べる]


――…何のご相談かしら。


[ゆるく頸を傾げ問う仕草をみせた。
物騒な話までは聞いてはいないのだけど]

( 91 ) 2011/02/01(火) 04:03:47

城主 イライダ

[ユーリーへと向き合えば微かに瑠璃を伏せ]

顔をあわすは久方ぶりですね。
陛下に奏上する訴状の作成は順調でしょうか。

[挨拶にみえた彼が言っていた其れ>>1:68を尋ねた。
アリョールという名の彼の屋敷の使用人だった娘の言葉を思い出し]

ユーリー様。どうかあなたは生きて。
――…そう、願った娘が居た事を知って下さい。

[笑みの消えた瑠璃は真摯にそれを伝えた]

( 92 ) 2011/02/01(火) 04:16:23

城主 イライダ

[次に戻す視線の先にはぬばたまの彼女。
アナスタシアを、じ、と見詰め]

ダニールが纏まらないと言っていた言葉を伝えに来たよ。
始まりは、そんなに心配なら生きて欲しいと伝えれば、と
そんな言葉を向けた所からなのだけど、ね。


『「生きてほしい」ですか。
 ……うん、それを伝えていただくことは、一度考えました。

 でも同時に「あの子がこちら側に来たなら……」という思いもよぎって。
 心の中で、ぐちゃぐちゃと絡まったまま解けなかったんです。』


[今度は声を真似る事はせずにその言葉だけをそのまま伝える]

( 93 ) 2011/02/01(火) 04:26:01

城主 イライダ

――…人間は、いや、ダニールは複雑だね。


[少しだけ困ったような貌をして口を噤む。
ダニールがどちらかを選べなかったそれ。
アナスタシア自身が選ぶべきそれ。

さて、言えなかった当人もそろそろ来る頃だろうか。
ふ、と、彷徨わせた瑠璃にその姿はまだ映らなかった**]

( 94 ) 2011/02/01(火) 04:33:49


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生存者 (7)

追われし者 ユーリー
52回 残358pt 飴飴
城主 イライダ
31回 残719pt 飴
アナスタシア
コミット済 41回 残442pt 飴飴
敗残兵 ベルナルト
1回 残1974pt 飴飴
伯爵令嬢 カチューシャ
コミット済 21回 残1515pt 飴飴
フィグネリア
コミット済 23回 残1118pt 飴飴
ヴェロニカ
15回 残1378pt 飴飴

犠牲者 (1)

夜の僕 アヴァクーム (2d)

処刑者 (8)

囚われし者 ラビ (3d)
忌み子 リディヤ (4d)
貿易商 ニコライ (5d)
薄命の青年 ロラン (6d)
海賊紳士 トリス (7d)
オリガ (8d)
遊牧の民 ナタリー (9d)
騎兵長 グレゴリー (10d)

突然死者 (0)

見物人 (0)

退去者 (5)

ダニール (2d)
門番 メーフィエ (2d)
古よりの眷属 イヴァン (2d)
灰色の亡霊 アリョール (2d)
酒庫番 シュテファン (2d)

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