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[すらり 音を立てぬよう、細心の注意を払いながら、
食堂へと足早に歩みを進め。
──すれ違う者がいれば、会釈を交わしただろう]
…今晩は。
[領主の娘に相応しい姿を──
上品に、ゆっくりと食堂に入っていった]
[鋭い棘を刺して、踏み躙ったらどんな顔をするだろうと。
束の間、頼りなく揺らぐベルナルトの表情を見つめ、唇を舐めて湿らせた]
――客人方はまだお集りではないようよ。そう焦る事もないでしょう。
食前酒くらいは、先に嗜んでいても怒られないかもしれないわね。
[視線を外せば素っ気なく、呟いた]
[一人紅茶を楽しんでいれば、誰かがサロンに入ってくるのが見える。>>227
視線をそちらへと向けたが、すぐに視線をカップへと落とした。
それでも女がお茶を頼んで近くのソファに座れば、ついでというようにこちらへももう一杯、と声をかけた。>>241]
ごきげんよう。
紅茶も美味しいですけど、ジャムがとっても素晴らしいですわよ。
[気分が良かったのかそう声をかけながらも、薄いピンクのジャムを見せるように指ですくってそのまま口へ。
普段は行儀が悪いと思うのだが、今はそんな事を思う事もなく。
新しい紅茶が来たのが先か、それとも少女を抱えた男が入ってきたのが先か。>>>244
ソファに寝かされる少女から視線を逸らし、のんびりとジャムを舐めながら紅茶を飲んでいた。]
―本棟地階/食堂―
[床には真紅の絨毯が敷かれている。
テーブルには白いクロスが掛けられ花瓶には赤と白の薔薇が飾られた。
そんな卓上にはアヴァクーム選りすぐりの贅を尽くした料理の数々が並んでいる。
飲み物はシュテファンの見繕った赤の葡萄酒の他に
子供向けには甘く爽やかな果汁も用意されていた。
客人が望めば望むものが用意される宴の場。
しかし、その場に、城主が姿を現す事はない]
何分不慣れなものですから……
[ごまかしきれていないことを悟る。
ぎこちない笑みを返して]
ああ、そうですね。お酒か……
[いっそ酔い潰れてしまったほうがいいのかもしれない。
そんな事を考えながら、しかし注文の声は挙げず。
そのまま目線を伏せた]
『あなたがここにいると、この子は幸せになれないのよ――』
[戻ってきた男に向けて初恋の少女の両親はそう言った。
男は少女の幸せを願っていた。
だから男は村を出た。
村を出て再び森に分け入った男はやがて、自らの中に入って滲んだ血に誘われるように城の前に着いていた。
それからずっと、男はここにいる。
いつか退屈がこの身を滅ぼしてくれると信じながら。
幸せになってほしいと願った少女はもうとっくにこの世にはいない]
>>304
[歯の浮くような世辞にも軽い笑みで返す]
(グレゴリー、軍人風の挙措……そういえばこの人は
ひょっとするとあの家の一番下の…)
[その生まれに思い当たり
若干侮蔑の表情が浮かんだかもしれない]**
「 吸 血 鬼 」
[掠れた息の下で囚われの娘は告げた。
その言葉にわずかに眉を顰める。
武器をもって屋敷に押し掛けた領民もまた、ユーリーたち貴族を「民を搾取する吸血鬼だ」と誹り、気勢をあげていたから。]
──見る者からすれば、わたしも同類なのかもしれんな。
[投げるように言いおいて、礼拝堂出る。
今度は、少年のためにドアを支えておくことはしなかった。]
―回想・本棟地階/廊下―
[薄暗い酒庫を出て、食堂へ向かう。宴の開始にはまだ時間があるはず。]
あの方は気に入って下さるだろうか。
[宴の席に城主が顔を見せないのは知っている。ただこの城を訪れた客-人間-に粗末な酒を出すことは許されなかった。]
[中の者へと挨拶を済ませると、準備された席の前へと辿り着き
…どの席に座ったものか、迷って立ち止まった。
ここに集う者逹は、地方領主の娘などより位が高いだろう──
上席は、末席は。知らぬ事を悔いながら、右手を胸元に当てて戸惑いを見せる]
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